ディープコイン(DEP)は、2020年に取引が開始された、比較的新しい仮想通貨です。
GameFiやNFTに関連する銘柄として注目されており、興味を持っている方もいるでしょう。
しかし、
- 怪しい仮想通貨ではないのか知りたい
- DEPの特徴を知りたい
- 将来性があるか知りたい
などの疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
結論からいうと、DEPは安全かつ将来性も期待できる仮想通貨です。
そこで、今回は初心者でもわかりやすいように、DEPの特徴や将来性を解説します。DEP関連のGameFiも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ディープコイン(DEP)は怪しい?4つの特徴を紹介
暗号資産名 | ディープコイン(DEAPcoin) |
通貨単位 | DEP |
開発元 | Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA社) |
発行開始 | 2020年5月26日 |
発行数上限 | 300億DEP |
価格(2023年10月時点) | 0.12円 |
時価総額 | 18億円 |
時価総額ランキング | 895位 |
DEPは、GameFiプラットフォームPlayMiningで利用できる仮想通貨です。また、日本で初めて流通したPlay to Earnトークンでもあります。
DEPならではの特徴として以下が挙げられます。
- GameFiプラットフォームで利用できる
- すでにDEPを利用できるゲームタイトルがたくさんある
- 日本人が開発に携わっている
- PlayMiningにて日本原作のキャラクター・作品群が多数扱われている
詳しく解説しているので、ひとつずつ見ていきましょう。
GameFiプラットフォームで利用できる
DEPは、DEA社が提供するGameFiプラットフォームPlayMiningで利用できます。
Game(ゲーム)とFinance(金融)を組み合わせた言葉。
PlayMiningは、DappRadar(ブロックチェーンアプリ検索サイト)のランキングで10位にランクインした、人気プラットフォームです。
日本での知名度はまだ高くありませんが、世界中に250万人以上のプレイヤーがいます。今後、新しいゲームのリリースやGameFiのユーザーが増えれば、これ以上にプレイ人口が増加するかもしれません。
PlayMiningを通じて社会貢献も
PlayMiningは、スカラーシップを通じた雇用拡大やチャリティー活動などの社会貢献に積極的。
たとえば2023年10月、障がい者支援ゲームギルドNext Lifeとパートナーシップを締結しました。
障がい者がPlayMiningで獲得したDEPを、Next Lifeが日本円に換金し、福祉就労支援施設に業務委託報酬として支払う仕組みです。
Web3.0を用いたこのような活動は、新たな社会貢献の構築モデルになりそうです。
すでにDEPを利用できるゲームタイトルがたくさんある
PlayMiningは、以下のようにDEPが利用できるゲームを複数ローンチしています。
- JobTribes(ジョブトライブス):職業を擬人化したトレーディングカードゲーム
- 麺屋 ドラゴンラーメン:RPG×ラーメン販売シミュレーションゲーム
- Cookin’ Burger(クッキンバーガー):ハンバーガー店を経営するNFTゲーム
ゲーム内で獲得したDEPは、仮想通貨取引所で現金やNFTと交換が可能です。提供しているゲームはPlayMiningで確認できるので、ぜひ気になるタイトルをプレイしてみてください。
NFTマーケットプレイスも提供している
DEA社は、NFTプラットフォームPlayMiningNFTも提供しています。
販売されているNFTは、PlayMiningのゲーム内で利用可能。ウェブサイトは日本語対応しており、日本人でもスムーズに利用できるので、ぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
日本人が開発に携わっている
また、日本人が開発に携わっているのも、特徴でありメリットといえるでしょう。DEA社自体はシンガポールにありますが、開発チームは日本人で構成されています。
その背景もあり、ディープコインが関係する多くのサービスが日本語対応しており、利用しやすい環境です。
海外のNFTや仮想通貨に関係するサービスは、邦訳が不自然で不便なケースがあります。
