PLT(パレットトークン)はオワコン?特徴と購入方法、将来性を解説!

出典:ホワイトペーパー

昨今、PLT(パレットトークン)が話題となっています。

Paletteチェーン上でリリース予定のゲーム「THE LAND 〜エルフの森〜」の土地であるLANDを購入する際にPLTが必要であるためです。

しかし、

  • PLTがどのような仮想通貨なのか知りたい
  • なぜ注目なのかを知りたい
  • 将来性があるのかを知りたい

と悩んでいる人もいるでしょう。

結論から言うと、PLTは、Paletteネットワーク上で使われる仮想通貨。話題のゲームが展開されているため、注目されています。

今回は初心者の方でもわかりやすいように、PLTの特徴、購入方法、将来性について解説します。

PLTが気になる人は、最後までぜひご覧ください。

仮想通貨投資には取引所口座が必須!

仮想通貨を購入するには、まず取引所の口座を開設する必要があります。以下の記事で国内・海外のおすすめ取引所を紹介しているので、対応通貨や手数料を比較して投資スタイルに合った取引所を選びましょう。

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目次

仮想通貨PLT(パレットトークン)とは?5つの特徴を紹介

palette
出典:ホワイトペーパー

PLTの主な特徴は以下の通り。

  1. NFTを発行・管理・流通するためのブロックチェーン
  2. イーサリアム基盤でクロスチェーン対応
  3. ネットワーク手数料が無料
  4. コンソーシアムによるガバナンス(意思決定)
  5. 国内初のIEO対象銘柄

順番に解説します。

1.NFTを発行・管理・流通するためのブロックチェーン

PLT(パレットトークン)は、NFTを発行・管理・流通するために開発されたPaletteチェーンの独自通貨です。

Paletteチェーンは、国内企業のHashPaletteが開発・運営を行っています。

Paletteチェーン上には、ジェネレーティブNFTアートやゲームで使用するキャラクターNFTなどが存在しています。

ジェネレーティブNFTとは?

コンピューターによって自動生成されたNFT。

興味のある人は、Paletteチェーン上のNFTマーケットプレイスであるPLT Placeをチェックしてみると良いでしょう。

2.イーサリアム基盤でクロスチェーン対応

Paletteは、イーサリアムを含む多くのブロックチェーンにクロスチェーン対応しています。

クロスチェーン技術とは?

ブロックチェーン同士を相互運用させる技術。

つまり、他のブロックチェーン上のマーケットプレイスからNFTを移動可能なのです。

逆もまた可能で、他のブロックチェーン上のNFTをPaletteチェーンに移動させることもできます。

Paletteチェーンを利用すれば、複数間のブロックチェーン上でNFTの取引ができるため、ユーザーにとっては非常に便利。

クロスチェーン対応は、Paletteの大きな魅力と言えるでしょう。

IOSTと連携

コンセンサスノード一覧
出典:ホワイトペーパー コンセンサスノード一覧

Paletteチェーンには多数の企業や取引所がノードとして参加しています。

ノードとはブロックチェーンでの合意形成に携わり、取引記録の監視、管理を行う端末群のこと。

その中でも特筆すべきは、2021年9月にIOST財団と戦略的パートナーシップを締結している点です。

IOSTとは?

シンガポールの非営利団体「IOST財団」によって作られたブロックチェーンであり、仮想通貨の名称。

IOSTはPaletteにとって重要な存在で、Paletteのテストネットがローンチしたときから、最初のコンセンサスノードとして参加。

将来的には、知的財産(IP)分野でタッグを組んで今後の拡大を図るとされています。

ブロックチェーンを知的財産の管理に応用すれば、透明性が担保されるため、著作権の侵害や不正取引を防げます。

多くの企業やクリエイターへメリットをもたらすと考えられるでしょう。

https://twitter.com/hashpalette/status/1442685857371021314?s=20

3.ネットワーク手数料が無料

Paletteチェーン上のNFTマーケットプレイスPLT Placeでは、ネットワーク手数料(ガス代)が無料

一般的なNFTマーケットプレイスでは、NFTの購入や送付の際に手数料(ガス代)がかかります。

初めてNFT取引をする人から頻繁に行う人まで、手数料の心配をせずにNFT取引を楽しめるでしょう。

4.コンソーシアムによるガバナンス(意思決定)

