DeFiやNFTに興味があって、Aavegotchiという言葉を目にしたけど、
- Aavegotchiに一体何?
- どうやって遊ぶの?
- Aavegotchiの始め方や稼ぎ方は?
これらの疑問をお持ちの方も少なくないはずです。
今回はそのような方に向けて、Aavegotchiの特徴や始め方、稼ぎ方などをご紹介していきます。
まず結論からお伝えすると、AavegotchiはDeFi対応のクリプト収集ゲームです。
ユーザーはたまごっちのようにピクセル型のゲームを楽しめます。
Aavegotchiの遊び方や将来性、NFT販売、育成をする方法を知りたいと考えている方必見の内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
Aavegotchiってなに?特徴について
ここではAavegotchiの特徴や基本概要について解説します。
Aavegotchiには、以下のような特徴があります。
- AavegotchiはDeFi対応のクリプト収集ゲーム
- ピクセル化された絵柄が可愛い
- 農業・戦闘・取引などの活動ができる
- 生まれながらにして特徴を持ち価値も変わる
各特徴について、もう少し詳しく見てみましょう。
AavegotchiはDeFi対応のクリプト収集ゲーム
Aavegotchiは、シンガポールのPixelcraft Studiosが開発したDeFi対応のクリプト収集ゲームです。
プレイヤーは、Aavegotchiのデジタルユニバース上で使用されるNon-fungible tokens(NFTs)アバターを購入し、育てることができます。
購入したアバターは自分だけのAavegotchiとなり、それらを育ててレア度を上げていくという楽しみ方もできます。
YouTubeには、Aavegotchi公式チャンネルもあるため、気になった方はぜひ参考にしてみてください。
ピクセル化された絵柄が可愛い
Aavegotchiは、イーサリアムブロックチェーンに住むピクセル化された幽霊を描いたERC-721 NFTで、たまごっちにインスパイアされています。
Aavegotchiの「Aave」は、フィンランド語で「幽霊」という意味で、トークンの名称はGHSTです。
上の画像のようにピクセル化された絵柄が可愛いことも、Aavegotchiが多くの人から注目を集めている理由の1つです。
農業・戦闘・取引などの活動ができる
Aavegotchiでは、農業や戦闘、取引などの様々な活動が可能です。
Aavegotchiの価値は、各Aavegotchiが生まれつき持つ特性やトークンの量、装備などのレア度によって決まります。
プレイヤーは、自分のAavegotchiの価値を上げるために、ミニゲームやガバナンス、ミートアップなどのありとあらゆる活動に参加することができます。
これらの活動でAavegotchiのレア度を高めることで、ミニゲームで高いパフォーマンスを発揮し、GHSTトークンの報酬を受け取ることも可能です。
つまり、レア度の高いAavegotchiは、GHSTトークンを稼ぎやすくなり、同時に市場価値も高まります。
生まれながらにして特徴を持ち価値も変わる
1つ1つのAavegotchiは、生まれながらにして特徴を持ち、その特徴によって価値も大きく変化します。
これらの特徴は、Aavegotchiのゴーストとしての生活を決定する重要な要素になります。
特徴は、6つの特性の中からランダムに選ばれた組み合わせで決定します。
Aavegotchiには、以下のように6つの特性があります。
- AGG=攻撃性
- NRG=エネルギー
- SPK=不気味さ(おどろおどろしさ)
- BRN=脳の大きさ
- EYS=アイ・シェイプ(目の形)
- EYC=アイ・カラー(目の色)
これらの特性は、ポータルを開いた時点で決定され、各特性には、そのレア度に応じて、Common、Uncommon、Rare、Mythicalの値が割り当てられています。
ただし各特性は、異なるミニゲームで異なる効果を発揮するため、どの特性が良いとは一概には言えません。
Aavegotchiの始め方を4ステップで解説
ここまで、Aavegotchiの特徴について紹介してきましたが、「たまごっちみたいで楽しそう!さっそく始めてみたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、Aavegotchiの始め方をご紹介します。
Aavegotchは、以下の4ステップで始められます。
- 「ウォレット、PC、ETH」などを準備
- ETHでGHSTやQUICKを購入する
- GHSTトークンを取得する
- マーケットプレイス (バザール) でAavegotchiを購入する
ステップ1から順に見ていきましょう。
①まずは「ウォレット、PC、ETH」などを準備しよう
Aavegotchiを始めるには、以下の3つが必要です。
- ウォレット(通貨やアイテムを保管するためのもの)
- PC
- ETH等(仮想通貨イーサリアムなどの通貨)
ウォレットは、仮想通貨やNFTを安全に保管するための財布のようなものです。
PCは、Aavegotchiメタバースにアクセスするために必要不可欠なので、事前に準備しておきましょう。
メタバースとは、オンライン上でアバターを使ってコミュニケーションをとれる仮想空間のことです。
ゲームだけでなくビジネス、教育、建築など、さまざまな分野で活用されています。
メタバース内ではアバターやアイテムがNFT化され、仮想通貨を使って取引されるケースも。
