米インフレ鈍化で仮想通貨株急騰、Coinbaseは16%上昇

Bitgetの最高執行責任者(COO)であるVugar Usi Zade氏によると、米国のインフレ率が低下したことで仮想通貨関連株の価格が上昇し、投資家の信頼が回復しているとのことです。

目次

仮想通貨株が急騰、Coinbaseは16%上昇

5月13日に発表された米国の4月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.3%の上昇にとどまり、市場予想を下回りました。

出典:U.S. Bureau of Labor Statistics

このことから、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを一時停止するとの見方が強まり、リスク資産への関心が高まっています。

結果、Coinbase社の株価は16%以上の急騰を記録。他の仮想通貨に関連した銘柄も軒並み上昇しました。

出典:TradingView

株式市場全体でも投資家心理が改善し、価格上昇が広がっています。

BTCは慎重な動き、規制とマクロ環境に警戒

一方、ビットコイン(BTC)の反応は控えめです。仮想通貨投資家の多くは依然として慎重な姿勢を保っています。

出典:CoinMarketCap

インフレ率の低下は好材料とされながらも、依然として以下の要因が重しとなっているようです。

  • 今後のマクロ経済動向
  • 米中間の貿易政策
  • 仮想通貨規制の不透明感

これらの要因が解決しない限り、インフレの緩和や利下げへの期待などで短期的に価格が上昇しても長続きしないでしょう。

株式市場の動向による価格上昇の可能性も

株式市場の上昇が続けば、仮想通貨市場に参入する機関投資家や個人投資家が増える可能性が高まります。そうなれば新たな資金が流入し、アルトコインの流動性や価格を押し上げるかもしれません。

ただし、BTCのドミナンス(市場支配力)や利益確定の売りによって、アルトコインの価格上昇が妨げられる可能性も。

仮想通貨市場は活気を取り戻しつつありますが、まだまだ注意が必要です。

AIによるテクニカル分析【短期】

BTC

日本語訳:

過去1時間で最も言及されたティッカー: $BTC
BTCは横ばいのレンジで推移しており、主要サポートは103,000ドル付近、レジスタンスは105,000ドル付近となっています。RSIは中立で、値固めの動きを示唆しています。一方、MACDは最近強気のクロスオーバーを示しており、上昇の勢いが見られることを示唆しています。取引量は依然として比較的低く、市場の不安定さを浮き彫りにしています。

引用ソース:Bitget Research

お問い合わせ

お問い合わせ

metalandへのお問い合わせは以下のフォーム、もしくはLINE@よりお願いいたします。

  • LINE@:1〜2営業日以内にご返信させていただきます。
  • 問い合わせフォーム:3〜5営業日以内にご返信させていただきます。

記事のご制作依頼、広告掲載、プレスリリースなどお気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「Metaland編集部」は、Web3.0、メタバース、AIといった最新のトピックを皆様にお届けします。専門知識がない方でもご心配は不要です。情報を深くかつ分かりやすく解説することを重視し、新しいデジタル時代への案内役となることを目指しています。一緒に新たなステップを踏み出しましょう!

目次