【2024年10月最新版】仮想通貨の次に流行るもの14選|web3.0やNFT・メタバースなど完全ガイド

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最近は価格が低迷して、冬の時代と言われている仮想通貨。

「仮想通貨の次に流行るものはなんだろう?」

こんなことを考えたことがある方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、次はWeb3.0と呼ばれる考え方に基づくサービスが流行るのではと言われています。

実は、仮想通貨とWeb3.0は密接に関わっています。現在、Web3.0のサービスが続々と登場しており、その経済圏で使用されるのが仮想通貨なのです。

この記事では、仮想通貨の次に流行るもの、そしてその中で仮想通貨がどのように使用されるかもあわせて説明します。ぜひ最後まで読んでみてください。

仮想通貨投資には取引所口座が必須!

仮想通貨を購入するには、まず取引所の口座を開設する必要があります。以下の記事で国内・海外のおすすめ取引所を紹介しているので、対応通貨や手数料を比較して投資スタイルに合った取引所を選びましょう。

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目次

仮想通貨の次に流行るもの7選

仮想通貨の次に流行ると予想されるもの7つをピックアップしました。

仮想通貨の次に流行るもの
  1. Web3.0
  2. NFT
  3. GameFi
  4. DeFi
  5. DAO
  6. メタバース
  7. AI

どれも、一度や二度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

特にひとつ目のWeb3.0は仮想通貨の次に流行るものを理解する上で、大事な考え方となります。

Web3.0の思想から生まれた技術が、NFT以降にピックアップした、GameFi、DeFi、DAOなのです。

メタバースとAIに使われる技術は、Web3.0と直接的な関係はありません。しかし、今後それらを掛け合わせることで、相乗効果が生まれる可能性があります。

それぞれが具体的にどのようなもので、どのような可能性を秘めているかを順々に見ていきましょう!

1.Web3.0ー分散型の次世代インターネット

仮想通貨の次に流行るものとして、最近、Web3.0という言葉がバズワードとなりました。

Web3.0とは、「次世代インターネット」のことを指します。簡単にいうと、現在のインターネットが抱える問題を解消するためのムーブメントです。

Web3.0の特徴
  • ブロックチェーン技術により中央集権から分散化へ
  • データが一元管理されないため、ハッキングや災害リスクに強い
  • 自分のデータが永遠にブロックチェーン上に保存される

Web2.0の抱える問題点

出典:Unsplush

現在インターネットの抱える問題点は、Web2.0の問題点とも言われています。

Web2.0の問題点
  • 中央集権化(個人情報や趣味嗜好などのデータの一極集中)
  • 収集したデータ(広告ターゲティングなど)による個人のプライバシー侵害
  • よいコンテンツのルールがGAFAM次第
  • サービスの存続は、企業の一存次第

Web2.0とは、2006年頃から2021年頃まで続いた、プラットフォーム全盛期のことを指します。この時代には、わたし達が日常的に利用している、以下のようなサービスが生まれました。

主なWeb2.0のサービス
  • Twitter(SNS)
  • Instagram(SNS)
  • Facebook(SNS)
  • iPhone(携帯端末)
  • Google(検索エンジン)

Web2.0の時代には、インターネットに双方向性が生まれ、人々は多様なコミュニケーションを行うことができるようになりました。

しかし、上記に挙げたような問題点も起こり、いまWeb3.0での改善のニーズが高まっています。

Twitter社によってトランプ元大統領のアカウントが凍結!

Web2.0の問題が浮き彫りとなったエピソードを紹介します。

事件は2021年1月。Twitter社によって突然トランプ元大統領のアカウントが永久停止されました。

わたし達は普段、SNSで利用しているアカウントや投稿、フォロワーも含め、自分が所有している感覚を持っています。

しかし、この事件でそれが幻想にすぎないことが判明。わたし達のTwitterアカウントは、実はTwitter社にコントロールされているのです。

この事件を契機に、自身の情報を大手IT企業に委ねずに済むWeb3.0型サービスへの需要が高まりました。

2.NFTー代替できないデジタル上のモノ

2021年の流行語大賞で「NFT」がノミネートされたことは、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。ちょうどその頃、NFTアートが高額取引されたことが話題にもなりました。

