The Graph(GRT)は、ブロックチェーン上のデータを効率的に整理・検索するための革新的なプロジェクトとして、Web3の世界で大きな注目を集めています。
しかし、次のような疑問を持っている方も多いでしょう。
- GRTがどんな仮想通貨なのか分からない
- 価格推移や将来性が気になる
- GRTを購入する具体的な手順が知りたい
結論から言うと、仮想通貨GRTはブロックチェーンのデータ検索を高速化するThe Graphを支えるトークンで、長期的な需要の増加が期待できます。
今回は、GRTの特徴や将来性、購入方法などを解説します。
仮想通貨やWeb3に触れる機会が多い方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
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仮想通貨GRT(ジーアールティー)とは?5つの特徴を紹介

出典:The Graph
項目 | 内容 |
---|---|
通貨名 | The Graph |
シンボル | GRT |
ネットワーク | ・Ethereum(ERC-20) ・Arbitrum |
総発行枚数 | 約100億枚(初期供給量、年率3%インフレ) |
公式サイト | https://thegraph.com/ |
ここでは、仮想通貨GRTおよびThe Graphプロジェクトの主な特徴について、以下の5つのポイントで解説します。
- イーサリアム(ERC-20)でローンチしている
- データ検索を高速化できる
- インデクサー・キュレーター・デリゲーターの役割がある
- Arbitrumに対応している
- DeFiやWeb3プロジェクトで活用されている
まず、GRTの基本情報を以下の表にまとめました。
1.イーサリアム(ERC-20)でローンチしている
GRTは、2020年12月にイーサリアムのブロックチェーン上でローンチした仮想通貨です。
主要なウォレットに対応しているため、扱いやすい仮想通貨だと言えるでしょう。
初期供給量は100億GRTですが、年間約3%のインフレ率が設定されており年々増加しています。
増加したトークンは、DeFi(分散型金融)での利用やステーキング報酬の原資となっています。
2.データ検索を高速化できる

出典:The Graph
The Graphは、サブグラフ(Subgraph)とGraphQLを提供することでデータ検索を高速化しています。
サブグラフとは、ブロックチェーン上の複雑なデータにインデックスを作成するためのAPIです。
異なるソフトウェアやシステム間で情報をやり取りするためのインターフェース。Application Programming Interfaceの略。
サブグラフを使ってデータを検索する際には、GraphQLという独自のクエリ言語が用いられます。
データベースに対して、データの検索や操作を要求する命令文。
これにより、開発者は自前でサーバーを立てることなく、ブロックチェーン上のデータを柔軟かつ効率的に組み込めるようになります。
2024年時点で1万を超えるサブグラフが稼働しており、Uniswapなどの主要なプロジェクトでも導入されました。
サブグラフとサブストリームの併用
データ検索の手法には、クエリを利用するサブグラフの他に、サブストリーム(Substream)と呼ばれるものもあります。
サブストリームは大量のデータを並列で効率よく処理することができ、出力結果をサブグラフに渡すことが可能です。
クエリだけでは処理速度に限界があるため、高性能なサブグラフを作るにはサブストリームとの併用は不可欠とも言えるでしょう。
3.インデクサー・キュレーター・デリゲーターの役割がある
The Graphの参加者には以下の3つの役割があり、それぞれの働きによってネットワークが支えられています。
インデクサー(Indexer) | インデックスを作成してクエリを処理する |
---|---|
キュレーター(Curator) | 有用なサブグラフに対してGRTを預ける(Signalする)ことで評価する |
デリゲーター(Delegator) | 信頼できるインデクサーにGRTを委任(デリゲート)する |
いずれの役割も、ネットワークへの貢献度に応じた報酬を獲得できます。
なお、悪質な参加者は罰金対象になったり、報酬を得られなかったりするリスクも。
4.Arbitrumに対応している
The Graphは、イーサリアムのレイヤー2チェーンであるArbitrum(アービトラム)に積極的に対応しています。
Arbitrumはイーサリアムと比べてガス代が大幅に軽減されるため、ユーザー体験の向上につながります。
公式の機能を利用して、イーサリアム上のサブグラフやGRTをArbitrum上へ移動できるので、移行するのも簡単です。
サブグラフがアクセスできるチェーンは90以上
The Graphのサブグラフは、EthereumやArbitrum以外のブロックチェーンにアクセスすることも可能です。

