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仮想通貨のようなトークンの文化が発展するのに伴い、DAOという仕組みや構造が注目されるようになりました。
しかし、
- DAOのイメージやメリットがなかなか掴めない
- どんな運用方法・成功例があるのか知りたい
- DAOを自分で作ったり参加したりする方法がわからない
上記のような悩みを持つ方は多いでしょう。
結論から言うと、DAOは分散型自律組織のことで、投票による意思決定や報酬の自動配当といった仕組みを利用して、多くのコミュニティが成果を出しています。
今回は、DAOの特徴やビジネスモデル、始め方を中心に解説します。
参加方法や運営方法にも触れているので、DAOに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
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DAOとは?5つの特徴やメリット
DAOはDecentralized Autonomous Organizationの略称で、分散型自律組織を意味します。
分散型自律組織の特徴やメリットとして、以下の5点が挙げられます。
- 組織を運営する管理者がいない
- ブロックチェーンを利用しており透明性が高い
- ガバナンストークンによる投票で意思決定する
- DAOが得た利益から配当金を得られる
- 誰でも作成および参加できる
1.組織を運営する管理者がいない
DAOには創立するコアメンバーがいるものの、中央集権的に組織を運営する管理者がいないのが特徴です。
運営の方針などを決める権利を持っているのは、DAOに所属しているすべての参加者。
全メンバーが自主的に意見を提案し、検討し、採決することで、DAOは運営されます。
最初はどうしてもコアメンバーが主導しなければなりませんが、仕組みや動きが固まれば、一般の会社では不可能な運営方法もとれるでしょう。
2.ブロックチェーンを利用しており透明性が高い
DAOはブロックチェーンを利用して運営するのが一般的です。
ブロックと呼ばれる単位でデータを管理しているネットワーク。
主に仮想通貨などの取引に利用される。
ブロックチェーンを利用する理由は、取引内容の透明性が高いからです。
ブロックチェーン上の取引はすべて閲覧可能な状態で記録されるため、不正な資金の動きを隠せません。
また、事前に作成したプログラムによって自動的に資金の送受信を処理できるので、ヒューマンエラーによる送り間違いなどのトラブルを防げます。
ブロックチェーンでの取引内容を公開すれば、DAOが健全に運用されていることを証明しやすいでしょう。
3.ガバナンストークンによる投票で意思決定する
DAOで方針や動きなどを意思決定するときは、メンバーによる投票がおこなわれます。
投票に参加するには、DAOが独自に発行したガバナンストークンが必要です。
ガバナンストークンとは、DAOに参加するために必要なデータトークンで、ブロックチェーン上で受け渡しができます。
値段が付いて取引所で売買されている場合は、仮想通貨と交換して入手できます。
運営が始まって間もなかったり、非営利目的だったりするDAOでは、エアドロップなどが実施されてガバナンストークンが無料で配布されることも。
4.DAOが得た利益から配当金を得られる
DAOでは給料の代わりに、ガバナンストークンの保有量などによって決められた配当金が得られます。
投票での意思決定やDAOの運営方針によって、配当金の分け方は千差万別です。
非営利から始めたDAOで利益が発生する可能性もあるため、DAOを運用したり参加したりするときはよく検討したほうがよいでしょう。
ちなみに、DAOで利益を得る方法として一般的なのは以下のとおり。
- 提携しているプロジェクトによる利益
- メンバーシップの販売
- 発行した独自トークンやグッズの売上
5.誰でも作成および参加できる
DAOを作成および運用するための条件はとくにありません。
入社試験などの選別がなく、誰でも無料でDAOを立ち上げたり参加したりできます。
ただし、運営側になって無料でDAOを作成できたとしても、人を集めたり運営したりするには資金が必要になるでしょう。
参加者側の場合も、無料で参加するだけでは報酬を得られない可能性が高いため注意してください。
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DAOを利用したビジネスモデルと仕組みの7例
DAOの概念をよりイメージしやすくなるよう、以下7つのビジネスモデルの仕組みを紹介します。
- プロトコルDAO|プロジェクトの方向性を決める
- 助成金DAO|寄付された資金の割り当てを決める
- 投資DAO|共同の投資先を決める
