- メタバースで土地を購入するとは?
- どうやって土地を購入するの?
- 土地を買えば稼げる?
上記のような疑問を持っている人は多いでしょう。
仮想空間で土地を買う行為は、ピンと来ないかもしれません。しかしメタバースでは土地を購入して運用することで、より新しい体験と、大きなビジネスチャンスを獲得できます。
そこで本記事では以下について解説します。
- メタバースの土地とは何か?
- 土地を購入する方法
- 購入した方法の運用方法や稼ぎ方
本記事を読めばメタバースで土地を買うことの意味がわかるはずです。ぜひご参考にしてください。
メタバースとは、オンライン上でアバターを使ってコミュニケーションをとれる仮想空間のことです。
ゲームだけでなくビジネス、教育、建築など、さまざまな分野で活用されています。
メタバース内ではアバターやアイテムがNFT化され、仮想通貨を使って取引されるケースも。
Meta(旧Facebook)や、マイクロソフトなどの大手企業がメタバース事業に参入しており、世界的に注目を集めています。
メタバースについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。
メタバースの土地と購入に関する基礎知識
まずはメタバースの土地に関する基礎知識をインプットしましょう。
- 仮想空間における土地とは?
- メタバースで土地を購入するメリット
- 世界的有名企業がメタバースで土地を持つ事情
- 土地の取得にかかる費用
なお土地は複数のプラットフォームにて購入可能です。ただし今回は理解を容易にするため、The Sandboxを例に取って解説していきます。
そもそも仮想空間において「土地」って何?
まず仮想空間上の土地が何を意味するのか理解しましょう。
メタバースには独自の世界が広がっており、一部はユーザーが対価を支払えば所有できる区画として売り出されています。
The Sandboxの場合は正方形で、タテ・ヨコ96m、高さ128mと定められています。
もちろん隣接する区画を複数購入し、より多くの面積を占有することも可能です。
(引用:The Sandbox)
購入すれば、仮想空間上にある地面と、その空間に関する利用と所有の権限が与えられます。このあたりは現実世界の不動産とさほど大きな違いはありません。
仮想空間で自身の土地を所有すれば、後述するように投資や賃貸、イベント開催などさまざまなアクションを起こせるようになります。
土地が希少になる理由
土地が希少になるのは、数が限られているからです。たとえば、Sandboxの場合、購入できる区画はトータル166,464個しかありません。
(引用:The Sandbox)
土地とはNFTであり、同じものは存在しません。
さらに区画は順次ユーザーによって取得され、その数は少なくなっていきます。そして希少性が高くなるわけです。
またワールドの中央部に近かったり、近くに大きな施設があったりすると、その希少性はより高くなります。つまり、立地のよい土地は現実世界同様に高値になると考えましょう。
ただし、施設の撤退や仮想通貨の値動きで安値になることもあります。メタバースでの土地購入は、現実世界と同じく投資でもあるわけです。
なぜメタバースで土地を購入?そのメリットは?
メタバースで土地を購入するメリットは、数多く存在します。
- 賃貸をはじめとした土地運用が実行できるようになる
- ゲームやジオラマを作ってユーザーに提供できる
- プラットフォームの運用方針を定めるガバナンス(会議)に参加できる
- メタバース内で一定の影響力を持つことができる
このようにメタバースを購入すればできることが増えて、より多くの楽しみ方や稼ぎ方を実践できるようになります。
将来的にも土地が高くなる可能性は十分ある
メタバースの場合、将来的に土地が高くなる可能性は十分にあります。The Sandboxの場合、その理由として以下が挙げられるでしょう。
- 全世界で4,000万回以上ダウンロードされている
- 欧州最大手銀行HSBCと提携している
- OasisTOKYOという巨大な近未来都市がThe Sandbox内に開発されている
- ソフトバンクグループなどから100億以上の資金調達をしている
The Sandbox自体が様々な企業と連携をはかったり、巨額の投資を受けている点には特に注目です。より多くの開発費用を獲得することでプラットフォームはさらに強化され、ユーザー数の増加も期待できます。
つまり土地に対するユーザーの数が多くなるため、希少性が向上し、土地価格が上がると考えられるわけです。
またOasisTOKYOのような施設が充実すれば、特にその近辺の土地は高値となるでしょう。
あくまでも相場であるため、必ず土地価格が上がるとまではいえません。しかし、今購入したものが後々高値になる可能性は十分にあるといえるでしょう。
世界的有名企業も土地を持っている
