メタバースとブロックチェーンの関係性は?|仮想通貨やNFTも徹底解説

昨今ではメタバースやブロックチェーンなどの最新技術が注目を集めています。
最新情報についていきたいものの、関連する言葉が理解しづらく戸惑っている方も多いでしょう。

一般的な疑問としては、以下のようなものがあります。

  • メタバースとブロックチェーンってどう関係しているの?
  • ブロックチェーンとはいったい何なのか?
  • メタバースとブロックチェーンだけでなく、仮想通貨やNFTとは何なのか?

本記事では、できるだけ専門用語を避けて、上記の疑問にお答えします。

それぞれが何であり、どのように関係しているかをわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそもメタバースとは?

メタバースとは、オンライン上でアバターを使ってコミュニケーションをとれる仮想空間のことです。

ゲームだけでなくビジネス、教育、建築など、さまざまな分野で活用されています。

メタバース内ではアバターやアイテムがNFT化され、仮想通貨を使って取引されるケースも。

Meta(旧Facebook)や、マイクロソフトなどの大手企業がメタバース事業に参入しており、世界的に注目を集めています。

メタバースについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。

目次

メタバース・ブロックチェーン・仮想通貨・NFTとはそれぞれどんなもの?

メタバースに関連する用語で、よく使われる言葉は以下の通り。

  1. メタバース
  2. ブロックチェーン
  3. 仮想通貨
  4. NFT

それぞれ解説するので、チェックしてみてください。

1.メタバース=インターネット上の仮想空間

メタバースとは、インターネットに広がる仮想空間です。

メタバースの醍醐味は、自分の化身であるアバターを操作して好きなところへ移動したり、他の人と交流したりできる点です。

通信技術の発達によって、従来に比べてタイムラグが少ないコミュニケーションができるようになりました。

インターネットを通じて、現実と変わらないようなコミュニケーションができるのが魅力です。

VRゴーグルを使用しなくても、メタバースは使える

メタバースで遊ぶには、VRゴーグルが必要だと思っている人もいるかもしれませんが、実は必須ではありません。

仮想空間でアバターを操作する世界であれば、VR機器を使用しなくてもメタバースと言えます。

メタバースには狭義と広義の2つのタイプがあるからです。

その違いは下記の表の通り。

使用するもの対象
狭義のメタバースVRゴーグルやヘッドホン3D空間内
広義のメタバースパソコンやゲーム機、スマホ、タブレット2D画面上

たとえば、日本の代表的なメタバースプラットフォームであるClusterは、VR機器だけでなく、スマートフォンやパソコンでも利用できます。

つまり、VRゴーグルがなくても、パソコンやスマホでログインすれば、メタバースの世界に入ることが可能なのです。

メタバースにはクローズ型とオープン型がある

クローズ型はクローズドメタバース、オープン型はオープンメタバースと呼ばれます。
クローズドメタバースの特徴は、1社がその世界を構築し、完結している点です。
一方、オープンメタバースは、NFTマーケットプレイスなどと相互運用性があります。
たとえば、あるメタバースで使用したアイテムを、他のメタバースでも利用できたり、他のマーケットプレイスで売買できたりします。

特徴代表例
クローズドメタバース1社単独で構築され、世界が完結しているCluster(クラスター)
VRChat(ブイアールチャット)
Mincraft(マインクラフト)
あつまれ動物の森
Fortnite(フォートナイト)
オープンメタバース他のメタバースやプラットフォームと連携や接続ができるThe Sandbox(サンドボックス)
Decentraland(ディセントラランド)


