VARK(バーク)の特徴とは?始め方や主な機能の使い方を解説

出典:vark.co.jp

昨今さまざまなメタバースプラットフォームがリリースされ、エンターテインメントに特化したものも増えてきました。

メタバースでVTuberなどのライブを試聴している方なら、VARK(バーク)を目にしたこともあるのではないでしょうか。

しかし、

  • VARKがどのようなサービスなのか知りたい
  • 使い方や始め方を知りたい
  • VARKを利用する際におすすめのデバイスを知りたい

などの疑問をお持ちでしょう。

結論から言うと、VARKはバーチャルライブを楽しめるメタバースプラットフォーム。ライブを鑑賞するだけでなく、自身のライブイベントも開催できます。

本記事では、VARKの特徴や始め方、主な機能の使い方を詳しく紹介します。

それぞれわかりやすく解説していますので、興味のある方は最後までご覧ください。

そもそもメタバースとは?

メタバースとは、オンライン上でアバターを使ってコミュニケーションをとれる仮想空間のことです。

ゲームだけでなくビジネス、教育、建築など、さまざまな分野で活用されています。

メタバース内ではアバターやアイテムがNFT化され、仮想通貨を使って取引されるケースも。

Meta(旧Facebook)や、マイクロソフトなどの大手企業がメタバース事業に参入しており、世界的に注目を集めています。

メタバースについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。

目次

VARK(バーク)とは?3つの特徴を解説

VARKのイメージ画像
出典:vark

Varkの主な特徴は以下の通り。

  1. VARK=バーチャルライブを楽しめるメタバース
  2. 3Dモデルを使ってメタバース空間でライブができる
  3. VRデバイスが無くてもバーチャルライブを楽しめる

順番に解説します。

1.VARK=バーチャルライブを楽しめるメタバース

VARKは、アバターアーティストのバーチャルライブを提供するメタバースプラットフォームです。

歌手やダンサーのパフォーマンスを自由な角度から鑑賞できるなど、メタバース空間を活かした楽しみ方ができます。

こちらはVARKのプロモーションムービー。ぜひ世界観を体験してみてください。

2.3Dモデルを使ってメタバース空間でライブができる

VARKでは、バーチャルライブを鑑賞するだけでなく、3Dモデルを使ってメタバース空間でライブを開催できます。

ライブを開催するにはVRゴーグルのMeta Questと、VARKが指定する条件を満たしたアバターが必要。

視聴はスマホからでもOK。

条件を満たしたアバターは、3Dキャラクター共有プラットフォームVRoid Hubからダウンロードできます。

誰でも無料で開催できるので、アバターを用意してメタバースライブを開催してみましょう。

3.VRデバイスが無くてもバーチャルライブを楽しめる

VARKはVRデバイスを持っていなくても、Webブラウザでバーチャルライブを楽しめます

VRデバイスとはまた違ったカメラワークや映像などが展開されることが特徴。

Webブラウザでバーチャルライブを楽しむには、VARK公式ページから参加したいイベントを選ぶだけです。

開催予定のライブイベントを選択して、詳細ページにアクセスしましょう。

VARKのトップページ
出典:vark

X(Twitter)公式アカウントでも、最新情報を入手できますよ。

VARKの使い方・始め方を解説

VARKのトップページ
出典:vark

VARKの使い方と始め方を解説していきます。

  1. デバイスを選ぶ
  2. Varkアプリをインストールする
  3. アバターを作成
  4. Varkコインやチケットを購入する
STEP

デバイスを選ぶ

VARKを使うにあたってまずはデバイスの選択が必要です。

VRデバイスはもちろん、スマートフォンを利用することもできます。

スマートフォンを利用した場合、VRデバイスとくらべて没入感は落ちますが、疑似VRの体験は可能。

また、VRデバイスと同じように、歓声や拍手なども送れますよ。

VARKのライブ画像
出典:Vark

AndroidやiOSのいずれでも利用可能。

VARKを楽しむならMeta Quest2がおすすめ

VARKを利用する際におすすめなMeta Quest2
出典:Meta

Meta Quest2は、パソコンやスマホが不要でVR映像の視聴を楽しめるVRゴーグルです。

スタンドアロン型で頭の部分以外にも体の動きにも対応しており、VRゲームを楽しむことも可能。

Meta Quest2のイメージ画像
出典:Meta

Meta Quest2は前作のOculus Questと比較して軽くて小さくなったことが大きな特徴です。

さらに、画質も1600×1440ドットから832×1920ドットに改善されており動画や画像のきめ細やかさが異なります。

2023年10月時点でMeta Quest 3の販売が決定しており、さらに質の高いバーチャルライブを楽しめることでしょう。

Meta Quest3のイメージ画像
出典:Meta
VRデバイスをレンタルするのもあり

