Discordを使っていて「このユーザーとだけはやりとりしたくない」「誹謗中傷をしてくるユーザーがいる」場合があるでしょう。
Discordでは特定のユーザーに対してブロックできます。
しかし、Discordでブロックすることについて次のような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
- 手間がかかるのではないか
- 相手にわかるのではないか
- 他に何か支障が出るのか
- どのようにすればいいのか
結論からいえば、ブロックの設定は簡単であり他の動作に支障が出ることはありません。
そこで、この記事ではDiscordのブロックについて詳しく説明していきます。
Discordのブロックが必要な方はぜひこの記事を参考にしてください。

Discordでのブロックとは?

Discordでのブロック機能について、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- Discordはブロックできる
- ブロックしたらフレンドリストから外れる
- ブロックされたら?
- ブロック相手を確認するには
- フレンドを削除する方法もある
ブロックすると相手とのやり取りが制限され、フレンドリストからも削除されます。
状況に応じてブロックとフレンド削除を使い分け、適切にプライバシーを管理しましょう。
1.Discordはブロックできる
Discordでは、特定のユーザーをブロックすることができます。
ブロックした場合、相手からダイレクトメッセージが送られてこないだけでなく、通話もできません。そのため、安心してDiscordを利用できるでしょう。
ブロック機能はプライバシーの保護やトラブル回避に効果的ですが、ブロックしたこと自体は相手に直接通知されません。
ただし、相手がメッセージを送れなかったり、プロフィールが表示されなくなったりするなどの変化に気づくかもしれません。
状況に応じて、適切にブロックを活用してください。
2.ブロックしたらフレンドリストから外れる
Discordでユーザーをブロックすると、ブロックされたユーザーは自動的にフレンドリストから削除され、ダイレクトメッセージや個人通話ができなくなります。
また、相手のアクティビティやオンライン状態も確認できなくなるため、ブロックされたことに気づく場合がほとんどです。
さらに、相手がブロックを解除しない限り、新たにフレンドリクエストを送信することはできません。
メッセージを送ろうとすると、文字が赤く表示されエラーとなります。
3.ブロックされたら?
Discordでユーザーをブロックすると、そのユーザーは自動的にフレンドリストから削除され、ダイレクトメッセージや個人通話ができなくなります。
さらに、ブロックされたユーザーのアクティビティやオンライン状況も確認できなくなるため、ブロックされたことが分かる場合がほとんどです。
相手がブロックを解除しない限り、新たにフレンドリクエストを送ることもできません。
また、メッセージを送信しようとすると、文字が赤く表示されエラーが発生するため、その状態をすぐに認識できます。
4.ブロック相手を確認するには
ブロック相手を確認するには、アプリの右下に表示されている自分のアイコンをタップ。
歯車印をタップして、コンテンツ&ソーシャルへと進んでください。

下にスクロールしていくと、ブロックしたアカウントが表示されています。
右側の矢印をタップすると、ブロックしたユーザーが一覧となって表示されるので確認してください。
この画面ではフレンドリクエストを送信できるユーザーを設定したり、無視したアカウントを確認したりすることも可能です。
全員をタップすると、共通のサーバーにいる人以外にもフレンドリクエストを送ることができます。
また、フレンドのフレンドを選びたい場合にはタップを入れておくことが必要です。
サーバーのメンバーだけをフレンドにリクエストすることも可能なので、必要であれば利用してください。

5.フレンドを削除する方法もある
Discordではフレンドをブロックする代わりに削除する方法もあります。
ブロックしてしまうと相手とダイレクトメッセージで連絡を取ったり通話できなくなったりします。
一方で削除であればダイレクトメッセージや通話はできる状態であることが特徴です。
そのため、対象となる相手と連絡を取りたいかどうかで削除するかブロックするか決めると良いでしょう。
Discordでブロックする方法|モバイルでのやり方

Discordでブロックする方法は次の通り。不審なアカウントからのDMが届かないようにする設定もあわせて紹介するので、参考にしてください。
- プロフィールアイコンを選ぶ
- 設定に進む
- サーバー設定に進む
- DM設定を調整|必要な場合
プロフィールアイコンを選ぶ
設定に進む
歯車をタップして、設定に進んでいきます。
対象となるユーザーを選んで、歯車、設定と進んで「コンテンツ&ソーシャル」をタップ。

