出典:Highstreet
3Dモデリング技術や通信技術の進化により、さまざまなメタバースプラットフォームがリリースされています。Highstreet(ハイストリート)もその中のひとつ。
しかし、
- Highstreetがどのようなゲームなのか知りたい
- どうやって始めるのか知りたい
- どうすれば稼げるのか知りたい
などの悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、Highstreetは海外大手取引所Binanceが主導するメタバースプラットフォーム。手順さえわかれば簡単にプレイできます。
そこで、今回は初心者でもわかりやすいように、特徴や始め方、稼ぎ方について解説します。
画像つきで詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
メタバースとは、オンライン上でアバターを使ってコミュニケーションをとれる仮想空間のことです。
ゲームだけでなくビジネス、教育、建築など、さまざまな分野で活用されています。
メタバース内ではアバターやアイテムがNFT化され、仮想通貨を使って取引されるケースも。
Meta(旧Facebook)や、マイクロソフトなどの大手企業がメタバース事業に参入しており、世界的に注目を集めています。
メタバースについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。
Highstreet(ハイストリート)とは?5つの特徴を紹介
開発元 | Highstreet |
ブロックチェーン | イーサリアム・Avalanche |
公式ホームページ | https://www.highstreet.market/ |
X(Twitter)アカウント | https://twitter.com/highstreetworld |
Discord | https://discord.gg/highstreetmkt |
ホワイトペーパー | https://highstreet.gitbook.io/highstreet-whitepaper |
Highstreetの特徴は以下の通り。
- Binanceが支援するメタバースプラットフォーム
- VRデバイスを使った没入感の高いプレイ体験が可能
- 開発基盤にAvalancheチェーンを採用
- 土地や家をNFTとして購入可能
- HIGHトークンを独自発行
順番に解説します。
1.Binanceが支援するメタバースプラットフォーム
Highstreetは、海外大手取引所Binanceが支援するメタバースプラットフォームです。現実世界のブランド製品をNFTとして取引でき、メタバース内で購入したアイテムが現実世界に届くなどの仕組みが存在します。
BinanceはWeb3.0業界で大きな影響力を持つため、同社が提携・支援するだけで関連するサービスの仮想通貨価格が上昇するケースが多く見られます。
その他にも、2021年にブームを引き起こしたThe Sandboxの開発を主導するAnimocaBrandsや、日本の東証一部上場企業アカツキも出資に参加しており、業界からの注目度が高いプラットフォームだと言えるでしょう。
2.VRデバイスを使った没入感の高いプレイ体験が可能
HighstreetはMeta社が提供するMeta QuestなどのVRデバイスを使ってプレイすることで、没入感の高いプレイ体験が可能です。
VR機器を使ったプレイ動画が公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
VR機器を持っていなくても、Webブラウザからプレイできる簡易版も用意されています。プレイできるゲームやアクセスできるエリアは制限されますが、Highstreetの世界観を手軽に体験できますよ。
3.開発基盤にAvalancheチェーンを採用
Highstreetは開発基盤にAvalancheチェーンを採用しており、ゲーム内アイテムなどのNFTは同チェーンで取引されます。
Avalancheチェーンは誰でも簡単・低コストにブロックチェーンを開発するために作られた、ビットコインやイーサリアムと同じレイヤー1チェーン。ブロックチェーンの基軸通貨として仮想通貨AVAXが使われます。
処理速度が高速でガス代(取引手数料)が安価であるため、ゲーム内でのNFT取引がスムーズな点がメリットです。
Avalancheについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
4.土地や家をNFTとして購入可能
Highstreetでは、ゲーム内の土地や家をNFTとして購入可能。現実世界の不動産と同じように売買でき、他のユーザーに貸し出すことで収益を得ることもできます。
メタバースの土地は比較的高額で取引されるケースが多く、メタバースゲームThe Sandboxの土地(LAND)は現在0.13ETH(約6万円)で出品されています。
主要エリアに近いLANDであれば、4ETH(約200万円)を超える価格で取引されることも。