NFTとは、デジタルコンテンツに唯一無二の価値を付与する技術です。さらに、誰がそのデジタルコンテンツを所有しているかの権利情報も付加できます。

イメージは、商品に付属するシリアル番号の記された保証書です。結果、1点ものとしての価値が生まれ、そのデジタルコンテンツを市場で取引できるようになりました。

誰でもNFTクリエイターになれる

出典:Unsplush

NFTがもたらした最大の利点は、誰でも気軽にデジタル作品を出品、販売できるようになったことです。

NFTとして出品販売できるようになったデジタルコンテンツ
  • イラスト
  • 写真
  • 音楽
  • 動画
  • ゲームアイテム

これまでアーティストが作品を発表するためには、ギャラリー、画廊などへの働きかけが必要でした。

作品を展示してもらうまでに発生する場所代や手数料といった中間マージンが、クリエイターにとっての最大のハードルだったと言えるでしょう。

しかしNFTが登場したことで、作品の発表や出品は気軽に行えるようになりました。インターネット環境さえあれば、作品の出品が可能となったのです。

誰もが、NFTクリエイターになるチャンスを得られる時代が到来したと言えるでしょう。

OpenSeaにアクセスしてみよう

世界最大のNFTマーケットプレイスと呼ばれるOpenSea。誰でも自由にデジタルコンテンツを作成し販売することができます。

サイトデザインがシンプルでわかりやすいため、他のユーザーとのNFT取引の仕方は、まるでメルカリのよう。

トレンドを掴むためにも、まずはOpenSeaにアクセスして、出品されているNFTをチェックしてみると良いでしょう。

OpenSeaトップページ
出典:OpenSea

3.GameFiー遊びながら稼げる

出典:Unsplash

ゲームで楽しく遊ぶだけではなく、稼ぐことができる、そんな時代が到来。GameFiとは、ブロックチェーンゲームに分散型金融の要素をかけ合わせたものを指します。

Play-to-Earn、すなわち、「遊んで稼ぐ」が、新しいお金の稼ぎ方となりつつあります。さらに、NFTゲームでは、以下2つのようなことも可能です。

GameFiでできるようになったこと
  1. ゲームをプレイすると報酬としてゲーム仮想通貨が得られる
  2. ゲーム内で獲得したアイテムをマーケットプレイスで売買できる

ゲーム内トークンが仮想通貨として取引所に上場していることが多いNFTゲーム。つまり、取引所で日本円に換金が可能です。

また、NFTゲームの中で獲得したNFTアイテムを販売すれば、収益を上げることもできます。

スカラーシップ制度でも稼げる!

遊んで稼げるNFTゲームですが、初期投資として1万円から3万円ほどかかるものが多いのが事実。

たとえ稼げるとしても、「初期費用がかかるのはちょっと…」というユーザーのために、便利なのがスカラーシップ制度です。

スカラーシップ制度では、ゲームをプレイするのに必要なNFTの貸し手と借り手が存在します。

NFTの貸し手は、NFTのオーナー。NFTの借り手は、オーナーからNFTを借りて、ゲームをプレイ。お互いがWin-Winの関係と言えます。

立場対象メリット
NFTの借り手お金はないが、時間がある人元手をかけず楽しめる
NFTの貸し手(オーナー)お金はあるが、時間がない人借り手が稼いだ額の一部がもらえる

こちらがスカラーシップ制度のあるゲームの一例です。

ゲーム名内容
Axie Infinityモンスター対戦ゲーム
SorareプロサッカーのNFTカードトレーディングゲーム
STEPNMove to Earn。歩いて稼ぐゲームポケモンと似たゲーム。

元手をかけずに、GameFiを楽しみたいときは、スカラーシップ制度のあるゲームを探してみるとよいでしょう。

アクシーインフィニティトップページ
出典:Axie Infinity
無料でプレイできるNFTゲーム

初めてGameFiにチャレンジするなら、お金がかからない無料ゲームが良いですよね。

そこで、無料でプレイできるゲームを3つピックアップしてみました。公式サイトをチェックして、ぜひトライしてみてください。

ゲーム名内容
元素騎士Onlineオンラインロールプレイングゲーム
Sweatcoin(スウェットコイン)Move to Earn(歩いて稼ぐ)
Illuvium(イルビウム)ポケモンと似たゲーム。イルビアルという生物を戦わせて遊ぶ。
出典:Illvium

