仮想通貨SEIの特徴、将来性、始め方を徹底解説

2024 10/29

2024年10月29日 2024年10月29日

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2023年末から価格と取引高が大きく上昇している仮想通貨SEI。Seiチェーンで発行されたNFTがSNSで話題にもなり、気になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、

Seiチェーンと呼ばれるブロックチェーンの特徴が知りたい
仮想通貨SEIの購入方法を知りたい
Seiチェーン（仮想通貨SEI）の将来性を知りたい

などの悩みを抱えている人も多いはず。

結論から言うと、Seiチェーンは2023年8月にローンチしたプロジェクト。他のチェーンを凌駕する処理速度を誇ります。

本記事では、Seiチェーンの特徴や将来性、仮想通貨SEIの購入方法などをわかりやすく解説します。

Seiチェーン（仮想通貨SEI）に興味のある人は、ぜひ最後までご覧ください。

仮想通貨投資には取引所口座が必須！

仮想通貨を購入するには、まず取引所の口座を開設する必要があります。以下の記事で国内・海外のおすすめ取引所を紹介しているので、対応通貨や手数料を比較して投資スタイルに合った取引所を選びましょう。

仮想通貨SEIとは？3つの特徴

Seiチェーンの特徴について解説します。

ポイントは下記の通り。

幅広いデジタル資産の取引に特化したレイヤー1ブロックチェーン
高い処理能力・安い手数料
Sei V2でEVMをサポート

順番に見ていきましょう。

１.幅広いデジタル資産の取引に特化したレイヤー1ブロックチェーン

Seiチェーンは、デジタルアセット取引に特化したレイヤー1ブロックチェーン。仮想通貨やNFTなど幅広い資産の交換をサポートします。

中でも特に力を入れているのは、取引所（CEX、DEX両方含む）の抱える問題の解決です。

CEXとは？

Centralized Exchangeの略。国内取引所のように管理・運営者が存在する取引所のことを指す。

DEXとは？

DEXはDecentralized Exchangeの略で、分散型の仮想通貨取引所を指す。

中央集権型の管理者なしに運営され、スマートコントラクトを通じてユーザー間で直接取引が行われる。

具体的に、取引所は下記を同時に達成するのが難しいというトリレンマを抱えています。

ブロックチェーンの分散性
スケーラビリティ（大量なデータを迅速に処理する能力）
資本効率

Seiチェーンは処理の様々な段階を最適化・効率化して上記の問題を解決し、デジタル資産取引のための最良のインフラを提供することを目指しています。

Solving the Exchange Trilemma — 出典：ホワイトペーパー

２.高い処理能力・安い手数料

Seiチェーンが取引所の抱えるトリレンマを解決できる理由は、その高い処理能力と安価な手数料。

公式サイトによると、Seiチェーンは業界最速のブロックチェーンだとされています。ファイナリティ速度は現存するチェーンの中で最速です。

ファイナリティとは？

ファイナリティは取引やブロックを最終的に確定し、変更不可能にする作業を指す。

スクロールできます

	トランザクション	ファイナリティ
Seiチェーン	20,000tps	380ms
Bitcoin	10tps	60mins
Ethereum	20tps	6mins
Solana	10,000tps	~2.5sec

出典：Sei

Seiチェーンの処理速度の高さのおかげで、取引所は分散性を保ちつつ大量の取引を迅速に処理できます。

大量の注文を素早く処理できるため、大人数が一斉に取引を行っても処理速度が遅くなりません。

３.Sei V2でEVMをサポート

Seiチェーンは2023年11月29日に「Sei v2」へアップグレードする予定であると発表しました。Sei v2へのアップグレードにより、SeiチェーンはEVM互換となります。

EVMとは？

Ethereum Virtual Machineの略。イーサリアムベースのアプリケーションやスマートコントラクトとの互換性を提供する。

具体的には下記のように変化します。

EVM系ウォレットMetaMaskでSEIを保管・管理できるようになる
Ethereumやレイヤー2のアプリケーションがSeiチェーン上に構築可能となる

ユーザー・開発者共に、Seiチェーンを利用するメリットが大きくなると言えるでしょう。

これまでSeiチェーンはEVMとの互換性がないため、広範囲に渡るイーサリアム系エコシステムとの直接的な連携が難しい点が欠点でした。

既存のイーサリアムベースの資産やアプリケーションをSeiチェーンへ移行したい場合、プログラムの調整や再開発が必要になる可能性があります。

Sei v2のアップデートによってSeiチェーンを採用するハードルが低くなり、今後より多くのプロジェクトに選ばれるL1となる可能性があるでしょう。

Sei v2へのアップグレードは、2024年Q3（7月〜9月）に予定されています。

https://twitter.com/SeiNetwork/status/1729867190671941636?s=20

NFTコレクションも発行されている

SeiチェーンのNFTマーケットプレイスPalletやDagoraで、多くのNFTコレクションがローンチされています。

代表的なコレクションは下記の通り。

Seiチェーンyans
YakaVoyager
WeBump

Seiyans

Seiyansは、漫画ドラゴンボールの登場人物をモチーフにして創作された非公式のNFTコレクションです。

2024年2月13日現在、フロアプライス（最安値）は625SEI（約70,000円）。公式ウェブサイトはまだ存在せず、X（Twitter）とDiscordのみが存在するプロジェクトです。

