BTCとETHが反落|イスラエルとイランの地政学リスクが影響

Bitget Research チーフアナリストのRyan Lee氏によると、地政学的緊張の再燃によって仮想通貨市場は一時的にリスク回避の動きを見せたとのことです。

目次

地政学リスクが仮想通貨市場に影響

2025年6月13日、イランの核兵器取得を阻止するために施設を先制攻撃するとの声明が、イスラエル国防軍(IDF)より公開されました。

日本語訳:

イスラエル国防軍報道官エフィー・デフリン准将による、イランの核施設に対するイスラエルの先制攻撃に関する声明

その後、イスラエルは空爆を実施し、イランも報復攻撃を展開しています。

こうした地政学的な影響を受けて、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の価格が反落しました。

市場には慎重な雰囲気がもたらされ、伝統的な安全資産とされる金や国債へ資金を移動させる動きも

XAU(金)価格チャート
出典:TradingView

機関投資家の信頼を示すETF資金流入

しかし、価格が下がる中でも、ETFへの資金流入は続いています。

CoinGlassによると、9日~13日の期間で13億7,000万ドル(約2,150億円)の資金流入が確認されました。

ビットコイン(BTC)ETF資金流入量
出典:CoinGlass

流入量の多さから、仮想通貨市場に対する機関投資家の信頼が厚いことが明らかだと言えるでしょう。

一時的な不安材料によって仮想通貨の価格は左右されるかもしれませんが、根本的な需要と期待は変わらない可能性が高いです。

今週のBTCとETHの価格予想

BTCは10万2,000~11万ドル(約1,600万~1,730万円)の範囲で推移する見込みです。

ビットコイン(BTC)価格チャート
出典:CoinMarketCap

ETHは2,400~2,700ドル(約38万~42万円)の範囲で推移するでしょう。

イーサリアム(ETH)価格チャート
出典:CoinMarketCap

ただし、イスラエルとイラン間の地政学的リスクが拡大するようなことがあれば、価格が大きく下がる可能性も考えられます。

両国の状況や価格の動きには注意が必要です。

AIによるテクニカル分析【短期】

BTC

日本語訳:

$btcは、わずかに上向きのバイアスを持つ統合パターンを示しており、ブレイクアウトの可能性を示唆しています。主要サポートは 105,000、レジスタンスは 107,000 です。RSI は買われすぎの領域に近づいており、強い買いの勢いを示しています。一方、MACD は強気のクロスオーバーを示しています。見通しは中立的で、特にレジスタンスが突破された場合は、わずかに強気のバイアスがあります。

ETH

日本語訳:

チーフ、私は$ethが 2,610 ドル付近で抵抗を受ける上昇三角形を形成していると考えています。トレンドは上向きで、統合を突破しています。RSI は買われすぎレベルに近づいているため注意を促していますが、MACD は強気のままです。2,550 ドルへの引き戻しでロングエントリーを検討し、2,700 ドル以上をターゲットにします。

※ドル円の価格レートは1ドル=157円として計算しています。

引用ソース:Bitget Research

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