リップルはいつまでガチホすればよい?過去のデータから運用方法を解説


今後の値上がりが強く期待されているリップル(XRP)。価格上昇の予想も出揃っており、ユーザーや投資家から注目を集めています。

値上がりに備えて、売却せずに粘り強く保有、つまり「ガチホ」しているユーザーも多いはず。

しかし、

  • リップルはいつまでガチホしているのか
  • そもそも値上がりするという根拠はどこにあるのか
  • これまでの値動きはどうだったのか

といった疑問を持っている人も多いでしょう。たしかに、ガチホにもリスクはありますし、このあたりは気になりますね。

そこで本記事では、ガチホを終えて離脱するポイントや、今後の価格上昇予想の根拠などを解説します。

リップルを所有、もしくは購入しようとしている人はぜひ参考にしてください。

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目次

リップル(XRP)ガチホ戦略はいつまで続けるべきか? 5つの離脱ポイント

リップル

ガチホ状態から離脱するポイントは、さまざまです。ただ、これまでの値動きや仮想通貨市場のトレンドを踏まえるなら、以下5点が考えられるでしょう。

  • BTC価格が過去最高を記録するまで
  • 米SECとの法的紛争が終結したあとの値動きが完了するまで
  • CBDCが一般的に利用されるようになるまで
  • 2030年いっぱいまで

もちろん、これらのタイミングがかならず利益につながるわけではありません。しかし、これまでの動向を考えれば、離脱ポイントとしては悪くないと考えられます。

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

BTC価格が過去最高を記録するまで

まず、BTC(ビットコイン)の価格が過去最高を記録するまでガチホし、その後手放す戦略が考えられます。BTCが値上がりすると、リップルの価格も上がりやすいからです。

BTC/ETH/XRPの相関関係
出典:X

これは、BTC、XRP、ETHの値動きを示したチャートです。おおまかに相関関係にあるのがうかがえます。

つまりBTCが値上がりすればリップルも連動するので、最高額を記録するまでガチホすると、利益が出しやすいわけですね。

ただし最高額にこだわる必要はありません。それなりの金額に値上がりした時点で手放すだけでも、それなりの収益が得られます

米SECとの法的紛争が終結したあとの値動きが完了するまで

米SECとの法的紛争終結後の値動きが完了するまでガチホする方法もあるでしょう。

SECとの法的紛争とは?

SEC(米国証券取引委員会)がリップル社に対し、証券法違反で告訴したことを発端とする法的紛争。2020年に争いが始まり、2024年6月時点でもまだ終息していない。

この法的紛争はリップル側が優勢な形で進んでいます。このままいけばリップル側に有利な判決が下されると同時に、大幅な値上がりがあると期待されます。

したがって法的紛争が終結し、その後の値動きを見届けてからリップルを手放すのも、ひとつの方法となるでしょう。

ただしSEC側に有利な判決が出た場合、リップルの値下がりが考えられます。したがって損失が出る可能性も踏まえておきましょう。

CBDCが一般的に利用されるようになるまで

またCBDCが一般的に利用されるようになるまでガチホし、それが過ぎれば見切りをつける方法が考えられます。

CBDCとは?

Central Bank Digital Currency(中央銀行デジタル通貨)のこと。デジタルかつ法定通貨建てであり、中央銀行によって発行される。

中央銀行デジタル通貨とは
出典:impress Watch

リップルが一定の価格を維持できている理由のひとつに「決済手段としてある程度有用である」点が挙げられます。

しかし法定通貨同様の使い勝手を有するCBDCが普及すれば、その有用性に対する評価も低下するでしょう。

そうすると、リップルも値下がりに向かうと考えられます。したがって、CBDCが一般的に利用されるようになるまではガチホし、それを過ぎれば見切るのがよい、とも考えられるわけです。

ここで注意したいのは、リップルを保有したことを忘れたまま、気がついたらCBDCが一般化していることです。知らないうちにリップルが暴落しているかもしれません。

そのようなことがないように、リップルとCBDCに関して最新の情報を集めるよう心がけましょう。

2030年いっぱいまで

2030年いっぱいまでガチホすることを推奨する向きもあります。理由はふたつあります。

  • 2028年にほぼ確実に訪れるBTC半減期の影響を良い形で受けられる
  • 多くの専門家やAIが2030年時点での値上がりを予測している
BTCの半減期とは?

