XRP(リップル)SEC訴訟の影響で週間20%下落も、2025年に向け8.4ドルの予測

XRP 価格下落

XRP(リップル)は直近で2.17ドル(約327.74円)まで下落し、1週間で20%の下落を記録しました。

XRP 価格チャート
出典:CoinMarketCap

しかし、Bitget Research チーフアナリストRyan Lee氏によると、XRPはこれから価格が上昇すると考えられており、8.4ドル(約1,269.07円)への上昇も見込まれているとのこと。

今回は、XRPが大きく下落したにもかかわらず価格上昇が期待できる根拠を紹介します。

目次

XRPの大幅下落とその要因

XRPの大幅に価格が下落したのは、2020年12月から続いているアメリカの証券取引委員会(SEC)との裁判が関係していると見られています。

SECによる訴訟の内容は「XRPは未登録証券の販売に該当する」というもの。これについてアメリカのドキュメンタリーテレビ番組60 Minutesが取り上げた件が、今回の価格下落に繋がったようです。

しかし、2023年7月の判決により、取引所を通して販売されたXRPは証券ではないとすでに認められており、報道内容は意図的に触れていない部分があるとの指摘も。

日本語訳:

@60Minutes
またしても現場を押さえられました。彼らは@RippleがSECに訴えられたと嬉々として報道していますが、連邦判事が証券ではないと判断したことには触れていません。実際にXRPは証券でなく商品です。

RT して、暗号通貨コミュニティ#msmはそのような嘘をついて逃げおおせるのは許さないことを@60minutesに知らせてください。

現在は、機関投資家に販売されたXRPは証券だとみなされたことについて、証券取引法に違反したことに対する罰金額について争っている状況です。

裁判の決着はまだ完全についたとはいえないため、今回の要因でさらなる値下がりは起きないと考えられます。

チャートから読み取れる価格上昇の兆し

価格チャートの動きを分析すると、XRPは価格上昇の壁を乗り越えており、さらに上がり続ける見込みがあります。

その根拠としてアナリストらが指摘しているのは、カップアンドハンドル強気ダイバージェンスと呼ばれるパターンです。

カップアンドハンドルとは大幅下落、横ばい、大幅上昇、小幅下落、上昇の順に価格が変動し、価格チャートが取っ手つきのカップのように見える状態。

カップアンドハンドル
出典:DMM Bitcoin

強気ダイバージェンスは、テクニカル分析における指標の1つであるRSI等が上昇しているにもかかわらず価格が下落している状態を示します。

上記のようなパターンがXRPに見られるため、今後も上昇トレンドが続く可能性があるでしょう。

新たな仮想通貨の導入とXRPへの期待

XRPの取引に使われているブロックチェーン(XRP Ledger)上に、新しい仮想通貨RLUSDが導入される予定があるため、XRPの実用性と流動性がさらに高まる可能性があります。

RLUSDは、XRPを発行したリップル社が開発している、米ドルと価格が連動しているステーブルコイン。価格が安定して利用しやすいため、XRPの取引量増加や需要拡大を支える役割を果たすことが期待されています。

リップル社が提供している国際送金にも幅が広がるので、RLUSDの導入によって価格が上昇する可能性は十分あります。

2025年の価格予想と今後の展望

2025年のXRP価格予測については、1.8ドル(約271.94円)から8.4ドル(約1,269.07円)の範囲が見込まれています。なかには、10ドルを超える可能性を指摘する声も。

こうした予想のとおりXRPが価格上昇するには、以下のポイントが鍵となるでしょう。

  • SECとの裁判
  • RLUSD導入によるXRP普及率の拡大
  • 仮想通貨の市場全体の動向

XRPに関するニュースだけでなく、仮想通貨全体の動きにも引き続き注意が必要です。

引用ソース:Bitget Research

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