サーバー設定に進む
サーバー設定で他のサーバーのメンバーからのダイレクトメッセージを許可するか拒否するかを選択可能。
さらに、知らない可能性のあるサーバーメンバーからのメッセージもフィルターできます。

DM設定を調整|必要な場合
下の方にスクロールして、センシティブなメディアと書かれている部分を確認してください。
ダイレクトメッセージの設定は次の3項目で表示するかブロックするかを選択可能。
- フレンドからのダイレクトメッセージ
- その他の人からのダイレクトメッセージ
- サーバーチャンネル内のメッセージ

DMが一切不要な場合や、フレンドからのみDMが欲しい場合にもフィルターの設定が可能です。
Discordでブロック後に解除する方法|モバイルでのやり方

Discordでブロック後に解除する方法は次の通り。
- アカウント画面を開く
- ブロックしたユーザーが表示される
- ブロックを解除をタップする
アカウント画面を開く
Discordでブロックした後に解除する場合はまず、アカウントメニューから設定ページにアクセスして「コンテンツ&ソーシャル」ページに進みます。

PCでの操作方法も同様です。
ブロックしたユーザーが表示される
ページ下部に進むと「ブロックしたアカウント」メニューが表示されるので、タップすればブロックしたアカウントが表示されます。

「ブロックを解除」をタップする
ブロックしたユーザーから解除したいユーザーを選んで「ブロックを解除」をタップしましょう。

以上でブロックの解除は完了です。
Discord ブロックについてよくある質問
Discordのブロックに関するよくある質問についてまとめました。疑問をお持ちの方は参考にしてください。
- パソコンでもブロックできますか
- ユーザーを無視する方法はありますか
- ブロックした相手が同じサーバーにいたらどうなる
- フレンド削除かブロックか迷っています
- DMだけブロックできますか
- Discord自体を使わなくなりました
- PCでメンバーリストからユーザーをブロックできますか
- 不適切な内容を検出して欲しい
- Discordはトラブルを防ぐためにどのような取り組みをしていますか
- ブロックされているかどうかを知りたい
- パソコンでもブロックできますか
-
パソコンからでもブロック可能です。
メンバーリストからユーザーのプロフィールを開いて、右上の3つ横に並んだ点をクリックして「ブロック」を選択します。
同じ方法でブロックを解除してください。
出典:Discord - ユーザーを無視する方法はありますか
-
Discordには、ユーザーをブロックする機能に加え、相手を無視する方法も用意されています。
2025年に追加された無視機能は、トラブルを減らすために設けられたもので、特定の相手とのやりとりを控えめにすることができます。
ブロック機能は、相手からのメッセージや通話を遮断しますが、その事実が相手に伝わってしまいます。
そのため、ブロックされた側は「怖い」や「敵対的」と感じることが多くありました。
一方、無視機能では、対象となるユーザーのメッセージやアクティビティが非表示になるだけで、無視していること自体は相手に通知されません。
このため、トラブルを回避しながらストレスを軽減し、より快適にDiscordの利用が実現できるようになります。
無視設定の方法はブロックと同じです。対象となるユーザーを選んで右上の設定をタップ。
ブロックの上に無視があります。
ユーザーの無視は、ダイレクトメッセージ内でも同じように設定可能です。
また、右下のアイコンをタップすると無視しているユーザーを確認できます。
出典:Discord アイコンをタップしたあと、歯車マーク、設定、コンテンツ&ソーシャルに進んでください。
下の方にスクロールしていくと、ブロックしたアカウントや無視設定したアカウントを確認できます。
- ブロックした相手が同じサーバーにいたらどうなる
-
同じサーバー内のユーザーをブロックした場合、対象となるユーザーのサーバーにあるメッセージが自動的にブロックとなります。
相手側のメッセージ内に「1通のブロックしたメッセージ」と表示される仕組みです。
- フレンド削除かブロックか迷っています
-
Discordでは、フレンドをブロックするだけでなく、フレンドリストから削除する方法も用意されています。
どちらの場合も相手に通知されませんが、フレンドリストから名前が消えるため、結果的に相手にわかってしまう可能性は高いでしょう。
削除の場合、相手とのダイレクトメッセージや通話は引き続き可能ですが、ブロックすると相手はこれらの機能を利用できなくなります。
そのため、あまり親しいわけではないものの、やり取りを続けたい場合は削除、双方とも連絡を断ちたい場合はブロックを選ぶと良いでしょう。