世界的に有名な企業もメタバースの土地を所有していることが知られています。2023年2月現在、The Sandboxでは、これらの企業による土地所有が確認されました。
- GUCCI
- adidas
- ATARI
- avex
- Ubisoft
- PoRORO-THE Little Penguin
これらの企業の大半は12×12マスの広大な土地を購入。各社は土地内に独自の施設を作ったり、広告を打ったりして運用しています。
これは土地を所有する個人ユーザーにとっても大きな意味を持ちます。自身が購入した土地の近くに大企業の施設が現れれば、当然ながらその辺りにはユーザーが集まるからです。
つまり土地価格が上がったり、賃貸やレンタルの需要が上がる可能性があるのです。
お笑いコンビ「かまいたち」に学ぶ土地のリスク
過去には、お笑いコンビかまいたちの山内健司が、The Sandboxで土地を購入しています。
2区画を74万円で手に入れ、実際に所有権が得られたことも確認されました。
一方で経済アナリストの馬淵磨理子が、山内健司に「値動きはこれからどうなるかわからない、暗号資産ベースなので、ゼロ円になる可能性すらある」と指摘しています。
この指摘はもっともで、バーチャルな資産は下がる時はとことんまで下がるものです。
イケダハヤト氏によって注目を集めていた仮想通貨TITANも、直後に大暴落した経緯があります。
現実世界であれば、投資対象となるものの値動きの幅はある程度決まっているものです。
一方でまだリリース間もない土地は値動きの幅が読めず、予想以上に乱高下するリスクがあります。
土地価格は約18万円からだが高騰と暴落に注意
メタバースの土地価格はプラットフォームやその位置により様々です。
一例としてThe Sandboxの場合、2023年2月22日付けで最低価格が0.8049ETHでした。
当日のレートで換算すれば、およそ181,459円で土地が購入できる計算になります。
ただし土地価格もETH/円の為替も、日々動き続けるものです。たとえばETH自体、このように1年間でかなり激しく値動きしています。
したがって、土地の購入にかかる費用が時期によって大きく異なる点には注意しましょう。なるべく安く買えるタイミングを狙う必要があります。
日本でメタバースの土地を購入するための4ステップ
日本国内からメタバースで土地を購入するには以下の4つの手順を踏みます。
- 土地購入できるプラットフォームを選ぶ
- 買う土地を見つける
- ETHを用意する
- 土地を購入する
手続き自体はさほど難しくありません。1つずつ解説するのでご参考にしてください。
土地購入できるメタバースのプラットフォームを選ぼう
- The Sandbox
- Decentraland
- Axie Infinity
- Somnium Space
これらは特に大企業などからも注目されており、土地を得ることで大きなリターンも期待できます。
もちろん他のプラットフォームでも購入可能です。
何か狙いがあるなら、上記以外で土地を取得してもまったく問題ありません。
買う土地を見つけよう
続いて、プラットフォーム内で買う価値のある土地を見つけましょう。具体的には値上がりしたり、周辺にユーザが集まったりする場所がおすすめです。
といっても現実世界同様に、将来が有望な土地を見抜くのは簡単なことではありません。ただし最低でも以下のような判断基準は知っておきましょう。
- 周辺に人通りは多いか
- アクセスは容易か
- 人気のアトラクションが近くにあるか
- 土地の価格は予算などと比較して無理がないか
- 周辺に12×12マス以上の空き区画があり、今後大企業の参入が期待できるか
それでも「投資」である以上、マイナスで終わるかもしれません。しかし当たり前の判断基準を知っていれば、多少はよい結果を得やすくなります。
マップを見ながら、有利な条件が揃っているか慎重に検討しましょう。
土地購入に必要なETHを用意する
土地を見つけたら、購入に必要なETHを用意しましょう。日本円は使えません。
ETHはCoincheckから購入するのがおすすめです。これはCoincheck公式サイトの手引きを見ながら進めていけば、さほどむずかしくありません。
また下記の動画も参考になります。
OpenSeaで土地を探そう
ETHを購入したら、続いてOpenseaを開きましょう。
画面黄色枠内にプラットフォーム名を入力。土地の呼称はそれぞれであるため、確認しておきましょう。The SandboxならLANDと名付けられています。
そうすると上記のように、購入可能な土地が現れます。各画像をクリックすると購入画面にジャンプするので、あとは表示に合わせて必要な情報を入力するだけでOKです。
ただしETH、つまり仮想通貨での価値が示されている点に注意。実質いくらなのか確認するには、円との為替を確認して計算する必要があります。
メタバースで土地を購入してどうする?
