ETHに上昇の兆し|クジラの買いとETF流入が後押し

Bitget Research チーフアナリストのRyan Lee氏によると、イーサリアム(ETH)はETFへの資金流入とクジラの買いが勢いを後押ししてブレイクアウトする可能性が高まっているとのこと。

目次

イーサリアムは狭い価格帯で推移中

ETHは現在、2,111~2,819ドル(約30~40万円)の範囲内で取引されています。

出典:CoinMarketCap

テクニカル分析の指標によると、主要な移動平均線が下支えしている一方、RSIは中立的な状態にあるようです。

出典:TradingView

上記から、価格は上昇しつつも、市場は様子見の姿勢をとっていると言えるでしょう。

とくに、2,700〜2,800ドル(約38万〜40万円)の範囲が価格上昇の強い壁として意識されています。

テクニカル分析では強気の兆しも

5月18日には以下のような強気の兆しが確認されており、ETH価格の上抜けが期待されています。

  • ゴールデンクロス(短期移動平均線が長期移動平均線を上抜ける強気シグナル)
  • ブルペナント(価格が上昇後に三角形のように収束して再上昇する形の継続パターン)
  • ワイコフ・スプリング(一時的に支持線より下がったあと急上昇する反転シグナル)

この勢いを維持できれば、2021年の過去最高値である4,981ドル(約71万円)に達する可能性も。

ただし、ストキャスティクス(KDJ)指標の値は80を超えており、デッドクロスを示しています。

短期的には大きく下落する可能性が高いので注意してください。

機関投資家の関心とクジラの動向が鍵に

ETHの価格上昇に大きく影響を与えるのは、機関投資家による現物ETFへの資金流入と、大口投資家(クジラ)の動向です。

ETHの現物ETFは、ブラックロック社のETHAを中心として資金流入が続いていることから、機関投資家からの需要の高まりが分かります。

出典:SoSoValue

クジラは4月以降で合計140万ETHを買い集めており、市場での流通量を減らしたことが価格上昇の要因となっています。

機関投資家やクジラがETHに対して関心を向けている限り、価格上昇は続くと見込めるでしょう。

まとめ

ETHの価格が2,700ドル(約39万円)を明確に突破できれば、3,000~3,400ドル(約43~49万円)まで上昇する可能性があります。

価格の壁を突破できなければ、2,500ドル(約36万円)や2,300ドル(約33万円)まで下落するかもしれません。

今後の価格動向は、世界経済の情勢や取引量、ETFなどを通じた機関投資家の動きにかかっているでしょう。

AIによるテクニカル分析【短期】

ETH

日本語訳:

私は$ethについては中立的な見方をしていますが、わずかに強気の見方をしています。市場は2550付近のサポートと2650付近のレジスタンスで統合しています。テクニカル指標は緩やかな強気の勢いを示していますが、統合の可能性を示唆しています。スイングトレードでは、サポートを下回るストップロスでレジスタンスをターゲットにすることができます。

※ドル円の価格レートは1ドル=144円として計算しています。
引用ソース:Bitget Research

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