ビットコインのマイニングに対して支払われる報酬≒新規に市場流通するBTC枚数が半減する時期のこと。

BTCは、4年に一回の半減期を迎えたのち、大幅に値上がりする傾向があります。これまで4回その機会がありましたが、いずれの場合でもそうでした。

したがって2028年の半減期を終えた向こう2年はガチホし、その後頃合いを見て手放すという戦略が考えられます。

また仮想通貨チャートサービスのDigitalCoinPriceなどは、リップルの価格は2030年までに6倍ほどになると予測。そのほか多くの仮想通貨メディアやAIが、類似の予想を述べています。

したがって2030年までガチホするのは、有力な選択肢といえるでしょう。

2024年4月にもBTCの半減期がありました。したがって2026年までガチホし、その後手放すのも選択肢に入ります。

リップルのこれまでの価格推移について

リップル

リップルをガチホするか否かを判断するうえでは、過去の価格推移も判断材料となります。

ここでは以下の期間に分けて、これまでの推移を解説します。

  • 2014年〜2016年
  • 2017年〜2018年
  • 2019年〜2020年
  • 2021年〜2022年
  • 2023年以降

大幅な値動きが、なぜ起こったのかチェックしてみましょう。それが今後の投資判断で活かされるでしょう。

2014年〜2016年

リップル価格チャート

2014年から2016年までは、リップルの値動きはほとんどありませんでした

当時はまだ仮想通貨自体が普及しておらず、値動きを引き起こす要素がほとんどなかったからです。

また、リップルの価値も低く、1XRP=0.2〜0.5円ほどで推移。2014年に1XRP=3.71円ほどに値上がりしたことがありましたが、それ以外に目立ったイベントはありませんでした。

2017年〜2018年

リップル価格チャート

しばらく低調だったリップルでしたが、2018年に仮想通貨バブルで大きく成長します。

2017年5月には1XRP=45円、一時期の100倍近い値上がりを見せました。この背景には仮想通貨をあえて一時的に利用できなくする「ロックアップ」の操作がなされた事実があります。

その後も勢いは止まらず2018年1月には1XRP=400円に到達、多くのユーザーが莫大な利益を上げるに至ります。

しかし最高額を記録したあとは徐々に値下がりし、2018年末には50円前後で推移するようになりました。

バブルによって大幅な値上がりはあったものの、あくまで一時的なものでした。今後、ガチホするかどうかを考えるにあたっては、その事実を踏まえて判断する必要がありそうです。

なお2018年に記録された1XRP=約400円のレートは、2024年6月現在でも史上最高額です。

2019年〜2020年

リップル価格チャート

2019年に関しては、大きなイベントはなく、ほぼ横ばいでチャートが進行しました。

2020年には新型コロナウイルス感染症の流行によって価格が下落。一時期は1XRP=15円と、まだ仮想通貨市場が始まったばかりの2017年と同等の水準まで値崩れします。

しかしその後はすぐに持ち直し、結局は1XRP=50円程度で推移しました。

一方で2020年12月、SECが証券法違反によりリップルを提訴したことでユーザーの間に不安感が広がります。

同時期には、BTCやETHが値上がりするものの、訴訟の影響を受けたXRPはトレンドに乗り遅れることとなります。

2021年〜2022年

リップル価格チャート

訴訟案件を抱えながらも、2021年以降は好調でした。

2021年は仮想通貨市場自体が盛り上がっており、2021年中頃には1XRP=約200円前後まで値上がりします。

この背景には、SECとの訴訟に関して、リップルに有利なニュースが相次いだ事実があります。

しかし仮想通貨市場の盛り上がりは、早い段階で終息、2023年には1XRP=約50円前後まで下落しています。

これ以降、リップルは長い不調期に入ります。

2023年以降

リップル価格チャート

2023年から現在(2024年6月)に至るまで、リップルの大幅な値動きは見られませんでした。

またリップルに対して特別有利なニュースも聞かれず、仮想通貨市場自体も落ち着いており、近々の値上がりは期待できません。

一方で、SECとの裁判において、リップルに対して有利な報道が相次いでいます。2023年7月には、SECの一部敗訴が報じられ、一時的に値上がりするなどしました。

また後述するようにリップルにはサイドチェーン開発など、ポジティブなイベントも予定されています。

2024年が底値だとしたら、今が掴みどきとも考えられます。

リップルのこれからの価格上昇の可能性

リップル

そもそも、なぜリップルは価格が上昇する前提で話が進んでいるのか」と思っている人も多いでしょう。

価格上昇が予測される理由は多々ありますが、主だったところでは以下が挙げられます。

  • SECとの法的紛争に勝利する期待がある
  • BTC半減期の影響を良い形で受けられる
  • 送金システムとしての実用性が高まっている

SECとの法的紛争に勝利する期待がある

もっともわかりやすいところでは、米SECとの法的紛争が完全勝利に近い形で決着がつく可能性が高い点が挙げられます。

上述したように2023年7月時点で一部勝訴し、価格が高騰しています。

https://twitter.com/HEIDI_XRP/status/1679742334618185729

さらに米SECの主張に関しても「常識をはるかに超える民事罰を要求している」のが大方の見方であり、リップルが破れることは予測されていません(参照:コインテレグラフジャパン

