NFTやDeFiに興味があって、遊びながら稼げるEmber Sword(エンバーソード)について気になっている方は多いはずです。
今回は、そのような方のためにEmber Swordの遊び方や、NFTの収集・販売方法、そして気になる将来性や現状について徹底解説します。
Ember Swordで取引されているNFTは、他のNFTに比べると、そこまで高額ではないものも多いため、「今のうちに購入して、ゲームがリリースされて価値が上がったら売る」と考えている方にも必見の内容です。
ぜひ、参考にしてみてください。
Ember Swordってなに?Play to Earn型NFTゲームの特徴について
はじめに、Ember Swordの特徴についてご紹介します。
Ember Swordの特徴は、大きく分けると以下の5つです。
- Ember Swordとはファンタジー型のMMORPG
- PvPとPvEの2つのモードがある
- 惑星タナバスには4つの国家がある
- OpenSeaやTokenTroveで土地を購入して自由に遊べる
- キャラクターは16種類で装備やアイテムのレベルを上げられる
まずは、Ember Swordの基本情報から確認していきましょう。
Ember Swordとはファンタジー型のMMORPG
Ember Swordは、ファンタジーの世界で他のプレイヤーやコンピューターとの戦闘を楽しんだり、土地のオーナーになって収益を上げたりできるオンラインロールプレイングゲームです。
多くのRPGでは、課金すればするだけ強くなるケースが多いものの、Ember Swordではプレイヤーのゲームスキルを重視したシステムを採用しています。
Pay to Win(現金を支払った者が勝者になるゲーム)を採用していないので、資金があればあるほど有利というわけではありません。
やりこみ要素のあるRPGとして、スキルのある人にはピッタリなゲームだと言えるでしょう。
トークンはERC-20で得られる
Ember SwordのトークンはERC-20(イーサリアムで使われるトークンの規格のこと)です。
この規格を利用することで、簡単に自分だけの仮想通貨を作ることができます。
また、イーサリアムのブロックチェーン上で取引が可能で、さまざまなウォレットや取引所でも使えます。
ERC-20はNFTを購入する際にも必要になので、事前に仮想通貨取引所のアカウントを準備しておきましょう。
Ember Swordは、現時点では日本語対応しておらず、テスト段階です。
また、リリース日も正式には公表されていません。
ゲーム内の土地の売買はすでに行われており、ゲームがリリースされれば、価格が高騰する可能性も少なくありません。
PvPとPvEの2つのモードがある
Ember Swordでは、プレイヤーがコンピューターと対戦できるPvEモード(Player versus Environment)とプレイヤー同士で対戦するPvPモード(Player versus Player)の2種類を選べます。
PvEモードでは、プレイヤーは土地を自由に歩き回り、その土地にいるモンスターと戦ったり、珍しいアイテムを見つけたりできます。
一方でPvPモードでは、世界中のプレイヤーや友達と戦うことができます。
惑星タナバスには4つの国家!異なる地で冒険しよう
Ember Swordは、ファンタジーMMORPGで、美しい惑星「タナバス」を舞台に繰り広げられます。プレイヤーは、4つの国のうち1つを選び、その国を母国として冒険の世界に身を投じます。
各国の特徴をまとめると以下の通りです。
国家 | 特徴 |
---|---|
ダスケロン | 乾燥した砂漠の国 |
エディソー | タナバスの北半球に存在する寒さが厳しい雪原地帯 |
ソーラーウッド | 森の世界で川や農地のある地域 |
セヴンレンド | 暗いジャングルの国で、外来獣や肉食動物が多く生息 |
このゲームでは、「タナバス」の広大な土地が16万区画に分かれており、そのうちの1つである「Solarwood(ソラーウッド)」は4万区画で構成されています。
プレイヤーは、自分の土地を開拓し、友達と協力して国の発展を目指します。
タナバスカップは、全10回にわたって行われる競技会で、各回ごとに異なるお題が出されます。
プレイヤーや国同士がお題に沿ったタスクをこなし、投票で最も優れたパフォーマンスをしたプレイヤーまたは国は、特別な特典をゲット。
その美しい世界観や国同士の競い合い、友達と協力して冒険を進める楽しさなど、さまざまな魅力が詰まったゲームです。
国家の中にはさらに「無法者、王権、荒野」の領域がある
各国家には、さらに「無法者」「王権」「荒野」の領域があり、無法者領域では、他のプレイヤーやモンスターと戦い良い装備を獲得できます。
以下は、領土の特徴をまとめたものです。
