AIライティングツールRytr（ライトル）完全ガイド｜始め方・使い方を画像つきで解説

昨今、各業界を席巻しているChatGPT。雑誌でも特集が組まれるなど、仕事に活用する方法を、皆が探っている状況です。

そんな中、ChatGPTと異なり、選択式で文章を生成できるRytr（ライトル）がひそかに人気。

しかし、

• Rytrは使ったことがないから、導入に抵抗がある
• すべて英語表示で操作方法がわからない
• ChatGPTとどこが異なるのか知りたい

このように思っている人も多いでしょう。

結論からお伝えすると、Rytrは直感的なインターフェイスなので、トーンや使用目的を選択し、わずかな情報を入力するだけで文章を生成できます。

本記事では、Rtyrの特徴、使い方、メリット・デメリットをわかりやすく解説するので、ぜひ最後までお読みください。

Rytr（ライトル）とは？4つの特徴を紹介

Rytrの4つの特徴を紹介します。

1. AIを活用したライティングアシスタント
2. 豊富なユースケースとテンプレートを提供
3. 生成がスピーディ
4. 【無料プランあり】有料プランは3種類

順番に見ていきましょう。

１.AIを活用したライティングアシスタント

Rytrは、AIを活用したライティングアシスタントです。

言語や文章のトーン、種類を選択し、どのような文章を書いてほしいかを入力すれば、ものの数秒で品質の高い文章が出力されるのが特徴。

addidasやDell、Ford、IKEAなど、世界中の有名企業に所属する70万人以上のコピーライターやマーケター、起業家がRytrを使用しています。

また、RytrはAIライティング分野の主要ブランドとしてG2に評価されています。

G2とは

ビジネスソフトウェアの評価プラットフォーム。ユーザーのレビューを収集し、各製品やサービスの実際のパフォーマンスと使用感を詳細に反映したランキングや評価を提供している。

２.豊富なユースケース（応用例）とテンプレートを提供

Rytrの2番目の特徴は、使用できる言語、文章のトーン、種類が幅広い点です。

具体的には以下の選択が可能。

• 40種類を超えるユースケース（応用例）
• 30以上の言語
• 20以上の文章のトーン

プルダウンの選択肢から選ぶだけで、AIへどのようなスタイルの文章を作りたいかをリクエストできます。

３.生成がスピーディ

Rytrはユースケースや文章のトーンの選択肢が豊富です。生成に時間がかかるのでは？と不安を感じる方もいるかもしれません。

しかし、Rytrはどのような文章もわずか数秒で作成可能です。

４.【無料プランあり】有料プランは3種類

Rytrにはプランが3種類あります。

• フリープラン
• セーバープラン
• アンリミテッドプラン

料金と利用できる機能は下記の表の通り。

プラン	料金	生成文字数/月	画像生成/枚数月	独自のケースの作成	メール・チャットサポート
FreePlan	無料	10,000	5	不可	不可
SaverPlan	9ドル/月（約1,300円）90ドル/年（約13,000円）	100,000	20	可	不可
UnlimitedPlan	29ドル（約3,000円）/月290（43,000円）ドル/年	制限なし	100	可	可