出典:The Graph
2025年時点で対応チェーン数は90を超えており、イーサリアム仮想マシン(EVM)に互換性のないネットワーク(ビットコインやソラナなど)にも連携できます。
複数のチェーンにまたがるデータ取得やクエリ処理も可能なため、効率の良いアプリを設計できるようになります。
対応チェーンは今後も拡大していく予定です。
5.DeFiやWeb3プロジェクトで活用されている
GRTは、今日のDeFiやWeb3エコシステムにおいて、すでに不可欠なインフラとして機能しています。
以下のような主要プロトコルをはじめとした数多くのプロジェクトが、The Graph上で公式サブグラフを提供しています。
- Uniswap(分散型取引所)
- Aave(レンディングサービス)
- Synthetix(金融取引サービス)
- Polygon(EVM互換ネットワーク)
開発者向けガイドや助成金プログラムが整備されており、新規参入のハードルが低いため、今後も活用するプロジェクトは増えていくでしょう。
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仮想通貨GRTの価格動向

ここでは、仮想通貨GRTがローンチされてから現在までの価格動向を、以下の期間に分けて振り返ります。
- 2020年:ローンチと初期高騰
- 2021年:最高値2.88ドルを記録
- 2022年:暗号資産の冬で低迷
- 2023年:秋以降に始まった価格反発
- 2024年:エコシステム拡大とネットワーク収益の安定化
なお、GRTの現在の価格は以下のとおりです。
2020年:ローンチと初期高騰

GRTは2020年12月に市場に登場し、取引開始直後から大きな注目を集めました。
初値は約0.1ドル(約15円)でしたが、分散型アプリケーションにおけるデータインデックスという明確なユースケースが評価され、価格は一気に0.61ドル(約91.5円)まで急騰します。
ローンチ後わずか1週間で週間出来高が28億ドル(約4,200億円)に達するなど、投資家の高い期待が反映されました。
この成功を受け、BinanceやCoinbaseといった主要な取引所で即座に上場し、流動性と知名度を大きく高めたのです。
2021年:最高値2.88ドルを記録

2021年は、GRTにとって飛躍の年となりました。
DeFiやNFTブームが市場全体を牽引する中、Web3インフラとしてのThe Graphの需要が爆発的に増加。
GRTの価格は2021年2月に史上最高値である2.88ドル(約432円)を記録しました。
この時、時価総額も最大で59億ドル(約8,850億円)に達し、トップクラスの暗号資産の仲間入りを果たします。
しかし、5月の市場全体の暴落に巻き込まれる形で価格は急落し、1ドルを割り込む水準まで下落しました。
2022年:暗号資産の冬で低迷

2022年は「暗号資産の冬」と呼ばれる厳しい市場環境となり、GRTもその影響を免れることはできませんでした。
世界的な金融引き締めや大手取引所FTXの破綻といった外部要因が重なり、暗号資産市場全体が縮小します。
GRTの価格は0.05ドル(約7.5円)台まで落ち込み、前年の最高値から98%以上も下落。
プロジェクト自体の開発は進んでいたものの、市場の影響を強く受けたため、低い価格水準で推移しました。
2023年:秋以降に始まった価格反発

2023年10月下旬にThe Graphが以下のような動きを見せたことで、世界中から注目を集めました。
- Upgrade Indexer発表(インデクサー機能の向上)
- SUNRISE of Decentralized Data構想の発表(ロードマップの明確化)
- Arbitrum対応強化
The Graphがさらなる進展を見せる動きに、投資家や開発者からは再評価を受けます。
結果、年末にかけてGRTの価格は0.2ドル(約30円)台まで上昇しました。
2024年:エコシステム拡大とネットワーク収益の安定化

GRTは0.1~0.45ドル(約15~67.5円)の範囲で推移し、安定した動きを見せました。
価格が安定した理由の一つは、The Graphのエコシステムやネットワーク収益を安定化させた以下の要因です。
- クエリ収益の需要拡大
- 対応チェーン数の大幅増加
- Arbitrumへの移行の本格化
エコシステムの基盤が強化されたため、今後の経済的な成長が期待できるでしょう。
仮想通貨GRTの将来性