4.DeFiー国や企業を介さない金融

出典:Unsplush

DeFiは2020年頃からブームとなり、一旦落ち着きましたが、再びブームとなる可能性の高い仮想通貨金融サービスです。

DeFiとは、Decentralized Financeの略で、「ディファイ」や「ディーファイ」と呼ばれます。直訳すると、分散型金融となり、少しわかりにくいですよね。

簡単にいうと、仮想通貨の銀行のようなものです。通常の銀行と違って、中央管理者を必要としないのがDeFiならでは。

反対に、中央管理者を必要とするのは銀行や証券会社などの既存の金融機関です。

以下のTwitterは、DeFiトレンドを発信するインフルエンサーのさいとう氏のものです。DeFiの中央が存在しないシステムを魅力に感じている人は多いはず。

APY(年間利回り)が高いのが魅力

DeFiの最大の特徴は、以下の2点です。

DeFiの特徴
  1. APY(年間利回り)が、銀行に比べて高い
  2. サービスを利用する際の手数料が安い

金融サービスが、すべてスマートコントラクトと呼ばれるプログラム自動実行機能によって提供されるDeFi。

人件費がかからないアプリケーションだからこそ、さまざまな手数料が低く抑えられ、APY(年利)でユーザーに利益を還元できます。

一方、銀行や証券会社は、中央集権的システムの上に成り立つサービス。利用の際は、システム管理や人のコストなどを含めた手数料が引かれ、さらに金利も低いのが特徴です。

以下のツイートも、既存金融の金利が低いゆえ、DeFiに人気が集まるのではないかと示唆しています。

ステーキングや流動性マイニングでほったらかしで稼ぐ

DeFiの数あるサービスの中で、代表的なほったらかしで稼げる可能性があるもの2つを紹介します。

  1. ステーキング
  2. 流動性マイニング(イールドファーミング)


ステーキングとは、特定の仮想通貨をDeFiに預けること。DeFi運営への貢献に繋がるため、報酬として金利を得ることができます。

流動性マイニングとは、2つの種類の仮想通貨をペアで預けて、流動性を提供することで、報酬を得られるというものです。

サービス種類利用通貨APY(年利)
ステーキング単一の通貨をDeFiに預ける
流動性マイニング2種類の通貨をペアで預ける

たとえば、PancakeSwap(DeFiの1つ)であれば、流動性マイニングで、最低約5%から約170%の利回りを得ることができます。

以下の一覧を見ても、数十%の利回りが多く存在するのがわかりますね。

PancakeSwapの流動性マイニング
出典:PancakeSwap

注意点は、ステーキングや流動性マイニングで仮想通貨を預けている間に、通貨の価値が下落する場合がある点です。

仮想通貨市場の動向をじっくり確認して、自身の判断で投資するようにしましょう。

5.DAOー組織の新しい形態

最先端の働き方として、人気を集めているDAO。分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)の略称です。

DAOが会社組織ともっとも異なるのは、意思決定がトップダウンではなく、参画するメンバー全員の投票によってなされる点でしょう。

従来の中央集権的な組織に比べて、民主的な方式が評価されています。DAOと会社組織の違いについては以下の表の通りです。

DAO会社組織
中央管理者いないいる
形態フラット型ピラミッド型
意思決定メンバー投票トップダウン
収益経費、トークン保有者への分配、公庫保有経費、株主への分配、組織保有
報酬コミュニティへの貢献により決定役員報酬、給与
参加条件誰でも参加可能雇用契約、面接
設立費用0円登記費用約25万円~

誰でも無料で設立できるDAO。登記費用として25万円以上が必要となる株式会社とは大違いです。しかも、インターネット接続ができれば、DAOは国や地域を問わずどこでも設立できます。

DAOの仕組み
出典:Academy

DAOは誰でも参加できる!おすすめは和組DAO

DAOの良いところは、誰でも気軽に参加が可能であることです。

DAO初心者の方でも参加しやすいDAOとして、和組DAOを紹介します。和組DAOは、2021年11月に起業家の小林清剛さんによって立ち上げられました。

「日本をWeb3.0立国へ」というビジョンの元に、主にDiscordコミュニティで活動が行われています。

Web3.0全般について情報共有や学習、議論の場となっており、初心者から上級者までさまざまな人が集まっている和組DAO。Web3.0関連の勉強会やイベントが豊富なので、DAO初心者の人も参加しやすいかもしれません

