10月27日、衆議院の早期解散からの総選挙は、与党が過半数を割るという異例の結果となりました。
そのような中で、分散型自立組織（DAO）として投票して稼ぐことができるVote-To-Earn（V2E、ボート・トゥ・アーン）システムを導入したFlockerz（$FLOCK、フロッカーズ）が、仮想通貨市場でトレンドとなっています。
本記事では、衆議院選挙の異例の結果に関するニュースと、強気相場の中で投資家から注目されているFlockerzプロジェクトについてお伝えします。
衆議院選挙は異例の結果に、仮想通貨はリスク分散投資になるか
今回の衆議院選挙は、長い間安定的に与党の座を維持してきた自民党・公明党の2党を合わせても215議席と、過半数である233議席に届かないという異例の結果となりました。
このように国民からの逆風が吹いたのは、2023年に大きなバッシングを受けた政治資金パーティに関連する政治とカネの問題に起因すると考えられており、同パーティで多くの自民党議員が多額の資金を受け取っていました。
この問題が発覚してから、国民の自民党に対する不信感は高まっており、元自民党議員44人のうち、27人が落選、石破首相も「自民党は国民から極めて厳しい審判を頂戴した」と国民の怒りを受け止めるコメントをしました。
石破首相は、自民・公明両党による連立政権を維持する意向を説明していますが、今後は立憲民主党・国民民主党など他の党の意見も取り入れながら、協力して政策を進める必要があります。
今回の日本の政治不安を受けて市場の投資家たちは、海外投資家による日本売りが加速すること、そして日銀の利上げが遅延する可能性が高まっていることによる株安・円安の進行を懸念しており、リスク分散投資として仮想通貨をポートフォリオに組み込むことを検討する投資家も出ています。
仮想通貨市場では、11月5日に行われるアメリカ大統領選挙で、Bitcoin（BTC、ビットコイン）推進派のトランプ前大統領が当選すれば、さらに大きな強気相場が来ることが期待されています。
トレンドとなっている投票関連ミームコインFlockerzとは
国内の衆議院選挙や、まもなく始まるアメリカ大統領選挙の盛り上がりによって、MAGA（$TRUMP、マガ）やMAGA Hat（$MAGA、マガハット）など、PolitiFi（政治系）トークンへの人気が高まっていますが、投票関連ミームコインであるFlockerzもその知名度を上げています。
Flockerzは、株主総会のようにコミュニティメンバー全員でプロジェクトの方向性を決めていく分散型自立組織という特徴を持っており、「People’s Meme Coin（人々のミームコイン）」というスローガンを掲げて、仮想通貨業界へ真の民主主義の概念を普及させることを目指しています。
FlockerzのDAOは、FlockTopia（フロックトピア）と呼ばれ、$FLOCKトークンを保有することでコミュニティの一員として活動できるようになります。
FlockTopiaのVote-To-Earnシステムでは、$FLOCKトークン保有者にプロジェクトの今後を左右する重要な決定に投票できる権利が付与され、トークン保有者が投票を行うと報酬（$FLOCK）が与えられる仕組みになっています。
投票のテーマには、例えばマーケティング戦略や、トークンバーン（焼却）、今後のパートナーシップ構築、新機能の導入などがあります。
現時点でこのように、コミュニティがプロジェクトの重要な決定に直接関われるミームコインはFlockerzの他に存在しておらず、$FLOCKトークンは市場へ新たなトレンドをもたらすミームコインとして戦略的な投資家からも期待されています。
開発チームはまた、トークンの長期保有を促すためにステーキング機能も稼働させており、現在は1490％というかなり高いAPY（年間利回り）を提供しています。
遊んで稼ぐP2EからFlockerzの投票して稼ぐV2Eへ
仮想通貨市場では、ゲームで遊んで稼ぐPlay-to-Earn（P2E、プレイ・トゥ・アーン）システムが広く普及しており、東南アジアやラテンアメリカ、アフリカなどの新興国では高い人気を誇っています。
Axie Infinity（アクシー・インフィニティ）や、Decentraland（ディセントラランド）などは、P2E市場を代表するゲームとして知られています。
P2Eを元にした仮想通貨を稼ぐ新しいアプローチは色々と出てきており、Telegramアプリを使用したハムスターコンバット（Hamster Kombat）ではタップして稼ぐTap-to-Earn（T2E、タップ・トゥ・アーン）が、ソラナ（SOL）ネットワークでは歩いたり走ったりして動いて稼ぐMove-to-Earn（M2E、ムーブ・トゥ・アーン）が人気となっています。
Flockerzが提案したVote-to-Earnというシステムは、分散型でありながら1人もしくは複数の運営者によって管理される仮想通貨市場の課題を解決しようとするものであり、その革新的な実用性がすでに高い評価を受けています。
現在実施中のプレセールには、すでに110万ドル以上の大規模な資金が集まっており、新規投資家の参加も増えています。
本稿執筆時点では、1$FLOCKあたり0.0058862ドルで販売されていますが、プレセールには複数のステージが設けられており、ステージが進むごとに価格が上昇するように設定されています。
ミームコイン市場は10月に入ってから好調なパフォーマンスを見せており、現在の時価総額は680億ドル、7万ドルを突破したBTCの波に乗って、11月には長期的な強気相場であるスーパーサイクルを起こす準備が整っており、$FLOCKトークンにも急成長を期待する声が上がっています。
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