ここでは、仮想通貨GRTの将来性を考える上で重要なポイントを3つ紹介します。
- Arbitrum上でのスケーリングが進行している
- DeFi・Web3需要が拡大している
- ガバナンスとエコシステムが成長している
1.Arbitrum上でのスケーリングが進行している
GRTの将来性を語る上で、Arbitrum上でのスケーリングは非常に重要な要素です。
現在、多くのサブグラフがイーサリアムからArbitrumへの移行を進めており、これによりクエリ手数料やGRTの委任にかかるガスコストが大幅に削減されます。
公式情報によると、ガス代は最大で26倍以上節約されるとのこと。
Arbitrum上でのDApps開発がさらに活発化することで、The Graphの需要も連動して拡大すると期待されています。
2.DeFi・Web3需要が拡大している
The Graphの基盤となる需要は、DeFiとWeb3市場の成長に直結しており、日々拡大しています。
実際に、The Graphネットワーク上で実行された月間のクエリ数は、以下表のように増加しています。
2024年Q1 | 約16億回 |
---|---|
2024年Q2 | 約29億回 |
2024年Q3 | 約53億回 |
2024年Q4 | 約59億回 |
2025年Q1 | 約61億回 |
参考:Messari
今後、さらに多くのブロックチェーンへの対応が進むことで、今後もクエリ数が増加する見込みです。
クエリ数の増加はクエリ手数料による収益構造の強化につながり、関連してGRTの価値も向上するでしょう。
3.ガバナンスとエコシステムが成長している
The GraphはGraphDAOと呼ばれる自律分散型組織が運営しており、エコシステムを成長させる施策に取り組んでいます。
実際に取り組んでいる施策内容は、開発チームEdge& Nodeによるアップデート情報などで確認することが可能です。
例えば、2025年5月のアップデート情報では、以下のような施策予定が公表されています。
- Studio APIキーのイベント同期化対応
- Token APIとSolanaの統合キャンペーン継続
- Graph Assistant(AIガイド)のマーケティング開始
提案に対する議論も活発であり、今後も継続した成長を続ける可能性が高いでしょう。
仮想通貨GRTの買い方を画像つきで解説

ここでは、日本国内の取引所で仮想通貨GRTを購入するまでの手順を3つのステップで解説します。
- bitFlyerで口座を開設する
- 日本円を入金する
- GRTを購入する
今回はbitFlyerでの購入方法を解説していますが、2025年6月時点ではGRTを入出金できないため注意してください。
bitFlyerで口座を開設する
GRTを取り扱っている国内の仮想通貨取引所で口座を開設します。
おすすめの取引所は、セキュリティ性が高くて初心者でも安心して使えるbitFlyerです。
上記リンクからアクセスし、メールアドレスや電話番号の登録、本人確認書類の提出などを済ませてください。
詳しい手順は以下の記事で解説しているので参考にしてください。

日本円を入金する
開設したbitFlyerの口座へ日本円を入金します。
銀行振込やコンビニ入金、インターネットバンキングなど複数の入金方法が用意されているので、好きな方法で日本円を送りましょう。

方法によって着金タイミングや手数料が異なるので注意してください。
GRTを購入する
日本円が反映されたら、メニューの「販売所」からGRTを購入します。
GRTを選択したうえで「買う」ボタンを押すと購入画面に移ります。

あとは数量を入力して購入を確定すればOKです。
仮想通貨GRTを購入できる取引所3選

ここでは、仮想通貨GRTを購入できる国内取引所を3つ紹介します。
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Coincheck(コインチェック)
- bitbank(ビットバンク)
bitFlyer(ビットフライヤー)

- ビットコイン取引量9年連続No.1※
- 最小1円から仮想通貨を購入可能
- bitFlyerクレカやTポイント交換など関連サービスが豊富
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインの取引量が9年連続で国内No.1※を誇っている仮想通貨取引所です。
ビットコインを含む38種類もの仮想通貨すべてが1円から購入できる点も踏まえると、bitFlyerは注文が約定しやすい取引所だといえるでしょう。
スマートフォンのアプリは使いやすく、上級者のトレーダーにはbitFlyer Lightningと呼ばれるプロ向けの取引所も用意されています。
初心者から上級者まで幅広いユーザーが満足できるでしょう。
bitFlyerクレカやTポイント交換、Braveブラウザ連携などの関連サービスの豊富さも要チェックです。
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※ 国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。
(日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)
名称 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
銘柄数 | 38種類 |
取扱銘柄の種類 | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・イーサリアムクラシック(ETC) ・ライトコイン(LTC) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・モナコイン(MONA) ・リスク(LSK) ・リップル(XRP) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・ステラルーメン(XLM) ・ネム(XEM) ・テゾス(XTZ) ・ポルカドット(DOT) ・チェーンリンク(LINK) ・シンボル(XYM) ・ポリゴン(MATIC) ・メイカー(MKR) ・ジパングコイン(ZPG) ・フレア(FLR) ・シバイヌ(SHIB) ・パレットトークン(PLT) ・ザ・サンドボックス(SAND) ・アクシーインフィニティ(AXS) ・ディセントラランド(MANA) ・イミュータブル(IMX) ・エイプコイン(APE) ・チリーズ(CHZ) ・ダイ(DAI) ・レンダートークン(RNDR) ・ザ・グラフ(GRT) ・アバランチ(AVAX) ・ドージコイン(DOGE) ・エルフトークン(ELF) ・ジパングコインプラチナ(ZPGPT) ・ジパングコインシルバー(ZPGAG) ・マスクネットワーク(MASK) ・ポリゴンエコシステムトークン(POL) ・ペペ(PEPE) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | 0.15% ※直近30日間の取引量に応じて0.01%まで減少 |
最小取引数量(BTC) | ■販売所:0.00000001BTC ■取引所:0.001BTC |
レバレッジ取引 | 2倍まで(個人口座の場合) |
入金手数料 | ■銀行振込:無料(振込手数料はかかる) ■クイック入金:330円(住信SBIネット銀行からの入金は無料) |
出金手数料 | ■三井住友銀行への出金:220円(3万円以上の出金は440円) ■上記以外への出金:550円(3万円以上の出金は770円) |
トラベルルール | TRUST |
Coincheck(コインチェック)

