Bitgetのステーキングのやり方は？セービングなどの種類や利回りなども解説

Bitgetでは元本を確保しながら利益を得られるステーキングサービスが提供されています。

銘柄によっては10～20％もの年利（APR）を出しているものも。

しかし、

• ステーキングの始め方・やり方がわからない
• ステーキングで注意すべき点が気になる
• Bitgetで提供されている別の投資サービスもチェックしたい

上記のような悩みでステーキングを始められない方もいるでしょう。

結論からいうと、ステーキングは入金した仮想通貨をステークする（預ける）だけで簡単に始められ、安定した利益を毎日受け取れます。

今回は、Bitgetでステーキングする方法や手順、注意点などを解説します。

ステーキング以外の元本保証型サービスについても紹介するので、安定した利益を獲得したい方は本記事をぜひ最後までご覧ください。

Bitgetでのステーキングのやり方・手順

Bitgetでステーキングを始める手順は以下のとおりです。

1. Bitgetに入金する
2. ステーキングする銘柄を決める
3. ステーキングに対応した銘柄と交換する
4. 金額を決めてステーキングを実行する

Bitgetでステーキングする際の注意点

Bitgetでステーキングを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

1. KYCを完了していないユーザーは利用できない
2. 償還には2つの方法がある
3. 価格の変動（ボラティリティ）によるリスクがある
4. ハッキングなどの被害を受ける可能性もある

１.KYCを完了していないユーザーは利用できない

BitgetはKYC（本人確認）をしないと利用できないため、ステーキングを始めるためにもKYC認証は必須です。

以前はKYCをしていなくても利用できましたが、2024年1月1日より規約が変更されています。

これから口座を開設したり、昔に作った口座を利用したりする際は、レベル1の本人確認を完了させましょう。

口座開設や本人確認をする際には、以下の記事を参考にしてください。

２.償還には2つの方法がある

資金ページのEarnタブから償還を実行して元本を取り戻す際、スタンダード償還とスピード償還の2種類から方法を選べます。

• スタンダード償還：手数料はかからないが3日以上待つ必要がある
• スピード償還：収益の10％を差し引かれるが10分程度で償還できる

スタンダード償還で待つ日数はブロックチェーンによって異なり、銘柄によっては20日以上かかる場合も。

また、償還中はステーキングされていない状態になるため、利益が発生しません。

スピード償還はサービス料として収益の10％が差し引かれるため、利益が大きいほど手数料がかかります。

どちらの方法にもメリットとデメリットが存在するので、償還時の状況に応じて選びましょう。

３.価格の変動（ボラティリティ）によるリスクがある

ステーキングによって元本が減ることはありませんが、価格の変動によるリスクには注意が必要です。

極端な例ですが、ステーキングしている間に仮想通貨の価値が10分の1まで下がれば、たとえトークンの総量が増えても損してしまいます。

とくに新興トークンは価格が大きく変わりやすいため、数日のステーキング期間でも高いリスクを抱えることに。

APRだけに注目せず、価格変動の大きさや償還にかかる時間といったリスクも考慮しながら、ステーキングする銘柄を選びましょう。

４.ハッキングなどの被害を受ける可能性もある

ステーキングしている資産がハッキングされる可能性も頭に入れておきましょう。

いずれのプラットフォームでも言える話ですが、どれだけ万全なセキュリティー体制であっても、被害を受ける可能性はゼロではありません。

万が一、ハッキングされたときに全資産を失わないよう、ステーキングする資金を複数の取引所に分けたり、余剰金だけで運用したりするといった対策をとるのが大切です。

セキュリティー性の高いBitgetで被害を受ける可能性は低いものの、過信せずに警戒するくらいがちょうどよいでしょう。

Bitgetで利用できる元本保証型サービス6つ

Bitgetでは、ステーキング以外にも投資した資金に応じて利益を得られるサービス（商品）がいくつも用意されています。

ここでは、Bitget Earnのサービスのうち、投資した資金を失わない元本保証型の商品を、ステーキングを含めて6つ紹介します。

1. ステーキング｜ブロックチェーンに基づいた利息
2. セービング｜安定した元本と利息
3. BGBステーキング｜出金手数料無料の特典
4. Shark Fin｜元本保証の利回り変動型
5. スマートトレンド｜変動を予測して利益アップ
6. Bitgetウェルスマネジメント｜専門チームによる資金管理