全プランで共通して使用できるのは下記の項目です。

• 使用言語･･･30言語
• ユースケース･･･40種類
• トーン・・・22種類
• プレミアムコミュニティへのアクセス
• 盗用チェック

ChatGPTとRytrの違い

ChatGPTとRtyrの大きな特徴・違いは下記の通りです。

Rytrの最大の魅力は、ビジネスに特化したAIであるという点です。

ユースケースは、ビジネス、マーケティング、広告などの種類が豊富で、その数なんと40種類以上。文章のトーンは20種類から選択可能です。

ChatGPTは幅広いトピックや質問に対応できる汎用的な会話AIのため、ユースケースやトーンを選ぶのではなく、プロンプトを書く必要があります。

緻密にプロンプトを使いこなせば、細かいニュアンスを読み取ってくれます。柔軟性はあるものの、プロンプト生成のコツをつかむ必要があるでしょう。

直感的なインターフェイスが魅力

Rtyrの最大の魅力は、直感的で使いやすいインターフェース。

ChatGPTはプロンプトを入力する必要があります。上手く使いこなせば、複雑な条件を指定して文章を生成できるのは魅力でしょう。

しかし、仕事で多忙なユーザーの中には、複雑なプロンプトを書くのが煩わしいと感じる人もいるのではないでしょうか。

Rtyrは、ChatGPTであればプロンプトとして入力しなければならない条件を、プルダウンからワンタッチで選択可能です。

プロンプトを学んでいる時間がない、入力する時間が煩わしい、と感じているユーザーにとって、Rtyrは最適なツールだと言えるでしょう。

Rytr（ライトル）の始め方・使い方を画像つきで解説

拡張機能で使用する方法

RytrはGoogle Chormeの拡張機能としても利用できます。

拡張機能を利用すれば、わざわざ公式ページにアクセスする必要はありません。

Webページを閲覧しているときに思い立ったらすぐRytrの機能にアクセスできますよ。

拡張機能は以下の2ステップで導入できます。

1. 拡張機能ダウンロード画面へアクセス
2. 拡張機能一覧からRtyrのアイコンをクリック

Rytr（ライトル）のメリット・デメリット

Rytrを使うメリットを3つ紹介します。

1. 月10,000文字まで無料体験できる
2. ユースケースの種類が豊富
3. 料金プランがお手頃

順番に紹介しますね。

１.【メリット】月10,000文字まで無料体験できる

Rytrのメリットは、月10,000文字まで無料体験できる点です。

10,000文字以内までなら、無料で40以上のユースケース、30以上の言語、20以上のトーンの選択が可能。

高機能なSEOライティングツールFraseは、5日間のトライアル期間でも1ドルの費用が必要です。

初期費用無料で利用できるRytrなら手軽に使い始められます。

２.【メリット】ユースケースの種類が豊富

Rytrはビジネスに特化した執筆AIであり、出力できる文章スタイルの幅広さが特徴です。

ブログの文章やビジネスのアイディア以外に、わずかですがクリエイティブな文書の作成もできますよ。

その他、YouTube動画のチャンネルや動画の説明書きも生成してくれます。

下記から今一度Rytrの幅広いユースケースをチェックしておきましょう。

３.【デメリット】インターフェイスがすべて英語表示

Rytrにはメリットも多い一方、デメリットもあります。

出力結果は日本語を選択可能ですが、使用するトーンやユースケースがすべて英語表示であるため、日本語化するためにはGoogle翻訳の機能を利用する必要があります。

なお、本記事では、すべてのトーンやユースケースの日本語訳を掲載しました。文章を生成するときにぜひ役立ててみてくださいね。

Rytr（ライトル）に関するQ&A

本記事ではRytrに関して解説しました。ここではよくある質問に回答します。

• 日本語に対応していますか？
• スマホでも利用できますか？
• Rytrを利用するときの注意点は？
• Rytr以外にAIを活用したライティングツールはありますか？

日本語に対応していますか？

Rytrは日本語の出力に対応していますが、インターフェースは英語表示です。

Google翻訳を利用すると、インターフェイスを日本語表示可能です。

本記事ではトーンやユースケースの日本語訳一覧を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スマホでも利用できますか？

Rytrはスマホでも利用可能です。

しかし、スマホでは、ブラウザのように使用ケースやトーンなどの選択画面と、実際に出力された文章の両方の画面を並べての表示はできません。

使いやすさでは、PCブラウザ版のほうが優れていると言えるでしょう。

Rytrを利用するときの注意点は？

Rytrに限らず、文章生成AI全般に言えることですが、AIは間違えることがあります。誤解を招く表現や、文脈に沿わない文章を作る場合があります。

生成された文章をそのまま使用せず、情報や文脈のチェックは必須です。

その他、無料プランで生成できるのは1か月10,000文字までです。使用頻度が高く、文字数オーバーとなる場合は、有料プランを検討しましょう。

Rytr以外にAIを活用したライティングツールはありますか？

Rytr以外にも、AIを活用したライティングツールは存在します。

おすすめの執筆AIをいくつかピックアップしました。

• Writesonic（ライトソニック）
• ELYZA Pencil（イライザペンシル）
• Frase（フレーズ）

上記のツールについて詳しく解説している記事があるので、参考にしてください。

まとめ

本記事ではRtyrについて解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

• Rtyrは、ブラウザからアクセス可能なAIライティングツール
• 直感的なインターフェースを使用して文章を生成可能
• 全世界の有名企業がRytrユーザーを使用
• 無料版であれば1ヶ月10,000文字まで生成可能
• 使用できるトーンとユースケースが豊富

ChatGPTと異なり、Rytrは複雑なプロンプトを入力する必要がありません。

文章生成の型であるユースケースは40種類以上用意されており、様々なビジネス文書の作成が可能です。

慣れないAIを使う不安がありつつも必要性を感じている人は、本記事を参考にしてRytrを利用してみてください。