しかし、ディープコインに関してそういった不都合は感じられません。
日本原作のキャラクター・作品群が多数扱われている
日本人が参加しやすい環境が整っていることから、PlayMiningには多くの日本人クリエイターによる作品が流通しています。
- 真島ヒロ:FAIRY TAIL、EDENS ZERO
- 三田紀房:インベスターZ、ドラゴン桜
- 福本伸行:賭博黙示録カイジ
- 天野喜孝:ファイナルファンタジーシリーズ
- 藤原カムイ:ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章
日本人にとって馴染み深い作品が充実していることから、PlayMiningは非常に馴染みやすいサービスだといえるでしょう。
ディープコイン(DEP)で遊べるゲーム5選
PlayMiningではさまざまなゲームをプレイできます。ここでは、特に人気のタイトルを5つご紹介します。
- JobTribes(ジョブトライブス)|職業を擬人化したトレーディングカードゲーム
- 麺屋ドラゴンラーメン|RPG×ラーメン販売シミュレーションゲーム
- Cookin’ Burger(クッキンバーガー)|ハンバーガー店を経営するNFTゲーム
- Lucky Farmer(ラッキーファーマー)|農場×メダル落としのNFTゲーム
- Graffiti Racer|ぬりえ×レースのゲーム
興味のあるタイトルをぜひチェックしてみてください。
1.JobTribes|職業を擬人化したトレーディングカードゲーム
タイトル | JobTribes(ジョブトライブス) |
ジャンル | 異世界カードバトル |
対応機種 | PC、Android、iPhone |
日本語対応 | ⚪️ |
無料プレイ | 可能 |
公式サイト | https://jobtribes.playmining.com/ |
JobTribesは、現実に存在する職業を擬人化したキャラクターを題材とした、カードバトルゲームです。たとえば「アイドル」や「医者」、「宇宙飛行士」などが、ファンタジー調の人物として描かれています。
バトルは、お互いが6枚のカードでデッキを使用し、先に相手の職業神をすべて倒したプレイヤーが勝利。JobTribesの詳細は、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
JobTribesで使用される全カードが、以下のような有名クリエイターの描き下ろしです。
- 真島ヒロ:FAIRY TAIL、EDENS ZERO
- 藤原カムイ:ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章
- 天野喜孝:ファイナルファンタジーシリーズ
ユーザーからは、イラストのクオリティが高いと評判です。
イラストのクオリティの高さから、トレーディングカードゲームに欠かせない「コレクションの楽しさ」も存分に味わえるでしょう。
2.麺屋ドラゴンラーメン|RPG×ラーメン販売シミュレーションゲーム
タイトル | 麺屋ドラゴンラーメン |
ジャンル | シミュレーションRPGゲーム |
対応機種 | Android、iPhone |
日本語対応 | ⚪️ |
無料プレイ | 可能 |
公式サイト | https://dragonramen.flypenguin-games.com/ |
麺屋ドラゴンラーメンは、RPGとラーメン販売を組み合わせた異色のシミュレーションゲームです。
ダンジョンで手に入れた食材を使ってラーメンを売り、一カ月の売上に応じてDEPを獲得できます。ゲームが面白いのはもちろんのこと、運営の対応がすぐれている点が評判です。
無料でもプレイできますが、従業員NFTを所有しているとゲームを有利に進めることができますよ。
2023年6月、SKE48とのコラボレーションが決定。
特別NFTやオリジナルグッズのプレゼントが実施されました。
2023年秋には東京ラーメンフェスタの広告掲載が決まるなど、今後の活動に注目が集まっています。
3.Cookin’ Burger|ハンバーガー店を経営するNFTゲーム
タイトル | Cookin’ Burger(クッキンバーガー) |
ジャンル | マルチタスク料理ゲーム |
対応機種 | PC、Android、iPhone |
日本語対応 | ⚪️ |
無料プレイ | 可能 |
公式サイト | https://www.cookinburger.com/ja/ |