Paletteチェーンの運営方針は、Paletteコンソーシアムに参加するメンバーが決定。

たとえば、下記のような事柄について話し合われます。

  • Paletteチェーンの仕様変更
  • ガス代などの手数料体系
  • クロスチェーンの設計

管理者が複数存在するため中央集権的な運営にならず、ユーザーのメリットを優先した意思決定がされるメリットがあります。

5.国内初のIEO対象銘柄

仮想通貨PLTは国内初のIEO銘柄です。

IEO(Initial Exchange Offering)とは?

仮想通貨を使った資金調達手法。

IEOは2021年7月1日に、国内取引所Coincheckで実施されました。

国内初のIEOということで大きな話題となり、調達目標額であった9億3,150円を超えたため、抽選販売に。

販売価格は4.05円だったにも関わらず、上場直後には45円まで価格が急騰。20倍以上に上昇しました。

PLTが資金調達に成功したことからIEOに注目が集まり、その後のIEOでも10億円前後の資金調達に成功しています。

これまでのPLT(パレットトークン)の価格・チャート推移

PLT(パレットトークン)の価格・チャート推移
出典:CoinMarketCap

PLTは、2021年7月のIEO実施後、価格が急激に上昇し約45円まで到達しました。

2021年11月、NFTマーケットプレイス「studio 15 market for NFT」でPaletteチェーンの採用が公表された際は約58円まで上昇

その後2022年の初めにはNFT市場の盛り上がりを背景に、価格は46円まで上昇しました。

しかし2022年5月以降、仮想通貨市場全体が下落し、PLTの価格は徐々に下落。

2022年の後半のFRBの金融政策の強化や、2023年5月の「テラショック」、11月のFTXの破綻など、複数の経済的要因が影響を及ぼし、価格の低下が続きました。

2023年10月11日時点では、PLTの価格は7円前後を安定して推移しています。

仮想通貨PLT(パレットトークン)の買い方・始め方

palette公式サイトトップページ
出典:公式サイト

PLTの購入手順と使用方法を解説します。

手順は以下の通り。

  1. 国内取引所Coincheckの口座を開設
  2. 日本円を入金
  3. PLTを購入
  4. PLT(パレットトークン)のステーキング方法
仮想通貨投資には取引所口座が必須!