メタバースで土地を購入できるだけでも近未来的でおもしろいのですが、本当に大切なのは買ったあとどうするかです。現実世界と同様に「運用」するわけですが、具体的には以下のような方法があります。
- 賃貸・転貸して利益を得る
- 土地自体を売却する
- お店やジオラマを出す
- コミュニティを開く
それぞれ詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。
1.賃貸・転貸して利益を得る
メタバースの土地は、賃貸や転貸、あるいはレンタルで利益を得るために活用できます。よい立地であればあるほど、貸し出しビジネスはうまくいくでしょう。
これは現実の不動産業などよりもずっと簡単です。土地は仮想の存在、つまり物理的に存在しないため、焼失も倒壊もありえません。それどころか経年劣化や故障はなく、また管理費用さえも不要です。
賃貸・転貸・レンタル終了後のホームクリーニング費用なども必要ありません。
土地を購入したなら、ぜひ誰かに貸し出すビジネスができないかチャレンジしてみましょう。
2.土地自体を売却する
もちろん、土地の売却益を得ることも可能です。これは現実世界の不動産と何ら変わりありません。現在価格が購入価格を上回っているなら、いわゆるキャピタルゲインを得られます。
単に土地を売るだけでなく、あらかじめ建築物を用意し、セットで売却する方法も。建築物がすぐれていれば、土地単品で販売するよりもはるかに多くのリターンが得られます。
一方で土地を手放すと、今後値上がりした際に後悔するかもしれません。メタバースの値動きが大きいことを理解し、売買のタイミングは慎重に判断しましょう。
3.お店やジオラマを出してビジネスを展開する
お店・ジオラマを出して永続的に稼ぎ続ける方法もあります。現実世界に置き換えると自分の店を持つわけです。
たとえばメタストアを活用すれば、誰でも簡単に出店できます。
(引用:メタストア)
この方法でNFTを販売することが可能です。また現実世界に存在する商品を陳列して、購入があれば現実にて発送する、といったカタログ的な使い方もできます。
もし自分自身が何らかの商品を持っているなら、お店やジオラマを展開するために土地を購入してもよいでしょう。うまくいかなければ土地ごと売却して損失をおさえる方法もあります。
4.コミュニティを開く
土地にコミュニティを開く方法もあります。つまりメタバース内に、何らかの共通点を持つユーザーたちが集まる拠点を開くわけです。
そして会費などを徴収すれば、カフェやバー、あるいはオンラインサロンのような形で収益を得られます。
コミュニティほど大掛かりでなくとも、何らかのテーマに沿って単発でのイベントを開催するなどの方法も考えられるでしょう。
ただしコミュニティにしろイベントにしろ、建築物などの準備は必要です。また集客するためには、自分自身かコミュニティに、何らかの付加価値が求められます。
その点を考えれば、現実世界でカフェやバーを出店するのと同等の難しさがあるといえるでしょう。
【補足】税金はかかる!