Cookin’ Burgerは、バーガーショップのキッチンを題材としたマルチタスクゲームです。
2023年現在、それなりのユーザーを集めており、SNSではプレイの様子をシェアする投稿が多く見受けられます。
さらに店舗の準備や従業員雇用など、経営者のような感覚も楽しめます。
4.Lucky Farmer|農場×メダル落としのNFTゲーム
タイトル | Lucky Farmer(ラッキーファーマー) |
ジャンル | コインプッシャーゲーム |
対応機種 | PC、Android、iPhone |
日本語対応 | ⚪️ |
無料プレイ | 可能 |
公式サイト | https://luckyfarmer.playmining.com/ |
Lucky Farmerは、農場を舞台にしたメダル落としゲームです。
落としたメダルを押し出して、画面下にあるポケットに落とすルール。
ポケットにコインを落とすとスロットが回転し、大量のメダルが獲得できる仕掛けが発動します。
さらにキャラクターや農地NFTを活用すると、スロットの当選確率がアップしたりや賞金が高いランキングへの参加権が得られるなど、ゲームを有利に進められます。
画面をタップするだけのシンプルなルールなので、ゲームが苦手な方でも気軽にプレイできますよ。
5.Graffiti Racer|ぬりえ×レースのゲーム
タイトル | Graffiti Racer(グラフィティレーサー) |
ジャンル | レースゲーム |
対応機種 | PC、Android、iPhone |
日本語対応 | ⚪️ |
無料プレイ | 可能 |
公式サイト | https://graffitiracer.playmining.com/ |
Graffiti Racerは、塗り絵とレースが合体した画期的なゲームです。
着色したキャラクターでレースに出場、そして勝敗に応じてリターンが得られます。
「イラストに色をつける」デザインの楽しさと、「レースで勝敗を競う」競争の面白さを同時に楽しめるのが本作の魅力。
またステータスを強化したり、スキルを付与したりできるなどの育成要素も十分に備わっています。
やればやるほどキャラクターが強くなっていくので、長く続けると勝ちやすくなり、DEPを得るチャンスも広がるでしょう。
公式サイトではぬりえ絵体験ができるので、ぜひ試してみてください。
ディープコイン(DEP)の価格推移
投資目的でのDEP購入を考えているなら、やはり価格動向は気になるでしょう。
結論からいうと、DEPの価格は、基本的にはあまり大きくは動きません。しかし過去には急騰したこともあり、うまく行けば多額の収益を得られる可能性も。
2020年5月から2023年10月までの価格推移をまとめたので、一緒に見ていきましょう。
それを踏まえ、今後DEPを保有すべきか、適切な保有量はどの程度かといった点も解説します。ぜひ参考にしてください。
ローンチからの価格推移
2021年後半までは大きな変動はなく、DEPの価格は1円前後で推移していました。
しかし、2021年11月に8円まで急騰。
その後、2021年12月から2022年4月にかけて3〜4円に下落し、2023年10月現在は0.1円で推移しています。チャートのとおり、これはリリース以来の最安値です。
価格変動の要因は市場の需要増減
2021年11月に急騰した要因は、GameFiやNFT関連のニュースが報道され、需要が高まったからと考えられています。
逆に、2022年以降の価格下落は、仮想通貨市場全体の冷え込みが原因と影響を受けたといわれています。
ただし、GameFiやNFT関連の注目が再び高まると、DEPの価格が回復する可能性もあるでしょう。
投資するなら長期保有
DEPに投資を検討しているのであれば、長期的保有を目標としましょう。
2023年現在、DEPの価格はローンチ以来、最安値(0.1DEP)で推移しています。
値動きが安定傾向であるため、短期で大きな値上がりは期待できません。その点を踏まえれば長期的保有が望ましいでしょう。
ちなみに価格は以下で確認できます。
もしかしたら、2021年〜2022年ごろに匹敵する急騰の恩恵に預かれるかもしれません。
ディープコイン(DEP)の今後は期待大!将来性が高いと言える3つの理由
リリース後最安値の0.1円と低空飛行が続くDEPですが、以下の理由で将来性が期待できます。
- GameFi・NFT市場が拡大している
- 大企業との連携・資金調達に奔走している
- 14の暗号資産取引所に上場している
ひとつずつ解説していきます。