１.ステーキング｜ブロックチェーンに基づいた利息

Bitgetのステーキングは、PoS（プルーフオブステーク）のブロックチェーンに対してステークするサービスです。

イーサリアム（ETH）やソラナ（SOL）など、約30種類のブロックチェーンからステークする銘柄を選べます。

APR（利益率）はブロックチェーンによって異なり、運営形態や状況によって大きく変動する場合も。

資金がロックされず、利息は毎日発生するため、柔軟に活用しやすい投資手段といえるでしょう。

獲得した利益をそのまま元本に追加する複利モードが利用できる点も魅力です。

２.セービング｜安定した元本と利息

ステーキングと同様に、預けた金額によって利息を得られるサービスです。

利益率はステーキングよりも低いものの、150種類を超える銘柄に対応しています。

一部の銘柄ではBGBトークンも同時に得られるので、保有している銘柄がセービングに対応しているかチェックしてみるとよいでしょう。

なお、セービングにはフレキシブルセービングと固定セービングの2種類があります。

種類	期間	APR（利益率）
フレキシブルセービング	無期限	少なめ
固定セービング	一定（7日、14日、30日など）	多め

固定セービングで決められた期間よりも早く償還すると、獲得した利益が失われる場合もあるので注意が必要です。

３.BGBステーキング｜出金手数料無料の特典

Bitgetの独自トークンBGBをステークできるサービスです。

利益率はセービングと同等で控えめですが、ステーキング額が一定以上になると出勤手数料が無料になるメリットがあります。

ステーキング額	1日あたりの無料出金回数
2,500BGB	1回
12,500BGB	3回
60,000BGB	10回
240,000BGB	30回
1,000,000BGB	100回

Bitgetで出金する機会が多いのであれば、2500以上のBGBトークンをステークするのがおすすめです。

BGBステーキングで償還する際、申し込んでから数日（8日以内）かかるので注意してください。

即時償還であれば数分程度で返金されるものの、2％の手数料がかかります。

４.Shark Fin｜元本保証の利回り変動型

7日後のトークン価格によって利益率が変動する元本保証型サービスです。

商品ごとに決められた期間の終了時に、トークンの価格が範囲内に入っていれば、価格に応じた高い利回りを得られます。

ただし、価格範囲よりも高すぎたり低すぎたりする場合はノックアウトとなり、利益率は最低である基本値になります。

最低限の利益と元本は保証されているため、低リスクを好むユーザーも安心して利用できるでしょう。

7日の期間が終了するまで元本を償還できないので要注意です。

５.スマートトレンド｜変動を予測して利益アップ

7日の期間でトークンの価格が上昇するか下降するか予想するサービスです。

ステーク時に上昇または下降を選択し、予想が正しければ変動量に応じた高利益を獲得できます。

たとえ予想が外れたとしても、最低限の利益率と元本は保証されています。

Shark Finとは異なり、価格範囲を超えても利益率が下がることはありません。

予想を当てることさえできれば、Shark Finよりも大きな利益率を狙いやすいでしょう。

６.Bitgetウェルスマネジメント｜専門チームによる資金管理

投資管理の専門家や富裕層を対象とした資金管理プラットフォームです。

商品を選んで資金を預けることで、Bitgetの専門チームが資金を管理・運用してくれます。

信頼できるパートナーに資金の管理を任せたいのであれば利用を検討するとよいでしょう。

なお、Bitgetウェルスマネジメントを利用するには、最低でも50000USDTの申込金額が必要です。

利益を受け取れる決済日は月1～2回程度で、元本の償還に時間がかかる点にも注意してください。

LaunchpoolやPoolXも元本保証型

Bitget Earnに分類されていませんが、LaunchpoolやPoolXも元本保証型のサービスです。

Launchpoolは銘柄ごとに用意されているプールに対してステークすることで、期間終了後に新興トークンが分配されます。

ステークする金額や期間が大きいほど、分配されるトークンの量も多くなります。

ステークするプールごとに合計報酬が分かれているため、複数のプールがある場合はステーキング総額を比較しながら選ぶとよいでしょう。

PoolXもLaunchpoolとほぼ同様の仕組みですが、報酬は新興トークンに限られておらず、実施される頻度が高い傾向です。

Bitgetのステーキングに関するQ&A

BItgetのステーキングに関する、よくある質問と回答を紹介します。

• ステーキングのメリットは？
• 獲得できる利益の計算方法を教えてください
• ほかの仮想通貨取引所との間で利息に違いはある？
• ステーキングで得た利益は課税対象ですか？
• デュアル投資や現物自動投資とは？