興味がある人は、まずはXをフォローしてみると良いでしょう。

X（旧Twitter）	https://twitter.com/seiyansnft
Discord	https://discord.gg/GXAfUM8b
Pallet	https://pallet.exchange/collection/seiyans

YakaVoyager

Yaka Voyagerは、Seiチェーン上に構築された分散型取引所（DEX）Yaka FinanceがリリースしたNFTコレクション。

Yaka Financeは、NFT保有者に最小3,000YAKAのエアドロップ投下を示唆しています。

DEXとは？

ブロックチェーン上に構築された管理者が存在しない金融サービス。

エアドロップとは？

新しいブロックチェーンプロジェクトが、認知度拡大や新規ユーザー獲得のために仮想通貨を配布するイベント。

YAKAはまだ上場していないため価格は未定です。

2024年2月13日現在、フロアプライス（最安値）は1,250SEI（約13万9,000円）となっています。

X（旧Twitter）	https://twitter.com/YakaFinance
Discord	https://discord.gg/RCKXb7c4
Pallet	https://pallet.exchange/collection/yaka-voyager

https://twitter.com/YakaFinance/status/1747937666463826254?s=20

meta land

仮想通貨のエアドロップとは？種類や獲得方法、過去の高額配布事例を紹介 | meta land エアドロップは特定の条件を満たせば仮想通貨を獲得できるイベント。特徴や参加方法、探し方や始め方について解説します。

WeBump

Webumpは、Seiチェーンネットワーク上のDAO（分散型自立組織）。LightHouseと呼ばれるツールを使用して、開発者やクリエイターの活発な活動を支援しています。

DAO（分散型自立組織）とは？

特定の管理者や運営者の存在なしで事業やプロジェクトを進行する組織。

WeBumpで発行されたNFTは、現在Bumpと呼ばれるコレクションとしてPallet上で1,750SEI（約22万円）から販売されています。

Seiチェーンで自分のNFTを発行したいと考えている人は、下記から情報をチェックすると良いでしょう。

X（旧Twitter）	https://twitter.com/webump_
Discord	https://discord.gg/Utgz2eSe
Pallet	https://pallet.exchange/collection/webump

仮想通貨SEIの価格動向

仮想通貨SEIの価格動向について解説します。仮想通貨SEIは2023年8月15日にローンチした仮想通貨です。

主に動向は下記の2つの時期に分けられます。

2023年｜ローンチ・エアドロップ
2024年｜ビットコインETF承認によるポジティブな影響

順番に見ていきましょう。

2023年8月から11月｜ローンチ・エアドロップ

Seiチェーンは2023年8月15日にローンチし、Binance、Coinbase、Bitgetに上場し0.1808ドルをつけました。

同月17日にはエアドロップを行いましたが、トークンの割り当てが少なかったためユーザーが失望。価格は0.1607ドルまで下落しました。

その後は、停滞し10月まで0.1ドル前後を推移します。

2023年11月〜2024年2月｜ビットコインETF承認によるポジティブな影響

2023年11月頃から仮想通貨SEIの価格は上昇し始めました。仮想通貨SEIだけでなく、ビットコインを始め他のアルトコインも上昇を始めます。

原因は以下が考えられます。

米FRBの利上げ打ち止め
2024年ビットコイン半減期到来への期待
ビットコインETH承認（2024年1月10日）

2024年1月11日には過去最高値の0.71ドルをつけました。好況の波に乗り、さらに価格を伸ばしていく可能性があるでしょう。

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仮想通貨SEIの購入手順を紹介

2024年2月11日現在、国内で仮想通貨SEIを扱っている取引所はありません。そのため海外の仮想通貨SEIを扱っている仮想通貨取引所へ購入用資金を送金する必要があります。

今回は、bitbankで仮想通貨SEI購入用の仮想通貨としてXRPを購入し、海外仮想通貨取引所MEXCへ送金する手順で解説します。

おおまかな流れは下記の通り。

国内取引所の口座開設
Compass Walletの作成
海外取引所の口座開設
日本円の入金
SEI購入用資金としてXRPを購入
海外取引所へXRPを送金
海外取引所でXRPをUSDTへ交換
SEIを購入
Compass Walletへ出金

