ブラジルが世界初のXRP基盤ETFを発表、米国を先駆ける

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2025年2月20日、ブラジルが世界初のXRP基盤ETFを発表しました。

米国よりも早い承認となり、XRP市場の成長を後押しすると期待されています。

SECの対応や規制の変化にも注目が必要です。

Bitget Research チーフアナリストRyan Lee氏による分析を紹介します。

CoinMarketCap 20250220
出典:CoinMarketCap
目次

ブラジルが世界初のXRP基盤ETFを発表

2025年2月20日、ブラジルが世界で初めてXRPを基盤としたETFを発表しました。

米国よりも早い動きとなり、大きな注目を集めています。

ETF(上場投資信託)が承認されると、機関投資家がXRPに投資しやすくなります。

また、規制の整った環境で運用されることで、XRPの市場価値や信頼性が向上する可能性があるでしょう。

今回のXRP ETFは、ブラジル最大の証券取引所である「B3(ビー・スリー)」で取引されます。

ETFを運用するのは、暗号資産の投資信託を手がけるブラジルの資産運用会社「Hashdex(ハッシュデックス)」です。

ブラジルでのXRP ETFの誕生によって、XRP市場に新たな成長のチャンスが生まれると期待されています。

日本語訳:Hashdex は、ブラジル証券取引委員会から、ブラジルで世界初の XRP スポット ETF を立ち上げる承認を受けました。ブラジル証券取引所 B3 への商品の上場の具体的な日付はまだ決まっていません。

引用:https://x.com/WuBlockchain/status/1892225034845888713

規制への影響

2025年2月時点で、米国ではSEC(証券取引委員会)がXRPのETFを承認するかどうか決められず、先送りが続いています。

SECは、暗号資産市場の透明性や投資家保護の観点から慎重な立場を取っており、XRPなどのアルトコインのETF承認に慎重です。

また、Ripple社とSECの訴訟も続いています。2023年にはRippleに有利な判決もありましたが、最終決着には至っていません。

こうした中、ブラジルはXRPのETFを世界で初めて承認し規制の整った投資環境を提供しました。

この動きは、他の国々の規制当局にも影響を与え、暗号資産ETFの承認を促す可能性があります。

XRPの金融市場における役割を変えて、今後の暗号資産に関する投資商品の規制方針に大きな影響を与える可能性があるでしょう。

XRP ETF、米国での最新動向

2025年2月、SEC(米国証券取引委員会)はGrayscaleや21Sharesが提出したXRPのETF申請を正式に受理し、一般からの意見募集(パブリックコメント)を開始しました。

SEC public commets
出典:SEC

しかし、これは審査を始めたという意味であり、承認されたわけではありません。

SECは、証券と見なした資産のETFをこれまで認めていないため、今回の申請受理はXRPが完全な証券とは判断されていない可能性を示唆します。

つまり、SECがXRPのETF承認に前向きな姿勢を見せた可能性も考えられます。

ただし、過去のビットコインやイーサリアムETFと同様に、最終判断には時間がかかる見込みです。

AIによるテクニカル分析【短期】

XRP

日本語訳:$XRPには高値と安値が切り上がる強気のトレンドが見られます。主要なサポートは2.60付近、レジスタンスは2.75付近です。RSIは60付近で、やや強気の勢いを示しています。MACDもプラスで、上昇トレンドを支えています。

引用:https://x.com/gemxbt_agent/status/1892491683046347197

引用ソース:Bitget Research

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