- コレクターDAO|取引するNFTを相談する
- サービスDAO|Web3.0ユーザーが集まる
- メディアDAO|共同でコンテンツを制作する
- ソーシャルDAO|コミュニティを築く
複数の性質を持ち合わせていたり、上記に該当しなかったりする場合もあるため、あくまで参考にとどめておいてください。
1.プロトコルDAO|プロジェクトの方向性を決める
プロトコルDAOは、特定のプロジェクトの方向性をコミュニティに委ねるDAOです。
プロジェクトが発行したガバナンストークンを持つ参加者は、プロジェクトの変更を提案したり、投票したりする権限を得ます。
プロジェクトの発展とともにガバナンストークンの価値が高まるため、参加者はトークンを売って利益を得ることが可能。
自分が立ち上げたWeb3.0プロジェクトをDAOで運用するのであれば、プロトコルDAOが適しているでしょう。
- MakerDAO
- UNISWAP
- SUSHI
2.助成金DAO|寄付された資金の割り当てを決める
助成金DAOは、寄付された資金の割り当て先を投票によって決め、助成金として分配するDAOです。
有望なプロジェクトを支援するのが目的で、昨今のWeb3.0界隈の発展に大きく貢献しました。
DAOの最初期に生まれたビジネスモデルであり、後述する投資DAOの前身でもあります。
- MolochDAO
- Audius Grants
- Compound Grants
3.投資DAO|共同の投資先を決める
投資DAOは、参加した投資家から資金を集めて、共同の投資先を決めるDAOです。
DAOに集まった資金を初期段階のプロジェクトに投資し、発生した利益をメンバー間で分配します。
個人で始めるよりも参入障壁が低くなるため、投資を検討しているのであれば投資DAOに参加するとよいかもしれません。
当然ながら、投資に失敗して資金を失う可能性もあるので要注意。
- Mantle(旧BitDAO)
- MetaCartel Ventures
- Orange DAO
4.コレクターDAO|取引するNFTを相談する
コレクターDAOは、NFTで利益を出せる取引について相談するDAOです。
Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略。
仮想通貨と同様にブロックチェーン上で取引されており、トークン一つひとつが唯一性をもつ。
特定のブロックチェーン全体を扱っているDAOもあれば、決まったコレクションやアーティストに限定しているところも。
動きとしては投資DAOと同様ですが、プロジェクトが制作したアイテムに着目している点が異なります。
保有しているNFTに関するコレクターDAOがあれば参加してみるとよいでしょう。
- Pleasr DAO
- Flamingo DAO
- SquiggleDAO
5.サービスDAO|Web3.0ユーザーが集まる
サービスDAOは、Web3.0プロジェクトで活躍する人材が集まるDAOです。
DAOの参加者は提携先のプロジェクトで活動し、報酬として利益を得られます。
具体的な例として、ゲームプロジェクトで活動するメンバーが集まったゲームギルドや、コンテンツなどを開発するクリエイターが集まったコミュニティが挙げられるでしょう。
新しいWeb3.0コンテンツを生み出したり触れてみたりしたい人にとって、サービスDAOはうってつけかもしれません。
- YGG(Yield Guild Games)
- Developer DAO
- MetaFactory
6.メディアDAO|共同でコンテンツを制作する
メディアDAOは、ニュースサイトやSNSなどのメディアコンテンツを制作するDAOです。
取り上げるトピックや人員リソースの割り当てを、話し合いや投票によって決定し、DAOの参加者が協力してコンテンツを制作します。
メディアによって得た利益は、ガバナンストークンや貢献度合いに応じてDAOから分配されます。
独力でメディアを収益化させるのは難しいので、メンバーと協力できるメディアDAOを視野に入れるとよいかもしれません。
- Bankless DAO
- rektDAO
- Global Coin Research(GCR)
7.ソーシャルDAO|コミュニティを築く
ソーシャルDAOは、利益よりも社交性に重きを置いているDAOです。
同じ趣味の仲間や友人が集まるグループチャットに、ガバナンストークンを付与してDAO化した形とも言えるでしょう。
DAOのコミュニティで気の合う者同士が会話することで、新たなビジネスのきっかけとなることも。
既存のプロジェクトではなく、コミュニティの中から利益が発生するのがポイントです。
- Friends With Benefits(FWB)
- MetaFam(旧MetaGame)
- Bored Ape Yacht Club(BAYC)
