近年メタバースの流行によって、Otherside(アザーサイド)という言葉を耳にした方もいるかもしれません。
Othersideがゲームなのはなんとなくわかるけど、どんなゲームでどんな特徴があるのかわからない、という方も非常に多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、Othersideの特徴や始め方をどこよりも詳しくご紹介します。
Othersideの遊び方がよくわからず諦めていた方でも、本記事を読むことで簡単に始めることができます。
また、Othersideではゲームをしながらお金を稼ぐこともできるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
メタバースとは、オンライン上でアバターを使ってコミュニケーションをとれる仮想空間のことです。
ゲームだけでなくビジネス、教育、建築など、さまざまな分野で活用されています。
メタバース内ではアバターやアイテムがNFT化され、仮想通貨を使って取引されるケースも。
Meta(旧Facebook)や、マイクロソフトなどの大手企業がメタバース事業に参入しており、世界的に注目を集めています。
メタバースについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。
Othersideってなに?BAYCの運営元「ユカラボ」のメタバースプロジェクトを解説
ここでは、Othersideの概要について詳しく見ていきましょう。
Othersideの特筆すべきポイントとしては、
- 410億円以上を売り上げた
- Openseaの時価総額ランキングトップクラスのNFTキャラクターが勢揃い
- 5つの土地(NFT)が存在し土地を売買できる
- NFTを持ち込めることも一つの魅力
- KODA付きの土地は10,000区画しかいないため高額で取引されるかも
などが挙げられます。
順に見ていけば、より深くOthersideのことが理解できますよ。
410億円以上を売り上げたOtherside
Otherside(アザーサイド)は、Yuga Labs社が開発したメタバースプロジェクトです。ローンチした当日に完売し、売上は410億円以上を記録しました。
Othersideは、他のメタバースプラットフォームよりも自由度が高く、ユーザーは他プレイヤーとの対戦や創作活動などが体験できます。
誰もが同じ空間に集まってコミュニケーションがとれるプラットフォームを目指しているため、ユーザーニーズに応じて必要なツールなどを継続的に供給していく予定とのことです。
Yuga Labs社が手掛けているBAYC(Bored Ape Yacht Club)は多くの著名人にも人気があります。
例えば、世界的アーティストであるジャスティン・ビーバーやサッカー選手のネイマール、NBAプレイヤーのステファン・カリーなどがBAYCのNFTを所有しています。
BAYCのNFTは、数あるNFTプロジェクトの中で、現時点では最も高額な値段をつけています。
そんなYuga Labs社が開発しているのが「Otherside」ですから、今後メタバース界の話題の中心になる可能性は大いにあるでしょう。
提携先は企業評価額50億ドルを誇るAnimoca Brands
Othersideは、The Sandboxやオープンメタバース、多数のNFT関連子会社やプロジェクトを傘下に持つAnimoca Brandsと提携しています。
Animoca Brandsは、企業評価額およそ50億ドル超(日本円で約5,700億円)を誇るユニコーン企業です。
そのような企業とOthersideが提携していることも、世間の期待値を高める要因の1つになっています。
Yuga Labs社によってOthersideがローンチされると、多くの投資家たちがそれらを購入しようと殺到し、イーサリアムネットワークが停止状態になったり、ガス代が急騰したりしました。
このエピソードはNFT業界を騒がせ、Othersideはローンチからわずか数時間で、注目を集めるメタバースプロジェクトになりました。
Openseaの時価総額ランキングトップクラスのNFTキャラクターが勢揃い
Othersideでは、Openseaの時価総額ランキングトップクラスのNFTキャラクターを使うことができます。
例えば、BAYC(Bored Ape Yacht Club)やMAYC(Mutant Ape Yacht Club)、CrypToadz、Cool Catsなど、Openseaでも常に時価総額ランキングトップクラスのNFTが勢揃いしています。
特に人気のNFTであるBAYC(Bored Ape Yacht Club)は、2023年3月現在OpenSeaで60ETH前後(1367万円相当)で売買されています。
このようなNFTがOthersideを始めとする多くのメタバースプロジェクトで活用できるようになれば、今後ますますNFT全体の価値が上がっていくことが予想されています。
5つの土地(NFT)が存在し土地を売買できる
Othersideの特徴を語る上でかかせないのが5つの土地(NFT)の存在です。
Othersideでは、土地のことを”Otherdeed”と言い、それぞれ20万区画分が存在します。
存在する5つのOtherdeedは以下の通りです。
土地の種類 | NFTの総数 |
---|---|
BIOGENIC SWAMP(バイオジェニック スワンプ) | 10,000個 |
CHEMICAL GOO(ケミカル グー) | 20,000個 |
RAINBOW ATMOS(レインボー アトモス) | 70,000個 |
COSMIC DREAM(コズミック ドリーム) | – |
