出典：Everdome
近年、3DCGやGPU技術の発展に伴い、メタバースプラットフォームが進化しています。その中でも特に注目されているのがEverdome（エバードーム）です。
しかし、
- Everdomeをどうやって始めるのかわからない
- どのような遊び方があるのか知りたい
- どうすれば稼げるのか知りたい
などの悩みをもつ方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、Everdomeは火星移住がコンセプトのメタバースプラットフォーム。映画にも使われるゲームエンジンを採用しており、クオリティの高い映像美が話題になっています。
今回はEverdomeの特徴や始め方、稼ぎ方について解説します。
画像つきで詳しく解説しているので、Everdomeで遊びながら稼ぎたい方はぜひ最後までご覧ください。
メタバースとは、オンライン上でアバターを使ってコミュニケーションをとれる仮想空間のことです。
ゲームだけでなくビジネス、教育、建築など、さまざまな分野で活用されています。
メタバース内ではアバターやアイテムがNFT化され、仮想通貨を使って取引されるケースも。
Meta（旧Facebook）や、マイクロソフトなどの大手企業がメタバース事業に参入しており、世界的に注目を集めています。
メタバースについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。
Everdome（エバードーム）とは？3つの特徴を紹介
| 開発元 | Everdome |
| ブロックチェーン | BNBチェーン |
| ゲーム内通貨 | DOME |
| 公式ホームページ | https://everdome.io/ |
| X（Twitter）公式アカウント | https://twitter.com/Everdome_io |
| 公式Discord | https://discord.gg/everdome |
Everdomeの特徴は以下の通り。
- 火星移住がコンセプトのメタバース
- 幅広い用途で利用可能
- 仮想通貨DOMEを独自発行
１.火星移住がコンセプトのメタバース
Everdomeは、火星移住がコンセプトのメタバースプラットフォーム。映画にも使用されるゲームエンジンUnreal Engine5を採用しており、クオリティの高いグラフィックが注目されています。
以下の公式トレーラーを見れば、Everdomeの世界観を体験できますよ。
プレイヤーは宇宙飛行士となり、宇宙船に乗って火星に向かう所からゲームがスタート。火星到着後は人類が移住できるようにLANDと呼ばれる土地を開拓・開発することがミッションです。
LANDはNFTとして発行されており、仮想通貨を使って購入できます。
2024年3月6日に大きな発表がある
2024年2月8日、Everdomeの公式YouTubeチャンネルに「A Big Leap Forward for Everdome（Everdomeの大いなる飛躍）」というタイトルの動画が公開されました。
動画の内容は抽象的なものでしたが、概要欄には「3月6日に大きな発表がある」と記載されています。
さらに概要欄では、ユーザーの交流機能や、コンテンツ制作機能の拡充が示唆されています。
3月6日の発表内容によっては、DOMEトークンやNFTの価格上昇が期待できるでしょう。
２.幅広い用途で利用可能
Everdomeは超リアルなメタバース空間を楽しめるだけではなく、様々な用途で活用できるように設計されています。
Everdome公式サイトでは、以下9つの使用例が挙げられています。
- Sports & Entertainment（スポーツ＆エンターテイメント）
- Future of Finance（未来の金融）
- Technology & Innovation（テクノロジー＆イノペーション）
- Well-being（幸福・健康）
- Business（ビジネス）
- Education（教育）
- Fashion（ファッション）
- Design（デザイン）
- Community（コミュニティ）
Everdomeは最も現実的なメタバース体験を構築することをミッションとしており、仮想空間で人々が自由に活動できる世界を目指しています。
多くの人がプレイするようになれば、Everdomeで独自の経済圏が生まれることでしょう。
３.DOMEトークンを独自発行
| 通貨名 | Everdome |
| シンボル | DOME |
| ネットワーク | BNBチェーン |
| 総発行枚数 | 1,000億枚 |
EverdomeはDOMEトークンを独自発行しており、ゲーム内アイテムなどの取引で使用するユーティリティトークンとして機能します。
主な用途は以下の通り。
- ゲーム内区画LANDの購入・レンタル
- LANDで作成されたコンテンツ上で利用
- ゲーム内アイテムの取引
- 展示会やコンサートのイベントチケット購入
公式サイトではDOMEトークンをステーキングして、報酬として獲得することも可能です。
仮想通貨を預けることで運営に協力し、見返りとして報酬が得られる仕組み。
2023年12月に価格が高騰
2023年12月に、ゲーム内区画LAND保有者がSPACEと呼ばれるコンテンツを作れるようになり、DOMEトークンの価格が高騰しました。
その後価格は下落し、2024年2月現在は0.08円前後で推移しています。
DOMEトークンの現在価格は以下の通りです。
DOMEトークンの購入方法
DOMEトークンは国内取引所に上場しておらず、海外取引所で購入する必要があります。購入できる海外取引所は以下の通り。
購入手順は以下の通りです。
- 国内取引所で仮想通貨を購入
- 海外取引所へ送金
- 仮想通貨をUSDTに交換