Meta(旧Facebook)や、マイクロソフトなどの大手企業がメタバース事業に参入しており、世界的に注目を集めています。
メタバースについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。
ウォレットの作成に迷ったら「MetaMask」
ウォレットにはいくつか種類がありますが、Aavegotchiを始めるなら「Metamask」がおすすめです。
ここでは、MetaMaskでウォレットを作成する手順を画像つきでご紹介します。
まずは、Metamaskをインストールします。
Metamask公式サイトにアクセスし、「Download」もしくは、「Download for Google Chrome」をクリックします。
この時、パスワードは忘れないように、どこかにメモして保管しておきましょう。
次に、シークレットリカバリーフレーズとウォレットを安全に保つ方法についての動画を視聴します。
動画はだいたい1分30秒程度です。しっかり確認しましょう。
「シークレットリカバリーフレーズを公開」ボタンをクリックすると、12単語が表示されるので、それをどこかにメモして書き留めておきましょう。
シークレットリカバリーフレーズは鍵のようなもので、第三者に知られてしまうと、仮想通貨やNFTが盗まれてしまう恐れがあります。
そのため誰にも見られることのない安全な場所で保管しておきましょう。
ここまで表示されたら、Metamaskが使えるようになります。
これで、ひとまずウォレットの準備はOKです。
②ETHでGHSTやQUICKを購入する
始めに用意したETHでこのGHSTやQUICKを購入しましょう。
QUICKSWAPなどを活用することで、ETHを使ってGHSTやQUICKを購入できます。
③GHSTトークンを取得する
Aavegotchiをプレイするためには、ゲーム内で使われる暗号通貨であるGHSTトークンが必要になります。
GHSTは、Aavegotchi、ポータル、装備、消耗品、コレクションアイテムなどを購入する際に使用できます。
ETHでGHSTが購入できたら、Aavegotchiを開いて「Get GHST」をクリックしてGHSTトークンを取得しましょう。
Aavegotchiを持っている人から借りてもOK
Aavegotchiでは、「ゴッチ・レンディング」という制度があり、AavegotchiNFTを他のプレイヤーから借りることができます。
Aavegotchiを持っている人は、オーナーとして、以下の設定を行うことで、貸し出しを行い利益を得ることも可能です。
- 前払い料金を受取る
- 貸出期間(最大30日間)
- 収益の分配
ゴッチ・レンディングは100%ブロックチェーン上にあるため、安全で信頼性の高いシェアリングエコノミーを実施できます。
④マーケットプレイス (バザール) でAavegotchiを購入する
Aavegotchiをレンタルできるとは言いましたが、やはり多くの方は自分だけのAavegotchiを購入し、愛着を持って育てたいと考えるはずです。
Aavegotchiでは、「Aavegotchi Baazaar」でゲーム内で獲得したNFTを売買することが可能です。
この「Aavegotchi Baazaar」は、日本語にも対応しているため、英語が読めない人でも安心して取引できます。
「Aavegotchi Baazaar」は、新規上場するたびに0.1GHSTの上場手数料が必要になります。
手数料がかかる理由は、Polygonでのスパムを防ぐことが目的です。
Aavegotchiの遊び方
ここからは、Aavegotchiの遊び方について説明していきます。
Aavegotchiの遊び方は、大きく分けると以下の4つに分けられます。
- フレンドを召喚する
- 12時間ごとにGotchiをかわいがる
- ミニゲームを楽しむ
- ステーキングしてFRENSトークンを獲得する
各遊び方について詳しく見ていきましょう。
フレンドを召喚する
ポータルを介して、「ネザー レルム」からアーべゴッチを召喚することができます。
召喚時には、10人のフレンドが出現し、ユーザーはその中から1人を選択して召喚します。
残りのフレンドは全て消滅してしまうので、注意が必要です。
12時間ごとに Gotchi をかわいがる
Aavegotchiプロフィールでは、12時間ごとにGotchiを可愛がることができます。
Gotchiを可愛がる時に少額の料金を支払うことで、Gotchiとの関係が1つ増加。
また、Gotchiに装備を装着して、レア度スコアを上げたり、餌を上げて、Gotchiの特性を上昇させたりすることも可能です。
このように、Gotchiを可愛がることで、Gotchiの能力値が高まり、市場価値が高まります。
ミニゲームを楽しむ
ゴッチバースには、公式ミニゲームと、コミュニティ作成ミニゲームの2種類のミニゲームが存在しています。
前述したように各Aavegotchiには、それぞれ特性があり、その特性によって得意なミニゲームと不得意なミニゲームがあります。
ゴッチバース内には、数多くのミニゲームが存在しているため、特定の特性を持ったAavegotchiのみが有利になることを防ぎ、公平なゲームプレイが実現できます。
Aavegotchiを手に入れた方は、自身のAavegotchiがどのジャンルのゲームが得意なのかを見極めてミニゲームに参加するようにしましょう。
ステーキングしてFRENS トークンを獲得する
ステーキングとは、特定の仮想通貨を保有するだけで、利益を得られる仕組みのことです。GHSTトークンに関しても、ステーキングすることで、FRENSトークンが獲得できます。