領域(上から難易度が高い順) | 特徴 |
---|---|
無法者領域(Outlaw) | 他のプレイヤーやモンスターと戦い良い装備を獲得できる難易度が高い分良い素材が収集できる確率が高い死んでしまうと、ほとんどの装備を失ってしまう |
荒野(Wilderness) | 素材集めやモンスターと戦うことができるPvEエリア友達とチームを組んだり、ソロでモンスターと戦ったりできる |
王権(Kinship) | 資源の収集やPvE、ボスの討伐やクエストに挑戦できる |
また無法者領域で死んでしまうと、ほとんどの装備を失ってしまうというドキドキ感も楽しめます。
基本的に難易度は高い順に無法者、荒野、王権で、難易度が高ければ高いほど希少な素材を入手しやすくなるので、どんどんチャレンジしてみましょう。
OpenSeaやTokenTroveで土地を購入して自由に遊べる
Ember Swordでは、OpenSeaやTokenTroveで土地NFTを購入できます。
購入した土地の近くで多くのアイテムが見つかったり、プレイヤーが土地の中で交流すればするほど、その土地の所有者は、より多くの収益を得られます。
また、購入した土地の中にキャンプ場やお家を建設して、土地の価値を高めるという楽しみ方も可能です。
キャラクタースキルは16種類!装備やアイテムのレベルを上げられる
Ember Swordには、16種類のキャラクタースキルがあり、各キャラクターの装備やアイテムのレベルを上げることができます。
Ember Swordの16種類のキャラクタースキルは以下の通りです。
スキル名 | 説明 |
---|---|
鉱業 | 鉱石を採掘し、装備品やアイテム作成に必要な素材を得る |
製材 | 木材を加工し、装備品やアイテム作成に必要な素材を得る |
釣り | 魚を釣り、料理の材料を得る |
スキニング | 動物の皮を剥ぎ、装備品やアイテム作成に必要な素材を得る |
収穫 | 作物を収穫し、料理の材料を得る |
製錬 | 鉱石を精錬し、より高品質な素材を作成する |
染色 | 装備品やアイテムの色を変更する |
製織 | 糸を作り、装備品やアイテム作成に必要な素材を得る |
木工 | 木材を加工し、装備品やアイテムを作成する |
鎧鍛冶 | 鎧を作成し、キャラクターの防御力を上げる |
武器鍛冶 | 武器を作成し、キャラクターの攻撃力を上げる |
宝石鍛冶 | 宝石を加工し、装備品やアイテム作成に必要な素材を得る |
料理 | 食材を調理し、より高品質な料理を作成する |
接近戦 | 近接武器を使って戦闘する |
遠隔戦 | 遠距離武器を使って戦闘する |
エネルギー | キャラクターのエネルギーを管理し、スキル使用に必要なリソースを得る |
各キャラクタースキルはこれから実装予定で、その詳細は公表されていません。
現在わかっているのは、プレイヤーは装備やアイテムのレベルを上げることで、強くなっていくということです。
Ember Swordで自分だけのキャラクターを育て上げる部分は、まさにRPGの醍醐味だと言えます。
Ember Sword内では、「COSMETIC」と呼ばれるものが流通しています。
COSMETICは、キャラクターの装備や武器のことで、ゲーム内ではこれらがNFT資産として存在しています。
Ember Swordの始め方を3ステップで解説
ここからは、Ember Swordの始め方を見ていきましょう。
Ember Swordは以下の3つのステップで始められます。
- 仮想通貨取引所を開設する
- MetaMask(メタマスク)を作成する
- 公式HPからアカウント登録する
この手順通りに進めていけば、簡単にEmber Swordを始められるので、ぜひ参考にしてみてください。
①まずは仮想通貨取引所を開設する
Ember SwordでNFTを購入するためには、仮想通貨取引所のアカウントを開設する必要があります。
まずはじめに、仮想通貨の取引所を開設しましょう。
おすすめの国内仮想通貨取引所は、以下の3つです。
- Coincheck
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
どの取引所にしようか迷った方はまずは、初心者でも使いやすいCoincheckを選びましょう。
Ember Swordは、無料でもプレイすることができます。
土地の購入は有料ですが、課金をしなくても、やり方次第で収益を得られるでしょう。
最初は、とりあえず無料で始めてみるのもおすすめです。
注意点としては、無課金で始める方もトークンを日本円に換金する際に取引所が必要になることです。
取引所の口座開設をして、スムーズに進められるように準備しておきましょう。
仮想通貨を購入するには、まず取引所の口座を開設する必要があります。以下の記事で国内・海外のおすすめ取引所を紹介しているので、対応通貨や手数料を比較して投資スタイルに合った取引所を選びましょう。