また、一度ブロックすると、解除するまで相手からのフレンド申請はできません。
- DMだけブロックできますか
-
フレンドになっていないユーザーからのDMをブロックしたい場合は、ダイレクトメッセージ設定をオフにしてください。
対象となるユーザーを選んで、歯車、設定からContent & Socialをタップしてください。
出典:Discord 下の方にスクロールしておくと、DM(Direct Messages)span filterと書かれている部分で調整ができます。
出典:Discord - Discord自体を使わなくなりました
-
Discordを使わないのであれば、アカウントの削除が可能です。
アカウントの削除については次の記事で詳しく書いているので参考にしてください。
あわせて読みたいDiscordアカウントを削除するとどうなる?画像で手順を解説 Discordのアカウントが不要になった、また他のアカウントを取りたいなどの理由でアカウントを削除する場合があります。 しかし、Discordアカウントの削除について次のよ… - PCでメンバーリストからユーザーをブロックできますか
-
PCでもメンバーリストからのユーザーブロックが可能です。
まずは、ブロックしたいユーザーのプロフィールを開きましょう。
次にユーザーのプロフィールページの右上にある黒い点が3つ並んだ部分をクリックしましょう。
ブロックが表示されるので選ぶことで完了となります。
出典:Discord デフォルトでの設定であれば、ブロックしたメンバーはプロフィールが表示されなくなります。
もしプロフィールを確認したい場合、プロフィール表示をクリックすることで確認可能です。
プロフィールを表示させても相手に伝わることはありません。
出典:Discord - 不適切な内容を検出して欲しい
-
Discordでは、フィルター設定をblurにすると未成年向けに不適切だと思われる画像にぼかしが入ります。
出典:Discord ぼかしの解除が必要な場合は、目のアイコンをクリックしてください。
出典:Discord また、フィルター設定しているユーザーは画像が表示されない理由を確認できます。
もし、今後必要がないと感じたら報告ボタンをクリックすることで改善できる場合があります。
出典:Discord - Discordはトラブルを防ぐためにどのような取り組みをしていますか
-
Discordは、2025年にユーザー間のトラブル防止策として「無視」機能を追加しました。
ブロック機能と異なり、無視したことが相手に通知されないため、より穏やかなコミュニケーションが保たれます。
また、Discordは健全な運営を目指し、デジタルセーフティーの強化や児童性的虐待コンテンツの検出を目的とする団体「Robust Open Online Safety Tools(ROOST)」にも参加しています。
ROOSTにはOpenAIやGoogleなどの大手企業も参加しており、今後さらに快適で安全な環境が整備されることが期待されます。
- ブロックされているかどうかを知りたい
-
相手にブロックされているかを確認する方法として、まずフレンドリストを確認してください。
ブロックされると相手のアカウント名がリストから消え、既にフレンド登録されていた場合は再度申請しても「フレンド申請に失敗しました」と表示されます。
また、過去に受信したメッセージに対してリアクションを試みると、ブロック状態ではエラーが返されるため、すぐにその状態を把握できます。
なお、ブロックすると相手に通知されるため、相手に知られたくない場合は無視機能を利用しましょう。
無視機能を使えば、相手に通知することなくメッセージやアクティビティを非表示にでき、より快適な利用が可能です。
まとめ
この記事では、Discordのブロックについてまとめました。
ブロックすることで、やりとりしたくないユーザーから連絡ができないように設定可能です。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
- Discordのブロックは簡単にできる
- メッセージを送受信できなくなる
- フレンドリストとから削除される
- 同じサーバーにいる場合は自動的にメッセージがブロックされる
Discordを使っていてどうしてもメッセージをやり取りしたくないユーザーがいる場合、ブロックが可能です。
ブロックすると、相手からメッセージや通話などの連絡ができなくなるほか、プロフィールを非表示にできます。
そのため、コミュニケーションを取りたくない相手と距離をおくことができるでしょう。
ブロックはいつでも解除できるので、ためらう必要はありません。