現時点で一般的なのは、クローズドメタバースです。
今後、規格の統一化などが進んで、オープンメタバースが少しずつ普及していくと考えられています。

2.ブロックチェーン=改ざんの難しい分散データベース

ブロックチェーンとは、データを保存するための技術で、以下の2つで構成されています。

  • ブロック・・・データが格納されている部分
  • チェーン・・・ブロックがつながっている部分

ブロックチェーンは技術であると同時に、特定の情報を記録するためのデータベースでもあります。

1度、情報をブロックに追加すると、変更が難しいのが特徴です。

各ブロックは、前のブロックの情報に基づいて生成される一種のパズルを解いて作られるからです。

簡単に変更できないため、セキュリティ上、不正が極めて起こりにくいのがメリットです。

さらに、ブロックチェーンには「分散型」である特性もあります。

これは、ブロックチェーンの情報が1つのコンピューターやサーバーに保存されるのではなく、多くの異なるコンピューターに保存されることを意味します。

つまり万一、一部のコンピュータが故障したり、攻撃を受けたりしても、情報全体が消滅・流出することがないのです。

ブロックチェーン技術はサトシ・ナカモトと名乗る人物が開発

ブロックチェーン技術は、2008年にサトシ・ナカモトと名乗る謎の人物がビットコインの仕組みについての論文を発表した際に、知れ渡るようになりました。

ビットコインとは

世界で初めて登場したブロックチェーン技術を利用したデジタル通貨

サトシ・ナカモトがビットコインの創始者であるのは有名ですが、正体は謎の人物です。

真の身元や素性、背後にある動機は明らかにされていません。

匿名性と謎めいた雰囲気が、ブロックチェーン技術とビットコインの魅力の1つであると言えるでしょう。

以下のツイートのように、サトシナカモトがいったいどんな人物なのか気になる人は多いようです。

Web3.0はブロックチェーン関連のサービスや技術の総称

最近、Web3.0という言葉をよく耳にするようになりました。
Web3.0とは、ブロックチェーン技術をベースにしたサービスを指します。
非中央集権的で、より民主的なオンライン体験ができるのが魅力です。
対比的に語られることの多いWeb2.0は、中央集権的な考えに基づくサービスです。
Web2では、インターネット上で情報を閲覧したり、サービスを利用する際に、大企業や中央サーバーに依存していました。
しかし、Web3では、個人のデータやアイデンティティを保護し、直接他の人と取引したり、情報を共有したりできます。

Web2.0Web3.0
データ所有権プラットフォーマーユーザー
データ格納先サーバー分散型
管理者大手企業不在
基本技術HTML5 JavaScryptブロックチェーン


たとえば、以下のようなサービスがWeb2.0とWeb3.0によるものです。

Web2.0Web3.0
Twitter(SNS)
Instagram(SNS)
Facebook(SNS)
LINE(メッセンジャーアプリ)
Mincraft(メタバースゲーム)
Fortnite(メタバースゲーム)
MetaMask(ウォレット)
Brave(ブラウザ)
Phaver(SNS)
Dams(SNS)
PancakeSwap(金融)
The Sandbox(メタバース)
Decentraland(メタバース)

3.仮想通貨=インターネット上で分散管理されているデジタル通貨

仮想通貨とは、インターネット上で分散管理されているデジタル通貨です。

わかりやすくいうと、以下のような特徴があります。

  • 特定の国家が発行・管理していないお金
  • インターネットで取引できる新しい通貨
  • 銀行などの中央管理システムを介さずとも取引が可能

仮想通貨は国による価値の保証はありません。

また、法定通貨のように金融機関などの組織の管理を受けていないため、手数料が限りなく低いのがメリットです。

反面、ネットを使わないと注文できないなど、人によっては不自由を感じる点もあるでしょう。

メリットデメリット
手数料が安い
外国にいる個人にもスピーディに送金できる24時間365日送金可能
インターネット環境が必要
決済に使いにくい(決済に対応している店舗が少ないため)
価格変動が激しい傾向

最近は、「暗号資産」という言葉も、よく目にするかもしれません。

2018年12月に金融庁が、仮想通貨を暗号資産という呼び方へ正式に変更しました。

暗号資産も仮想通貨もどちらも同じです。この記事では、わかりやすいように仮想通貨で呼び方を統一します。

ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコイン

アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。

代表的なアルトコインとしては、イーサリアムがあります。

イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額を誇ります。

時価総額とは?

「発行枚数×1枚あたりの価格」で求められる金額

アルトコインの数は、2,500種類以上に及びます。

中には、ゲームやサービスのプラットフォームで流通するイーサリアムのような仮想通貨もあれば、上ります。

イーサリアムのような、さまざまなゲームやサービスのプラットフォームで流通する仮想通貨もあれば、ジョーク通貨として知られるDOGE(ドージ)コインなども存在します。

ジョーク通貨とは?

