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仮想通貨OMGは、BOBAへとリブランドされたことで主要な役割を終えつつあります。
しかし、次のような疑問を持っている方も多いでしょう。
- BOBAとの関係性がよく分からない
- OMGはもう価値がない通貨なのか知りたい
- 今からOMGに投資するメリットがあるのか気になる
結論から言うと、仮想通貨OMGは後継プロジェクトであるBoba Networkへ移行しているものの、完全に使い道がなくなったわけではありません。
今回は、仮想通貨OMGの基本的な特徴から、BOBAとの関係性、これまでの価格動向、今後の将来性などについて詳しく解説します。
OMGの現状を正しく理解したい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
仮想通貨OMG(オーエムジー)とは?4つの特徴を紹介

項目 | 内容 |
---|---|
通貨名 | OMG Network(オーエムジーネットワーク) |
シンボル | OMG |
ネットワーク | イーサリアム |
総発行枚数 | 140,245,398 OMG |
公式サイト | (※閉鎖)https://omg.network/ |
ここでは、仮想通貨OMGの基本的な情報と、その技術的な特徴について、以下の順で解説します。
- 高速かつ低コストなPlasmaチェーン
- イーサリアム上のERC-20資産を扱える
- OMG FoundationとEnyaが共同開発
- リブランドによりBOBAへ移行している
1.高速かつ低コストなPlasmaチェーン

仮想通貨OMGの最大の特徴は、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するためにPlasma技術を実装している点です。
利用者が増えて処理能力が追いつかなくなり、取引速度が低下したり手数料が高騰したりする問題
Plasmaとは、親チェーンから独立した子チェーンで大量の取引を処理し、最終的な結果のみを親チェーンに記録する仕組みです。
取引の大部分をメインとなる親チェーンの外で処理するため、取引の混雑を防ぎつつ手数料(ガス代)を大幅に削減できます。
2.イーサリアム上のERC-20資産を扱える
OMG Networkは、イーサリアム上で発行されるすべてのERC-20規格のトークンを扱えます。
そのため、既存の多くの分散型アプリケーション(DApps)やDeFi(分散型金融)プロジェクトとの高い互換性を持ちます。
ETH(イーサリアム)やUSDT(テザー)などの主要なERC-20トークンを、高速かつ低コストで送受信することが可能です。
こうした汎用性の高さにより、プロジェクト初期に多くの注目を集めました。
3.OMG FoundationとEnyaが共同開発

OMGプロジェクトは、OMG FoundationとEnyaが共同開発した経緯があります。
プロジェクトが立ち上がった当初はOMG Foundationが主導となって開発していました。
しかし、Plasma技術に限界を感じたOMG Foundationは、新しいネットワークを開発するためにEnyaとパートナー関係を締結。
共同開発するなかでEnyaは技術面と資金面で優位に立ち、最終的にはOMG FoundationがEnyaをサポートする流れとなります。
4.リブランドによりBOBAへ移行している

2021年に新しいネットワークとして開発していたOMGXソリューションをもとに、OMG NetworkはBoba Networkへとリブランドされました。
このリブランドに伴い、プロジェクトの開発主体と目的もBoba Networkへ完全に移行しています。
OMGトークンの保有者に対してBoba Networkの基軸トークンBOBAのエアドロップが実施され、OMGは役割を終えました。
現在は、成長の見込みがないものの取引できるトークン(レガシートークン)として、取引所などで売買することのみ可能です。
仮想通貨OMGの価格動向

ここでは、仮想通貨OMGがこれまでにどのような価格変動を経験してきたのか、その歴史を以下の順で振り返ります。
- 2017年:仮想通貨市場の波に乗り急騰
- 2018年:最高値を記録後バブル崩壊で暴落
- 2020年:メインネット稼働で高騰
- 2021年:BOBAエアドロップ期待で急伸
- 2022年以降:用途がなくなり価格が下落
なお、現在のOMGの価格は以下のとおりです。
2017年:仮想通貨市場の波に乗り急騰

2017年に市場に登場したOMGは、上場直後から投資家の大きな注目を集めました。
当時は仮想通貨の市場全体が熱狂的な盛り上がりを見せており、その波に乗ってOMGの価格も急騰します。
上場直後に0.5ドル(約75円)程度だった価格は、わずか数ヶ月で10ドル(約1,500円)以上に跳ね上がりました。
10倍以上も上昇した驚異的な高騰は、OMGを初期の有望なアルトコインの一つとして市場に強く印象付けたと考えられます。
2018年:最高値を記録後バブル崩壊で暴落