海外取引所のmetaland専用キャンペーンは「【2024年8月最新】海外仮想通貨取引所のキャンペーン情報をカテゴリー別に紹介」記事で紹介しているので、ぜひ活用してください。
また、仮想通貨を実生活で手軽に利用したい方は、仮想通貨を含む複数資産を入金可能なクレジットカードAurora Cardもおすすめですよ。
②MetaMask(メタマスク)を作成する
GoogleでMetaMaskをインストールする方法を説明します。
まずはMetaMaskの公式サイトにアクセスします。偽サイトには十分注意しましょう。
安全なリンクはこちらです。
次に、シークレットリカバリーフレーズ(秘密鍵)についての動画視聴画面が表示されます。
「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリックして単語の羅列をメモします。メモができたら、「次へ」をタップ。
最後に以下の画面が表示されたら「完了」をクリックします。
これでMetaMaskが使えようになりました。
③公式HPからアカウントを登録する
2023年3月現在では、Ember Swordをプレイすることはできませんが、アカウントの登録は可能です。
アカウントの登録も、簡単な3ステップで完了します。
最終的に以下の画面が表示されたら、アカウント登録は完了です。
Ember Swordの遊び方
ここからは、Ember Swordの遊び方を紹介していきます。
Ember Swordでは、以下のような楽しみ方が可能です。
- キャラクターのカスタマイズ
- 農場での資源の収穫
- 鍛冶でステータス付きのアイテムを作成
それぞれの遊び方について見ていきましょう。
キャラクターのカスタマイズ
プレイヤーが操作するキャラクターのカスタマイズができることもEmber Swordの楽しみの1つです。
Ember Swordのキャラクターは、3種類の武器と16種類のキャラクタースキルを使用できます。
武器は、使えば使うほどレベルアップ。また、それに伴ってプレイヤースキルも上達すると、戦闘で負けない自分だけの戦い方が見つかるかもしれません。
数多くの武器やキャラクタースキルを組み合わせて、自分だけのオリジナルキャラクターを作れることも、Ember Swordならではの魅力です。
それぞれの国や領土で資源を収穫
Ember Swordでは、戦闘だけでなく、国や領土で資源を収穫するという楽しみ方も可能です。
レアな資源を獲得し、その資源をもとに武器NFTやスキルNFTを作成できます。
どのような資源があって、どんな武器が作れるのかについては、まだ公表されていないため、公式からの発表を待つ必要があります。
現在公表されている情報では、レアな素材を収穫するためには、無法者地帯に行く必要があるということです。
しかしながら、無法者地帯には、高レベルのモンスターや他プレイヤーが生息しているため、その分危険やリスクが伴います。
無法者地帯で死亡すると、他のプレイヤーに装備品をほとんど全て奪われてしまうため、ハイリスクハイリターンが好きな方にはおすすめです。
鍛冶でステータス付きのアイテムを作成
現在公開されているEmber Swordのテスト版では、プレイヤーは世界を探索して、クラフトや採掘などに参加できます。
クラフトには、料理と鍛冶が含まれ、鍛冶ではステータス付きのアイテムを作成できます。
また、農場で人参やかぼちゃなどの食品を収穫することもできるため、現実世界で生活しているかのように過ごすことも可能です。
Ember Swordでの具体的な稼ぎ方
遊びながらお金が稼げることもEmber Swordの魅力の1つです。
Ember Swordで稼ぐ方法としては、おもに以下の3つの方法があります。
- 土地の販売
- アバターやアニメーションの販売
- COSMETIC(装飾品)の売買
それぞれ詳しく見ていきましょう。
土地の販売
Ember Swordでは、ユーザーは土地を購入できます。
各国には約40,000の土地があり、一番最初に販売されたNFTドロップは、Solarwoodの土地でした。
Ember Swordの土地は、現在OpenSeaでのみ購入できます。
2023年現時点では、0.058ETH(約22万9,595円)から土地を購入可能です。
また所有する土地区画に属する不動産が生み出した収益の一部を受け取ることもできます。
これらの土地を購入して、価値が上がったタイミングで再度売却すれば、利益を得ることもできますよ。
アバターやアニメーションの販売
現在、Ember Swordの開発チームは「The Artist Workshop」の立ち上げを計画しています。
