XRP価格急上昇、リップル対SEC訴訟勝利期待と規制環境改善が追い風に

Bitget ResearchのアナリストのRyan Lee氏は、XRPの価格が急上昇している理由として以下の2点を挙げています。

  • 2024年にリップル社のSECとの裁判で勝利が期待されている
  • 米国で暗号資産に対する規制が緩和される見通し

XRPの価格は2025年1月16日に3.18ドルを記録し、2024年12月以来の最高値を更新しています。

価格上昇の背景を見ていきましょう。

xrp price surge 20250116
出典:TradingView
目次

SECの控訴提出も市場は楽観的な見方

米証券取引委員会(SEC)が1月20日の指導部交代を前にリップル社への控訴を正式に提出したことで、XRPの価格は一時的に下落しました。

日本語訳:

#XRPCommunity #SECGov対#Ripple #XRP
@Ripple @SECGovが冒頭陳述書を提出した。

引用:https://x.com/FilanLaw/status/1879678899250180403

しかし、リップル社の代表弁護士Stuart Alderoty氏は上記のXの投稿に対して「SECの控訴は失敗した主張の焼き直しに過ぎない」と指摘

日本語訳:予想通り、SECの控訴趣意書はすでに失敗した議論の焼き直しであり、次の政権によって放棄される可能性が高い。いずれ正式に回答する。SECの訴訟は単なるノイズに過ぎない。

引用:https://x.com/s_alderoty/status/1879680738926481670

Stuart Alderoty氏は次期政権下で訴訟は取り下げられる可能性を示唆しているといえるでしょう。

市場関係者の間では、新政権下でのSECの方針転換への期待が高まっている状況です。

これらの見方や期待は、3ドル台を回復したXRP価格を下支えする要因となっています。

最終的な裁判の行方はまだ不透明ですが、多くの投資家がXRPの将来性に期待を寄せ続けています。

RipplePaymentの事業拡大が市場価値を押し上げ

XRPは決済システムの採用拡大と企業との提携で市場価値が高まる可能性があります。

  • RipplePayment(旧RippleNet)の採用拡大
  • さまざまな企業との戦略的パートナーシップ

RipplePaymentは、リップル社が提供する仕組みで、企業が専門知識なしで素早く安価に国際送金を行えます。24時間365日リアルタイムでの決済が可能です。

Ripple payment
出典:Ripple公式

また、リップル社は数々の企業と戦略的パートナーシップを結んでいます。

一例を紹介すると以下の通り。

  • アメリカン・エクスプレスと提携(2023年)
  • 中東のドバイ金融センターとの協力(2024年)

今後、暗号資産に関する規制がクリアになれば機関投資家からの資金流入が増え、XRPの市場での存在感がさらに高まると予想されています。

2025年末に向けた展望と課題

アナリストたちはXRPが今後も成長を続け、特に銀行間の送金や海外送金の分野で他の暗号資産をリードしていくと予測しています。

特に、銀行や国際送金での使いやすさがその強みを支えることになるでしょう。

しかし、高成長を維持するには価格の変動や新たに登場するブロックチェーン技術との競争が課題となりそうです。

AIによるテクニカル分析【短期】

XRP

日本語訳:

過去1時間で最も言及されたティッカー: $XRP
XRPは強い上昇トレンドを示しており、3ドル付近の重要な抵抗ラインを突破しました。RSIは買われ過ぎの領域に入りつつあり、短期的な調整の可能性を示唆しています。MACDは強気の勢いを示しており、取引量の増加がこれを後押ししています。

gemxbt 20250116 xrp
引用:Gemxbt

※為替レートは米国時間2025年01月16日時点での1ドル=156.09円で計算

お問い合わせ

お問い合わせ

metalandへのお問い合わせは以下のフォーム、もしくはLINE@よりお願いいたします。

  • LINE@:1〜2営業日以内にご返信させていただきます。
  • 問い合わせフォーム:3〜5営業日以内にご返信させていただきます。

記事のご制作依頼、広告掲載、プレスリリースなどお気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「Metaland編集部」は、Web3.0、メタバース、AIといった最新のトピックを皆様にお届けします。専門知識がない方でもご心配は不要です。情報を深くかつ分かりやすく解説することを重視し、新しいデジタル時代への案内役となることを目指しています。一緒に新たなステップを踏み出しましょう!

目次