OMGの価格は順当に上昇していき、2018年1月には史上最高値となる28.35ドル(約4,252円)に到達しました。
しかし、仮想通貨バブルが崩壊したことで、市場全体が深刻な下落トレンドに突入。
OMGの価格も急落していき、年末には1ドル(約150円)台まで下がります。
年初の最高値から80%以上もの下落を経験することになりました。
2020年:メインネット稼働で高騰

長期の低迷を続けていたOMGですが、2020年6月にPlasmaメインネットが稼働した影響で価格が高騰しました。
さらに、8月に仮想通貨USDTがOMGチェーン上に導入されるとの発表があり、価格はさらに急上昇します。
3月に0.4ドル(約60円)まで下がっていたOMGは、8月下旬には約6.4ドル(約960円)まで上がりました。
その後は価格が落ち着き、3ドル(約450円)前後で推移していきます。
2021年:BOBAエアドロップ期待で急伸

2021年初頭は仮想通貨市場の影響を受け、5月までに約13ドル(約1,950円)まで上昇したあと、3ドル(約450円)前後まで下落します。
その後、OMGプロジェクトがBoba Networkへとリブランドされる中で、OMG保有者に対するエアドロップが発表されました。
エアドロップへの期待感からOMGの短期的な買いが集中し、20ドル(約3,000円)近くまで上昇。
市場の注目を集めたもののエアドロップ完了後は下落に転じます。
2022年以降:用途がなくなり価格が下落

エアドロップが完了したことでOMG自体の使い道は実質的になくなり、価格は下落の一途を辿ります。
流動性も低下したため、日本国内の仮想通貨取引所はOMGの取り扱いを廃止する動きを見せ始めます。
- 2023年7月:CoincheckとGMOコインが上場廃止
- 2024年3月:BitTradeが取り扱い終了
取り扱い廃止の影響もあり、2025年7月時点で価格は0.18ドル(約30円)まで下がりました。
仮想通貨OMGの将来性

OMGの将来性について、以下の3つの観点から解説します。
- BOBAへの移行完了により役割を終えている
- 国内取引所での取り扱いが縮小している
- SBI VCトレードとbitbankでは購入可能
1.BOBAへの移行完了により役割を終えている
仮想通貨OMGの将来を考える上で最も重要な点は、プロジェクト自体がすでにBoba Networkへ移行しているという事実です。
開発チームはBoba Networkへ完全に移管しており、OMG Networkは開発やアップデートが終了しています。
OMGトークン単体での技術的な進化や新たなユースケースが生まれる可能性はないと言っていいでしょう。
BOBAの将来性
後継プロジェクトであるBoba Networkは活発に開発が続けられています。
Boba Networkは、OMG Networkと同様に、イーサリアムのレイヤー2チェーンとして開発されています。
不正がない限り取引を有効とみなすOptimistic Rollupの仕組みを用いており、AIとの連携といった独自機能を強化しているのが特徴です。
継続的に開発されているため、OMGとは異なり今後の成長が期待できるでしょう。
ちなみに、仮想通貨BOBAの現在の価格は以下のとおりです。
2.国内取引所での取り扱いが縮小している
OMG自体の開発が終了して流動性(資金の動き)が低下したため、国内の仮想通貨取引所では取り扱いの終了が進んでいます。
CoincheckやGMOコイン、BitTradeなどが2024年までに相次いでOMGの取り扱いを終了・縮小しました。
上場先が減少することは、その仮想通貨の流動性や信頼性の低下に直結します。
2025年7月時点で購入可能な国内取引所はごくわずかとなっており、投資するには厳しい状況です。
3.SBI VCトレードとbitbankでは購入可能
2025年7月時点で、SBI VCトレードとbitbankがOMGの取り扱いを継続しています。
国内の取引所で扱われている限り、スキャム(詐欺)ではない点が担保されていると言えるでしょう。
価格が上昇する見込みは薄いですが、OMGが気になるのであれば購入することは可能です。
SBI VCトレードではOMGを出庫できないので注意してください。
仮想通貨OMGの買い方を画像つきで解説

ここでは、国内取引所のSBI VCトレードを例に、仮想通貨OMGを購入するまでの具体的な手順を解説します。
SBI VCトレードではOMGを出庫できないため、ウォレットに保管したい場合はbitbankを利用してください。
SBI VCトレードで口座を開設する
OMGを取り扱っているSBI VCトレードで口座を開設します。
公式サイトにアクセスし、アカウントの登録と本人確認を実施してください。