The Artist Workshopでは、ゲームのアイテムやキャラクター、土地、建物のスキンなどを自由にデザインすることができます。
このワークショップで優勝すると、作成したデザインがEmber Swordコレクションに追加されます。
「The Artist Workshop」で選ばれたデザインの作成者は、自分のデザインが多くの人に使われることで、利益を得られるでしょう。
COSMETIC(装飾品)の売買
Ember Swordに存在するアバターや装飾品などの全てのCOSMETICは限定品です。
その理由は、ゲーム内のCOSMETICの発行数が制限されており、所有情報が厳密にブロックチェーンに記録されているからです。
そのため、同じ種類のアイテムが再配布されることはなく、どうしても欲しいアイテムは、他のプレイヤーから購入する必要があります。
また、COSMETICには以下の5つのレアリティがあります。
- コモン
- アンコモン
- レア
- エピック
- スペシャル
前述したように、無法者地帯などの難易度の高い領域に行けば、レア度の高いCOSMETICがドロップする可能性があり、上手く収集できれば高値で他のプレイヤーに販売できます。
Ember Swordに関するQ&A
ここでは、Ember Swordに関してよくある質問をまとめました。
- リリース日はいつ?
- 将来性はある?
- 対応している通貨は?
- プレイするには高性能なPCが必要?
気になる項目をチェックしてみましょう。
- リリース日はいつ?
-
Ember Swordの正式なリリース日はまだ公表されていません。
しかしながら、すでにαテストが実装されており、着々とリリースに向けて準備が進められていることは間違いありません。
リリース日に関する最新情報については、Ember Sword公式SNSをフォローしておきましょう。
Ember Swordの公式SNSは以下の3つです。
Twitterでは、Ember Swordの実際の操作画面や最新のキャラクターのイラストを見ることができます。
また、RedditやDiscordはコミュニティのようになっていて、Ember Swordに関する質問やその回答で常に盛り上がっています。
新たな友達を見つけるのに最適なコミュニティとも言えるので、興味のある方は、RedditやDiscordのコミュニティにもぜひ参加してみてください。
- 将来性はある?
-
2022年の11月15日に公開されたEmber Swordの公式Mediumによると、2023年はじめからα版とβ版のリリースに向けて動き出すことが明言されています。
また、β版リリース後には、Ember Swordのホワイトペーパーを一般公開し、プレイ機能やゲーム内のトークンなどに関する様々な情報が明らかになる予定です。
Ember Swordは、既に70万ドルの資金調達を行っており、ゲームが正式にリリースされれば、現在販売されている土地NFTの価格も大幅に上昇する可能性があります。
- 対応している通貨は?
-
以前はWETHでの購入に対応していました。
しかし現在では、価格の変動を避けるため、ステーブルコインであるUSDCのみの取り扱いとなっています。
対応通貨は今後変更される可能性はありますが、現状はUSDCしか対応していないということを頭に入れておきましょう。
- プレイするには高性能なPCが必要?
-
Ember Swordは、ゲームのほとんどの部分が最適化されているため、特にPCが高性能でなくてもプレイすることが可能です。
これにより、Ember Swordをブラウザ上でいつでも好きな時にプレイすることができます。
また、具体的な「推奨ハードウェア」については、α版やβ版のテストで得られたデータを基に、公表される予定になっています。
まとめ
本記事では、Ember Swordの遊び方や、NFTの収集・販売方法などをご紹介しました。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
- Ember Swordはファンタジー型のMMORPG
- PvPとPvEの2つのモードがある
- OpenSeaやTokenTroveで土地を購入して自由に遊べる
- Ember Swordは無料でもプレイできる
- 土地やアバター、アニメーションを販売して稼ぐことができる
Ember Swordは、ファンタジー型のMMORPGで、無料でもプレイすることができます。
また、現代のRPGでは珍しくPay to Winを採用していないため、仮に資金がなくても、プレイヤースキルを高めることで、戦闘に勝つこともできます。
まだテスト段階ですが、正式にリリースされるとかなりのユーザーがプレイすることが予想されています。
今のうちに公式サイトからアカウントを登録して、公式からのリリース日の発表を待ちましょう。