Discordというコミュニティツールをダウロードすれば、誰でも参加可能です。

6.メタバースー仮想空間の世界

2021年にFacebook社が社名を「meta」に変更したことで、一気に注目が高まったメタバース。

メタバースとは、自分のアバターが活動できるインターネット上の3D仮想空間。大きく、広義と狭義のメタバースに分かれることをご存じでしょうか。

メタバースにおける広義と狭義の最大の違い、それはVRヘッドセットを使用するかしないかです。

詳細な違いは以下の表の通りです。

分類利用技術・デバイス
狭義のメタバースVR仮想空間VRヘッドセットHorizon Worlds
VRChat
cluster
Mesh for Microsoft Teams
広義のメタバース3DCGゲームスマホ・PC・Switch・PS4などどうぶつの森
マインクラフト
フォートナイト
NFTゲームNFTゲームスマホ・PC(ベースはブロックチェーン技術)

必ずしも、VRヘッドセットを使用しなくても、メタバースが楽しめるのは嬉しいですよね。上の表の中には、聞きなれた身近なゲームもあるのではないでしょうか。

なお、最近では、NFTゲーム上でのメタバース開発がさかんです。NFTゲームとは、The SandboxやDecentralandなど、ブロックチェーン上に開発されたゲームのことを指します。

The SandboxとDecentralandについては、本記事の後半でも扱いますので、楽しみにしていてください。

VRヘッドセットってどんなもの?

狭義のメタバースで利用するVRヘッドセットとは、仮想現実を体験するために開発された装置です。ヘッドバンドやストラップで、頭部に固定して使います。

ディスプレイ、スピーカー、マイク、センサーが搭載されており、ユーザーは3D映像やサウンドを楽しめるのが魅力。

しかも、「一体型」と呼ばれるVRヘッドセットであれば、パソコンにケーブル接続しなくても、ヘッドセット単体でメタバース空間を楽しめますよ。

Meta Quest
出典:Meta
メタバースの普及で作成側にもなれる!

メタバースの画期的なところは、アマチュアであっても仮想世界を作成できる点。手軽にオリジナルワールドを作成して、友達や仲間を呼んで交流を楽しめますよ。

自分でメタバースを作るには、以下3つ方法があります。

既存のメタバースプラットフォームDecentoraland
The Sandbox
Cryptovoxels
3DモデリングツールBlender
ゲームエンジンUnity、UnrealEngine

どれもノーコードで作成できるため、エンジニアでなくとも取り組めるのが魅力です。

7.AIー人工知能

出典:unsplush

年々注目が高まっているAI(人工知能)。特に最近では対話型ChatGPTが話題となっていますよね。

ここでは、AIがなぜ注目されているのかを見てみましょう。注目されている理由は下記の3点です。

AIが注目されている理由
  • 大量のデータ処理が可能
  • 高度な自動化が可能
  • 進化性がある

わたし達がインターネットを日々使用することで、膨大なデータがオンラインに蓄積されています。AIはその有り余るほどのデータを、高速かつ正確にデータ分析するのが得意です。

大量のデータが入力されるほど、学習の予測や精度が向上します。

たとえば、Amazonなどでおすすめされる商品が、ちょうど自分がほしいと思っていたもので、驚いたことはないでしょうか?

Amazonのショッピングページでも、AIは商品の購入履歴、閲覧履歴、評価などのデータを収集し、おすすめ商品を自動的に表示してくれています。

次に流行するのはAI技術を搭載した自動運転車!