Meta Quest2は4万円以上するため、どうしても手が出ないようであれば、レンタルサービスを利用すると良いでしょう。

Rentioは、家電やガジェットなどをレンタルできるサブスク型のサービスです。

月間で11万件以上のレンタル実績があり、安心して利用できるでしょう。

Meta Quest2を借りれられるRentio
出典:Rentio

Rentioでレンタルするためには、Rentioの公式ページでレンタルしたい商品を注文するだけ。

Meta Quest2 128GBモデルなら、月額6,000円でレンタル可能です。

RentioでレンタルできるMeta Quest2
出典:Rentio

土日祝問わず最短で当日出荷してくれるため、長期間待つ必要がありません。

レンタル契約をした最終日の24時まで利用できるため、ぎりぎりまでバーチャルライブを楽しみたい人にもおすすめです。

返却方法はコンビニもしくは訪問集荷を利用可能。

商品によりますが、そのまま購入したり月額での利用に変更できるなどさまざまな利用方法がありますよ。

STEP

VARKアプリをインストールする

次にVARKアプリをインストールします。ここからはMeta Questでのインストール方法を解説します。

アプリをインストールするためには、Meta Storeを起動して検索を選択。

Meta Questのメニュー画面
出典:Vark

次のようなストア画面が表示されます。

Meta Storeの画面
出典:Vark

ストア画面の上部に表示されている検索欄でVARKと検索して、VARKアプリケーションを選んでください。

Meta StoreでVARKを選択
出典:Vark

VARKアプリを選んだら、インストールボタンを押しましょう。

インストールが完了した段階でVARKを選ぶとアプリケーションが起動するので、ユーザー登録をしてください。

登録したユーザー名はライブで表示されますよ。

VARKのユーザー登録画面
出典:Vark

ユーザー登録が完了したら、「Touch to Start」を押すと広場へ自動的に移動します。

VARKの入り口
出典:Vark

メニュー画面には、アカウント設定と問い合わせ画面があります。

VARKのトップメニュー
出典:Vark

アカウント設定画面では、IDとパスワード設定が可能。

VARKのログイン画面
出典:Vark
STEP

アバターを作成

最後にVARKアプリでアバターを作成しましょう。

初めてVARKを起動するタイミングで、アバターの作成が必要です。

顔や髪形、服装などさまざまな種類が用意されているので、自分好みのアバターを作りましょう。

VARKのアバター作成画面
出典:Vark

アバターの設定はあとから何回でも変更可能です。

左下にあるサイコロのボタンから編集しましょう。

アバターが出来上がったら、画面右下のできあがりをクリック。アバターが出来上がったら広間に入れます。

STEP

VARKコインやチケットを購入する

ライブイベントを鑑賞するためには、VARKコインやチケットの購入が必要な場合があります。

ライブに参加する場合は、広場内のメニューを選ぶか、ドームまで移動して入口から入りましょう。

VARKの広場
出典:Vark

ドームの入口は次のような画面です。

VARKのドームの入り口
出典:Vark

入口からドームに入ると、イベントを押すことでイベントリストが表示されます。

VARKのイベントリスト
出典:Vark

イベントリストは次のように表示されるため、好きなイベントを選ぶことが可能。

VARKでイベントを選んでいる様子
出典:Vark

イベントリストから参加したいイベントを選ぶと、チケット購入ボタンが表示されます。

必要なコインが表示されるため、確認したうえでOKを押して進んでください。

VARKのチケット購入画面
出典:Vark

必要コインよりも所持コインの方が少ない場合はOKが表示されません。

必要な分だけコインを準備したら、再度チケット購入場面に進んでください。

コインは、ドームロビーのコイン販売所で購入しておきましょう。

VARKのチケット購入用コインの購入画面
出典:Vark

チケット購入をすませた段階で参加したいイベントを選ぶと、入場できる時間が表示されます。

開場時間になったら入場できるようになりますよ。

スマートフォンを利用する場合は、まずGoogle PlayストアかApp Storeを選んでVarkと検索しましょう。

アプリをインストールしてアプリケーションを起動すると、ユーザー登録に移ります。

VARKのユーザー登録画面
出典:Vark

ユーザー登録をしたら、Touch to Startを押すことで広場へ移動可能。

VARKのロビー
出典:Vark

イベントに参加するまでの方法はWindows版やVRゴーグルと同じです。

VARKのWORLD機能の使い方

出典:vark

VARKにはライブイベントを楽しむだけでなく、他のユーザーと交流できるWORLD機能が用意されています。

主な特徴は以下の通り。

  • 広場で他のユーザーと交流する
  • アミューズメント施設でミニゲームをプレイする
  • サウンドボックスを使って演奏する
  • カラオケルームで歌う
  • シネマ施設で映像コンテンツを楽しむ

