2022年11月にChatGPTがローンチされて以来、AIツールが続々とリリースされています。気になりつつも、以下のような疑問をお持ちの方もいるでしょう。
- 日々の業務サポートに最適なAIツールを知りたい
- 日本語に対応しているAIツールってどれ?
- 無料で使えて便利なものってある?
結論から言うと、今までにリリースされたAIツールは100個以上。毎日次々とリリースされているため、選ぶのも一苦労です。
そこでこの記事では、おすすめのAIツールを厳選して19個ピックアップ。それぞれの特徴をわかりやすく紹介します。
自分に合ったAIツールを探している方は参考にしてください。
AIツールを選ぶ際のポイント4選
AIツールを選ぶ際には、次の4つのポイントに気をつけましょう。
- 目的や課題解決に役立つか
- 有料の場合は予算内か
- 企業の場合は導入実績があるか
- クラウド型かオンプレミス型か
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.目的や課題解決に役立つか
解決したい課題や問題を明確にし、ツールが問題解決に役に立つかを知ったうえで利用しましょう。例えば、AIツールでできる問題解決には次のようなものがあります。
- 文章の生成や編集
- 音声の文字起こし
- 画像や音楽の生成
AIツールにはそれぞれ得意な分野があるため、目的にあったツールを選ぶことが重要です。
うまく活用すれば時間や手間をカットでき、生産性が上がる可能性は大いにあるでしょう。
2.有料の場合は予算内か
無料で利用できるツールもある一方で有料のものもあります。多くの場合は、月間数千円の範囲です。
まれに数万円するケースもあるので、利用する際は、導入コストやランニングコストが予算内に収まるかを確認してからにしましょう。
3.企業の場合は導入実績があるか
企業内で利用する際は、AIツールの導入実績や情報漏洩の心配がないかをチェックする必要があります。そのためにも大企業での導入実績があると安心して利用できるでしょう。
AIツールに読み込ませる情報が漏洩しないかも確認する必要があります。ホームページに取得した情報の処理について記載されていることもありますが、無ければ問い合わせましょう。
また、社内の不特定多数のスタッフが利用するのであれば、操作が簡単で、UIやデザインが優れたものを選ぶことも重量です。
4.クラウド型かオンプレミス型か
AIツールには、クラウド型とオンプレミス型の2種類があります。クラウド型は、ネット上でAIの学習やデータ処理をおこなうため、自社のサーバーや端末で複雑な情報処理をする必要がありません。
一方オンプレミス型は、必要なソフトウエアやハードウエアを自社で保有・管理します。手間やコストがかかりますが、情報漏洩の心配がありません。
どちらを選択するかは自社の環境に合わせて選ぶ必要があるでしょう。
言語型AIチャットツール3選
AIツールの基本となる言語型AIチャットツールを3つ紹介します。
- ChatGPT|OpenAI社が提供するAIツールの基礎
- Copilot|マイクロソフトが提供する生成AI
- Bard|Googleが提供する会話型生成AI
どれも無料で利用できるAIツールです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
1.ChatGPT|OpenAI社が提供するAIツールの基礎
さまざまなAIツールの基礎となっているのがChatGPT。2022年11月にOpenAI社がリリースした大規模言語モデルバージョンのAIツールです。
2024年1月の時点では、無料で使用できるのはChatGPT-3.5。アカウントを作成したら、誰でも利用できます。
プラグインを入れれば最強
ChatGPTにはプラグインがあり、好みの機能を追加して便利に使えます。例えば次のようなプラグインがあり非常に便利です。
- SEO.app:SEO総合支援
- VideoInsights:YouTube動画要約
- WebPilot:Webサイトチェック効率化
- Expedia:旅行計画支援
- Zapier:ビジネスツール自動化
- Photorealistic:画像出力プラグイン
- 食べログ:お店検索
- PromptPerfect:プロンプト自動改善
- LinkReader:物語執筆
- Now:トレンドのリアルタイム検索
プラグインを利用するためには、有料のChatGPT Plusに加入する必要があります。2024年1月現在の月額は20ドル(約3,500円)。プラグインの詳しい解説は、こちらの記事を参考にしてください。
2.Copilot|マイクロソフトが提供する会話型生成AI
Copilot(コパイロット)は、Microsoft社が提供するBing検索にOpenAI社のGPT-4を搭載したAIチャットボット機能を加えたものです。名称を「Bing Chat」から「Copilot」に変更。利用するには、Microsoftアカウントでのログインが必要です。
正式にサポートされているブラウザはMicrosoftEdgeとGoogleChrome。DALL-E 3による画像生成などのタスクも月100枚まで可能です。