INFINITE EXPANSE(インフェニット エクスパンス) | – |
これらの土地は、それぞれ異なる5つのランクに属しており、ランクによって購入条件が異なります。
例えば、BIOGENIC SWAMP(バイオジェニック スワンプ)のNFT総数は10,000個で、獲得するにはBAYC(Bored Ape Yacht Club)ホルダーでなければなりません。
また、このBIOGENIC SWAMPがOthersideの中心部分にあることも、その価値を押し上げている理由の1つです。
そのほかBIOGENIC SWAMPの外側に位置するのが、2番目に価値が高いCHEMICAL GOO(ケミカル グー)です。
RAINBOW ATMOS(レインボー アトモス)については、開発者に15,000区画が割り当てられ、ApeCoinで55,000区画が割り当てられました。
NFTを持ち込めることも一つの魅力
自身のNFTをゲーム内に持ち込めることも、Othersideの魅力の1つです。
現時点では、
- BAYC(Bored Ape Yacht Club)
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- BAKC(Bored Ape Kennel Club)
- CryptoPunks
- Meebits
などのNFTコレクションをOtherside内に持ち込んで遊ぶことができます。
また、上記以外のNFTでも、Othersideから提供されるシステムを使うことで、インポートが可能です。
世界で自分だけが持っているお気に入りのNFTコレクションをゲーム内で使用できるのは、NFT所持ユーザーからすればかなり魅力的なポイントだと言えるでしょう。
希少なKODA付きの土地は高額で取引されるかも
Othersideでは、土地によって取得できる資源やアイテム、立地などが異なります。
そして、これらの要素が土地の価値を決めると言っても過言ではありません。
例えば、Otherdeedには「ANIMA(アニマ)」「ORE(オーレ)」「SHARD(シャード)」「ROOT(ルーツ)」の4つの資源が存在し、それらを自分の土地から採取して利用できます。
また、Otherdeedの全区画の10%には「KODA」と呼ばれるOtherside内のキャラクターが存在します。
全体の10%(10,000区画)にしか存在しないため、希少価値が高く高額で取引されるケースもあります。
富豪達のコミュニティとして活用されそう
Othersideは将来富豪達のコミュニティとして活用される可能性もあります。
その理由として、前述したように多くの著名人が保有していること、多額の資金が必要で参入障壁が高いことなどが挙げられます。
また、もうすでにBAYC(Bored Ape Yacht Club)所持者しか入れないDiscordのグループなどが存在しています。
この所有者専用のDiscordグループでは、所有者同士でコミュニケーションを取ることができます。
今後、このような動きが強まれば、Otherside内でコミュニティが形成され、土地の価値が上がる可能性も十分考えられます。
Othersideの始め方を4ステップで解説
ここからは、Othersideの始め方をご紹介します。
大前提として、2023年3月現時点では、Othersideは正式にリリースされていないため、現状できるのはサインアップのみです。
今回は、リリース後すぐに始めるための準備を解説していきます。
Othersideの始め方は大きく以下の4つのステップに分けられます。
- ウォレットを用意する
- 取引所で仮想通貨を購入する
- Othersideの土地を購入する
- 公式にリリースされたらウォレットと接続する
順に見ていきましょう。
①ウォレットを用意する
Othersideにサインアップするためには、まずウォレットを用意する必要があります。
アカウント作成に使えるウォレットは、「Metamask」と「Coinbase Wallet」「Wallet Conect」の3種類です。
どれを選べばいいかわからない方は、日本語サポートのある「Metamask」がおすすめです。
②取引所で仮想通貨を購入する
ウォレットの作成ができたら、取引所で仮想通貨を購入しましょう。
Othersideの場合は、日本円でイーサリアムを購入します。
イーサリアムを購入する前に口座に日本円を入金するのを忘れないようにしましょう。
③Othersideの土地を購入する
イーサリアムの購入が完了したら、次にOthersideの土地(Otherdeed)を購入します。
自分が好きなOtherdeedを選び、必要なイーサリアムを確認して購入しましょう。
現時点で取引されているOtherdeedも、公式にリリースされたあとに価格が上昇する可能性があります。
購入のタイミングをしっかり見極めましょう。
※土地を購入しなくても、ゲームはプレイできます。
Coincheck NFTは、国内初の暗号通貨資産交換業者が運営しており、初心者にもおすすめのマーケットプレイスです。
また、ユーザーの資産はCoincheckのNFT専用ウォレットで管理されるため、強固なセキュリティの中で資産を管理できます。
またCoincheck NFTでは、出品や購入にかかるネットワーク手数料(ガス代)が無料なので、手数料を抑えてNFTの取引がしたい方にもおすすめです。
現在取り扱っている商品は、以下の通りです。
- CryptoSpells
- The Sandbox
- NFTトレカ
- Sorare
- Meebits
- TOMO KOIZUMI
- Decentraland
- Art Blocks
- Generativemasks
