仮想通貨Tenset(10set)は詐欺なのか?特徴と将来性、購入方法を徹底解説

Tenset

出典:Tenset

2024年3月にビットコインの価格が1,000万円を超え、仮想通貨事情に注目が集まっています。

新しい通貨も次々と上昇している中、Tenset(10set)が気になっている方もいるのではないでしょうか?

しかし、

  • Tensetがどのような通貨なのか知りたい
  • 詐欺といわれている理由を知りたい
  • 購入方法やローンチパッドへの参加方法について知りたい

などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。

結論からいうと、Tensetは監査機関からの審査に合格しているため詐欺プロジェクトではありません。主に将来性のあるトークンを早期購入できる、ローンチパッドサービスを提供する安全なプロジェクトです。

本記事ではTensetが詐欺といわれている理由から、特徴や購入方法、将来性まで徹底解説します。

Tensetが気になっている方はぜひ参考にしてください。

目次

Tenset(10set)とは?詐欺ではない理由と4つの特徴を解説!

10set token stands on basic economics rules
出典:Tenset

Tenset(10SET)とは、株式市場と仮想通貨の架け橋となることを目指すブロックチェーンプロジェクトです。

保有するだけで配当のような報酬が得られる画期的なシステムが特徴で、多くの投資家から注目を集めています。

主な特徴は以下の通り。

  1. ETF(上場投資信託)を運用できるプラットフォーム
  2. 仮想通貨銘柄のローンチパッドを提供
  3. 定期的にバーンされるデフレトークン
  4. Infinityエアドロップ&ステーキングの仕組みがある
Tensetが詐欺だといわれている原因

結論からいうと、Tensetは詐欺ではないと考えられます。

ブロックチェーンプロジェクトの監査を実施するCertiK社の審査にも合格しており、安全なプロジェクトと認証を受けています

CertiK社の審査結果
出典:CertiK

SNSなどでTensetが詐欺だといわれているのは、主に日本におけるマーケティングが積極的であることが原因です。

さらに、三崎優太氏(青汁王子)がSNSでTensetのローンチパッド銘柄のEverdomeとFAMEを購入した後、暴落したことで「詐欺銘柄」だと発信したことも要因の一つだといえるでしょう。

ローンチパッド銘柄は、上場直後に大きく価格が上昇し、その後価格が下落していく傾向にあります。

そのため、高値掴みをしてしまうと、大きな損失を抱えるリスクがある点には注意が必要です。

1.ETF(上場投資信託)を運用できるプラットフォーム

Tensetは、ETF(上場投資信託)を運用できるプラットフォームです。投資家から集めた資金をプロの運用者が株式などに投資し、その運用益をTensetの保有者に分配します

このシステムにより、個人では難しい投資信託への参加が可能です。

特に新興国など証券口座の開設が難しい地域の人々にとって、Tensetは画期的な投資プラットフォームといえるでしょう。

ネット環境とスマートフォンさえあれば、世界のマーケットに投資できるのです。

実際にTensetの運用資産には、有望な株式銘柄だけでなく仮想通貨も含まれています

将来的には、保有するTensetで直接株式を売買できる予定です。つまり、少額からでも本格的な資産運用に参加できるのです。

2.仮想通貨銘柄のローンチパッドを提供

TensetはTenset GEM(ジェム)と呼ばれる独自のローンチパッドを提供しています。ここでは、有望な新規仮想通貨プロジェクトのトークンセールが定期的に実施されます。