Highstreetの土地や家は2024年3月時点ではまだ販売されておらず、将来的に実装予定です。
5.HIGHトークンを独自発行
通貨名 | Highstreet |
シンボル | HIGH |
ネットワーク | イーサリアム |
総発行枚数 | 1億枚 |
Highstreetはゲーム内通貨としてHIGHトークンを独自発行しています。主にゲーム内の住宅や交通チケット、化粧品などのアイテムを購入するために使用されます。
ゲームプレイの報酬としてHIGHトークンは獲得できず、アイテムを集めてNFT化したものを販売することで入手可能です。
HIGHトークンの購入方法
HIGHトークンは国内取引所に上場しておらず、海外取引所で購入する必要があります。購入できる海外取引所は以下の通り。
購入手順は以下の通りです。
- 国内取引所で仮想通貨を購入
- 海外取引所へ送金
- 仮想通貨をUSDTに交換
- USDTでHIGHを購入
国内取引所の中には、トラベルルールによって海外取引所に送金できないケースも存在します。
マネーロンダリングやテロ資金への資金供託を防ぐためのルール。
海外取引所への送金に対応している国内取引所は、以下の表を参考にしてください。
対応している取引所 | 対応していない取引所 |
---|---|
BitTrade bitbank BITPoint Coincheck | GMOコイン bitFlyer DMM Bitcoin |
ゲーム内通貨はSTREETを使用
Highstreetにはもう一種類、STREETと呼ばれるゲーム内通貨が存在します。仮想通貨ではないため取引所などでは取引できません。
主にゲーム内で使用する武器や回復アイテムの購入に使用されます。指定されたクエストを攻略したり、プレイヤーと交流したりすることで獲得できます。
Highstreetの始め方を画像つきで解説
これからHighstreetを始める方のために、実際の手順を画像つきで詳しく解説します。今回はVR機器無しでプレイできるWebブラウザ版の始め方を紹介します。
- 国内取引所の口座開設
- 海外取引所の口座開設
- 仮想通貨ウォレットMetaMaskの準備
- Highstreet公式サイトでアカウント作成
- アバターを選択・ステージを探索
ここから先は、このページを別画面で開きながら作業するとわかりやすいですよ。
HighstreetのVR版は、Meta QuestのアプリサイトSIDEQUESTからダウンロードしましょう。
SIDEQUESTのアカウントを登録した後、Highstreetのダウンロードページから「SIDELOAD」ボタンをクリックすればゲームをインストールできます。
Highstreetで使用するNFTを取引するためには仮想通貨が必要です。まずは国内取引所の口座を開設しておきましょう。
はじめて国内取引所の口座を開設するのであれば、仮想通貨ウォレットへの仮想通貨送金手数料が無料のGMOコインがおすすめです。
公式サイトにアクセスして「いますぐ口座開設」をクリック。
メールアドレスを入力して「口座を開設する」をクリック。届いた認証メールのURLにアクセスして、お客様情報を入力して本人確認書類を提出すれば手続きは完了です。
審査が完了すれば仮想通貨の取引が可能となります。
GMOコインの口座開設方法は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
Highstreetで獲得したHIGHトークンを現金化する際は、海外取引所を利用する必要があります。はじめて海外取引所の口座を登録する方であれば、取り扱い通貨数が1,500種類を超えるMEXCがおすすめ。
詳しい口座開設方法は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
Highstreetをプレイするためには、仮想通貨やNFTアイテムを保管するウォレットが必要です。
はじめてウォレットを作るなら、日本語に対応していて使いやすいMetaMaskがおすすめ。
MetaMaskはGoogle Chromeの拡張機能としてインストールできて便利です。
MetaMaskの使い方を詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。
Highstreet公式サイトにアクセスしたら、画面右上のウォレットマークをクリックしてMetaMaskを連携しましょう。
アバターの作成を促されますが、後で変更できるため「Skip for now」をクリックします。
アカウント名を入力して「Submit」をクリック。
サーバー選択画面が表示されるので、Channel 1または2のどちらかを選択しましょう。
どちらを選んでも違いはありません。
サーバーを選択するとステージが表示され、アバターを操作することでゲームをプレイできます。
基本的な操作方法
Highstreetの基本的な操作方法は以下の通りです。
行動 | 操作 |
移動 | 上:W 下:S 左:A 右:D |
話しかける・調べる | F |
