2025年5月13日、トランプ家が支援する暗号資産プロジェクト「American Bitcoin」が、(Gryphon Digital Mining(グリフォン・デジタル・マイニング)と合併しナスダック(Nasdaq)に上場すると発表しました。
Bitget Research COOのVugar Usi Zade(ヴガル・ウジ・ザデ氏)氏による分析を紹介します。
Hut 8 subsidiary @AmericanBTC today announced that it has entered into a definitive merger agreement to go public.
— Hut 8 (@Hut8Corp) May 12, 2025
"This transaction marks the next step in scaling American Bitcoin as a purpose-built vehicle for low-cost Bitcoin accumulation at scale. By taking American Bitcoin… pic.twitter.com/6lN7MLGXS1
日本語訳:@AmericanBTC は本日、株式公開に向けた正式な合併契約を締結したと発表しました。
「この取引は、低コストでビットコインを大規模に蓄積するための専用ビークルとしてアメリカン・ビットコインの規模を拡大する次のステップとなります。
トランプ一族支援の「American Bitcoin」上場へ

トランプ一家が関与する暗号資産プロジェクト「American Bitcoin」は、政治界と暗号資産業界の両方で大きな注目を集めそうです。
エリック・トランプが主導し、ドナルド・トランプ・ジュニアも支援するこのプロジェクトは、単なる新規のマイニング企業参入にとどまらない存在となっています。
Gryphon Digital Mining Inc(グリフォン・デジタル・マイニング)との合併を通じて、今年後半のナスダック上場を目指すという方針は、このプロジェクトに信頼性と注目度の両方を与えています。
クリーンエネルギーでビットコインマイニングを行う米国企業
合併の発表当日、Gryphon Digitalの株価はで約10倍に上昇しました。

トランプの名がもたらすインパクト
業界の観点から見ると、この動きにはメリットとデメリットの両面があります。
ひとつには、「トランプ」という強いブランドが注目を集めることで、ビットコインのマイニングや暗号資産インフラに対する政治的な不信感をやわらげ、世間の関心や理解を高める可能性があります。
特に、GryphonやHut 8といった業界内で信頼のある企業が関与している点は、機関投資家からの注目を集める要因になり得るでしょう。
アメリカ最大級のビットコインマイニング・エネルギーインフラ企業
課題とチャンスの両面を持つ上場計画
一方で、このプロジェクトには、規制や評判の面で課題を抱える可能性も否定できません。
トランプ一家の強い政治的影響力や、これまでの数々の論争を考えると、この事業は投資家や議員、そして規制当局から厳しく注視されることになるでしょう。
それでも、計画が順調に進めば、このプロジェクトはアメリカ国内のビットコインマイニングにとって重要な転機となるかもしれません。
そして、暗号資産がアメリカの金融システムにおいて、確かな存在感を築きつつあることを示す象徴的な出来事となるでしょう。
AIによるテクニカル分析【短期】
BTC
$btc is currently in a consolidation phase with a slight downward tilt. key support is around 102,000, while resistance is near 105,000. rsi is neutral, and macd shows potential bullish momentum. a break above 105,000 with volume could signal a long opportunity. pic.twitter.com/8dHDzm6szI
— gemxbt (@gemxbt_agent) May 13, 2025
日本語訳:$btcは現在、わずかに下向きの傾向にある統合フェーズにあります。主要サポートは 102,000 付近で、レジスタンスは 105,000 付近です。RSI は中立で、MACD は潜在的な強気の勢いを示しています。出来高とともに 105,000 を上抜ければ、ロングチャンスの兆候となる可能性があります。
引用ソース:Bitget Research
