出典:Hyperliquid
2024年11月、Web3の新星として一気に注目を集めたHyperliquid。
SNSでは、HYPEトークンのエアドロップにより大きな利益を手にしたユーザーの報告が次々と話題になりました。
エアドロップ後もHYPEの価格は急上昇したため、多くの人がHyperliquidについて関心を寄せています。
しかし、
- Hyperliquidとは何か知りたい
- エアドロップをもらう条件は何だったのか知りたい
- 仮想通貨HYPEの買い方がわからない
などの悩みを抱えている方もいるかもしれません。
本記事ではHyperliquidの特徴やエアドロップ後のHYPEの価格推移、さらには実際の買い方まで徹底解説します。
これからHyperliquidへの投資を考えている方も、すでに興味を持っている方も必見です!
仮想通貨を購入するには、まず取引所の口座を開設する必要があります。以下の記事で国内・海外のおすすめ取引所を紹介しているので、対応通貨や手数料を比較して投資スタイルに合った取引所を選びましょう。
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仮想通貨Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?
取引所名 | Hyperliquid(ハイパーリキッド) |
---|---|
チェーン | Hyperliquid L1 |
トークン | HYPE |
トークン発行 | 2024年11月29日 |
提供サービス | 永久先物取引・現物取引流動性提供ステーキング |
取扱通貨数 | 150種類以上 |
取引手数料 | メイカー(指値注文):0.001%テイカー(成行注文):0.035% |
最大レバレッジ | 50倍 |
日本語対応 | なし |
公式Xアカウント | https://twitter.com/HyperliquidX |
公式サイト | https://hyperliquid.xyz/ |
Hyperliquidの特徴を解説します。
ポイントは以下の通り。
- 永久先物取引と現物取引を提供するDEX
- 高速かつ低コストな取引
- 豊富な通貨ペアと最大50倍のレバレッジ取引
- オンチェーンオーダーブック方式を採用
- 独自のコンセンサスアルゴリズム
順番に見ていきましょう。
永久先物取引と現物取引を提供するDEX
Hyperliquidは仮想通貨を簡単に取引できる分散型取引所(DEX)です。
永久先物取引と現物取引を提供しています。
永久先物取引では、実際に仮想通貨を売買するのではなく、価格の変動を予想して利益を狙います。
よって、投機的な取引を好むトレーダーや、仮想通貨の価格変動にすばやく反応したいと考える経験者などに適しているDEXといえるでしょう。
現物取引は、仮想通貨を実際に売買したい初心者や長期的な投資を考えている人に向いています。
Hyperliquidは、初心者から経験者まで幅広いユーザーが取引を楽しめるDEXです。
高速かつ低コストな取引
Hyperliquidは、独自のブロックチェーン「Hyperliquidレイヤー1」を基盤としています。
Hyperliquidレイヤー1の最大の特徴は、取引の高速処理と低コストを実現している点です。
具体的には、1秒間に最大20万件もの取引を処理できるため、ユーザーはスムーズに取引できます。
さらに、取引手数料(メイカー手数料は0.01%、テイカー手数料0.035%)が安いのも魅力です。
取引回数が多く迅速な取引を求めるユーザーにとって、非常に魅力的なポイントとなります。
豊富な通貨ペアと最大50倍のレバレッジ取引
Hyperliquidの永久先物取引では、ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要仮想通貨を含む100種類以上の通貨ペアが取引可能です。
取り扱う仮想通貨の種類は非常に幅広く、以下のトークンなども含まれています。
- AI
- ミーム
- ゲーム
- DeFi
- プロジェクトローンチ前のトークン
なお、2025年1月現在、現物取引では15種類の通貨ペアが提供されています。
永久先物取引とは異なり、現物取引では主要な仮想通貨は取り扱われていないので注意が必要です。
また、Hyperliquidではレバレッジ取引が可能で、3倍から最大50倍まで設定できます。
ビットコインやイーサリアムなどメジャーな仮想通貨は、高いレバレッジをかけて取引できます。
オンチェーンオーダーブック方式を採用
Hyperliquidは、すべての取引情報をオンチェーン(ブロックチェーン)で管理する分散型取引所(DEX)です。
一般的な仮想通貨取引所では、売買注文の情報は取引所のサーバー内のみで管理されます。
その点で、Hyperliquidは高い透明性が確保されている取引所といえるでしょう。
また、オーダーブック(取引板)方式を採用しているため、売り注文と買い注文の価格・数量がリアルタイムで確認できます。
ユーザーは、大口注文の動向や市場の勢いを見ながら、戦略的な取引が可能です。
独自のコンセンサスアルゴリズム
Hyperliquidは独自のコンセンサスアルゴリズムであるHyperBFTを採用しています。