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STEP

国内取引所Coincheckの口座を開設

PLTを購入するために、国内取引所の口座を開設しましょう。

2023年10月現在、PLTを購入できる国内取引所は以下の通り。

  • Coincheck
  • OKCoinJapan
  • BitTrade
  • CoinTrade

PLTの出金手数料が比較的安いOKCoinJapanがおすすめですよ。

STEP

日本円を入金

国内取引所の口座開設をしたら、次はPLT購入用の日本円を入金します。

今回はCoincheckの画面を使用して解説します。

Coincheckにログインしたら、画面左のメニューから「日本円の入金」をクリックしましょう。

任意の方法を選んで、入金を行います。

銀行振り込みであれば、口座情報が表示されます。

日本円の入金ができる銀行口座(GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行)
STEP

PLT(パレットトークン)を購入

現物取引の欄から、PLTを選択します。

レートを選択し、注文量を入力。「買い」を選択して「注文する」をクリックすれば、PLTの購入は完了です。

現物取引のなかからPLTを選択している画面
STEP

PLT(パレットトークン)のステーキング方法

PLTは、仮想通貨を預けて報酬が得られるステーキングが可能

次の取引所で対応しています。

  • OKCoinJapan
  • CoinTrade

ステーキングを実施すると、指定された期間PLTが固定され、預け入れた金額と期間に基づく利息を受け取り可能です。

例)CoinTradeの場合

【通常プラン】

30日間90日間
200PLT〜10%14%
1,000PLT〜16%20%

【VIPプラン】

120日間
25,000PLT〜22%

一定期間資金を預ける日本円の定期預金と比較すると、金利が高いのが特徴

資金に余裕のある方は、PLTを購入しステーキングすることで、高い利息収入を得られますよ。

しかし、ステーキング期間中はPLTを引き出せないため、その間に価格が下落してしまうと損失がでるリスクも。

ステーキングをする際は、市場動向をチェックして価格の下落リスクに備えましょう。

仮想通貨PLT(パレットトークン)の将来性・今後の見通し

PLTの将来性を示すチャート
出典:ホワイトペーパー

PLTの将来性、今後の見通しについて説明します。

  1. 国内NFT市場と共に成長する
  2. NFTゲームやプロジェクトが増えるかどうかが鍵
  3. ユーティリティトークンとして使い道が幅広い

順番に見ていきましょう。

1.国内NFT市場と共に成長する

Paletteチェーンは、エンターテイメント分野のNFTの発行や管理に特化したプロジェクト。

日本はアニメ、マンガ、ゲームなどの多岐にわたるエンターテイメントコンテンツを有しているため、知的財産を利用したNFTの発行が増加しています。

つまり、Paletteチェーンの需要が拡大する可能性は高いと言えるでしょう。

2023年以降、市場環境の変動によりNFT市場は一時的な低迷を見せていますが、NFTはデジタルアセットの所有権を証明する革新的な技術として注目されています。

現状はまだ市場が成熟していないとはいえ、NFT市場の大きなポテンシャルを背景に、Paletteチェーンの将来的な成長が期待されます。

Paletteチェーンを採用するプロジェクトが増加すれば、PLTの価格上昇にもつながるでしょう。

2.NFTゲームやプロジェクトが増えるかどうかが鍵

PLTの将来的な展望は、Paletteチェーン上でのNFTゲームやプロジェクトの増加に密接に関連しています。

Paletteでのゲームやプロジェクトの人気が上昇すれば、Paletteチェーンと独自通貨であるPLTへの需要が増加すると考えられるでしょう。

2023年10月12日現在、PaletteのNFTマーケットプレイス「PLT Place」では、以下のコンテンツが展開されています。

コンテンツ名NFTの種類
Crypto Ninja Party!ジェネレーティブNFT
Elf MastersマスターNFT、エルフNFT
THE LAND 〜エルフの森〜LAND

2023年中にリリースが予定されている「THE LAND 〜エルフの森〜」のLANDは注目を集めています。

同タイトルは、NFTゲームElf Mastersのアップグレード版です。

Elf Mastersに関する詳細は、以下の記事で紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

「エルフの森」の土地が買いどき

「THE LAND 〜エルフの森〜」は、2023年中に公開予定のメタバース型農業ゲーム

「エルフの森」のメタバース内の土地「LAND」のうち、4,000PLT(約3万円)から8,000PLT(約6万円)の価格帯はすでに売り切れが続出しています。

エルフの森で販売されている土地

「THE LAND 〜エルフの森〜」の正式なスタートを迎えると、PLT Placeでの取引はさらに盛んになるでしょう。

今のうちに買っておくと売却益を得られるかもしれませんよ。

3.ユーティリティトークンとして使い道が幅広い

PLTは、PaletteプラットフォームでのNFTの決済や取引手数料の支払いに使用されます。

新しいゲームやプロジェクトが増えて使用機会が増えるだけでなく、特定の量のPLTを保有することで新しいサービスが利用可能になる場合も考えられます。

さらに、Paletteプラットフォームでの活動や貢献度に基づき、ユーザーにPLTが報酬として付与される可能性も。

エコシステムの拡大に伴い、ユーティリティトークンとしてのPLTの用途は多様化していくでしょう。

PLTの使用用途
出典:ホワイトペーパー

仮想通貨PLT(パレットトークン)に関するQ&A

PLT(パレットトークン)に関するよくある質問と回答を紹介します。

  • PLT(パレットトークン)はオワコンですか?
  • 1PLT(パレットトークン)=1000円台まで価格上昇しますか?
  • 現在上場している取引所はどこですか?
  • 最新情報はどこで入手できますか?