ブロックチェーン技術やプロジェクトというよりも、冗談の目的で作られたコインのこと。ミームコインとも呼ぶ。

代表的なアルトコイン読み方特徴
Ethereumイーサリアムゲームやサービスの決済によく利用される
XRPリップル送金に用いられる
Polygon/Maticポリゴン/マティックガス代が安い
Solanaソラナ高速かつガス代が安い
SANDサンドThe Sandbox内の独自通貨
DOGEドージ冗談で作られたコイン

仮想通貨の時価総額ランキングは、仮想通貨情報サイトのCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)で詳しく確認できます。

詳細:CoinMarketCap

CoinMarketCapのランキング
出典:CoinMarketCap

4.NFTとは|保証書付きのデジタルデータ

NFTは、Non Fungble Tokenの略(非代替性トークン)であり、デジタルコンテンツに価値を与える技術です。

簡単に言うと、NFTはデジタルコンテンツにおいて、シリアル番号入り保証書のような存在です。

現在、NFTはSNSのプロフィール画像などで使用されるのが一般的です。

しかし、その他にもコミュニティへ入会するためのパスポートや大学の卒業証書にNFTが利用されるなど、ユースケースが広がっています。

NFTアートが75億円で落札

2021年から2022年にかけて、NFTアートが大流行しました。

特に、際立って高値がついたのはデジタルアーティストBeepleのNFTです。

老舗のオークションハウスであるクリスティーズのオンラインオークションで約6935万ドル(約75億円)で落札されたのです。

この出来事によって、NFTが世間に認知されました。

デジタルコンテンツに、NFTを付与することで、希少価値がつくようになったのです。

BeepleのNFT
出典:CRISSTIE’S

メタバースとブロックチェーン・仮想通貨・NFTの関係性とは?

最近の雑誌や新聞、ネット記事を読むと、さまざまな新しい言葉が目につきます。

その中には、「メタバース」「ブロックチェーン」「仮想通貨」「NFT」などがあります。

言葉についてイメージは沸くものの、その関係性まではわからない人も多いでしょう。

関係性を簡潔に説明すると、次のようになります。

  • ブロックチェーンはオープンメタバースと関係している
  • NFTはオープンメタバース内でアイテムとして取引可能
  • 仮想通貨はオープンメタバース内で流通する通貨

順番に説明していきます。

ブロックチェーンと関わるのはオープンメタバース

メタバースにはオープンメタバースとクローズドメタバースの2種類があります。

ブロックチェーンと関わるのはオープンメタバースです。

特徴代表例
オープンメタバースNFTマーケットプレイスなど外部サービスと相互運用ができるThe Sandbox(サンドボックス)
Decentraland(ディセントラランド)
クローズドメタバース1社単独で構築され、世界が完結しているCluster(クラスター)
VRChat(ブイアールチャット)
Mincraft(マインクラフト)
あつまれ動物の森
Fortnite(フォートナイト)

オープンメタバースは、ベースがオープンソースのブロックチェーンによって構築されているため、外部のNFTマーケットプレイスと接続し相互運用ができます。

たとえば、The Sandbox内のアイテムをOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで販売が可能です。

しかし、現在はまだ異なるプラットフォーム間の相互連携には課題があります。

今後、プラットフォームとマーケットプレイスの連携だけではなく、アバターの着る服やアイテムの規格の共通化が進めば、よりメタバースの楽しみ方が広がっていくでしょう。

代表的なオープンメタバースはDApps(ダップス)

オープンメタバースの代表例であるThe SandboxやDecentralandは、DAppsと呼ばれるサービスの1つです。

DApps(ダップス)とは

ブロックチェーン技術をベースにして動作するサービス。

クローズドメタバースのアプリケーションは、開発者が中央のサーバーを所有し、ユーザーはそのサーバーに接続してサービスを利用します。

一方、DAppsは、ブロックチェーン上で動作し、複数のコンピューターからなるネットワークでデータが共有されます。

オープンメタバースのサービスは、多くがイーサリアム上に存在します。

そのため、The SandboxやDecentraland内のストアでアイテム(NFT)を売買する際には、ETH(イーサリアム)でガス代(ネットワーク手数料)を支払う必要があります。