- USDTでDOMEを購入
DOMEトークンを使用する際は、ガス代としてBNBが必要です。海外取引所で購入してDOMEトークンと一緒にMetaMaskに送っておきましょう。
また、国内取引所の中には、トラベルルールによって海外取引所に送金できない取引所も存在します。
マネーロンダリングやテロ資金への資金供託を防ぐためのルール。
海外取引所への送金に対応している国内取引所は、以下の表を参考にしてください。
| 対応している取引所 | 対応していない取引所 |
|---|---|
| BitTrade bitbank BITPoint Coincheck | GMOコイン bitFlyer DMM Bitcoin |
送金に対応していない取引所の場合は、一度仮想通貨ウォレットを経由すれば海外取引所に送金できますよ。
Everdomeの始め方を解説
これからEverdomeを始める方のために、実際の手順を画像つきで詳しく解説します。
ここから先は、このページを別画面で開きながら作業するとわかりやすいですよ。
- 国内取引所の口座開設・ETHを購入
- 仮想通貨ウォレットの用意・ETHを入金
- Genesis NFTを購入
- Everdomeをダウンロード
Everdomeを始める前に、PCの動作環境を確認しておきましょう。
EverdomeをプレイするにはPCが必要です。持っているPCが動作環境に適しているか確認しておきましょう。
| Windows | Mac | |
|---|---|---|
| OS | Windows 10.4以降 | macOS 11.2以降 |
| メモリ（RAM） | 16GB以上 | 16GB以上 |
| CPU | Intel i7, i9以上 | ・M1・M1 Pro・M1 Max・M1 Ultra |
| グラフィックス／対応デバイス | ・Nvidia RTX 2080（最小） ・VRAM 8 GB以上 | ・Mac Pro (2021)・ Mac Studio (2022)・ iMac (2021)・ MacBook Pro (2021 or 2022) |
| Direct X | 11 以上 | – |
Everdomeをプレイするには、3Dグラフィックの描画機能に優れたPCが必要です。
MacであればM1チップ搭載のものが必要ですが、一番安いMacBook Airであれば134,800円で購入できます
国内取引所の口座開設・ETHを購入
Everdomeは2024年2月現在まだ正式リリースされておらず、先行リリース版のみプレイ可能です。
先行リリース版をプレイするにはGenesis NFTが必要になり、購入のためにイーサリアム（ETH）を使用します。
先行リリース版の参加権や、DOMEトークンの配布を受けられる権利を得られるNFT。Everdomeでは使用しない。
事前に国内取引所の口座を開設して、ETHを購入しておきましょう。はじめて国内取引所の口座を開設するのであれば、仮想通貨ウォレットへの送金手数料が無料のGMOコインがおすすめ。
公式サイトにアクセスして画面中央の「今すぐ口座開設」をクリックしましょう。
メールアドレスを入力して「口座を開設する」をクリックすると、URLが記載されたメールが届きます。
URLにアクセスして必要情報を入力した後本人確認書類を提出しましょう。審査が完了すれば仮想通貨取引が可能となります。
ログイン後に日本円を入金して、ETHを購入しましょう。Genesis NFTは約1万7,000円から取引されているため、ガス代を含めて2万円相当のETHを購入しておくと良いでしょう。
仮想通貨ウォレットの用意・ETHを入金
Everdomeをプレイするためには、仮想通貨やNFTアイテムを保管するウォレットが必要です。はじめてウォレットを作るなら、日本語に対応していて使いやすいMetaMaskがおすすめ。
MetaMaskはGoogle Chromeの拡張機能としてインストールできて便利です。MetaMaskの使い方を詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。
MetaMaskをインストールしたら入金アドレスをコピーして、取引所に登録した後ETHを入金しましょう。
Genesis NFTを購入
NFTマーケットプレイスOpenSeaにアクセスして、Genesis NFTを購入しましょう。2024年2月現在、0.037ETH（約1万7,000円）から購入できます。
商品の詳細ページに進み、「Buy now」をクリックするとMetaMaskが起動します。ガス代込みの購入価格が表示されるので、問題なければ購入手続きを済ませましょう。
なお、イーサリアム（ETH）のガス代は平日の12時から18時頃までが安い傾向にあります。購入時にガス代が高ければ、タイミングをずらしてみると良いでしょう。
イーサリアム（ETH）のガス代については以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
Everdomeをダウンロード
Everdome公式サイトにアクセスして「Play now」をクリックしましょう。
ダウンロードページが表示されるので、画面右上の「Connect wallet」をクリックしてMetaMaskを連携しましょう。
「Download」をクリックすれば、Everdomeのインストーラーをダウンロードできます。
Genesis NFTがウォレットにないとダウンロードできないので注意しましょう。
ダウンロードしたインストーラーを起動して、Everdomeをインストールすればプレイできるようになります。
Everdomeの稼ぎ方
Everdomeの稼ぎ方は以下の通り。
- LANDを活用
- NFTを売買
- 仮想通貨DOMEをステーキング