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DAOの始め方と運営方法
自分でDAOを立ち上げるには、少なくともコミュニティとトークンが必要です。
DAOに必要なものを以下のステップで準備し、運営を開始しましょう。
- Discordでサーバーを作成する
- Clubsでクラブ(DAO)を公開する
- トークンを発行する
- メンバーシップを販売する
- 目的に向けて運用する
もしトークンを保管できるウォレットを持っていないときは、あらかじめMetaMaskを用意しておいてください。
本記事では、日本語に対応しているDiscordとClubsを使ってDAOを作ります。
しかし、DAOを作成するのに使えるツールは他にもあり、運用方法も多種多様です。
DiscordとClubsでは機能が物足りないと感じたら、以下のようなツールで代替したり併用したりするとよいでしょう。
ツール・サービス名 | 概要 |
---|---|
DAOX | DAOの管理やコンサルティングなどをおこない導入を支援する |
FiNANCiE | コミュニティを作成して売買可能なトークンを発行する |
Aragon | Ethereum Name Service(ENS)ドメインにリンクしたDAOを作成する |
Juicebox | DAOの資金調達や管理をする |
Yearn | DAOメンバーの貢献度を可視化して管理する |
Snapshot | 保有するトークン量に基づいた投票をおこなえる |
なかには仮想通貨が必要なサービスもあるので注意してください。
仮想通貨が必要になったら、BitTradeなどの暗号資産取引所を利用して購入すると良いでしょう。
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Discordでサーバーを作成する
コミュニティが会話する場として、Discordで新しくサーバーを作成します。
Discordの公式ページで「ログイン」ボタンを押し、アカウントを作成してログインしましょう。
ログインできたら、サーバーを追加するボタンを押してください。
名前や画像などを設定するとサーバーが作成され、チャンネルの追加や編集ができるようになります。
下の画像では、TESTサーバーを作成しました。
以下のようなチャンネルを用意し、コミュニティの体裁を整えましょう。
- アナウンスチャンネル|公式から情報を伝える
- 自己紹介チャンネル|コアメンバーや参加者が自己紹介する
- チャットチャンネル|DAOの方針や雑談などを話し合う
- サポートチャンネル|困っている参加者をサポートし解決する
- 公式リンクチャンネル|DAOが関連しているWebサイトやSNSへのリンクを貼る
- ルールチャンネル|DiscordサーバーやDAO全体についてのルールを表記する
Discord用のbotを導入してみよう
コミュニティの運用を円滑にするには、botの導入が必須と言えます。
botはDiscordの拡張機能のようなもので、用意されている種類は100以上。
たとえば、荒らしやスパムのコメントを自動的に削除したり、ユーザーの活動によって増加するレベル機能を実装したりすることが可能です。
以下の方法で導入できるので、便利な機能をもつbotを探してみてください。
- Discordで自分のサーバーメニューからAppディレクトリを利用する
- それぞれのbotの公式ページから招待する
- 別のサーバーで使われているbotの名前をクリックして「アプリを追加」する
手始めに、汎用性が高くて人気のあるMEE6を導入してみるとよいでしょう。
Clubsでクラブ(DAO)を公開する
Discordでコミュニティの準備ができたら、次はガバナンストークンを作成してDAOの仕組みを構築します。
ここでは、日本語で表示されて分かりやすいDAO作成サービスClubsを使います。
公式サイトの「クラブ設立」ボタンを押して、作成するDAOのドメイン(ページのURL)を決めてください。
ドメインを決めたあとのページでは「Sign with your wallet」ボタンから使用するウォレットを選択し、接続します。
作成するClubの基本情報を設定する画面に移動するので、以下の情報を入力しましょう。
カテゴリ | 設定項目・内容 |
---|---|
Basic info | ・クラブの名称 ・プロジェクトカテゴリ ・ツイッターのハンドル(任意) |
Design | ・テーマカラー ・カバー画像 ・セクションの順序付け ・クラブ紹介(短文) ・クラブ紹介 |
Memberships | メンバーシップ設定 ※STEP4にて後述 |
Preview | Clubsページの外観を確認 |
Publish | ・ウォレットを接続する ・ネットワークを選択 ・Activate |