ローンチパッドとは、新しい仮想通貨が一般公開される前に、限定された投資家に対して先行販売する場のことです。

Tenset GEMでは、厳選された高い将来性を持つ若いプロジェクトのみが選ばれ、投資家に提供されます。

過去にはMetaHero(HERO)やEverdome(DOME)など、注目度の高い銘柄がローンチされました。

実際にTenset GEMからローンチされたEverdomeは、わずか一週間で約100倍の価格上昇を記録するなど、大きな注目を集めました。

Tenset GEMで新規トークンを購入するには、一定数量のTensetを1年間ロックする必要があります。

この仕組みにより、Tensetホルダーは有望な新規プロジェクトに早期から参加できる特権を得られるのです。

また、Tensetを1年間ロックすることから長期保有するユーザーが増加することで、売り圧を抑え、Tensetの価格が下落しにくいメリットもあります。

Everdomeについて詳しく解説している記事があるので、ぜひこちらも参考にしてください。

3.定期的にバーンされるデフレトークン

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出典:Tenset

Tensetはデフレ型のトークンとなっており、定期的にトークンの一部が買い戻されて焼却(バーン)されていく仕組みになっています。

これにより、流通量が徐々に減少し、希少価値が高まっていきます。具体的には、DEX(分散型取引所)でTensetを取引するたびに、4%の手数料が徴収されます。

このうちの2%は、運営側によって四半期ごとにバイバック(買い戻し)された上で永久にバーンされるのです。

つまり、Tensetの取引が活発になればなるほど、流通量の減少スピードは速まることになります。

残り2%はユーザーへの配当に充てられます。

Tensetの総発行量は21億枚に設定されていますが、最終的には2100万枚(ビットコインと同じ枚数)まで減少する予定です。

単純計算では、最終的な一枚あたりの価値は発行時の100倍になるということです。需要と供給のバランスから、長期的にはTensetの価格上昇が期待できるでしょう。

また、デフレ通貨の特性上、仮に短期的な価格下落があったとしても、中長期では下値が支えられやすいメリットもあります。

Tensetを買って持ち続けるだけで、資産価値の着実な上昇を狙えそうです。

4.Infinityエアドロップ&ステーキングの仕組みがある

TensetではInfinity Airdropという独自のエアドロップ制度を設けており、Tensetをステーキング(預け入れ)することで、さまざまな仮想通貨を無料で受け取れる仕組みがあります。

このInfinity Airdropでは、ステーキングしたTensetの量と期間に応じて、定期的に異なる仮想通貨がエアドロップされます。

長期にわたって大量のTensetをロックアップするほど、より多くの報酬を得られる仕組みです。

将来的には100種類もの仮想通貨がエアドロップで配布される予定とのことです。

また、Tensetではステーキングによる通常の報酬も用意されています。一定期間Tensetを預け入れることで、年利数%分のTensetを新たに受け取れるのです。

ステーキング期間が長いほど、より高い利回りを得られるようになり、90日間ロックすることで最大10%のAPR(年率)が設定されています。

Tenset利回り条件
出典:Tenset

この2種類の報酬制度により、Tensetの保有者は取引による値上がり益だけでなく、さまざまな通貨やステーキング報酬を継続的に獲得できます。

仮想通貨Tenset(10set)の買い方

Tenset
出典:Tenset

Tensetの購入方法は以下の5ステップで進めます。ここから先は、このページを別画面で開きながら作業するとわかりやすいですよ。

  1. 国内取引所の口座開設・BNBの購入
  2. 仮想通貨ウォレットの用意
  3. 仮想通貨ウォレットにBNBを入金
  4. PancakeswapでTensetを購入
Tensetを購入可能な取引所

Tensetは国内取引所では購入できないため、海外取引所を利用する必要があります

Tensetを購入できる海外取引所は主に以下の通り。

DEX(分散型取引所)であれば、Pancakeswapで購入できます。本記事ではローンチパッドに参加する際に手数料を安価に抑えられるPancakeswapを使った購入方法を解説します。

分散型取引所(DEX)とは?