- Otherside
- Moonbirds
- 3D Generativemasks
- ENS
- NOT A HOTEL NFT
- 元素騎士オンライン-META WORLD-
Otherside以外のゲームにも対応している点もユーザーにとっては嬉しいポイントです。
④公式にリリースされたらウォレットと接続する
Othersideが正式にリリースされたら、ウォレットと接続して、購入した土地をゲームに送れば完了です。
公式サイトの「MY OTHERDEEDS」をクリックして、「Metamask」と「Coinbase Wallet」「Wallet Conect」の3種類のウォレットから自分が開設したウォレットを選択しましょう。
ウォレットが選択できたら、パスワードを入力し、自分のアカウントが表示されているかを確認してください。
自分のウォレットとOthersideの紐付けが完了すれば、Otherside公式HP上で自分が所持しているOtherdeedを確認することができます。
最新情報はTwitterやDiscordをチェックしよう
Othersideは、まだまだ開発段階でこれからどんどん新たなアップデートがされていくことが予想されています。
最新情報を見逃すことのないように、しっかりとOthersideの公式SNSを確認しましょう。
Othersideの公式SNSは以下の3つです。
Twitterでは、最新情報のアナウンスを中心に発信が行われており、YouTubeでは、Othersideのトレイラー(概要)などを見ることができます。
全体のイメージを掴むにははYouTube、最新のアップデートの確認にははTwitterやDiscord、というように、公式SNSを使い分けるのもおすすめです。
Othersideに関するQ&A
ここでは、Othersideに関してよくある質問をまとめました。
- いつリリースされるの?
- 将来性はある?
- 土地はどれくらいで売れる?
気になる項目をチェックしておきましょう。
Q.いつリリースされるの?
リリース日はまだ明らかにされていません。
しかしながら、Otherside公式Twitterでは、2023年の3月25日に重大なチームキャプテンの詳細が発表されるとのツイートがされています。
また、Otherside公式TwitterではKODAの特徴や作成風景を1つの動画に収めた映像を見ることもできるので、興味のある方はぜひ一度、覗いてみてはいかがでしょうか。
このような最新情報を見逃さないためにも、TwitterやYouTube、Discordなどの公式SNSは頻繁にチェックしておきましょう。
Q.将来性はある?
Othersideは大きな将来性を秘めているといっても過言ではないでしょう。
その理由は、主に3つあります。
- リリース日が決まれば土地の価格が急激に高まる可能性がある
- すでに高額取引が行われている
- Yuga Lab社が発行するAPEコインが期待されている
何度もお伝えしているように、Othersideは既に世界中で注目を集めているメタバースプロジェクトです。
ゲームのリリース日が発表されれば、かなりの確率で土地NFT(Otherdeed)の価値が高まるでしょう。
また、リリース前にも関わらず、Othersideではゲーム内の土地が既に高額でやり取りされています。
今後もメタバース系NFT市場では、Otherdeedの売上が上位になると予想されています。
さらに、Yuga Labsが発行するAPEコインがAPEエコシステムのガバナンストークンとしての機能を持っていることもOthersideの将来性を図る大きな指標です。
APEコインは2022年4月には、最高値(3,400円)をつけており、将来が期待されています。
Q.土地はどれくらいで売れる?
よくある質問として多いのが、Othersideの土地であるOtherdeedがいくらで売れるの?という質問です。
Openseaでは2023年3月現在、およそ1.6ETH以上で(約23万3560円)売買されています。
前述したように、土地の価値は資源やアイテム、キャラクター、立地などの様々な要因で決まります。
そのため、所有している土地がいくらで売れるのかは、その時のタイミングや需要によって大きく異なります。
まとめ
本記事では、Otherside(アザーサイド)の特徴や始め方を紹介してきました。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
- Othersideの提携先は企業評価額50億ドルを誇るAnimoca Brands
- 5つの土地(NFT)が存在し土地を売買できる
- Openseaの時価総額ランキングトップクラスのNFTキャラクターが勢揃い
- 自分のNFTコレクションをゲーム内に持ち込める
- Othersideのリリース日は決まっていない
- Othersideは将来性のあるメタバースプラットフォームの1つ
OthersideはYuga Labs社が開発したメタバースプロジェクトで、誰もが同じ空間に集まってコミュニケーションがとれるプラットフォームを目指しています。
Othersideには、5つの土地が存在しており、正式にサービスがリリースされればその土地の価格が上昇する可能性もあります。
多くの著名人が持っている人気NFTをゲーム内で使うこともできるので、著名人とメタバース上でコミュニケーションを取れる世界もそう遠くないのかもしれません。
Othersideのリリース日はまだ決まっていませんが、リリース日が発表されれば関連NFTやAPEコインの価値が上がることも考えられます。
最新情報を見逃さないように、公式SNSを頻繁にチェックしておきましょう。