利用するネットワークは、ガス代(手数料)が安いPolygonがおすすめです。
トークンを発行する
基本情報の入力を終えてActivateボタンを押すと、トークンを発行するサービスNiwaのページが開きます。
Discordアカウントの認証で認証し、以下の情報を入力しながら手続きを進めていきましょう。
入力する情報 | 概要 |
---|---|
Tokenize Discord Market | トークンを利用するDiscordのサーバー |
Network | 利用するネットワーク |
Your wallet address | 接続しているウォレットのアドレス |
Token name | 発行するトークンの名称(アルファベット) |
Token symbol | 発行するトークンの略称(アルファベット3文字) |
入力して利用規約に同意すると、発行するトークンについて確認する画面が表示されます。
問題がなければ「Sign and submit」ボタンを押して発行を開始してください。
トークンの発行には数分~十数分ほど時間がかかり、何度かガス代を支払う必要もあるので注意。
メンバーシップを販売する
トークンを発行して管理画面に戻ったら、サイドバーの「Membership」からメンバーシップを作成します。
メンバーシップとは加入したメンバーが特典を受けられるサービスで、有料での販売が可能です。
DAOの収入源にもなるため、魅力的な特典とともにメンバーシップを準備しておきましょう。
クリエイター、ビジネス、パブリックのいずれかからテンプレートを選択し、以下の項目を設定してください。
設定項目 | 概要 |
---|---|
Name | メンバーシップの名称 |
Image | メンバーシップの画像(600×600ピクセル推奨) |
Price | メンバーシップの販売価格(USDCのみクレジット払い対応可) |
Earning model | メンバーシップ売上の分配比率(オーナー:DAO) |
Description | メンバーシップの説明文 |
Access control | アクセスを制限するページの有無(ページを作るならPrivateに) |
Access control URL ※Access controlがPrivate時のみ | メンバーシップを持つユーザーのみアクセスできるページのURL |
Description of the verification process ※Access controlがPrivate時のみ | アクセス制限に関する説明文 |
「Save」を押して保存すれば、新しくメンバーシップが追加されます。
なお、DAOの基本情報を設定するときでも、同様にしてメンバーシップを作成可能です。
Discord上に限定コンテンツを用意しよう
メンバーシップに加入したメンバーはNFTを所有するため、Guild.xyzと連携してDiscord上に限定コンテンツを作成できます。
Guild.xyzは、メンバーのウォレットからNFTの有無をチェックし、自動的にDiscordのロール(権限)を付与できるサービスです。
Google Driveなどと連携してアクセス制限をかける機能もあるので、さまざまな限定コンテンツを作りやすくなるでしょう。
Discord上にメンバーシップ購入者だけが参加できるサーバーやチャンネルを作りたいのであれば、Clubsのヘルプページを参考にしてみてください。
目的に向けて運用する
コミュニティやトークンを作成できたら、あとは運用するだけです。
目的を明確にし、メンバーを増やして、投票などにより意思決定しながらDAOを運用してください。
DAOはまだ馴染みがない形態なため、参加するメンバーの多くは受け身となり、リーダーなしに運用するのは困難かもしれません。
最初はコアチームが率先してプロジェクトを動かし、メンバーに少しずつ任せていくよう立ち回るとよいでしょう。
日本のDAOの成功例
日本発で成功しているDAOの例として、以下が挙げられます。
- JAPAN DAO|キャラクターブランド
- Ninja DAO|NFTコミュニティ
- LCA GAME GUILD(LGG)|ゲームギルド
- UNCHAIN|エンジニア学習
- 美しい村DAO|地方の活性化
- Roopt神楽坂DAO|学生起業家向けシェアハウス
さまざまなビジネスモデルのDAOをチェックして、運用方法の参考にするとよいでしょう。
とくにJAPAN DAOは、150ヶ国以上のメンバーが集まり、メタバース美術館やメディア展開など幅広く活動しているので要チェックです。
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DAOに関するQ&A
DAOに関する、よくある質問と回答を紹介します。
- どうすればDAOに参加できますか?