疑問をお持ちの方は参考にしてください。

PLT(パレットトークン)はオワコンですか?

NFT市場の不振に伴い、PLTの将来に対する疑念が浮上しています。

しかしながら、以下の要因からPLTがオワコンになる可能性は低いでしょう。

  • 高い知名度を誇る
  • 大手企業と提携している
  • 「THE LAND 〜エルフの森〜」への期待感が高い

PLTは、国内初のIEO銘柄として知られています。

また、Paletteチェーンは、香港を中心に活動するWeb3投資企業であるAnimocaBrandsや、国内で著名な仮想通貨取引所Coincheckなどの支持を受けています。

さらに「THE LAND 〜エルフの森〜」では、ゲーム内の土地「LAND」の先行販売が好調で、多くが完売。

これらの知名度、注目度、信頼性の三要素がそろっているため、PLTがオワコンになるとは考えづらいでしょう。

1PLT=1,000円台まで価格上昇しますか?

結論からお伝えすると、1PLTが1,000円に達する見込みは低いでしょう。

2023年10月現在は1PLT=約7.5円のため、1,000円に達するには約130倍以上価格上昇する必要があり現実的とは言えません。

ただし、Paletteチェーンで近日公開予定の「THE LAND 〜エルフの森〜」には高い注目が集まっており、今後の価格の上昇が期待されます。

また、Priceprediction Webによる2032年までの価格予測によれば、2032年には2.6ドル(約390円)まで上昇すると見込まれています。

出典:Priceprediction Web

NFTの一層の実用化とPaletteチェーン上の取引増加に伴い、1,000円には届かずとも、価格上昇の可能性があると考えられます。

現在上場している取引所はどこですか?

PLT(パレットトークン)は、国内では下記の取引所に上場しています。

  • Coincheck
  • OKCoinJapan
  • BitTrade
  • CoinTrade

PLTをNFT購入に使用するのであれば、比較的送金手数料の安いOKCoinJapanがおすすめです。

最新情報はどこで入手できますか?

下記の公式サイトやX(Twitter)アカウントにアクセスすれば、最新情報を入手できます。

公式サイトhttps://hashpalette.com/
X(Twitter)https://twitter.com/hashpalette_en
公式Discordhttps://discord.com/invite/wNMeM6wkuS
公式ブログhttps://medium.com/@hashpalette_en

まとめ

この記事では、PLTの特徴や購入方法、将来性について解説しました。

最後に重要な点をおさらいしておきましょう。

  • PLTはPaletteチェーンの独自通貨
  • Paletteチェーンはイーサリアムチェーンと相互運用性がある
  • NFTの発行・取引・管理に特化したブロックチェーン
  • ネットワーク手数料(ガス代)が無料
  • 国内ではCoincheck、OKCoinJapan、BitTrade、CoinTradeに上場している

PLTチェーン上で、Elf Mastersや「THE LAND 〜エルフの森〜」といったゲームが注目を集めています。

今後は、ガス代無料のメリットを活かし、多岐にわたるコンテンツの公開が期待されます。

この記事を参照し、PLTの購入を検討してみると良いでしょう。

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この記事を書いた人

「Metaland編集部」は、Web3.0、メタバース、AIといった最新のトピックを皆様にお届けします。専門知識がない方でもご心配は不要です。情報を深くかつ分かりやすく解説することを重視し、新しいデジタル時代への案内役となることを目指しています。一緒に新たなステップを踏み出しましょう!

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