ブロックチェーンで構築された中央運営者の存在しない仮想通貨取引所。

Pancakeswapについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

STEP

国内取引所の口座開設・BNBを購入

Tensetを購入するためには、まず国内取引所でBNBを購入する必要があります。BNBを購入できる国内取引所は以下の通り。

今回はbitbankを使った購入方法を解説します。bitbank公式サイトにアクセスしてメールアドレスを入力し「無料新規登録」をクリックしましょう。

bibank

入力したメールアドレス宛に届いた認証用URLにアクセスして、登録手続きを済ませましょう。本人確認書類を提出し、審査が完了したら取引できるようになります。

bitbankでのBNB購入方法は、日本円を入金してから販売所でBNBを選択し「買う」をクリックしましょう。

bitbank購入画面

購入金額を入力し「購入内容の確認」をクリックすれば、購入手続きは完了です。

bitbank購入画面
STEP

仮想通貨ウォレットの用意

Tensetを使ってローンチパッドに参加するには、仮想通貨やNFTアイテムを保管するウォレットが必要です。

はじめてウォレットを作るなら、日本語に対応していて使いやすいMetaMaskがおすすめ。

MetaMaskはGoogle Chromeの拡張機能としてインストールできるため便利です。

MetaMaskの使い方を詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。

インストールが完了したら、BNBチェーンを追加しておきましょう。詳しい追加方法は以下の記事を参考にしてください。

BNBチェーンが追加できたら、TensetをMetaMaskに登録します。設定しないとTensetを購入してもMetaMaskに表示されないため注意しましょう。

「トークンをインポート」ページで「カスタムトークン」を選択し「トークンコントラクトアドレス」欄に以下のアドレスを入力したら「次へ」をクリック。

Tensetのコントラクトアドレス

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Tenset登録画面

「インポート」をクリックすれば「10SET」が表示されるようになります。

Tenset登録画面
STEP

仮想通貨ウォレットにBNBを入金

国内取引所で購入したBNBをMetaMaskに入金します。MetaMaskの入金用アドレスをコピーして、bitbankに登録しましょう。

MetaMaskの入金用アドレスは画面上部の「Account」の下に表示されています。クリックすればコピーできますよ。

MetaMask入金画面

まずは少額から送金して、MetaMaskに着金が完了したことが確認できてから、全額を送金するようにしましょう。アドレス間違いなどで資金を失うリスクを減らせます

STEP

PancakeswapでTensetを購入

Pancakeswap公式サイトにアクセスし、画面右上の「Connect Wallet」をクリックしてMetaMaskを連携します。

MetaMask連携画面

Swapページにアクセスして、交換先通貨をクリックしましょう。

MetaMask連携画面

「tenset」を検索すると「10SET」が表示されるので選択します。

MetaMask連携画面

Tensetの購入に使用するBNBの数量を入力し、購入手続きを済ませれば購入完了です。

MetaMask連携画面

ローンチパッドに参加する方法

TensetのローンチパッドTenset GEMに参加するには、Tensetを1年間ロック、またはNFTを保有する2種類の方法があります。

Tenset公式サイトにアクセスして「Discover Gems」をクリックします。

Tenset

ロックするTensetの数量に応じた項目の「Lock」をクリック。

Tenset数量選択

ロックするTensetの数量を入力し、ウォレットを接続して手続きを済ませればローンチパッドへの参加は完了です。

Tensetウォレット接続画面

次に、NFTを使った参加方法について解説します。

Tensetでは、以下2つのNFTが用意されており、保有している限りローンチパッドに永続的に参加できるようになります。

  • Regular NFT
  • Sumeragi & Genesis NFT

Regular NFT

Regular NFTは、5,000Tensetをロックするティア3と同等の特典と、ティア1と比較して7.5倍のローンチバッドの割り当てが得られます。

Tensetティア特典
出典:OpenSea

Sumeragi & Genesis NFT

Sumeragi & Genesis NFTはさらに割り当て量が増加。さらに、TensetにステーキングすることでTensetの取引で発生する手数料の1%を報酬として受け取れる仕組みです。

Tenset手数料
出典:OpenSea

どちらのNFTも約0.9ETH(約50万円)からと高額ですが、Tensetでより効率的に稼ぎたい方は購入を検討してみると良いでしょう。

Tenset(10set)の将来性に関するポイント

Tenset
出典:Tenset

Tenset(10SET)は、ユニークな特徴を備えた仮想通貨プロジェクトとして、高い将来性が期待されています。主なポイントは以下の通り。

  • ローンチパッドの盛り上がりにより価格上昇の可能性
  • BNBチェーンとの連携により重要な存在として認知される
  • バイバック機能で価格上昇の可能性

これまでの価格動向についても解説するので、参考にしてください。

ローンチパッドの盛り上がりにより価格上昇の可能性

Tensetの将来性を高めている大きな要因の一つが、Tenset GEMと呼ばれる独自のローンチパッドの存在です。

ローンチパッドで実施される新規仮想通貨プロジェクトのトークンセールが、Tensetの価値上昇を後押しすると期待されています。

実際にTenset GEMでは、MetaHeroやEverdomeなど、ローンチ後に大きな価格上昇を遂げた有望プロジェクトが複数登場しています。

主な通貨のローンチパッドで購入した価格から、過去最高値までの上昇倍率は以下の通りです。

通貨名ATH(過去最高値)の上昇倍率
MetaHero(HERO)16,800%
Kanga(KNG)1,800%
Everdome(DOME)9,400%
Fame MMA(FAME)30,000%
Catamoto (CATA)1,500%

このように、Tenset GEMで販売されたトークンの多くが、上場後に大きく価格上昇しているのです。

さらに最近では、ミームコインCATAMOTOのローンチが話題となり、Tensetの価格が大きく上昇しました。ミームコインの人気を背景に、Tensetへの注目が集まったのです。

今後もバズり力のあるプロジェクトとのコラボレーションが続けば、Tensetの価値上昇に弾みがつくかもしれません。

BNBチェーンとの連携により重要な存在として認知される

TensetがBNBチェーンのエコシステムにおいて、重要なプレイヤーとして認知されつつあることも、将来性の高さを示唆しています。

BNBチェーンとは?