広場で他のユーザーと交流する

VarkのWORLD機能を活用することで、広場で他のユーザーと交流できます。

VARKの広場
出典:Vark

広場では巨大な掲示板や、ボイスチャットなどのコミュニケーションツールを利用可能。

掲示板にはコメント以外にも、自分で描いたイラストやライブの画像なども投稿できます。

VARKの広場の掲示板
出典:Vark

メニュー画面には歯車マークがあり、押すことでターンの角度や移動方法、ターンの動きなどを選択可能。

移動方法には歩行とワープがあり、ターンの角度は細かく設定できます。

VARKでのアバター操作画面
出典:Vark

アミューズメント施設でミニゲームをプレイする

VARKでプレイできるミニゲーム
出典:VARK

VARKにはアミューズメント施設も用意されており、ミニゲーム「Hack and Seek」をプレイ可能

「Hack and Seek」は3人〜10人で遊ぶゲームです。以下2つの役割にわかれ、それぞれの目標を達成すれば勝利です。

  • Visitor&Security:BUGに倒し、生き残ることが目標
  • BUG:Visitor&Securityを全滅させることが目標

どのプレイヤーがどの役割なのかわからないため、話し合いながら相手の役割を見極め、欺いてゲームを進めます。

メタバース版の人狼のようなゲームです。

サウンドボックスを使って演奏する

サウンドボックスを使うことで、演奏できます。

箱をたたいて、好きな音をだしてみませんか。

VARKに設置されているサウンドボックス
出典:Vark

カラオケルームで歌う

Varkには、カラオケルールがあり900曲以上の楽曲を楽しむことが可能。どのデバイスからでもアクセスでき、複数人でカラオケを楽しめます。

VARKのカラオケ施設
出典:Vark

シネマ施設で映像コンテンツを楽しむ

シネマ施設をつかうことで、360度動画を視聴可能

観光や動物、エンターテイメントなどさまざまな映像を楽しめます。

リリース時点で100種類以上の映像コンテンツが公開されており、無料のコンテンツをスマホやVRデバイスから試聴できますよ。

VARKの映画館
出典:Vark

ライブイベントの開催方法

WORLDのだれでもライブを利用すれば、ライブイベントを開催できます。

開催側はMeta Quest2などのVRデバイスが必要ですが、視聴側はスマホアプリでも問題ありません

まずはライブイベントを始める前の準備から解説します。

ライブ開催するために準備するもの

ライブを開催するためには、VARKアカウントの作成が必要です。

公式ページにアクセスして、画面右上の「アカウント」ページに進みましょう。

VARKのアカウント作成ボタン

必要情報を入力して、アカウント登録を済ませます。

VARKのアカウント登録フォーム
出典:Vark

VARKを起動して、メニューからVARKアカウントを選択して登録情報を紐づけしましょう。

VARKアカウントの紐付けボタン
出典:Vark

次に配信者登録が必要です。ホーム画面の矢印ボタンを選択して、LIGHT STAGEに切り替えます。

VARKのLIGHT STAGEに切り替え
出典:Vark

配信設定ボタンをおして、必要情報を入力しましょう。

VARKの配信設定ボタン
出典:Vark

次にVRoid Hubに登録して、ライブで使用するアバターをダウンロード。

VARKアプリで配信設定ボタンを選択し、VRoid連携を選択してください。

認証コードリクエストを送信すると、Meta Quest2でWebページが立ち上がります。

VARKのVRroid連携画面
出典:Vark

連携ボタンを押すことで準備完了です。

ライブ開催する方法

ライブを開催するためには、配信設定ボタンを押してアバターを選びます

VARKのアバター選択画面
出典:Vark

前もってリハーサルをする場合は、Light Stage画面でリハーサルボタンを押しましょう。

VARKのリハーサルボタン
出典:Vark