順当に考えればリップルが勝利すると見られ、その関係から価格上昇が期待されます。

BTCの半減期の影響を良い形で受けられる

またBTCの影響を、良い形で受けられそうなのもメリットです。

上述したとおり半減期を抜けたあと、BTCに限らずXRPやETCも値上がりしています。

2024年現在、まだ大幅な値動きはありません

しかし過去のデータを見る限り、半減期が終わった1〜2年後には値上がりしているため、今後においてもそれが期待されています。

送金システムとしての実用性が高まっている

さらに送金システムとしての実用性が高まり続けているのもポジティブな材料です。

リップルの送金システムであるリップルネットには、300を超える金融機関などが参画しています。

さらに2023年にはドバイ金融サービス機構がXRPを利用可能な通貨として認めました。

このようにリップルを中心としたネットワークの充実が図られていることから、今後の値上がりが期待されています。

リップルの値動きに関するよくある質問

Q&A

本記事ではリップルのガチホに関して解説しました。ここではよくある質問に回答します。

  • 2030年には10万円に到達するか
  • リップルの価格はなぜ安定しているのか
  • レンディングしたほうがよいか
  • リップルの購入方法は

2030年には10万円に到達するか

1XRP=10万円になることは、まずあり得ません

リップルに関しては、多くの仮想通貨メディアや専門家が値上がりを予想しています。しかしその値上げ幅は数百円程度であり、1XRP=10万円という予測は見かけられません

ただしリップルをある程度持っているなら、それが10万円に等しい価値を持つ可能性はあるでしょう。

AIを活用した仮想通貨チャート情報サービスDigitalCoinPriceは、2030年段階でリップルの価格は6〜7倍になると予測しています。

そして6月19日時点で1XRP=77.64円。それが7倍になるなら1XRP=543.2となります。

つまり2024年6月19日時点で200XRPほど持っていれば、10万円の市場価値に到達するでしょう。

リップルの価格はなぜ安定しているのか

リップルの価格が安定している要因として以下が挙げられます。

  • 国際間送金の手段としてのニーズがある
  • 主要な仮想通貨の一角として認識され、一定の需要がある
  • エクスローアカウントによって供給量がコントロールされている

リップルは送金手段、投資対象両面で評価されているため、値動きが安定しています。

そのうえ運営によって需要と供給のバランスが崩れないように工夫されているため、急な値動きが起こりにくいのです。

もちろん仮想通貨である以上、大幅な値動きの可能性は常に否定できません。しかしほかのアルトコインと比較すれば、十分に安定感のある銘柄といえるでしょう。

レンディングしたほうがよいか

レンディングに関しては、基本的には実施することを推奨します。

レンディングとは?

保有している仮想通貨の一部もしくは全部を、有期限で取引所に貸し出すこと。貸し出した期間と総量に応じて配当が与えられる。

レンディングの仕組み
出典:幻冬舎-資産形成ゴールドオンライン

本記事でも述べたとおり、リップルは基本的には値上がりする可能性が高い銘柄です。

したがってレンディングによって収益を得られる期待は高く、別な形で収益を得られると見込まれます。

また長期的にガチホするなら貸し出す期間も長くなり、それに伴いレンディング収益も高まります。

もちろんレンディングに出すことで、収支がマイナスになる可能性は投資である以上は否定できません

しかしその他のアルトコインなどと比較すれば値動きが安定し、さらに値上がりが期待されるリップルに関して、むしろ積極的にレンディングしたほうがよい、というのが自然な考え方となるしょう。

リップルの購入方法は

リップルは以下の方法で購入可能です。

  1. Coincheckをインストールする(Android版/iPhone版)
  2. 購入資金を入金する
  3. リップルを購入する

これに関してはCoincheck公式サイトの案内がわかりやすいので参考にしてください。

まとめ

リップル

本記事ではリップルのガチホに関して解説しました最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

  • リップルをいつまでガチホするか、いくつか選択肢がある
  • 「BTC価格が過去最高になる」「SECとの法的紛争終結」あたりまでがおすすめ
  • 「CBDCの一般的な普及」や「2030年」まで、という選択肢も
  • リップルの値上がりが予想される理由はさまざまある
  • たとえばSECとの法的紛争に勝利しそう、といった事実は大きなポジティブ材料
  • BTCの半減期の影響をよい形で受けられそうなのも大きい

リップルは比較的価格が安定した仮想通貨であり、ガチホしていてもさほど大きなリスクはありません。一方で今後の値上がりの可能性を踏まえれば、いつ手放すかは重要です。

本記事を参考に、ベストなタイミングで売却し、収益を得られるように工夫してみましょう。

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この記事を書いた人

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