- 暗号資産国内取引所アプリダウンロード数6年連続No.1(対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2024年、データ協力:AppTweak)
- 取扱銘柄数が豊富(35種類)
- 500円から仮想通貨を購入可能
- ビットコインの取引手数料が無料
- 自動積立などの豊富な機能
Coincheck(コインチェック)は、国内の仮想通貨取引アプリダウンロード数で6年連続1位を誇る、初心者にも使いやすい人気の取引所です。
35種類もの銘柄を取り扱っており、500円という少額から購入できるのが大きな特徴。
仮想通貨を自動で定期購入できる積立サービス「Coincheckつみたて」や、NFTを売買できるマーケットプレイスなど、豊富なサービスも提供しています。
シンプルな操作画面と充実したサポート体制は、仮想通貨投資デビューを飾る取引所としてふさわしいといえるでしょう。
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名称 | Coincheck(コインチェック) |
銘柄数 | 35種類 |
取扱銘柄の種類 | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・イーサリアムクラシック(ETC) ・リスク(LSK) ・リップル(XRP) ・ネム(XEM) ・ライトコイン(LTC) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・モナコイン(MONA) ・ステラルーメン(XLM) ・クアンタム(QTUM) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・アイオーエスティー(IOST) ・エンジンコイン(ENJ) ・サンド(SAND) ・ポルカドット(DOT) ・フィナンシェトークン(FNCT) ・チリーズ(CHZ) ・チェーンリンク(LINK) ・メイカー(MKR) ・ダイ(DAI) ・ポリゴン(POL) ・イミュータブル(IMX) ・エイプコイン(APE) ・アクシーインフィニティ(AXS) ・ラップドビットコイン(WBTC) ・シバイヌ(SHIB) ・アバランチ(AVAX) ・ブリリアンクリプトトークン(BRIL) ・ブラッドクリスタル(BC) ・ドージコイン(DOGE) ・ペペ(PEPE) ・マスクネットワーク(MASK) ・ディセントラランド(MANA) ・ザ・グラフ(GRT) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | 0~0.1%(銘柄によって異なる) |
最小取引数量(BTC) | 500円(相当額)または0.001BTC |
レバレッジ取引 | 不可(2020年3月に終了) |
入金手数料 | ■銀行振込:無料(振込手数料はかかる) ■コンビニ入金:770円~ ■クイック入金:770円~ |
出金手数料 | 407円 |
トラベルルール | TRUST |
bitbank(ビットバンク)

