米国の有名ラッパーが仮想通貨を発行？詐欺的リスクを回避する$MEMEXトークンが脚光浴びる

最近、アメリカのラッパーYe（旧名：Kanye West）が突如として「YZY」と呼ばれる仮想通貨を立ち上げると主張し、業界を驚かせました。

彼のファッションブランド「Yeezy（イージー）」にちなむ名前ですが、実際にはYe本人がSNS上で真意を二転三転させたため、プロジェクトの本当の姿や関与は不透明なままとなっています。

さらにYeは、Binance（バイナンス）のCEOであるCZ氏を巻き込んだ発言や人種差別的な投稿、ナチス支持ともとれる言動など過激な主張を連発しています。

その後、Yeは「自分のアカウントはハッキングされた」として関連投稿を削除し、一連の動きを否定しています。

こうした混乱のせいで、Yeが本当にトークンを出すのかどうかは依然として不明です。

しかし一部の投資家は「彼が2月中にYZYをリリースするか」を対象とした予測市場の「Polymarket」で約2,200万ドル相当を投入しており、参加ユーザーの約23％が「今月中にコインが出る」と読んでいる状況です。

このようにミームコイン市場で不信感が高まっている一方、「分散投資」でリスク軽減に励んでいる「Meme Index（$MEMEX、ミームインデックス）」が注目を集めています。

セレブ主導の仮想通貨はラグプルの温床？

セレブによる仮想通貨の立ち上げは今に始まったことではありません。

過去には大統領再任前のトランプ氏がNFTを販売し、一時的な価格急騰を生み出したケースもありました。

こうした「有名人頼み」とも言える仮想通貨プロジェクトやNFTは短期的には盛り上がるものの、その後の価格急落や運営の不透明さが問題視されがちです。

Yeの「YZY」がもし実現すれば、ホワイトペーパーの内容によっては投資家の不安がさらに高まる可能性があります。

噂されているのは、Yeがトランプ氏のNFTプロジェクト同様に流通量の大半を握り、投資家を翻弄するラグプルのリスクです。

そもそもラグプルとは、プロジェクトの運営者が投資家から集めた資金を持ち逃げする詐欺の手法です。

投資家が資金を提供した後、運営者が突然姿を消し、大きな損失を被るリスクがあります。

真偽はともかく、多くの投資家がこのような手法に疑念を抱いています。

Meme Indexが示す新しい投資アプローチ

こうしたセレブ発の仮想通貨に対抗する形で注目を集めているのが、新興の仮想通貨プロジェクト「Meme Index（$MEMEX、ミームインデックス）」です。

このプロジェクトは、複数のミームコインにまとめて投資できる仕組みを$MEMEX保有者向けに提供し、リスクをバスケット方式で抑えることを目的としています。

現在、Meme Indexを利用するには、独自トークンである「$MEMEX」を保有する必要があります。

投資家は「自分がリスクをどれだけ許容できるか」を基準に、これら4つのインデックスから選択できるのが特長です。

1.Meme Titan Index

Dogecoin（$DOGE、ドージコイン）やShiba Inu（$SHIB、シバイヌ）、Pepe（PEPE、ペペ）など、時価総額10億ドル以上の人気ミームコインで構成されているインデックスです。ボラティリティが比較的低く、初心者にも比較的安心といえます。

2.Moonshot Index

時価総額2億5,000万ドル～10億ドルの中堅どころのミームコインを集めたインデックスです。ミームコインランキングトップ10入りが期待できるポテンシャル銘柄を狙うもので、Titan Indexよりはリスクが高めです。

3.Midcap Index

時価総額5,000万ドル～2億5,000万ドルの銘柄が対象。リスクはやや大きいものの、急成長によるリターンも見込めるため、「攻めの投資」を行うのに適しています。

4.Meme Frenzy

ここに入るのは時価総額5,000万ドル未満のミームコインです。ボラティリティが極めて高く、大当たりもあれば大きく下落する可能性もある、ハイリスク・ハイリターンなインデックスです。

Meme Indexのプレセールが好調、400万ドルに迫る

Meme Indexが実施している$MEMEXトークンのプレセールは現在、総額で約380万ドルの資金調達額に届こうとしています。

現在の$MEMEXトークンは0.0165556ドルで購入可能で、プレセールが進むにつれて価格が上昇していく仕組みになっています。

インデックス投資がもたらす分散効果と、詐欺的プロジェクトに対する防御策としての期待感が購入動機の大きな要因といえます。

さらにMeme IndexはCoinsultやSolidProofといった監査会社による審査を合格し、スマートコントラクトの信頼性も評価を得ています。

Bitwise CIOが指摘するミームコインにおけるインデックス投資の可能性

仮想通貨運用会社のBitwiseのCIO（最高投資責任者）であるMatt Hougan氏は、インデックス投資が仮想通貨ETF市場のさらなる成長を牽引すると指摘しています。

もし今後、ミームコインに特化したETFが誕生すれば、こうした「Meme Index」の取り組みが有力な参考モデルとなるかもしれません。

ただし現時点ではそのようなETFは存在しておらず、実現には時間がかかると見られています。

とはいえ「Meme Index」という形でインデックスを通じて分散投資が可能になったことは、幅広い投資家にとって有力な選択肢となり得ます。

ミームコインの「次のトレンド」は分散投資？

不透明なセレブ発ミームコインが乱立するなか、Meme Indexのような分散投資はリスクを軽減するうえで重要な投資手法です。

単一のミームコインへの投資は、そのプロジェクトがこけてしまった時の損失があまりにも大きく、取り返しのつかないことになりかねません。

一方で、こうした分散投資を可能にするようなリスク軽減の取り組みが増えることで、ミームコイン市場全体がより安定し、いずれはETFへと進化する環境が整うかもしれません。

Yeの「YZY」が本当に登場するか否かに関係なく、ミームコインに到来した「インデックス投資」が今後投資家の利益のカギを握っていくでしょう。

プレセールで$MEMEXトークンを購入するには

$MEMEXトークンを購入するには、Best WalletもしくはMeme Index公式サイトから購入が可能です。公式サイトでの購入方法は以下の通りです。

ウォレットに入金する仮想通貨は、$MEMEXトークンに対応しているETH・USDT・BNBである必要があります。

また、Best Walletで$MEMEXトークンを購入する場合は以下の手順を参考にしてみてください。

プレセールで購入手続きをした$MEMEXトークンは、プレセール終了後に請求可能となるため、すぐにウォレットへは入金されないので注意してください。

請求日に関しては、プレセール終了が近づくとチームから発表がある予定です。

詳細は、Meme IndexのX（旧Twitter）もしくはTelegramチャンネルをチェックしましょう。

請求日に、購入に使ったウォレットおよび仮想通貨を用意して、$MEMEXトークンを請求・ウォレットでの受け取りを行います。

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