XRP 未決済建玉が50億ドルに迫る|価格の急変動に備える動き

Bitget Research チーフアナリストのRyan Lee氏によると、リップル(XRP)にブレイクアウトの前兆が出ており、トレーダーたちが注目しているとのこと。

目次

未決済建玉の急増が示す市場の熱気

XRPの先物市場では、未決済建玉が50億ドル(約7750億円)に達しつつあります。

XRP先物の未決済建玉
出典:CoinGlass

この急増は、トレーダーたちが今後の値動きを見込んで大きなポジションを取っており、投機的な活動が活発であることを意味します。

こうした状況より、これからの価格変動が激しくなる可能性を高いでしょう。

狭い値幅の中で高まる上昇の兆候

現在のXRPの価格は、2.2〜2.4ドル(約341~372円)の狭い範囲で推移を続けています。

リップル(XRP)価格チャート
出典:CoinMarketCap

こうした静かな動きは、過去にも急な値上がりにつながる前兆となったことがあります。例えば、2023年7月にSECとの訴訟の判決を受けた際も、同様の前兆から67%以上の急騰が起きました。

リップル(XRP)価格チャート_2023年7月前後
出典:CoinMarketCap

現物市場で買いの勢いが衰えていない点も、価格上昇を支える要因となっています。

ショートポジションで取引(空売り)している投資家の不意を突く状況になれば、価格が急騰するかもしれません。

方向感の不透明さと高まるリスク

一方で、相場が不安定になるリスクもはらんでいます。

明確な材料がないにもかかわらず建玉が増えている現状は、上下どちらにも大きく価格変動する可能性があるからです。

価格が上がれば、ショートポジションからの買い戻しによる値上がり(ショートスクイーズ)が起きて大幅な上昇が見込まれるでしょう。

反面、利益確定や世界的な経済不安などにより売りが増えれば急落する可能性も。

投資家が注目すべき外部要因

今後のXRPの動きを予測するには、以下のような要因をチェックしましょう。

  • XRPレジャー(XRPL)の技術開発の進展
  • ETF(上場投資信託)に関連するニュース

こうした外部の材料は、短期的な価格変動のきっかけとなります。

次の変動は大きくなる可能性が高いため、注意深く見守ることが重要です。

※ドル円の価格レートは1ドル=155円として計算しています。
引用ソース:Bitget Research

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