- 銘柄数が多い(43種類)
- ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を受けている
- スマートフォンのアプリが使いやすい
- 日本円の即時出金が可能
bitbank(ビットバンク)は、独自のセキュリティ体制で創業以来ハッキングゼロ件。ユーザーの資産を守るため、徹底したセキュリティ対策を講じている仮想通貨取引所です。
ISMS認証を取得している点からも、セキュリティ性の高さがうかがえます。
スマートフォンアプリは使いやすいデザインで、これから仮想通貨を始める方でも安心して利用できるでしょう。
24時間365日いつでも日本円を即時出金できるのも嬉しいポイントです。
名称 | bitbank(ビットバンク) |
銘柄数 | 43種類 |
取扱銘柄の種類 | ・ビットコイン(BTC) ・リップル(XRP) ・ライトコイン(LTC) ・イーサリアム(ETH) ・モナコイン(MONA) ・ビットコインキャッシュ(BCC) ・ステラルーメン(XLM) ・クアンタム(QTUM) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・オーエムジー(OMG) ・シンボル(XYM) ・チェーンリンク(LINK) ・メイカー(MKR) ・ボバネットワーク(BOBA) ・エンジンコイン(ENJ) ・ポリゴンエコシステムトークン(POL) ・ポルカドット(DOT) ・ドージコイン(DOGE) ・アスター(ASTR) ・カルダノ(ADA) ・アバランチ(AVAX) ・アクシーインフィニティ(AXS) ・フレア(FLR) ・ザ・サンドボックス(SAND) ・エイプコイン(APE) ・ガラ(GALA) ・チリーズ(CHZ) ・オアシス(OAS) ・ディセントラランド(MANA) ・ザ・グラフ(GRT) ・レンダー(RENDER) ・ビルドアンドビルド(BNB) ・アービトラム(ARB) ・オプティミズム(OP) ・ダイ(DAI) ・クレイトン(KLAY) ・イミュータブルエックス(IMX) ・マスクネットワーク(MASK) ・ソラナ(SOL) ・サイバー(CYBER) ・トロン(TRX) ・ライブピア(LPT) ・コスモス(ATOM) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | Maker: -0.02% Taker: 0.12% |
最小取引数量(BTC) | ■販売所:0.00000001BTC ■取引所:0.0001BTC |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
入金手数料 | 無料(振込手数料はかかる) |
出金手数料 | 550円(3万円以上の出金時は770円) |
トラベルルール | Sygna |
仮想通貨GRTに関するQ&A

The Graph(GRT)に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- 他のインデックスプロジェクトとの違いは?
- ステーキングして稼げますか?
- GRTを管理できるウォレットは?
- エコシステムに参加するには?
- 他のインデックスプロジェクトとの違いは?
-
The Graphが他の多くのプロジェクトと異なるポイントは、GraphQLという特定のクエリ言語を採用している点です。
GraphQLを用いたサブグラフによって、開発者はブロックチェーン上のデータを非常に高速かつ柔軟に検索できます。
キュレーターがサブグラフを評価することでインセンティブを得られる独自の仕組みや、対応チェーン数が多い点も、The Graphの強みと言えるでしょう。
- ステーキングして稼げますか?
-
はい、GRTをステーキングすることで報酬を得ることが可能です。
最も一般的な方法は、デリゲーターとして信頼できるインデクサーに自身のGRTを委任(デリゲート)することです。
インデクサーがクエリ処理で得た報酬の一部を、委任した量に応じて受け取ることができます。
ステーキングを解除する際には21日間の待機期間が必要なので注意してください。
- GRTを管理できるウォレットは?
-
GRTはERC-20規格のトークンなので、イーサリアム系のウォレットで安全に管理できます。
最も人気が高いのは、PCのブラウザ拡張機能やスマホアプリとして使えるMetaMaskです。
ウォレットを利用する際は、イーサリアムとArbitrumのどちらでGRTを保有しているか確認するようにしましょう。
meta land【図解で簡単】MetaMask(メタマスク)とは?使い方やスマホとの連携方法、日本語での利用まで | meta land 仮想通貨ウォレットMetaMaskの始め方と使い方を徹底解説。NFTの保管やブロックチェーンサービスの利用に必須のツール。複数ネットワーク対応、日本語サポート、スマホ連携… - エコシステムに参加するには?
-
The Graphのエコシステムには、役割に応じた複数の方法で参加できます。
- インデクサーとしてノードを運営する
- キュレーターとして有望なサブグラフを探す
- デリゲーターとしてステーキングする
インデクサーやキュレーターは専門的な知識や資金力が必要ですが、デリゲーターは0.1GRTを持っていれば参加できます。
また、コミュニティやイベントなども含めた23通りの参加方法が公式で紹介されているので、こちらもチェックしてみてください。
まとめ
本記事では、GRT(The Graph)について解説しました。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- GRTはブロックチェーンデータを整理・検索するThe Graphで利用されるトークン
- インデクサー、キュレーター、デリゲーターとしてエコシステムに参加できる
- DeFiやWeb3の発展に不可欠なインフラとして需要が拡大している
- Arbitrumへのスケーリングにより利便性が向上し、将来性が期待されている
- 国内ではbitFlyerやbitbankなどの取引所で購入可能
GRTはWeb3データインフラの中核であり、複雑化するブロックチェーンの世界で非常に重要なプロジェクトです。
The Graphに将来性を感じた方は、GRTの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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