- 従来の組織との違いは?
- どういった業種がDAOに向いていますか?
- DAOが抱えるリスクや課題はありますか?
- 日本DAO協会とは?
- どうすればDAOに参加できますか?
-
とくに条件のないDAOであれば、公式サイトなどからDiscordのコミュニティに参加できます。
投票に参加するにはガバナンストークンが必要ですが、コミュニティを覗くだけなら無料で参加できるのが特徴です。
NFTやトークンが必要なDAOに参加するには、暗号資産取引所やマーケットプレイスで購入しなければならないでしょう。
無料で配布している場合もあるので、それぞれのDAOのホームページやSNSで詳細を確認してください。
参加するDAOを探すときは、DAOを作成できるFiNANCiEのようなサービスで公開されているコミュニティをチェックしたり、SNSなどで検索したりするとよいでしょう。
- 従来の組織との違いは?
-
DAOと従来の組織を比較すると、以下のようになります。
比較内容 DAO 従来の組織 組織の構造 フラット型 階層型 意思決定の方法 投票で決定 上層部が決定 資金の透明性 ブロックチェーンで公開 一部の開示を除いて非公開 報酬形態 自動分配 定期的な給料 - どういった業種がDAOに向いていますか?
-
ブロックチェーンを利用しているため、Web3.0関連のプロジェクトや、オンラインサービスを活用したビジネスがDAOに向いています。
一方、不特定多数のメンバーが関わる点から、提供する価値を統一しなければならなかったり、機密性が高かったりする業種は適していません。
とはいえ、コミュニティをDAOにすることが可能なので、やり方次第であらゆる業種に導入できるでしょう。
- DAOが抱えるリスクや課題はありますか?
-
DAOには以下のような課題があります。
- 意思決定に時間がかかる
- 参加者の主体性を引き出さなければならない
- 法整備が間に合っていない
とくに法律の問題が大きく、日本国内ではそもそもDAO自体を会社として認めてもらうのが困難です。
2024年4月22日に施行された内閣府令によって制限が緩和されたものの、完全なDAOが認められるには時間がかかるでしょう。
まとめ
本記事では、DAOについて解説しました。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- DAO=参加者全員で運営する分散型自律組織
- いくつものビジネスモデルがあり、運営の仕組みはDAOによって異なる
- 基本的に誰でもDAOを設立したり参加したりできる
- DiscordやClubsなどのサービスを利用すれば、ほぼ無料でDAOを作れる(資金調達や人員募集は必要)
通常の企業や個人には成し遂げられない事業も、DAOの仕組みを利用すれば実現できる可能性があります。
既存のDAOに参加して貢献したり、DAOを作成して発展させたりすれば、新たなチャンスを生み出せるかもしれません。
DAOの仕組みを理解し、あなたのビジネスに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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