ステーキングのメリットは？

ステーキングの大きなメリットの一つは、元本を失うリスクなく利益を得られる点です。

一般的な銀行に預金して利息を得るように、安定して利益を増やし続けられます。

また、プルーフオブステークを採用しているブロックチェーンを応援する意味でも、ステーキングは重要です。

ステーキングに参加するユーザー数や資金量が多いほどブロックチェーンのセキュリティー性や注目度が高まり、関連銘柄の価格上昇や成長が期待できます。

獲得できる利益の計算方法を教えてください

ステーキングの年利は、以下の式で計算できます。

• 年利 ＝ ステークする資金 × APR

日利を知りたい場合は、年利を365で割りましょう。

• 日利 ＝ （ステーキする資金 × APR）÷ 365

たとえば、資金が10万円でAPRが5％の場合、年利は5000円、日利は約13.7円となります。

複利モードの場合は日ごとに資金が追加されるため、年利はさらに上昇します。

ほかの仮想通貨取引所との間で利息に違いはある？

仮想通貨取引所によってステーキングの年利は異なります。

参考までに、2024年9月16日時点でのAPR例を以下の表にまとめました。

銘柄	BitgetのAPR	BybitのAPR	CoinWのAPR（フレキシブル）
ETH（Ethereum）	4％	3％	5％
SOL（Solana）	4～10％	4％	5％
POL（Polygon）	4％	1％	–
AVAX（avalanche）	5％	1.08％	3.9％
ATOM（Cosmos）	15.6～17％	1.05％	12％

なお、キャンペーンやタイミングによってAPRは変動します。

少しでもAPRの高い取引所を利用したいのであれば、ステーキングする際に改めて比較するとよいでしょう。

日本人でも利用できる海外取引所を以下の記事で紹介しているので、よければ参考にしてください。

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日本人でも利用できる海外仮想通貨取引所6選！選び方やメリットについても紹介 | meta land 本記事では、日本人でも安心して利用できる海外の仮想通貨取引所でおすすめの6社を紹介します。

ステーキングで得た利益は課税対象ですか？

ステーキングの利益は課税対象なので、確定申告で税金を支払う必要があります。

税金を計算する際、ステーキングで獲得した利益から手数料を引いた金額を収入とします。

ただし、利益を受け取ったタイミングでの仮想通貨の価格をもとに日本円を計算するため、計算方法によっては複雑になる場合も。

Bitgetではステーキングの利益が毎日発生するため、日ごとに仮想通貨の価格を調べる必要が出てくるでしょう。

複雑な計算の手間を省くには、cryptact（クリプタクト）のような損益計算ツールを利用するのがおすすめです。

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デュアル投資や暗号資産ローンとは？

デュアル投資や暗号資産ローンは、元本が保証されていないBitget Earnのサービスです。

• デュアル投資：2種類の仮想通貨で押し目買い・戻り売りができる
• 暗号資産ローン：仮想通貨を担保として別の仮想通貨を借り入れられる

リスクが高いぶん大きな利益が見込めるので、資金を運用するのに慣れてきたら挑戦してみるといいかもしれません。

まとめ

本記事では、Bitgetのステーキングについて解説しました。

最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。

• ステーキングするための資金は国内取引所から仮想通貨の形で送金する
• Bitget Earnのステーキング画面で預ける銘柄と数量を決めれば開始できる
• ステーキングの利益は開始した翌日から発生し、2日後から毎日受け取れる
• 元本を引き出す（償還する）にはサービス料または時間がかかる
• Bitgetにはステーキング以外にも元本保証型の投資サービスが用意されている

Bitgetのステーキングをはじめとした元本保証型サービスには、他の取引所と比べてAPRが高めの銘柄がいくつもあります。

まずはステーキングやセービングで安定した利益を手に入れ、慣れてきたら他のサービスもチェックしてみるとよいでしょう。

まだBitgetで口座開設やKYC認証を終えていない方は、以下の記事もぜひご覧ください。