環境好転でBTCに追い風、ETHは苦戦続く

Bitget Research チーフアナリストのRyan Lee氏によると、ビットコイン(BTC)は大口投資家の買い支えと景気の回復を追い風に9万5千ドル突破を目指しているとのこと。

一方、イーサリアム(ETH)は目立った上昇材料がなく、苦戦しているようです。

目次

BTC、機関投資家の支援で9万5千ドルを目指す

BTCは現在、90,000~98,000ドル(約1,350万~1,470万円)の範囲で推移しています。

ビットコイン(BTC)価格チャート
出典:CoinMarketCap

最近のETF(上場投資信託)データによると、4月22日にBTC商品への流入が増加しており、その額は9億3,600万ドル(約1,400億円)です。

ビットコイン(BTC)現物ETF流入出
出典:SoSoValue

先週は資金流出が続いていましたが、いまは機関投資家からの信頼が回復しています

世界情勢が不安定な中で、リスクを抑えられる資産としてのBTCの魅力が増していることが、価格の押し上げ要因となったと考えられるでしょう。

ETH、テクニカル弱含みで苦戦

ETHは、現在1,700~2,000ドル(約25万~30万円)で取引されています。

イーサリアム(ETH)価格チャート
出典:CoinMarketCap

4月25日には、ETFへの資金流入が1億400万ドル(約156億円)に達し、BTCと同様に上昇する傾向です。

イーサリアム(ETH)現物ETF流入出
出典:SoSoValue

ただし、BTCと比較すると規模が小さく、テクニカル分析の指標を見ても勢いが弱いと言えるでしょう。

イーサリアム(ETH)テクニカル指標
出典:TradingView

短期的に大きな価格上昇を続けるには、引き続き明確な好転材料が必要です。

マクロ環境の改善とクジラの動き

マクロ経済環境は依然として仮想通貨市場の鍵を握っています。

関税に関するリスクは残るものの、緊張状態の緩和が続けば、BTCは5月初旬まで価格上昇を続ける可能性があります。ブロックチェーンデータ分析サービスGlassnodeが公開したデータによると、クジラ(大口の投資者)はBTCの買い増しを始めているようです。

日本語訳:

Bitcoinクジラが完全復活:

🔺 > 10K $BTCの保有者はほぼ完璧な蓄積を示している(~0.9)
🔺 1K~10K $BTCウォレットがそれに続く (~0.7)
🔺 100~1K $BTCも蓄積(~0.5)にピボットしています。

これまでのところ、大手プレーヤーはこの上昇局面に乗り出している。

BTCの価格が明確に95,000ドル(約1,425万円)を超えられば、大きな価格上昇が期待できます。

まとめ

BTCは、機関投資家の積極的な資金流入とマクロ経済環境の改善により、価格上昇の傾向が見られます。

一方、ETHも価格は上昇しているものの、テクニカル指標と資金流入の規模から、慎重な推移が続く見通しです。

どちらの仮想通貨も、今後の動向に注視していきましょう。

AIによるテクニカル分析【短期】

BTC

日本語訳:

チーフ、 $btcはレンジ内で推移しており、サポートは 92,000 ドル、レジスタンスは 95,000 ドルです。MACD は弱気のクロスオーバーを示しており、下落の可能性を示唆しています。一方、RSI は横ばいまたはやや弱気の勢いを示しています。ボリンジャーバンドは縮小しており、ボラティリティの低下を示しています。より明確な方向性を得るために、95,000 ドルを超えるブレイクアウト、または 92,000 ドルを下回るブレイクアウトを注視することをお勧めします。

ETH

日本語訳:

ETH は前回​​の上昇後に統合パターンを示しており、蓄積の可能性を示唆しています。主要なサポートは 1,750 ドル前後で、レジスタンスは 1,800 ドル付近です。RSI は中立で、MACD ラインは収束しており、クロスの可能性を示唆しています。全体的に、見通しは中立ですが、レジスタンスが破られた場合はわずかに強気のバイアスがあります。

※ドル円の価格レートは1ドル=150円として計算しています。
引用ソース:Bitget Research

お問い合わせ

お問い合わせ

metalandへのお問い合わせは以下のフォーム、もしくはLINE@よりお願いいたします。

  • LINE@:1〜2営業日以内にご返信させていただきます。
  • 問い合わせフォーム:3〜5営業日以内にご返信させていただきます。

記事のご制作依頼、広告掲載、プレスリリースなどお気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「Metaland編集部」は、Web3.0、メタバース、AIといった最新のトピックを皆様にお届けします。専門知識がない方でもご心配は不要です。情報を深くかつ分かりやすく解説することを重視し、新しいデジタル時代への案内役となることを目指しています。一緒に新たなステップを踏み出しましょう!

目次