このFRENSトークンを使って、装備を獲得できるチケットを獲得できます。
FRENSは、譲渡不可なので、原則購入できない点には注意が必要です。
Aavegotchiでの具体的な稼ぎ方
Aavegotchiについてある程度理解できたところで、多くの人が気になるAavegotchiでの具体的な稼ぎ方について説明していきます。
Aavegotchiでの稼ぎ方は大きく
- レアな装備でAavegotchiのレア度を上げる
- GHSTでDeFiに参加する
- 土地を貸し出す
以上の3つの方法に分けられます。
ここからは、各方法について、具体的にご紹介していきます。
レアな装備でアーヴェゴッチのレア度を上げる
レアな装備を装着して、Aavegotchiのレア度を上げると、報酬を受け取ることができます。
例えば、レア度ファーミングでは、特定の期間内に最もレアなAavegotchiを育てたプレイヤーに報酬が与えられます。
また前述したように、自身で購入したAavegotchiは「Aavegotchi Baazaar」で売買することが可能です。
そのため、自分のAavegotchiにレアな装備を装着して、Aavegotchiのレア度を上げることでAavegotchiそのものの市場価値が上がり、高値で売買することも可能です。
GHSTでDeFiに参加する
GHSTでDeFiに参加することも、Aavegotchiで稼ぐ方法の1つです。
DeFiに参加した際の稼ぎ方としては、一般的なプラットフォームと同じように、仮想通貨取引で売買差益を狙ったり、レンディングプラットフォームで仮想通貨を貸し付けたりすることで、金利を得ることが可能です。
土地を貸し出す
Aavegotchiメタバース内で土地を所有しているプレイヤーは、自分の土地を他のプレイヤーに貸し出すことで、利益を得ることが可能です。
これらの土地には、農地を耕したり、資源の収穫をしたりする役割があります。
土地の使用に関しては、まだまだ開発段階ですが、今後土地を貸し出して、利益を得る手法はますます増加していくでしょう。
Aavegotchiに関するQ&A
Aavegotchiをプレイする際の、よくある質問についてまとめました。
- プレイするにはいくらかかる?
- 将来性はある?
- ゴッチバースってなに?
気になる項目をチェックしてみましょう。
- プレイするにはいくらかかる?
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Aavegotchiをポータルで購入するには、100GHST+10DAI相当の担保が必要です。
100GHSTはおよそ139USDなので、およそ2万円弱の資金が必要になります。
また「Aavegotchi Baazaar」で売られているAavegotchiの中から、Aavegotchiを選んで購入することも可能です。その場合だと、レア度や装備などの付属品によって大きくAavegotchiの価格は異なるので注意しましょう。
ただしAavegotchiにはゴッチ・レンディング・プログラムがあるため、無料でプレイを始めることも可能です。
資金をかけずに始めたいという方は、まずは無料でプレイを始めてみてはいかがでしょうか。
- 将来性はある?
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上記の画像のようにAavegotchiの現在の価格は188.47円となっています。
Aavegotchiは過去に一時的に444.35円をつけたこともありましたが、仮想通貨ブームの終了とともに、徐々に値段を落としました。
その後、再び価格を戻してきています。
Aavegotchiは、NFTやDeFiの世界での経験を持つ何人かのプログラマーが運営しているシンガポールのPixelcraftStudiosによって開発されました。
今後は、NFTやDeFiの普及や市場規模の拡大に伴い、さらにAavegotchiの利用者が増えていくことが予想されています。
- ゴッチバースってなに?
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ゴッチバース(Gotchiverse)とは、オープンエンドのバーチャルな社会空間を指します。
プレイヤーはその空間の中で、NFTをクラフトして、貿易や戦闘、ミニゲームなど、様々な活動ができます。
もちろん、その活動の中でお金を稼げるので、現在でも多くのプレイヤーがゴッチバース内のミニゲームや他ユーザーとの交流を行っています。
まとめ
本記事では、Aavegotchiの特徴や始め方、具体的な稼ぎ方についてご紹介しました。
最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
- AavegotchiはDeFi対応のクリプト収集ゲーム
- 農業や戦闘、取引などの活動でお金を稼げる
- Aavegotchiで遊ぶためにはまずウォレット、PC、ETHを準備する
- Aavegotchiを持っている人から借りて遊ぶこともできる
- Aavegotchiでは土地を貸し出すこともできる
たまごっちのように可愛らしくピクセル化されたAavegotchi。
メタバースやNFTに馴染みのない方でも、比較的とっつきやすいと言えるのではないでしょうか。
NFTやDeFiの市場規模が拡大していけば、今後ますますAavegotchiの利用者が増えていくことも予想されているので、まずは無料で遊んでみてください。