Teslaトップページ
出典:テスラ

では、AIはこの先、具体的にどのように仕事や生活に役立つのでしょうか?近い将来、わたし達の生活に最も関係してくる可能性が高いのは、自動運転です。

自動運転車は、将来的にレベル2からレベル5まで、段階的に自動運転レベルを上げていくと言われています。

自動運転車は、多くのセンサーを使用して周囲の状況を検出し、AIアルゴリズムによる運転決定を行います。よって、人間の運転よりも信頼度が高いと言えるでしょう。

なお、自動運転車は、最終的に2040年には実用化されると言われています。今のうちから、どのような自動運転車が流行するのかチェックしておくことをおすすめします。

自動運転に力を入れている大企業は多数

現在、多くのメーカーが自動運転車の研究開発を進めています。その中でも、特に有名な自動運転車のメーカーと車名をピックアップしました。

各企業サイトにアクセスして、新モデルなどの情報をキャッチしておきましょう。

企業名車名概要
テスラAutopilotアメリカの自動車メーカー。創業者はイーロンマスク。
ウェイモWaymo OneAlphabet社(Google)が子会社として設立した自動運転車メーカー。
クルーズGeneral Motors(GM)社の子会社として設立された自動運転車のメーカー。
バイドゥApollo中国のIT企業。

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仮想通貨の次に流行るプロジェクト7選

仮想通貨の次に流行るものを7つを紹介しました。

「どういうものが流行りそうかわかったけれど、具体的なプロジェクトがどんなものか知りたい」

そんなふうに感じている人のために、仮想通貨の次に流行る具体的な「プロジェクト」を7つ紹介します。

仮想通貨の次に流行るプロジェクト
  • Phaver(次世代型SNS):TwitterのUIと似ているので、トライしやすい
  • The Sandbox(NFT&メタバース):無料でメタバースを体験できる
  • Decentraland(NFT&メタバース):無料でメタバースを体験できる
  • NounsDAO(NFTのDAO):高額なNFTが販売されている
  • TraderJoe(DeFi):DeFiのオーソドックスな機能がそろっており、初心者におすすめ
  • VRChat(メタバース):スマホで気軽に楽しめる日本製メタバースSNS
  • ChatGPT(AI):AIテクノロジーによる自然言語処理ツール

それぞれについて具体的に解説していきます。

Phaver(次世代型SNS)

Phaver
出典:Phaver
プロジェクト名Phaver(フェーバー)
形態分散型SNS
モバイルアプリGoogle Play(Android)/App Store(iOS)
公式サイトhttps://phaver.com/

仮想通貨の次に流行るものとして、注目のプロジェクトの1つ目は、「Phaver」です。

Phaverは、日々わたし達が利用しているTwitterやInstagramなどのSNSの次世代版。テキストや写真、動画などを共有し、いいねやコメントで交流できます。

現在、利用者数が増えており、アクティブユーザー数は10万人です。Phaverが新しく注目されているのは、「Share To Earn」が可能だから。

シェアして稼ぐという意味合いで、主に以下のような稼ぎ方があります。

Phaverの稼ぎ方
  • 第三者の役にたつ、もしくは共感を生む投稿をすることで、ポイントを稼げる
  • 自分が価値があると感じる投稿にステーキング(投資)して、ポイントを稼ぐことができる
  • ステーキングされた、もしくはした投稿に「like」や「ミラー」(リツイート)がつくことでポイントが貯まる

注意点は、日本語専用チャンネル以外で日本語投稿をすると、アカウントが停止となる場合もあることです。以下のPhaverのタイムラインを見るとわかるように、基本は英語のPhaver。

日本語は、日本人専用のトピックスに投稿するようにしましょう。

Phaverのトップページ

将来的に貯めたポイントが独自仮想通貨と交換できるようになる

Phaverで溜めたポイントは、独自仮想通貨と交換できるようになる予定です。今のうちから、アプリを導入し、操作に慣れたり、ポイントを貯めたりしておきましょう。

以下のツイートでは、ポイントを貯めるコツが記されています。参考にすることで、先行者利益を得られるかもしれませんよ。

The Sandbox(NFT&メタバース)

The Sandbox
出典:The Sandbox
プロジェクト名The Sandbox
開始時期2019年~
運営団体Animoca Brands
運営所在地香港
形態NFTゲーム
使用形態PC(ブラウザ)
トークンSAND
公式https://www.sandbox.game/jp/

The Sandboxは、ブロックチェーン上に構築されたメタバースのプラットフォーム。

もともとは2011年にPixowls社によって創業されたスマホ向けの2Dゲームでした。その後、2018年8月に香港のゲーム開発会社Animoca Brandsに買収され、現在のThe Sandboxへ。