DAppsの開発が可能となったのは、イーサリアムがスマートコントラクトという仕組みを備えているからです。

スマートコントラクトとは、プログラムであり、取引や契約の条件を自動的に実行するために使用されます。

アイテムの販売の場合は、買い手が支払いをすると自動的にアイテムが渡されるように設定できます。

このようにオープンメタバースとブロックチェーン技術やサービスは密接に関連しています。

NFTはオープンメタバース内でアイテムとして取引可能

NFTはオープンメタバース内でアイテムとして取引されます。

たとえば、代表的なオープンメタバースのプラットフォームであるThe Sandbox内では、ユーザーが作成したアイテムがNFTとして、売買されています。

The Sandbox内のマーケットにあるアイテムNFT

前述のようにオープンメタバースは、NFTマーケットプレイスと相互運用性があるのも特徴です。

たとえば、The Sandbox内のNFTは、外部のNFTマーケットプレイスのOpenSeaでも売買が可能

以下のサイトでは、多くのThe Sandboxのアイテムが販売されています。

OpenSeaに出品されているThe Sandboxのアイテム
出典:OpenSea The Sandbox Assets

オープンメタバース内の土地もNFT

出典:The Sandbox

メタバース内でNFTとして取引されるのはアイテムだけでなく、土地も売買可能です。

たとえば、The Sandbox内では、土地NFTであるLANDが取引されています。

LANDは上手く活用すれば、収益を上げることが可能です。

収益を上げるための活用例は以下の通り。

  • LANDの上にクリエイターが作成したゲームを導入し入場料を徴収する
  • LANDをクリエイターに貸し出して、土地のレンタル料を得る
  • LAND上でイベントを開催して、入場料を徴収する

土地のNFTについて興味のある人は、The Sandbox内のマーケットプレイスを覗いてみてください。

The Sandbox マーケットプレイス

NFTはメタバース美術館に展示も可能

オープンメタバースでは、お気に入りのNFTアートを展示して楽しめます。

たとえば、無料で利用できるメタバース美術館であるOnCyberでは、多くのNFTアートのコレクターが作品をシェアしています。
NFTアートを保有し、ギャラリーに展示して、友達と共有する楽しみがあります。
オープンメタバースとNFTは同じブロックチェーン上に構築されているため、さまざまなメタバースでNFTが展示されるようになるでしょう。

OnCyberに展示されるNFTアート
出典:OnCyber

なお、OnCyberを始めとするメタバース美術館についての詳細はこちらの記事が参考になります。

仮想通貨はオープンメタバース内で流通するお金

仮想通貨は、オープンメタバースで使われるお金です。

クローズドメタバースには、そのプラットフォームでのみ使えるお金やアイテムはありますが、他のプラットフォームでは使用できません。

しかし、オープンメタバースで使われる仮想通貨は、取引所で交換すれば、他のメタバースプラットフォームで使用できる通貨に変えられます。

たとえば、以下のような流れです。

  1. The Sandbox内で成したアイテムをゲーム内ストアで販売
  2. 販売で得たSANDを仮想通貨取引所でMANAに交換
  3. Decentraland内でMANAを使ってアイテムを購入

このように、仮想通貨はブロックチェーンをベースとしたプラットフォーム全体で経済システムを構築しています。

特徴代表例
クローズドメタバース単独で構築され、世界が完結しているCluster(クラスター)
VRChat(ブイアールチャット)
Mincraft(マインクラフト)
あつまれ動物の森
Fortnite(フォートナイト)
オープンメタバース他のメタバースやプラットフォームと連携や接続ができるThe Sandbox(サンドボックス)
Decentraland(ディセントラランド)

ゲームで遊ぶだけで稼げるメタバース

仮想通貨は、メタバースプラットフォームの経済システムだけでなく、メタバースゲーム内でも利用されます。

メタバースゲームによっては、ゲームをプレイして仮想通貨を稼げるのです。

たとえば、以下のような場合があります。

  • ゲーム内で敵を倒すと、武器としてのNFTが手に入る
  • ゲーム内でスコアを稼ぎ、上位にランクインすると、報酬をもらえる

ブロックチェーンゲームでは、獲得したNFTは自分の資産となります。また、報酬は仮想通貨で支払われます。

手に入れたNFTをOpenSeaなどのマーケットプレイスで売却すれば、仮想通貨に交換できますよ。

報酬の仮想通貨は、仮想通貨取引所で円に交換できます。

オープンメタバースの普及により、遊びながら収益を得られる時代が近づいていると言えるでしょう。

メタバースとブロックチェーンに関するQ&A

ここでは、メタバースとブロックチェーンに関してよくある質問をまとめました。

  • メタバースとブロックチェーンの違いは何ですか?
  • NFTやWeb3.0との関係は?
  • メタバースが注目を集める理由は?
  • 関連の仮想通貨銘柄にはどのような種類がありますか?
  • メタバースに力を入れているWeb3.0企業は?