メタバースでの土地購入に際し、消費税がかかります。また運用や売却の結果、利益を得たなら雑所得に分類され、総合課税対象となる点には注意してください。
ただし現実世界に存在する土地ではないため、固定資産税などはかかりません。また不動産でもないため、譲渡にかかる印紙税なども不要です。
ただし今後法整備が進んだ場合、メタバースに固定資産税や印紙税に相当する課税がなされるかもしれません。
土地を購入する場合、現行の法律がどのように関係するのか、都度確認しましょう。
今後、固定資産税や印紙税が課されるなら、メタバースでの土地運用には現実世界に近い不自由さがともないます。そうなる前に購入するのもひとつの判断です。
メタバースで土地を購入できるプラットフォームを10選
ここからは、土地を購入できるメタバースプラットフォーム10選を紹介します。
- The Sandbox|ボクセルアートで構成されたメタバースゲーム
- Decentraland|VRを活用した没入感の高いメタバース
- Axie Infinity|一大ブームを巻き起こしたNFTゲーム
- Somnium Space|現実世界に近いメタバース空間
- 元素騎士オンライン|異世界ファンタジーメタバースゲーム
- ZTX|Zepetoのメタバース版
- XANA|AIアバター×メタバース
- Voxels(旧cryptovoxels)|3Dオブジェを制作可能
- .Illuvium|モンスター対戦が楽しめるメタバースゲーム
- Ember Sword|ファンタジーMMORPG
それぞれのプラットフォームのLANDの特徴と、具体的な価格を紹介するので、参考にしてください。
1.The Sandbox|ボクセルアートで構成されたメタバースゲーム
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は3Dボクセルアートで構成されたメタバースゲーム。ゲーム内の土地はLANDとして販売されており、アパレルブランドGUCCIが保有していることで話題を集めました。
購入すればデジタルアセットを組み合わせてメタバース空間を作成可能。さらにオリジナルゲームを制作して、他のユーザーにプレイしてもらうことで収益化することも可能です。
The SandboxのLANDは2023年12月現在、公式サイトで0.33ETH(約10万円)から購入可能。
以下のNFTマーケットプレイスでも購入できます。
どのマーケットプレイスでもほぼ同じ価格で出品されていますよ。
2.Decentraland|VRを活用した没入感の高いメタバース
Decentraland(ディセントラランド)は、最も歴史が長いと言われるメタバースプラットフォーム。VR機器を活用して、没入感のある体験が可能です。
Decentraland内の土地はLANDとして販売されており、購入すれば自由にカスタマイズ可能。さらに、他のユーザーに貸し出すことで賃貸収入を得られます。
2023年12月時点では0.398ETH(約13万円)から出品されています。
公式マーケットプレイスで購入できますが、OpenSeaの方が出品数が多く価格も安いためおすすめです。
3.Axie Infinity|一大ブームを巻き起こしたNFTゲーム
Axie Infinity(アクシーインフィニティ)は、3体のアクシーと呼ばれるモンスターを育てて戦うNFTゲーム。ゲームをプレイして仮想通貨を稼げるシステムが話題となり、2021年のブーム時には月20万近く稼ぐプレイヤーも存在しました。
ゲーム内区画であるLANDは、新シリーズAxie Infinity: Homelandをプレイするために必要なNFT。Axie Infinity: Homelandは、ルナシアと呼ばれる惑星で自分の村を開拓し、作物を収穫するゲームです。
また、LANDをステーキングして仮想通貨AXSを稼ぐ事も可能です。
仮想通貨やNFTを預けて報酬を得る仕組み。
Axie Infinityの土地は公式マーケットプレイスで購入可能。2023年12月時点では0.3599ETH(約10万円)から出品されています。
公式マーケットプレイスで使用するETHは、Axie Infinity専用のRoninチェーンが使用されています。国内取引所などで購入できるイーサリアムチェーンのETHは直接使用できないので注意しましょう。
Roninチェーンの使い方は、Axie Infinityの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
4.Somnium Space|現実世界に近いメタバース空間
Somnium Space(ソムニウムスペース)は、イーサリアムチェーンで構築されたメタバースプラットフォーム。WebブラウザやVRデバイスなど、様々なデバイスからリアルなデジタル空間にアクセスできます。
Somnium Spaceの土地はPARCELという単位で販売されており、全部で5,000区画存在します。PARCELを購入すれば区画内に建物を建築したり、オリジナルゲームを制作可能です。
PARCELはOpenSeaで購入可能。2023年12月時点では最低0.249ETH(約8万円)で販売されています。
5.元素騎士オンライン|異世界ファンタジーメタバースゲーム
元素騎士オンラインは、異世界ファンタジーの世界観を体験できるメタバースゲーム。ゲーム内の土地(LAND)は、2023年1月にCoincheck NFTで販売が始まりました。広さに応じて名前が以下のように異なります。
- LAND(小):箱庭サイズ