イベントを作成するためには、イベント開催ボタンを押します。

VARKのイベント開催ボタン
出典:Vark

イベント名やイベント情報を入力。

VARKで開催するイベント名や楽曲情報を入力
出典:Vark

プラスボタンを押すと、楽曲を選ぶ画面が表示されます。

VARKの楽曲選択画面
出典:Vark

イベント設定が完了したら、開園時間になった時点でイベントに入場しましょう。

VARKに関するQ&A

VARKに関するよくある質問についてまとめました。

  • VARKでは何ができますか?
  • VARKを視聴するために何が必要ですか?
  • VR機器は購入する必要がありますか?
  • どのようなイベントを見られますか?

気になる項目をチェックしてみましょう。

VARKでは何ができますか?

VARKではバーチャルライブを楽しめます

音楽やダンスなどを視聴できるほか、拍手を送れるなど実際のライブに参加したような体験が可能。

また、ライブを鑑賞するだけでなく、自身でライブイベントを開催できます。

ライブを開催する際にはMeta QuestなどのVRゴーグルが必要です。参加者側はスマートフォンで鑑賞できますよ。

VARKを視聴するために何が必要ですか?

VARKはMeta Quest2のほかにAndroid、iOSスマホを使って視聴できます。

VR機器は購入する必要がありますか?

VR機器が無くてもVARKのバーチャルライブは楽しめます。しかし、自身でライブイベントを開催するのであれば必要です。

VR機器を使うためには、購入するほかにレンタルする方法もあります。

レンタルする場合はRentioなどのサービスを利用するとよいでしょう。

Rentioなら、月額6,000円でMeta Quest2をレンタルできますよ。

Rentioで借りられるMeta Quest2
出典:Rentio

どのようなイベントを見られますか?

過去にVARKで開催されたライブイベントは以下の通り。

  • Heavenly Escape Amano Nene 1st Solo Live
  • ご注文はうさぎですか?Petit Rabbit’s with beans バーチャルライブ2023 ~7つの音色~
  • Cinderella switch ~ふたりでうたうホロライブ~
  • もちひよこ1stVRライブ “すぺしゃるおたのしみSHOW!
  • テレ東バーチャル音楽フェス

アニメ声優やVTuberが出演するさまざまなイベントが開催されています。

あたらしいライブ情報はVARK公式ページの「ライブ一覧」メニューからチェックしてください。

まとめ

この記事では、VARKについてまとめました。

最後に重要な点をおさらいしておきましょう。

  • VARKはバーチャルライブを楽しめるメタバースプラットフォーム
  • VRゴーグル以外にスマートフォンやWindows版でも参加可能
  • ライブを鑑賞するだけでなくライブを開催することも可能
  • ライブを開催するにはVRデバイスが必要
  • WORLD機能を活用すれば他のユーザーとの交流が可能

VARKではVRデバイスやパソコン、スマートフォンなどを使って、バーチャルライブを楽しめます。

さらに、バーチャル配信や、ファン同士で交流をするなど、さまざまな楽しみ方があります。

本記事を参考に、ぜひVARKを使ってバーチャルライブを楽しんでみましょう。

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この記事を書いた人

「Metaland編集部」は、Web3.0、メタバース、AIといった最新のトピックを皆様にお届けします。専門知識がない方でもご心配は不要です。情報を深くかつ分かりやすく解説することを重視し、新しいデジタル時代への案内役となることを目指しています。一緒に新たなステップを踏み出しましょう!

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