気になる項目をチェックしてみましょう。

メタバースとブロックチェーンの違いは何ですか?

メタバースとブロックチェーンは、それぞれ、概念が異なります。

メタバースは、インターネット上の仮想空間を指します。

自分の分身であるアバターを操作して、まるで現実のように、さまざまな活動、コミュニケーションができるのが醍醐味です。

ブロックチェーンは、デジタルデータを安全かつ透明に記録するための技術です。

NFTやWeb3.0との関係は?

NFTとWeb3.0は密接に関わっています。

メタバースはオープンメタバースと、クローズドメタバースの主に2種類ありますが、

Web3.0は、オープンメタバースと相性が良いと言えます。

オープンメタバース内では、NFTの取引ができるためです。

一方で、クローズドメタバースとWeb3.0はあまり関わりはありません。

将来的に、オープンメタバースとWeb3.0の普及による相乗効果が予測されます。

メタバースが注目を集める理由は?

メタバースが注目を集める理由は、近年のVR機器やVR技術、そして通信技術が大きく発展しているからです。

以前は、通信速度も遅く、VR機器は大きくてかさばるものでした。

しかし、現在では通信速度が速まり、軽量化が進んでいます。

その結果、メタバースでの活動やコミュニケーションがよりリアルな体験になっています。

今後、通信技術とVR技術がさらに進化し、メタバースでの活動をより楽しめるようになるでしょう。

関連の仮想通貨銘柄にはどのような種類がありますか?

メタバース関連の仮想通貨銘柄としては、以下のようなものが挙げられます。

仮想通貨使用されるプラットフォーム
SANDThe Sandbox(メタバースゲーム)
MANADecentraland(メタバース)
ENJEnjinPlatform(ゲームプラットフォーム)
ATLASStar Atlas(メタバースゲーム)
DOMEEVERDOME(メタバース)

将来的には、これらのプラットフォームは発展し続けると予想されます。

上記のプラットフォームで使用される仮想通貨を購入すると、数年後に価値が上がる可能性もあるでしょう。

ただし、投資にはリスクが伴いますので、各プラットフォームの将来性を注意深く調査し、慎重な投資を行うことが重要です。

メタバースに力を入れているWeb3.0企業は?

国内でメタバースに力を入れているWeb3.0企業の筆頭はKDDIです。

KDDIは、かねてから、都市連動型メタバースであるバーチャル渋谷などのコンテンツを提供しています。

2023年3月には、メタバース・Web3.0サービスである「αU」をリリースしています。

αUでは、音楽ライブやトークライブ、クリエイターによるギャラリーが開催されています。

参加者はアバターを操作し音声コミュニケーションをしながらメタバースを楽しむことが可能です。

今後、国内メタバースプラットフォームとして発展していくと考えられるでしょう。

詳細:KDDI

メタバース・Web3サービスであるαU
出典:KDDI

まとめ

本記事では、メタバースとブロックチェーン、仮想通貨、NFTのそれぞれがどういうものか、そしてその関係性を解説しました。

最後に重要な点をおさらいしておきましょう。

  • メタバースとはインターネット上の仮想空間
  • メタバースにはオープン型とクローズ型がある
  • メタバースの意味合いには狭義と広義がある
  • ブロックチェーンは改ざんの難しい分散データベース
  • NFTは保証書付きのデジタルデータ
  • 仮想通貨はインターネット上で分散管理されているデジタル通貨
  • Web3.0とは、ブロックチェーン関連のサービスや技術の総称

ブロックチェーンや仮想通貨、NFTが関わるのは、主にオープンメタバースです。

現在は、クローズドメタバースのほうが多く存在しています。

しかし、今後はWeb3.0技術の発展に伴い、メタバースとブロックチェーンは大きく進歩していくと考えられます。

今より面白くて便利なメタバースの世界が広がるのが楽しみですね。

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この記事を書いた人

「Metaland編集部」は、Web3.0、メタバース、AIといった最新のトピックを皆様にお届けします。専門知識がない方でもご心配は不要です。情報を深くかつ分かりやすく解説することを重視し、新しいデジタル時代への案内役となることを目指しています。一緒に新たなステップを踏み出しましょう!

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