順番に見ていきましょう。

STEP

国内取引所の口座開設

国内仮想通貨取引所の口座開設がまだの人は、この機会に行いましょう。

はじめて仮想通貨取引所の口座を開設するのであれば、海外取引所への送金に対応しているbitbankがおすすめ。

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bitbankの口座を開設する

bitbankにアクセスしたら、右上の「口座開設」をクリック。メールアドレスを入力して、新規登録を行ったら、本人確認書類を提出しましょう。

審査が完了すれば、取引ができるようになります。

STEP

Compass Walletの作成

仮想通貨SEIの保管には、専用のウォレットが必要です。2024年2月11日現在EVM系のウォレットには非対応であるため、MetaMaskは使用できません。

今回はCompass Walletを例に導入手順を解説します。まず、下記のリンクからChromeの拡張版をダウンロードしましょう。

Chrome拡張版

EdgeやBraveにインストールしたい場合はこちら

「Compass Wallet for Seiチェーンを追加しますか？」とメッセージが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックしましょう。

次に下図のような画面が表示されるので、「Create new wallet」をクリックしましょう。

次にリカバリーフレーズが表示されるので、他の人に見られたり紛失したりしない場所に保管してください。

紙などにメモしたら、「I have saved it somewhere safe.」をクリックしましょう。

次にリカバリーフレーズの穴埋め問題が表示されるので、空欄を入力し「Confirm」をクリックします。

パスワードを2回入力したら「Proceed」で進みましょう。

以下のような表示がされれば、ウォレット作成は完了です。

STEP

海外取引所の口座開設

仮想通貨SEIを扱っている海外仮想通貨取引所は複数存在します。

MEXC
Bybit
KuCoin

今回は口座開設ボーナスなどのキャンペーンが多彩な取引所であるMEXCを例に紹介します。

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MEXC公式サイトにアクセスしたら、画面中央の「新規登録」をクリックしましょう。

メールアドレスを入力して「次へ」に進みましょう。パスワード設定を行い、ログインをクリックすれば、取引ができるようになります。

スマホアプリでMEXCに登録したい人は、下記の記事で手順を詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

meta land

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STEP

日本円の入金

bitbankへログインすると、左側に「日本円の入金」があるので、クリックしましょう。画面中央にJPYの箇所があるので、クリックします。

すると、入金元として利用する銀行名と口座番号等が表示されます。銀行振込での入金が便利なので、利用すると良いでしょう。

STEP

SEI購入用資金としてXRPを購入

bitbankで仮想通貨SEIの購入用資金として、XRPを購入します。

XRPとは？

送金速度が速く、取引手数料が安い仮想通貨。主に海外送金の際に利用される。

bitbankの現物取引画面でXRPを検索し、XRP/JPY画面を表示させます。

画面の右側に、以下のような注文画面が表示されます。取引になれていない人には、すぐに取引が約定する成行取引がおすすめです。

注文時の市場価格が高いと感じるのであれば、指値注文を利用して購入希望価格を指定しましょう。

約定までに時間はかかりますが、成行注文よりも安く購入できる可能性があります。

STEP

海外取引所へXRPを送金

次に、MEXCのXRP入金アドレスを調べてコピーしましょう。MEXCの現物資産一覧の画面へアクセスします。

XRPを検索し、入金の箇所をクリックしてください。入金アドレスが表示されるので、コピーしましょう。

次にbitbankの出金画面からXRPを選択します。XRPの送金先を入力する画面が表示されるので、MEXCの入金アドレスを貼り付けましょう。

引出数量を入力し、画面の指示に従い処理を完了させてください。

STEP

海外取引所でXRPをUSDTへ交換

海外仮想通貨取引所にXRPが着金したら、現物取引画面でXRP/USDTを検索します。

bitbankでXRPを購入したときと同様に、指値か成行かを選択してください。そして、XRPを売却してUSDTを購入します。

STEP

SEIを購入

次は、MEXCの現物取引画面で、SEI/USDTを検索しましょう。指値か成行を選択し、仮想通貨SEIを購入します。

STEP

Compass Walletへ出金

購入が完了したら、現物ウォレット画面へアクセスします。

資産一覧から仮想通貨SEIを検索しましょう。出金画面からCompassWalletの自分のアドレス宛に送金してください。

CompassWalletの入金アドレスはReceive画面から確認できます。

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仮想通貨SEIの将来性に関する3つのポイント

仮想通貨SEIの将来性に関するポイントについて解説します。

ポイントは下記の通りです。

豪華な提携先が名を連ねる
SEI V2へのアップグレードへの期待
Solanaの競合となる可能性

順番に見ていきましょう。

１.豪華な提携先が名を連ねる

Seiチェーンは提携先が大きく、資金調達額が大きいのが特徴です。

2023年4月11日、Seiチェーンは合計3,000万ドル（約40億円）の資金を調達したと発表しました。

https://twitter.com/SeiNetwork/status/1645808412851314690?s=20

また、公式サイトに掲載されているSeiチェーンの投資企業は下記の通り。

名称	内容
Multicoin Capital	投資会社
Coinbase	米仮想通貨取引所
Jump Crypto	Jump Tradingのコーポレート・ベンチャーキャピタル部門
Delphi Digital	ブロックチェーン・仮想通貨分析企業
Hudson River Trading	資産（株、先物など）取引会社
GSR	金融（仮想通貨）サービス会社
Hypersphere	ベンチャーキャピタル・プライベートエクイティ
Flow Traders	金融（仮想通貨）サービス会社