１.LANDを活用
Everdome内の区画はLAND NFTとして販売されており、オリジナルコンテンツを作成可能。
LAND上で作成するコンテンツはSPACEと呼ばれ、動画コンテンツを表示したり、企業広告を掲載したりするなどの活用ができます。作成したSPACEを他のユーザーに貸し出して、レンタル料を取ることも可能。
2024年2月現在、SAPCEを作成できるLANDはOpenSeaで0.0617ETH（約2万8,000円）から購入できます。
リリース当初と比べると価格は落ち着いていますが、現在も活発に取引されています。価格が安くなっている今が買い時かもしれません。
２.NFTを売買
Everdomeが発行するNFTを購入して、価格が上昇したタイミングで売却すれば利益が得られます。
2024年2月現在、先行リリース版をプレイするために必要なGenesis NFTとLANDの他、Astroと呼ばれる宇宙飛行士のキャラクターNFTが販売されています。
Astroは9,999体のNFTコレクション。Everdomeで使用するキャラクターの見た目を変えられます。
2024年2月現在、価格は下落傾向にありますが、Everdomeが正式リリースした際に価格が上昇する可能性も考えられます。
今のうちに購入しておけば、将来的に大きな利益を得られるかもしれません。
３.DOMEトークンをステーキング
Everdome公式サイトではDOMEトークンをステーキングして、報酬を得られる仕組みが存在します。
仮想通貨を預けることで運営に貢献し、見返りとして報酬を得られる仕組み。
DOMEトークンをステーキングする際は、公式サイト上部の「Token」メニューから「Staking」を選択しましょう。
ウォレット接続ページが表示されるので「MetaMask」をクリックして連携します。
「Stake」をクリックして、ステーキングするDOMEトークンの数量を入力して、期間を選択しましょう。ステーキングする期間は1週間から52週間まで選択可能。
ステーキング期間が長いほど高い年利を得られますが、一度ステーキングすると選択して期間中は引き出せないので注意が必要です。
また、ステーキングの際にはガス代としてBNBが必要です。
DOMEトークンをMetaMaskに入金する際に、一緒に入金しておきましょう。
Everdomeに関するQ&A
Everdomeに関するよくある質問と回答を紹介します。
疑問をお持ちの方は参考にしてください。
- 将来性はありますか？
- 日本語に対応していますか？
- スマホでもプレイできますか？
- 初期費用は必要ですか？
- Everdomeに将来性はありますか？
-
Everdomeの将来性が確実にあるとは言えません。しかし、プロジェクトの開発は順調に進んでおり、X（旧Twitter）やYouTubeチャンネルも頻繁に更新されています。
また、総務省は2023年に発表した「令和5年 情報通信に関する現状報告の概要」の中で、世界のメタバースの市場規模は8兆6,144億円から、2030年には123兆9,738億円にまで拡大すると予想しています。
出典：令和5年 情報通信に関する現状報告の概要 メタバースの成長につれて正式リリース後に多くのユーザーが集まれば、人気のプラットフォームになる可能性もあるでしょう。
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-
2024年2月現在、Everdomeは日本語に対応していません。将来的に対応するかは未定のため、英語を翻訳しながらプレイする必要があるでしょう。
英語が苦手な方は、スマホアプリ「Google翻訳」のカメラ翻訳機能を利用すると、英語をリアルタイムで翻訳可能です。翻訳サイトに英語を打ち込む手間が省けます。
以下の動画でリアルタイム翻訳の方法を解説されているので、参考にしてください。
スマホ用三脚などを利用して「Google翻訳」アプリを起動しておけば、ゲーム画面を翻訳し続けることも可能ですよ。
- スマホでもプレイできますか？
-
Everdomeはスマホではプレイできず、PCが必要です。Windows、Mac共に対応しています。
将来的にスマホ対応する可能性も考えられますが、現段階ではロードマップに記載されていません。
公式サイトやX（Twitter）アカウントを見て、最新情報をチェックしておきましょう。
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-
2024年2月時点では、EverdomeをプレイするためにGenesis NFTを購入する必要があるため、初期費用が必要です。
Genesis NFTは0.037ETH（約1万7,000円）から販売されているため、ガス代と合わせて2万円相当のETHを購入しておくと良いでしょう。
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まとめ
この記事では、Everdomeの特徴や始め方、稼ぎ方について解説しました。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
- Everdomeは火星移住がコンセプトのメタバースプラットフォーム
- ゲームをプレイするためにはGenesis NFTが必要
- ビジネスやエンターテイメントなど幅広い用途で活用可能
- LANDのビジネス活用やレンタルにより収益が得られる
- DOMEトークンをステーキングすることでも報酬を獲得可能
Everdomeは、現実世界と遜色がないほどクオリティの高いグラフィックを楽しめるメタバースプラットフォーム。幅広い用途に活用できるため、将来性が期待されています。
本記事を参考にして、この機会にぜひEverdomeを始めてみましょう。