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口座開設の詳しい手順は以下の記事で解説しています。

日本円を入金する
口座開設が完了したら、OMGを購入するための日本円を入金します。
SBI VCトレードでは銀行振込に対応しておらず、入金方法はクイック入金のみです。
入出金画面で金融機関と金額を入力して次に進み、クイック入金を実行してください。

OMGを購入する
日本円の入金が完了したら、メニューの「買う」からOMGを購入します。
銘柄の一覧から「OMG」を選択し、購入したい数量を指定してください。

先に進んで購入を実行すれば即座に取引が成立し、日本円を支払ってOMGを入手できます。
仮想通貨OMGを購入できるおすすめ取引所2選

2025年7月現在、仮想通貨OMGを購入できる以下2つの国内取引所を紹介します。
- SBI VCトレード
- bitbank(ビットバンク)
SBI VCトレード

- 大手SBIグループの運営による安心
- 500円から始められる積立買付
- さまざまなニーズに対応した取引サービス
- 暗号資産取引の各種手数料が無料
SBI VCトレードは、SBIグループが運営している仮想通貨取引所です。
SBIグループは証券や銀行、保険などの金融サービス事業に携わっている大手なので、セキュリティ性の高さは折り紙付き。
最高水準のセキュリティ性の高さが、あなたの保有する仮想通貨を守ってくれるでしょう。
また、各種取引手数料が無料な点がSBI VCトレードの大きなメリットの一つです。
レバレッジ取引や貸コイン、積立といった多様な取引方法が用意されているので、自分の投資スタイルに合わせた方法で取引を始められます。

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名称 | SBI VCトレード |
銘柄数 | 36種類 |
取扱銘柄の種類 | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・リップル(XRP) ・ライトコイン(LTC) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・ポルカドット(DOT) ・チェーンリンク(LINK) ・カルダノ(ADA) ・ドージコイン(DOGE) ・ステラルーメン(XLM) ・テゾス(XTZ) ・ソラナ(SOL) ・アバランチ(AVAX) ・ポリゴン(MATIC) ・フレア(FLR) ・オアシス(OAS) ・エックスディーシー(XDC) ・シバイヌ(SHIB) ・ダイ(DAI) ・コスモス(ATOM) ・アプトス(APT) ・ヘデラ(HBAR) ・ジパングコイン(ZPG) ・ニアー(NEAR) ・アルゴランド(ALGO) ・エイプコイン(APE) ・アクシーインフィニティ(AXS) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・チリーズ(CHZ) ・イーサリアムクラシック(ETC) ・メイカー(MKR) ・オーエムジー(OMG) ・サンドボックス(SAND) ・トロン(TRX) ・ニッポンアイドルトークン(NIDT) ・ユーエスディーシー(USDC) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | Maker :-0.01% Taker :0.05% |
最小取引数量(BTC) | ■販売所:0.00000001BTC ■取引所:0.00000001BTC |
レバレッジ取引 | 2倍まで(個人口座の場合) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
トラベルルール | Sygna、TRUST |
bitbank(ビットバンク)

- 銘柄数が多い(43種類)
- ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を受けている
- スマートフォンのアプリが使いやすい
- 日本円の即時出金が可能
bitbank(ビットバンク)は、独自のセキュリティ体制で創業以来ハッキングゼロ件。ユーザーの資産を守るため、徹底したセキュリティ対策を講じている仮想通貨取引所です。
ISMS認証を取得している点からも、セキュリティ性の高さがうかがえます。
スマートフォンアプリは使いやすいデザインで、これから仮想通貨を始める方でも安心して利用できるでしょう。
24時間365日いつでも日本円を即時出金できるのも嬉しいポイントです。
名称 | bitbank(ビットバンク) |
銘柄数 | 43種類 |
取扱銘柄の種類 | ・ビットコイン(BTC) ・リップル(XRP) ・ライトコイン(LTC) ・イーサリアム(ETH) ・モナコイン(MONA) ・ビットコインキャッシュ(BCC) ・ステラルーメン(XLM) ・クアンタム(QTUM) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・オーエムジー(OMG) ・シンボル(XYM) ・チェーンリンク(LINK) ・メイカー(MKR) ・ボバネットワーク(BOBA) ・エンジンコイン(ENJ) ・ポリゴンエコシステムトークン(POL) ・ポルカドット(DOT) ・ドージコイン(DOGE) ・アスター(ASTR) ・カルダノ(ADA) ・アバランチ(AVAX) ・アクシーインフィニティ(AXS) ・フレア(FLR) ・ザ・サンドボックス(SAND) ・エイプコイン(APE) ・ガラ(GALA) ・チリーズ(CHZ) ・オアシス(OAS) ・ディセントラランド(MANA) ・ザ・グラフ(GRT) ・レンダー(RENDER) ・ビルドアンドビルド(BNB) ・アービトラム(ARB) ・オプティミズム(OP) ・ダイ(DAI) ・クレイトン(KLAY) ・イミュータブルエックス(IMX) ・マスクネットワーク(MASK) ・ソラナ(SOL) ・サイバー(CYBER) ・トロン(TRX) ・ライブピア(LPT) ・コスモス(ATOM) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | Maker: -0.02% Taker: 0.12% |
最小取引数量(BTC) | ■販売所:0.00000001BTC ■取引所:0.0001BTC |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
入金手数料 | 無料(振込手数料はかかる) |
出金手数料 | 550円(3万円以上の出金時は770円) |
トラベルルール | Sygna |
仮想通貨OMGに関するQ&A