HyperBFTは、HotStuffを基に開発され、バリデーターのステーク量に応じてブロックを生成します。
最大の特徴は処理速度の速さです。
取引リクエストを送信してから確定されるまでの時間が、通常0.2秒程度で完了し、最も遅い場合でも0.9秒以内に処理されます。
HyperBFTは、取引の速さと安全性を両立させた画期的な仕組みです。
仮想通貨Hyperliquidの驚異的な成長
仮想通貨HYPEは2024年11月にローンチされてから大きく価格上昇しました。
ここでは、Hyperliquidの成長と将来性について説明します。
- HYPEのチャートと価格動向
- エアドロップによる爆益
- Hyperliquidの将来性
順番に見ていきましょう。
HYPEのチャートと価格動向
仮想通貨HYPEは2024年11月29日にローンチされ、約24ドルでスタートしてから、右肩上がりの成長を見せています。
同年12月21日には約35ドルの最高値を更新しています。
しかし、12月23日に大口投資家による売却や北朝鮮のハッカーによるプラットフォーム利用の懸念で約26ドルまで下落しました。
さらに、2025年1月8日には、Hyperliquidが中央集権的である可能性が指摘され、議論が巻き起こったのです。
その影響で、価格は約21ドルまで下落しました。
2025年1月17日現在、HYPEは20-24ドル前後で推移しています。
エアドロップによる爆益
2024年11月29日、HyperliquidはネイティブトークンHYPEのエアドロップを実施し、仮想通貨史上最大規模を記録しました。
配布されたトークンは総供給量の31%にあたる3億1,000万HYPE(当時の価格で約1775億円)で、1人あたり平均2,881HYPE(約165万円)を受け取りました。
HyperliquidのDEXで活発に取引し、多くの資産を預けたユーザーほど、HYPEトークンを多く受け取れたのです。
thank you, hyperliquid, for changing my life.
— Naruto11.eth (@naruto11eth) November 29, 2024
all bad airdrops this year, but u guys proved that you are the best. this is engagement farming, but just so u know u guys are best. pic.twitter.com/bSD4wOQBlC
ハイリキのエアドロは8000ドル(120万円)でした!
— ぷり@手動アビトラ勢 (@Pri_eth) November 29, 2024
ぶっちゃけお削りとか全くやってないし適当に触ってただけでこんな降ってくるの頭おかしいww
爆益のみなさんおめでとうございます🥳
え?仕事で見てなかったんだけど、え?
— ハンチョー (@hanchooo456) November 29, 2024
ハイリキなぜか6500枚ぐらいもらえてる。NFTもらえたからかな、予定の5倍ぐらいになってる…
$25,000超えの過去最大のエアドロですほんとうにありがとうございます😭✨
なお、Hyperliquidは、ベンチャーキャピタル(VC)に頼らず独自に資金を調達し、エアドロップを実施しました。
そのため、VCによる売却圧力の影響を受けず、HYPEの価格が安定したこともエアドロップ成功の大きな要因と考えられます。
Hyperliquidの将来性
Hyperliquidには将来性につながる強みと課題の両面があります。
成長性とリスクを詳しく見ていきましょう。
- 成長の可能性
- 課題とリスク
成長の可能性
Hyperliquidが今後も成長し続けるためには、取引量の維持とHyperEVMの導入が鍵となるでしょう。
現在Hyperliquidは、永久先物取引を提供するDEX市場で重要な地位を占めており、取引量の50%以上を誇っています。
この強みを活かし、強気相場や市場のボラティリティが高まることで、取引量や清算額が増えると予想されます。
その結果、手数料収入が増加し、HYPEトークンの価値も上がると期待されるのです。
さらに、Hyperliquidはイーサリアムと互換性のあるHyperEVMを開発中です。
既存のDeFiプロジェクトや新たなアプリケーション、開発者の参加が進み、エコシステムの拡大が見込まれています。
課題とリスク
Hyperliquidは急成長しているDEXですが、いくつかのリスクと課題が指摘されています。
- セキュリティリスク
- 透明性と分散化の不足に対する懸念
たとえば、2024年末に北朝鮮のハッキンググループがHyperliquidを標的にした可能性が報じられ、プラットフォームのセキュリティに対する懸念が指摘されました。
セキュリティ専門家は、Hyperliquidのバリデーターがわずか4つしかない点や、開発者の個人デバイスで運用されている可能性があることを懸念しています。
さらに、Hyperliquidが使用している独自のプライベートチェーンのソースコードが非公開であるため、真に分散型かどうかの議論が巻き起こりました。
結果、HYPE価格は一時的に急落したのです。