The Sandboxの特徴は、ユーザー主導である点です。つまり、多くの人がクリエイターとして収益を上げれる可能性を秘めています。

たとえば、The Sandboxのクリエイター用ツールでは以下のことができます。

The Sandboxのクリエイターツール
  • VoxEdit(ボックスエディット)…ボクセルベースのNFTを作成できる
  • Game Maker(ゲームメーカー)…プログラミングの知識がなくても、3Dゲームを作成できる

VoxelEditでは、The Sandbox内で使用する建物やアイテムを作成できます。たくさん作成したら、The Sandbox内のショップで販売してみましょう。

GameMakerではその名の通り、3Dゲームを作成できます。プログラミングの知識がなくても、直観的なUIでゲーム作成が可能。ぜひトライしてみてくださいね!

イベントに参加すれば、報酬が獲得できる

The Sandboxのプレイ画像
出典:The Sandbox

The Sandboxでは毎日何かしらイベントが開催されています。上の画像は、期間限定のパリス・ヒルトンとThe Sandboxのコラボレーションを映したものです。

どのイベントも、お題やクエストを攻略すれば、特別なプレゼントを獲得できるのが魅力。興味のあるものを選んで、参加してみたら、思いもよらないNFTがもらえるかもしれませんよ。

The Sandboxイベントページ

なお、イベントで賞金として仮想通貨SANDをも獲得したら、BitTradeやSBI VCトレードなどの国内仮想通貨取引所で換金することもできます。

Decentraland(NFT&メタバース)

Decentraland
出典:Decentraland
プロジェクト名Decentraland
開始時期2017年~
運営団体Decentraland財団
運営所在地アメリカ(カリフォルニア州)
形態NFTゲーム
使用形態PC(ブラウザ)
トークンMANA
公式https://decentraland.org/

Decentraland(ディセントラランド)も、The Sandboxと同じく、ブロックチェーン上に構築されたメタバースのプラットフォームです。

Decentralandは2017年にDecentraland財団というDAOによって創立されました。同じメタバース系のNFTゲームとして、前述したThe Sandboxと共通点が多いのが特徴です。

DecentralandとThe Sandboxの共通点
  • メタバース空間とゲームを作成する機能を備えている
  • 建物、アイテムなどを作成可能
  • メタバース内の土地LANDでイベントが開催できる

Decentralandは一般の利用者がターゲット

次に、両者の違いについて焦点を当ててみましょう。

違いは、以下の表の通りです。

DecentralandThe Sandbox
特徴VRプラットフォームゲームに特化
デザインよりリアルなグラフィックブロック使用(カクカクしている)
コンテンツ作成方法ノーコードツールプログラマー、エンジニア向けの開発ツール
ゲーム内土地販売ありあり
イベントの種類音楽コンサート、アート展示、イベントなど多様なイベントが多いコンテンツクリエイターやゲーム開発者向けのコンテスト、ハッカソンが多い

The Sandboxがゲームに特化しているのに対して、Decentralandはイベントが音楽やアートなど、親しみやすいものが多いのがわかります。

最大の魅力は、Decentralandの場合、最初ワールドに入ると、操作の仕方を逐一ナビしてくれるところ。初心者にとても親切です。

また、Decentralandは、パソコンにゲームをダウンロードしなくても、ブラウザでも気軽に遊べるのもポイント。The Sandboxと違い、パソコンへの大きな負荷はありません。

以下のように多数のイベントが開催されています。興味のあるイベントにぜひ参加してみましょう。

Decentralandイベントページ
出典:Decentraland

NounsDAO(NFTのDAO)

NounsDAO
出典:NounsDAO
プロジェクト名NounsDAO
開始時期2021年7月
運営団体NounsDAO
運営所在地オンライン
形態DAO
使用形態プラウザ/iOSアプリ
トークンNoun
公式https://nouns.wtf/

「Nouns」とは、32×32ピクセルのドット絵キャラクターからなるNFT作品のことを指します。

Noun、Nouns、NounsDAO 言葉の意味
  • Noun:生成されたNFTアート単品
  • Nouns:NFTアートのシリーズ作品
  • Nouns DAO:Noun購入者が参加可能なDAO。投票権はNoun一体につき一票。

最大の特徴は、毎日必ず1つ、新たなNounsNFTが永久に生成される点です。生成された瞬間に、24時間を期限としたオークションが自動的にスタートするのも面白いところ。