仮想通貨OMGに関する、よくある質問と回答を紹介します。
- OMGとBOBAの違いは何ですか?
- OMGはステーキングで稼げますか?
- OMGをBOBAに直接スワップできる場所は?
- 廃止されたOMGは今後どうなりますか?
- TetherのPlasmaチェーンと関係ありますか?
- OMGとBOBAの違いは何ですか?
-
OMGは旧プロジェクトOMG Networkのトークンであり、BOBAは後継プロジェクトBoba Networkのトークンです。
現在は開発の主体がBOBAへ完全に移行しており、OMGは実質的にその役割を終えています。
これから購入するのであれば、OMGではなくBOBAを購入するのがおすすめです。
- OMGはステーキングで稼げますか?
-
いいえ、OMGでは公式のステーキング機能は提供されていません。
ただし、後継プロジェクトであるBoba Networkでは、BOBAトークンのステーキングが可能です。
ネットワークからの報酬やガバナンスへの参加権といったメリットが得られるので、BOBAでステーキングすると良いかもしれません。
- OMGをBOBAに直接スワップできる場所は?
-
海外取引所やDEX(分散型取引所)を利用して、OMGをBOBAにスワップ(交換)できます。
DEXよりも海外取引所のほうが手数料を抑えやすいので、BitgetやBybitなどを利用してスワップすると良いでしょう。
日本人が利用できる海外取引所を以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
meta land日本人でも利用できる海外仮想通貨取引所6選!選び方やメリットについても紹介 | meta land 本記事では、日本人でも安心して利用できる海外の仮想通貨取引所でおすすめの6社を紹介します。 - 廃止されたOMGは今後どうなりますか?
-
廃止されたOMGは今後も新たなユースケースが追加されることはなく、対応する仮想通貨取引所はさらに減少していくでしょう。
理由として、OMG Networkの開発主体は2021年時点でBoba Networkに完全移行しており、OMGトークンの代わりにBOBAトークンが使用されています。
OMGはあくまで過去のレガシー資産として保有されるだけで、価格が上昇する可能性は極めて低いです。
- TetherのPlasmaチェーンと関係ありますか?
-
いいえ、関係ありません。
TetherのPlasmaチェーンは、USDT決済に特化した独自のネットワークです。
出典:Plasma OMG NetworkのPlasmaチェーンとは異なるので、混同しないように注意しましょう。
meta land仮想通貨USDT(テザー)とは?危険性やメリット・デメリットを徹底解説! | meta land USDTは、法定通貨担保型ステーブルコインのひとつ。特徴、メリット・デメリットや購入の仕方などをわかりやすく解説します。
まとめ
本記事では、仮想通貨OMGについて解説しました。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- OMGはPlasma技術を採用したOMG Networkのプロジェクトで使われた仮想通貨
- 高速・低コストな決済ネットワークの実現を目的としていた
- 2021年に後継プロジェクトBoba Networkへリブランドし、OMGの開発は終了した
- 新しい展開は予定されておらず、国内取引所での取扱廃止が相次いでいる
- 国内の取引所ではSBI VCトレードとbitbankで購入できる
仮想通貨OMGは、BOBAへと役割を譲り、プロジェクトとしての役目を終えた通貨です。
OMGの購入を考えている方は、後継プロジェクトであるBOBAの動向もぜひチェックしてみてください。