ジャンプ | Space |
歩く | shift + 移動キー(W、S、A、D) |
マウスの右クリック | カメラ視点の移動 |
マウスのホイール | ズーム |
アバターを選択する際は、画面右下にある人物のマークをクリックします。
4種類のアバターが表示されるので、好みのものを選択しましょう。
アバターを設定したら、ステージを探索してみましょう。ステージに配置されているキャラクターに近づいて「Fキー」を押せば話しかけられます。
他のユーザーとの交流は主にテキストを使用し、画面左下のテキスト入力欄にコメントを打ち込んでEnterキーを押すと、同じステージにいるユーザーにコメントが表示されます。
Highstreetの稼ぎ方
ここからは、Highstreetの稼ぎ方を紹介します。
- マーケットプレイスで販売されているNFTの売買
- ゲーム内で獲得したアイテムをNFT化して販売
1.マーケットプレイスで販売されているNFTの売買
Highstreet公式マーケットプレイスや、OpenSeaで取引されているNFTを売買して、価格上昇した際に売却益を狙いましょう。
主にNFTマーケットプレイスMagic EdenでNFTが取引されており、Forever FOMO Duck Squadと呼ばれるNFTが出品されています。
HighstreetのイメージキャラクターであるDuckをベースに、帽子や服などのパーツをコンピュータープログラムによって自動的に組み合わせたジェネラティブNFTコレクションです。
保有することで以下のような特典を得られます。
- ゲーム内で使用できる3DDuckが貰える
- 保有者限定コミュニティへのアクセス権
- 保有者限定のゲーム内アイテムが貰える
2024年4月26日時点では、0.034ETH(約15,000円)で出品されています。今後Highstreetがアップデートを発表して注目が集まれば、NFTの価格上昇が期待できるでしょう。
2.ゲーム内で獲得したアイテムをNFT化して販売
Highstreetにはクラフトと呼ばれるシステムが存在し、ゲーム内で獲得したアイテムをNFTとして発行できます。
NFT化したアイテムはゲーム内外のNFTマーケットプレイスで販売できるため、売却益を得られます。
レアなNFTを作成できれば、大きな利益を得られる可能性もありますよ!
Highstreetに関するQ&A
Highstreetに関するよくある質問と回答を紹介します。
疑問をお持ちの方は参考にしてください。
- スマホでもプレイできますか?
- 日本語でプレイできますか?
- 初期費用は必要ですか?
- スマホでもプレイできますか?
-
2024年4月現在Highstreetはスマホではプレイできず、PCブラウザからプレイする必要があります。スマホアプリのリリースも予定していません。
スマホで稼げるNFTゲームについては、以下の記事を参考にしてください。
【2024年9月】スマホで稼ぐNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)15選 | meta land スマホで稼げるNFTゲーム15選を紹介。特徴や稼ぎ方を初心者にもわかりやすく解説します。 - 日本語でプレイできますか?
-
Highstreetは日本語に対応していないため、英語表記でプレイする必要があります。ブラウザ翻訳機能も利用できないため、スマホアプリGoogle翻訳のリアルタイム翻訳機能の利用がおすすめ。
スマホカメラで画面を写すことで、自動的に日本語に翻訳されます。詳しい使い方は以下の動画で解説されているので、参考にしてください。
【2024年最新】日本発のNFTゲーム15選を紹介! | meta land NFTゲーム初心者の方は、日本のゲームから始めてみるのがおすすめ!日本発のNFTゲームは13選と特徴を紹介します。 - 初期費用は必要ですか?
-
Highstreetをプレイするための初期費用は必要ありません。仮想通貨ウォレットがあれば登録手続きなしでゲームを始められます。
ゲーム内で利用するNFTを購入する際は仮想通貨が必要です。
無課金で稼げるNFTゲーム20選!稼ぐコツまで徹底解説 | meta land 無課金でも稼げるNFTゲームは多数存在します。無料で遊べるNFTゲームを10作品と無課金で稼ぐコツを紹介。
まとめ
この記事では、Highstreetの始め方や稼ぎ方について解説しました。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
- Highstreetは海外大手取引所Binanceが主導するメタバースプラットフォーム
- VRデバイス・Webブラウザからプレイ可能
- 現実世界にあるブランド商品をNFTとして購入できる
- 購入したブランドアイテムが現実世界に届く仕組みが存在する
- HIGHトークンを独自発行
HighstreetはVRデバイスがなくてもWebブラウザからプレイできるため、初心者でも気軽にプレイできます。
本記事を参考にして、この機会にぜひHighstreetを始めてみましょう。