- ESTATE(中):ダンジョンを作成可能
- LANDMARK(大):一帯エリアの首都サイズ
LANDMARKは一般販売されておらず、企業や著名人への販売に限定。LAND保有者はNFTアートを飾るための個展を開けたり、オリジナルゲームを制作して入場料を得られます。
2023年12月時点では、Coincheck NFTで0.06ETH(約2万円)から購入可能。The SandboxやDecentralandの土地と比べると安価で購入できます。
少額からメタバースの土地を購入してみたい方におすすめです。
6.ZTX|Zepetoのメタバース版
ZTXは、人気のSNSプラットフォームZepeto(ゼペット)のメタバース版。ブロックチェーンを基盤として開発され、プラットフォーム内で使用するアバターやアイテムがNFTとして取引されます。
ゲーム内の土地(LAND)は、メタバースプラットフォームとしては珍しく、無制限・無料で配布。LANDの中では自由に家を建築したり、植物を育てて収穫した素材を販売したりが可能です。
2023年1月〜3月には、4,000個限定の特別な土地NFTコレクションZTX Genesis HomesがMagic Edenにて無料配布されました。2023年12月現在はOpenSeaで取引されており、0.4399ETH(約14万円)から出品されています。
ZTXはまだ正式リリースされていないため、今のうちに購入しておけば価格上昇が期待できるかもしれません。
7.XANA|AIアバター×メタバース
XANA(ザナ)は、AIを活用したメタバースプラットフォームです。AIアバターを購入して対話を続ければ、自分だけの最適な答えを回答してくれるようになります。
XANA LANDという名称でプラットフォーム内の区画が販売されており、合計15万個の区画から構成されています。
LANDでは施設を建築して部屋やスペースを貸し出せる他、アートイベントの開催やオリジナルゲームの制作も可能です。
XANA公式マーケットプレイスで購入でき、2023年12月時点で0.36ETH(約10万円)から出品されています。
8.Voxels(旧cryptovoxels)|3Dオブジェを制作可能
Voxels(ボクセルズ)は、ニュージーランド発のメタバースプラットフォーム。レゴブロックのように立法体(ボクセル)を組み合わせて、自分だけの3D空間を制作できるのが特徴です。
Voxelsの土地はParcelとして販売されており、購入すれば以下のようなイベントを開催可能です。
- 講演
- 音楽ライブ
- NFTアートギャラリー
- NFTアート・アイテムの販売
Parcelは公式サイトで販売されており、2023年12月時点では0.12ETH(約4万円)から購入できます。
9.Illuvium|モンスター対戦が楽しめるメタバースゲーム
Illuvium(イルビウム)は、イルビアルと呼ばれるモンスターを捕獲して、他のユーザーと戦うメタバースゲーム。2023年11月にオープンβ版がリリースされ、だれでもプレイできるようになりました。
LANDを購入すると、保有者限定のミニゲームIlluvium:ZEROをプレイできるようになります。Illuvium:ZEROではLAND区画を開発し、ゲーム本編で使える燃料やアイテムを採掘可能。
低確率で入手できるブループリントと呼ばれる設計図を獲得可能。主人公の装備やマシンのスキンを新しく作れるため、大きな収益を得られる可能性があります。
LANDは公式サイトから購入でき、2023年12月時点では0.3ETH(約10万円)から出品されています。
10.Ember Sword|ファンタジーMMORPG
Ember Sword(エンバーソード)は、ファンタジーな世界観で構成されたメタバースゲーム。タナバスと呼ばれる惑星を探索し、モンスターと戦い土地を開拓します。
土地はLANDとして販売されており、保有者は施設やモンスターを配置可能。LANDで発生した収益の50%を受け取れる仕組みです。
LANDはNFTマーケットプレイスTokenTroveやOpenSeaで購入可能。2023年12月時点では0.0498ETH(約16,000円)で購入できます。
2023年10月頃よりも値上がりしているので、正式リリース前に購入しておけば価格上昇が期待できるかもしれません。
まとめ
本記事ではメタバースでの土地購入について解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
- メタバースでは土地を購入し、NFTとして所有できる
- 世界的大企業も土地の将来性を評価し、たとえばAtariやadidasなどが購入している
- 土地の価格はThe Sandboxなら約18万円からだが変動が激しい点に注意
- 土地を買うには、まずプラットフォームを決めて、Openseaで購入手続き
- メタバースで土地を購入すれば、賃貸や売買、出店やイベント開催で収益を得られる
- 消費税はかかるが、固定資産税はかからない。ただし今後法整備されて課税されるかもしれない
自分自身が仮想の土地を所有するアイデアは、過去のオンラインゲームなどにも存在しました。例えば90年台から存在するMMOのウルティマオンラインでは、自身だけの土地を手に入れて建築物を建てることが可能です。
しかしメタバースには新しい経済・社会・生活が存在し、土地を運用してリアルマネーを獲得できます。これが従来と異なる画期的なポイントです。
ぜひ一度、メタバースで土地を手に入れて運用してみましょう。