オークションによって購入されたNounsの売上は、中間手数料なしでNounsDAOのトレジャリー(公庫)へ。資金の使い道は、Nounsを2枚以上保有している人によって提案されます。

提案に対して、Nouns1枚が一票となるなんて、おしゃれだと思いませんか。

以下のツイートでは、Web3.0系のインフルエンサーのpajiさんが、NounsDAOの投票の仕方について、わかりやすく図解してくれています。

人気の秘密!NounsホルダーはNounの商用利用ができる

Nounsの人気の秘密は、「CC0ライセンス」(パブリックドメイン)が付与されている点です。

CC0とは、CC0は、”Creative Commons Zero”の略称

具体的には、著作権者が自らの著作物に関する著作権やその他の権利を、放棄するということ。つまり、その作品は、誰でも自由に利用できるようになります。

CC0で可能となること
  • 著作物を自由に利用できる(著作者への許可や報酬は不要)
  • 自由に複製・配布できる
  • 自由に改変できる
  • 商用利用が可能(著作権侵害にならない)

NounsDAO内で提案や投票が行えるのに加え、Nounの二次利用を通して、新たなビジネスを展開することもできるのがNounsを保有する醍醐味。

以下のツイートは、NFT系インフルエンサーのおもちさんがNounsを二次利用したCryptoNinja Nounsを宣伝しています。皆がDAOの仕組みを楽しく学べそうな、わくわくする投稿ですね。

なお、OpenSea(NFTマーケットプレイス)では、Nounsが二次流通しています。気になるNounがある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

オープンシーのNounsコレクション
出典:OpenSea

TraderJoe(DeFi)

TraderJoe
出典:Trader JOE
プロジェクト名Trader JOE
設立年2021年6月
形態DeFi
チェーンAvalanche
使用形態パソコン
公式https://traderjoexyz.com/avalanche

仮想通貨の銀行のような役割を果たすDeFi。

そのDeFiの中でも、Trader JOEはWebページのデザインがわかりやすく、サービス種類が多いため、初心者にも人気です。

ここでは、Trader JOEにどのようなサービスがあるかを見ていきます。Trader JOEで利用できる金融サービスは、主に以下の4種類です。

金融サービス主な内容概要金利・手数料難易度リスク
スワップ両替・交換仮想通貨を別の通貨へ両替できる
例)ETH→BNB
金利はなし
手数料が引かれる
レンディング貸借仮想通貨を銀行へ預金するようなイメージ。金利が得られる。ドルに紐づけられた銘柄を預ける場合は4~5%の金利の場合が多い
ファーミング融資2つの通貨ペアで仮想通貨を預ける。DeFiへ流動性を提供する。選ぶ銘柄によっては利回りが数百パーセント
ステーキング投資そのDeFiの基軸通貨に投資する方法
株式配当をもらえるイメージ
レンディングより利回りが高い(数十%のものもある)

DeFi初心者にはレンディングがおすすめ

DeFiに初めてトライする人は、Trader JOEでのレンディングがおすすめ。レンディングとは、単純に1種類の通貨をDeFiに預ける方法のことです。

ファーミングの場合は、2種類のトークンを預けて、その預かり証として提供されるLPトークンを、さらに預けるという二段階を踏む必要があります。

投資できる通貨が限られているステーキングより、レンディングがおすすめですよ。特に、ステーブルコインでのレンディングはより初心者におすすめです。

ステーブルコインとは?

初心者に向いている仮想通貨に、ステーブルコインがあります。法定通貨に対して1対1で交換が可能であるため、比較的、価格の変動が少ないのが魅力です。

一方、普通の仮想通貨は価格変動が激しく、DeFiに預けている間に、通貨の価値が下がる場合も。

よって、初心者の人が初めてDeFiのサービスを利用する場合は、以下のようなステーブルコインがおすすめです。

  • Tether(USDT)
  • USD Coin(USDC)
  • Binance USD(BUSD)
  • JPY Coin(JPYC)

cluster(メタバース)

clusterページ
出典:cluster
プロジェクト名cluster
設立会社株式会社ドワンゴ
設立年2018年11月ベータ版 2019年4月正式版
形態メタバースプラットフォーム
使用形態VR・デスクトップ・スマホ
公式https://cluster.mu/