海外取引所Binanceが開発・運営するブロックチェーンプロジェクト。

大手ブロックチェーンとの良好な関係は、Tensetの成長を後押しする力になるでしょう。

2023年、TensetはBNBチェーンが公式に運営するKickstartプログラムに選出されました。

Kickstartプログラムとは?

ブロックチェーン技術を活用したプロジェクトやスタートアップを支援するためのプログラム。

BNB CHAIN
出典:BNB CHAIN

Kickstartプログラムに選出されたということは、BNBチェーンのエコシステム内で、信頼できる重要なプロジェクトとしてTensetが認められた証と言えます。

開発者や他のプロジェクトにとって欠かせないツールやサービスとして、Tensetの立ち位置が確立されつつあるのです。

バイバック(買い戻し)で価格上昇の可能性

Tensetの特徴的な機能の一つであるバイバック(買い戻し)も、将来の価格上昇につながる重要な要素といえるでしょう。

定期的に市場からトークンを買い戻して焼却することで、希少価値を高める効果が期待できます。具体的には、Tensetでは取引のたびに4%の手数料が徴収され、そのうちの2%が四半期ごとにバイバックに充てられます。

つまり、Tensetの取引が活発になればなるほど、バイバックのペースも速まるわけです。トークンの流通量が減少することで、中長期的には価格の上昇圧力になると考えられます。

2023年3月にはTensetの価格が一時40%近く急騰したのです。価格急騰の背景には、人気ミーム通貨CATAMOTOとのコラボレーションによる注目度の高まりがありました。

CATAMOTOが取引されるごとに、0.5%がTensetのバイバックに充てられたことも要因の一つです。

Tenset価格チャート

このように、Tensetのバイバック機能は、プロジェクトの長期的な価値向上を支える重要な仕組みの一つだといえます。

トークンの希少化を通じて、価格の下支えと上昇の土台を作る役割を果たすでしょう。

Tenset(10set)に関するQ&A

FAQ

Tensetに関するよくある質問と回答を紹介します。疑問をお持ちの方は参考にしてください。

  • Tensetは現在日本円でいくらですか?
  • Tensetのコントラクトアドレスを教えてください
  • Tenset Gem Launch Platformに参加するにはどうすればよいですか?

Tensetは現在日本円でいくらですか?

Tensetの現在価格は以下の通りです。

​​Tensetのコントラクトアドレスを教えてください

Tensetのコントラクトアドレスは以下の通りです。

Tensetのコントラクトアドレス

0x1ae369a6ab222aff166325b7b87eb9af06c86e57

BNBチェーンを選択した上で「トークンをインポート」ページから「カスタムトークン」を選択し「トークンコントラクトアドレス」欄に入力しましょう。

Tenset Gem Launch Platformに参加するにはどうすればよいですか?

Tenset Gem Launch Platformに参加するためには、Tenset公式サイトからローンチパッドページにアクセスして、Tensetを1年間ロックする必要があります

最低ロック数は1,000Tensetで、最大5,000Tensetまでロックできます。ロック数量が多いほど、ローンチパッドで購入できるトークンの割り当てが増加する仕組みです。

また、NFTを購入してロックすることでも参加可能です。

より詳しく知りたい方は、本記事の「ローンチパッドに参加する方法」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

まとめ

この記事では、仮想通貨Tensetの特徴や購入方法、ローンチパッドへの参加方法などについて解説しました。

最後に重要な点をおさらいしておきましょう。

  • TensetはETFを運用できるプラットフォームを目指すプロジェクト
  • 有望な新規仮想通貨のローンチパッド「Tenset GEM」を提供
  • 定期的なバイバック(買い戻し)によるデフレトークンの特徴を持つ
  • 詐欺ではないが、積極的なマーケティングなどから「詐欺」といわれることも
  • 国内取引所でBNBを購入し、Pancakeswapで交換することで取得可能
  • ローンチパッドへは一定数のTensetロックか専用NFT保有で参加できる

Tensetは2021年にローンチされた比較的新しい仮想通貨です。

有望なローンチパッド銘柄の登場で大きな価格上昇の可能性があり、BNBチェーンとの連携で重要性も高まっています。

本記事を参考にして、この機会にTensetの運用を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

「Metaland編集部」は、Web3.0、メタバース、AIといった最新のトピックを皆様にお届けします。専門知識がない方でもご心配は不要です。情報を深くかつ分かりやすく解説することを重視し、新しいデジタル時代への案内役となることを目指しています。一緒に新たなステップを踏み出しましょう!

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