GameFi・NFT市場が拡大している
GameFiとNFT市場の拡大に伴い、DEPの価値も上昇する可能性があります。
同じような価格上昇の例として、スポーツ関連のNFT銘柄であるチリーズが挙げられます。
チリーズは2021年3月に、ビッグクラブとのパートナーシップを結んだことがきっかけで、約18倍に価格が急騰しました。
このような成功例からも、今後の需要増加でDEPの価格上昇も期待できるでしょう。
積極的にゲーム開発をしている
ゲーム開発に対する積極的な姿勢もポジティブ材料です。
DEA社のホワイトペーパーによれば、2023年中にゲームタイトルを20本に拡充する予定とのこと。
PlayMiningのユーザーは、すでに全世界に250万人以上いますが、ヒット作が登場すればユーザー数がさらに増加し、より巨大なコンテンツ圏になるでしょう。
そのようにDEA周りが盛り上がっていけば、DEPの価格上昇も期待できそうです。
大企業との連携・資金調達に奔走している
DEA社は大企業との提携や資金調達を積極的に行っています。主だったところだけでも、以下のような動きが見られました。
- 2022年1月:プレシリーズAラウンドで総額約14億円の資金調達
- 2022年10月:テレビ東京から約3億円の資金調達
- 2022年12月:アメリカを拠点とするLDA Capitalから1000万ドルの資金調達
- 2023年8月:KDDIから資金調達
積極的な提携や資金調達の様子を見るに、今後もDEA社の事業は拡大、成長していくでしょう。同社の成長はDEPの将来性にもつながるので、今後の動きに注目です。
14の暗号資産取引所に上場している
DEPは、国内外合わせて14もの仮想通貨取引所に上場しています。
国内取引所
海外取引所
今後、需要が増加すれば、新たな取引所に上場する可能性も考えられます。
新規上場のニュースは投資家にポジティブな印象を与えます。つまり、DEPの値上がりが期待できるわけですね。
値上がりのチャンスを逃さないためにも、今後の上場に向けた動きをキャッチできるよう、できる限り最新情報を追いかけていきましょう。
ディープコインに関するQ&A
DEPに関する、よくある質問を集めました。
- ディープコインが購入できる取引所はどこですか?
- ディープコインの最高値はいくらですか?
- ディープコインが下落した理由は?
- ディープコインのX(Twitter)アカウントはありますか?
気になる項目をチェックしてみてください。
- ディープコインが購入できる取引所はどこですか?
-
A.DEPは以下の14の仮想通貨取引所でDEPを購入できます。
国内取引所
海外取引所
特に、BITPointは各種手数料が無料で、使い勝手がよい取引所のひとつといえます。
- ディープコインの最高値はいくらですか?
-
DEPの最高値は、2021年11月の8円です。
出典:CoinMarketCap 価格が上がった理由は、GameFiやNFT関連のキーワードがニュースで取り上げられたことだと考えられています。
価格変動は市場での情報や需要に影響を受けるため、今後の動きに注目です。
- ディープコインが下落した理由は?
-
下落の理由は、仮想通貨市場全体の冷え込みや、提供しているゲームの伸び悩みが原因といわれています。
ただし、今後市場の注目が再びDEPに向けられると、価格回復も期待できるでしょう。
- DEPのX(Twitter)アカウントはありますか?
-
DEPの公式アカウントはこちらから確認できます。
最新情報やキャンペーンの告知を受け取れるので、ぜひフォローしておきましょう。
まとめ
この記事では、DEPの特長や将来性について解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- DEPを発行しているDEA社は、日本人中心の会社である
- DEA社は、GameFiプラットフォームであるPlayMiningを提供している
- PlayMiningは全世界250万人以上のユーザーがいる
- PlayMiningでは、日本原作のキャラクターや作品が多数扱われている
- DEPは14もの仮想通貨取引所に上場している
- DEPの最高値は8円で、現在は0.1円を推移している
- DEA社はエコシステム拡大のため、企業との提携や資金調達を積極的に行っている
DEPは2020年発行の比較的新しい銘柄ですが、意欲的に開発されており、今後の成長が期待できます。
ぜひこの機会に、DEPやPlayMiningに触れてみてくださいね。