ユーザーが不安を抱いている課題を解決し、信頼性と透明性を高めるための取り組みが、Hyperliquidの今後の成功に欠かせないでしょう。
なお、Hyperliquidの分散化に関するニュース記事があるので、関心がある人はチェックしてみるとよいでしょう。
仮想通貨Hyperliquid(ハイパーリキッド)の買い方
仮想通貨Hyperliquidの購入方法について説明します。
主な手順は以下の通り。
- 国内仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金・ETHを購入
- 海外仮想通貨取引所の口座開設
- 海外取引所にETHを送金・Hypeを購入
順番に見ていきましょう。
国内仮想通貨取引所の口座開設
国内仮想通貨取引所の口座をもっていない人は、この機会に開設しましょう。
はじめて仮想通貨取引所の口座を開設するのであれば、海外取引所への送金に対応しているbitbankがおすすめ。
bitbankにアクセスしたら、右上の「口座開設」をクリック。メールアドレスを入力して、新規登録後、本人確認書類を提出しましょう。
審査が完了すれば、取引できるようになります。
日本円の入金・ETHを購入
bitbankにログインすると、トレード画面が表示されます。
右上の入金ボタンをクリックしましょう。
左側に「入金」ボタンがあるので、クリックしましょう。画面中央にJPYの箇所があるので、クリックします。
入金元として利用する銀行名と口座番号等が表示されます。銀行振込での入金が便利なので、利用するのがおすすめです。
海外仮想通貨取引所の口座開設
仮想通貨HYPEが上場している海外仮想通貨取引所の口座を開設します。
おすすめはBitget。取引手数料が安く、日本語対応のカスタマーサポートが24時間365日利用可能です。
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スマホアプリから登録される方は紹介コード「d3z9」の入力をお忘れなく!
Bitgetの口座開設や登録方法は以下の記事で詳しく解説しています。
海外取引所にETHを送金・Hypeを購入
bitbankでイーサリアムを購入する手順を説明します。
まず、取引所画面で通貨を検索します。
ETHと入力して、ETH/JPYの通貨ペアを表示させましょう。
画面の右側に、以下のような注文画面が表示されます。
取引に慣れていない人は、すぐに取引が約定する成行取引がおすすめです。
注文時の市場価格が高いと感じるのであれば、指値注文を利用して購入希望価格を指定しましょう。
約定するまでに時間がかかりますが、成行注文よりも安く購入できる可能性があります。
購入したイーサリアムはbitbankの出金画面でBitgetの入金アドレス宛に送金します。
アカウント画面の出金メニューを選び、暗号資産の中からETHをクリックしましょう。
次にBitgetへログインし、①のマークをクリック。
表示されるメニューから②の入金をクリックしましょう。
入金画面が表示されたら、①通貨の欄でETHを選択します。
次に②ネットワークの選択欄で「ETH(Ethereum)」を選択。
最後に③の「コピーする」をクリックしましょう。
bitbankの出金画面を開きます。
①のアドレス一覧をクリックし、Bitgetでコピーしたアドレスを新規追加します。
アドレス追加が完了したら、②のETHの出金数量を入力。
問題なければ③の「出金内容を確認」をクリックして、出金を完了させましょう。
次にETH/USDTペアの現物取引で、ETHをUSDTへ交換します。
Bitgetにログインしたら画面上部の取引をクリック。
①「現物」が表示されるのでクリックします。
左上の通貨検索欄でETHと入力します。
通貨ペアでETH/USDTが表示されるのでクリック。
国内取引所のときと同様、取引に慣れていない人は、すぐに取引が約定する成行取引がおすすめです。
ETHをUSDTへ交換したら、次はHYPE/USDTペアの現物取引でUSDTをHYPEへ交換しましょう。
ETH/USDTの現物取引と同様、取引に慣れていない人はすぐに取引が約定する成行取引がおすすめです。
Hyperliquidで取引する際の手順
Hyperliquidで取引するためには以下の作業が必要です。
- 仮想通貨ウォレット(Arbitrum対応)の導入
- BitgetでUSDCの購入
- BitgetからMetaMaskへUSDCとイーサリアムを送金する
Hyperliquidで使用できるウォレットは公式には発表されていませんが、Arbitrumネットワーク対応のウォレットが利用できます。
初心者の方におすすめのウォレットはMetaMaskです。
Arbitrumネットワークに対応しているだけでなく、多くのユーザーに利用され、操作も簡単で日本語にも対応しています。
MetaMaskの詳細な使い方についての記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
Hyperliquidに関するよくある質問と回答
Hyperliquidに関するよくある質問と回答を紹介します。
疑問をお持ちの方は参考にしてください。
- 日本語に対応していますか?