clusterは自分のアバターを操作しながら、仮想空間で交流したり、イベントやゲームに参加したりできるソーシャルネットワークサービス。

最大の魅力は、株式会社ドワンゴの開発した日本製プラットフォームで、日本語に対応している点です。英語表記でないため、肩の力を抜いて楽しむことができますよ。

ちなみに、メタバースのSNSと聞くと、VRゴーグルが必要?と思うかもしれませんが、clusterでは必須ではありません。

VRゴーグルを利用すれば、より臨場感と没入感のある体験ができますが、clusterは、スマホやパソコンでも十分楽しめるので、安心してください。アプリをダウンロードすれば、すぐ楽しめますよ。

初心者向けも含め、clusterはイベントが盛りだくさん

clusterで行われるイベントの種類は以下のようなものです。

clusterで行われるイベントの種類
  • ライブ配信イベント
  • クリエイターの展示会
  • パフォーマンスイベント
  • トークイベント
  • エクササイズ
  • ゲームトーナメント
  • コミュニティイベント

clusterの公式ページの左側のメニューから、イベントをクリックすると、下記のように近日開催予定のイベント一覧が表示されます。

clusterイベントページ
出典:cluster

cluster初心者の方におすすめなのは「ようこそclusterへ!#cluster初心者ガイドイベント」です。

初心者向けに毎週決まった曜日、同じ時間帯にガイドイベントが開催されています。

ガイドイベントの開催時間帯
  • 毎週月曜日…9時
  • 毎週水曜・日曜日…17時
  • 毎週金曜・土曜日…21時

ChatGPT(AI)

OpenAIトップページ
出典:ChatGPT
プロジェクト名ChatGPT
リリース2022年11月
開発会社OpenAI
創立者イーロン・マスクサム・アルトマングレッグ・ブロックイリヤ・サトキンジョン・シュタンディング
会社所在地アメリカ・カリフォルニア州
使用形態PC
OpenAI企業サイトhttps://openai.com/
ChatGPTツールサイトhttps://openai.com/blog/chatgpt/
出典:OpenAI

ChatGPTという無料のAIチャットサービスが急速に広まっています。2022年11月にリリースされてから、あっという間に全世界ユーザーが1億人を突破。

使用したことがない人のために、端的に説明すると、ChatGPTは、AIテクノロジーによる自然言語処理ツールです。と言われても、ちょっとわかりにくいですよね。

具体的には、対話形式となっており、ユーザーは質問文章を入力するだけで、解答を得ることができます。まるで、人間と話しているかのような自然な会話ができるのが便利なところ。

非常に簡単に利用できます。まずはChatGPTへアクセスして、どのようなものかを体験してみてください。

ChatGPTの開発会社はOpenAI

ChatGPTの開発会社であるOpenAIは2015年12月に創立されました。

創立者の中には、テスラとスペースXのCEOであるイーロン・マスクも名を連ねます。

しかも、Windowsで世界の覇者となったマイクロソフトが2016年に1億ドル、2020年には10億ドルの投資を行っています。

ChatGPTは、将来性がはかりしれないほど大きなプロジェクトと言えるでしょう。

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まとめ

この記事では、仮想通貨の次に流行るものについて紹介しました。

最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。

仮想通貨の次に流行るもの
  1. Web3.0…Web2.0の中心である巨大IT企業へのデータ一極集中を解消し、個人がインターネットの主権を取り戻そうとするムーブメント
  2. NFT…これまで1つのデータに過ぎなかったものに、一点ものとしての価値を付与する技術
  3. GameFi…ゲーム内で獲得した報酬やアイテムで稼ぐことができるPlay-to-Earn
  4. DeFi…人ではなく、プログラムをベースとした新しい金融サービス
  5. DAO…会社組織とは異なる新しい組織形態
  6. メタバース…自分のアバターが活動できるインターネット上の3D仮想空間
  7. AI…大量のデータ処理を高速に行える人工知能

本記事を読むことで、次に流行する概念、考え方、ツールなどを一通り把握できたと思います。

ぜひ、これを機会に、新しいプロジェクトを使用してみてください。仮想通貨の次に流行るものにアンテナを高くすれば、周囲からも流行に敏感な人と思われること間違いなしです。

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