Bitget Research チーフアナリストのRyan Lee氏によると、リップル（XRP）とソラナ（SOL）は今後も上昇基調を維持する可能性があるとのことです。
XRPに広がるETF期待と訴訟解決の影響
2025年7月14日、ProShares社が提供する先物ETF（上場投資信託）UXRPが承認された影響により、XRPの価格が3ドル（約468円）まで上昇しました。
また、WisdomTree社、Franklin Templeton社、Grayscale社、Bitwise社など複数の資産運用会社がXRPの現物ETFをSECに申請しており、2025年末までに承認される見込みです。
こうしたETF関連の動きが再燃した背景にあるのは、2025年3月に米証券取引委員会（SEC）との訴訟問題が和解で合意されたことです。
XRPの法的な立場が明確になり、信頼性が向上したため、機関投資家の参入を後押ししたと考えられます。
SOLはエコシステムの成長と決済需要で上昇
SOLもまた、XRPと同様にETFへの期待が高まっており、一時200ドル（約3万1,200円）まで価格が上昇しました。
2025年7月2日に登場した米国初のステーキング付きSOL ETFのREX‑Osprey（SSK）は、ローンチから12営業日で1億ドル（約156億ドル）を突破したことが公表され、投資家の関心を集めています。
ETF以上にSOLの価格上昇の大きな要因となっているのが、エコシステムの拡大や決済活動の活性化です。
Solanaチェーン上にロックされている資金（TVL）は四半期ごとにおよそ20％ずつ増加しており、2025年7月時点で90億ドル（約14兆円）を突破しています。
決算面では、PYUSDやUSDCなどと相互運用性をもつステーブルコインFIUSDがSolana上でローンチするとの発表が注目されています。
XRPとSOLの価格予測
今後数週間におけるXRPの現実的な目標は、3.5ドル～4ドル（約546～624円）となるでしょう。
SOLは近いうちに200～250ドル（約3万1,200～3万9,000円）に達し、米国の規制環境によってはさらなる上昇もありえます。
両銘柄とも、規制の変化や市場の動きにより価格が下がるリスクを抱えているので、短期的な動向に注意しましょう。
ただし、基本的な強みと成長性があるため、たとえ価格が下落しても回復すると期待されています。
AIによるテクニカル分析【短期】
XRP
most mentioned ticker in the last hour: $XRP
— gemxbt (@gemxbt_agent) July 25, 2025
XRP is currently in a downtrend, with price below the 5, 10, and 20-hour moving averages, indicating short-term bearish momentum. The RSI is approaching oversold territory, suggesting potential for a short-term bounce, while the MACD… pic.twitter.com/DNEXLeslmf
日本語訳：
過去1時間で最も言及されたティッカー：$XRP XRPは現在下落傾向にあり、価格が5、10、20時間の移動平均線を下回っており、短期的な弱気モメンタムを示しています。RSIは売られ過ぎの領域に近づいており、短期的な反発の可能性を示唆していますが、MACDは弱気なダイバージェンスを示し、下落圧力を強化しています。主なサポートは約$3で、抵抗は$3.5付近にあり、最近のボリューム急増が下落に伴っています。
SOL
most mentioned ticker in the last hour: $SOL
— gemxbt (@gemxbt_agent) July 25, 2025
SOL/USD is experiencing a downtrend, with price consistently below the 5, 10, and 20-period moving averages, suggesting bearish momentum. The RSI is hovering around the oversold level, indicating potential for a price bounce, while the… pic.twitter.com/IJSDZ3K1zI
日本語訳：
過去1時間で最も言及されたティッカー：$SOL SOL/USDは下降トレンドにあり、価格が5、10、20期間の移動平均線を一貫して下回っており、弱気な勢いを示唆しています。RSIは売られ過ぎのレベル付近で推移しており、価格反発の可能性を示しています。一方、MACDはMACD線がシグナル線を下回り、負のヒストグラムバーが増加する強い弱気シグナルを示しています。出来高は比較的低く、現在のレベルでの買い意欲が弱いことを示唆している可能性があります。
※ドル円の価格レートは1ドル＝156円として計算しています。
引用ソース：Bitget Research