- Hyperliquidはどのようなサービスを提供しているのですか?
- なぜ大きな話題になったのですか?
- 2025年にエアドロップの可能性はありますか?
- 使用する上での注意点はありますか?
- 日本語に対応していますか?
-
2024年1月現在、Hyperliquidは日本語には対応していません。
しかし、インターフェースがシンプルで操作性が良いため、比較的使いやすい可能性があります。
- Hyperliquidはどのようなサービスを提供しているのですか?
-
Hyperliquidでは以下のサービスを提供しています。
- 永久先物取引…価格の変動を予想して利益を狙う取引
- 現物取引…仮想通貨を実際に売買する
- 流動性提供(Vaults)…Hyperliquidでスムーズに売買できる環境を整えるために資金を提供し、取引の活発化と安定性を支援する仕組み
- ステーキング…HYPEをバリデーターに委任しネットワーク運営に貢献する報酬としてHYPEが得られる仕組み
Hyperliquidは、取引と資金提供の選択肢を通じて、ユーザーが利益を追求できるサービスを提供しています。
- なぜ大きな話題になったのですか?
-
Hyperliquidが大きな話題として注目を集めるようになったのは、2024年11月に実施された独自トークンHYPEのエアドロップがきっかけです。
このエアドロップで、多くのユーザーが多額の利益を得て、Hyperliquidの名は世界中に広まりました。
中には数千万円以上の利益を得た人もいるようです。
- 2025年にエアドロップの可能性はありますか?
-
2025年にHyperliquidがエアドロップするかもしれません。
過去の実績やコミュニティーへの還元重視の姿勢から、今後もエアドロップが実施されると予想されます。
しかし、公式の発表はまだなので、最新情報は公式Xを確認しておくとよいでしょう。
- 使用する上での注意点はありますか?
-
Hyperliquidを使用する際の注意点として、流動性の低さが挙げられるでしょう。
取引量が少ない場合、大口注文が市場価格に大きな影響を与える可能性があります。
このため、スムーズに取引が進まなかったり、意図した価格で取引が成立しなかったりするリスクも考慮する必要があるかもしれません。
取引前にオーダーブックに多くの注文が並んでいるかなどをチェックし、慎重に判断しましょう。
まとめ
本記事では、分散型取引所(DEX)であるHyperliquidの特徴や仕組み、HYPEトークンの購入方法まで詳しく解説しました。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
- Hyperliquidは高速・低コストな取引を実現するDEX
- 独自ブロックチェーンで1秒間に最大20万件の取引を処理
- 永久先物取引と現物取引に対応し、100種類以上の通貨ペアを提供
- 2024年11月に史上最大規模のエアドロップを実施
- HYPEトークンは24ドルでローンチし、現在20-24ドル前後で推移
- 海外取引所Bitgetを経由してHYPEトークンを購入可能
Hyperliquidは、高速な取引処理能力とイーサリアムとの相互運用性を兼ね備えるプラットフォームです。
DeFi(分散型金融)の新時代を切り開く重要なインフラとして、今後の成長が楽しみですね。