さらに、Microsoft365のアプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams)と連携できるため、業務効率化に役立ちそうです。
Excel以外は日本語にも対応していますよ。
3.Bard|Googleが提供する会話型生成AI
Bard(バード)はGoogleが開発した対話型AIチャットサービスで、テキストの生成や翻訳などができます。
日本語版は2023年5月に一般公開され、Googleアカウントにログインするだけで無料で利用可能。画像のアップロードや読み込みも可能で、Google検索による最新情報へのアクセスもできます。
拡張機能を利用してGoogleツールと連携ができるため、多様な活用方法が考えられます。使用できる主な拡張機能は以下の通り。
- Gmail
- Googleドキュメント
- Googleマップ
- Googleホテル
- Googleフライトなど
次のような質問をすれば、各ツールを連携させて最適解を提案してくれます。
「お正月の沖縄行きのフライトを検索して。ちなみに平均気温はどれくらい?」
「年末年始の 4 日間の神戸旅行で滞在できるホテルを探して。」
対応しているブラウザは以下の通り。
- Chrome
- Safari
- Firefox
- Opera
- Edgium
Birdを使用するには、18歳以上と認識されたアカウントであるのが条件です。
2024年1月にGeminiをリリース
2024年1月、Googleは高性能AIモデルGeminiを発表しました。テキスト、画像、動画、音声、コードなどの複数の情報形式を理解するマルチモーダル生成AI。
以下の動画ではGeminiが映像を認識し、音声での質問に回答している様子が配信されています。
現在のところGooglePixel8Proと、GoogleBardの英語版で利用可能です。
文章を生成してくれるAIツール12選
AIツールの中で文章生成に特化したものを10個紹介します。
- AIチャットくん|LINEで利用できる生成AI
- character.ai|著名人と会話が可能
- AIのべりすと|日本語に対応した小説生成
- Frase|SEOライティングに特化
- Catchy|100種類以上の文章を生成
- ChatPDF|PDFを一瞬で要約
- Notion AI|Notion上で使用できるAIツール
- ELYZA Pencil|キーワードを入力するだけで文章を生成
- Rytr|選択式で文章を生成
- Copy.ai|テンプレートが90種以上
- トランスコープ|SEOに強いAIライティングツール
- Creative Drive|独自のSEOロジックによるAIライティングツール
順番に見ていきましょう。
1.AIチャットくん|LINEで利用できる生成AI
2023年3月にリリースされて以来、3カ月半で累計ユーザーが200万人を突破したAIチャットくん。LINEで手軽に生成AIとチャットができるサービスです。
利用料金は、1日5通まで無料。月額980円のプレミアムプランに加入すれば、無制限でチャット可能です。友達追加だけで使用できる手軽さも人気の秘密。
ChatGPT-3.5に加え、OpenAI社の音声認識モデルWhisper APIを利用しているため、音声入力でも楽しめます。
2.character.ai|著名人と会話が可能
著名人やアニメキャラクターと会話ができるのが「character.ai」です。リリース1週間で170万以上ダウンロードされるほど注目が集まりました。
以下のような有名人になりきったAIと会話できます。
- イーロン・マスク
- リオネル・メッシ
- バラク・オバマ
アニメ鬼滅の刃の主人公竈門炭治郎や、SPY×FAMILYのアーニャ・フォージャーとも会話できますよ。
基本無料で使用でき、月額9.99ドル(約1,400円)のサブスクプランもあります。課金すればコミュニティが利用でき、レスポンスも早くなります。日本語版はリリースされていますが、翻訳が不自然なときもあるようです。
3.AIのべりすと|日本語に対応した小説生成
文章生成AIの中でも小説の執筆に特化したのが「AIのべりすと」です。
入力したテーマに基づいた文章を生成してくれる小説モードと、会話パートを生成してくれるチャットモードのふたつがあります。日本語をベースに学習させているため、日本語生成に強いのも大きな特徴といえます。
アカウント登録すれば無料で利用可能。有料プランにすれば、最大出力文字数が増え、執筆がスムーズになるでしょう。
AIのべりすとのなかで、イラスト生成もできるため、表紙や挿絵などに利用できます。ただし画像生成にはトークンが必要です。
4.Frase|SEOライティングに特化
Frase(フレーズ)は、キーワードを入力すればGoogle検索の上位記事を分析して、SEOに強い記事を作成してくれるAIツール。日本語での文章生成のクオリティが高く、WordPressやサーチコンソールとの連携も可能です。
接続詞の使い方や文章展開が多少不自然な場合もあるため、たたき台として利用するには便利だといえます。
ただし利用には課金が必要です。一番安いプランでも月約15ドル。月に4本までの制限があります。Googleドキュメントと連携させるのであれば、3人のチームで利用できる一番高いプラン(月114.99ドル)の契約が必要です。
1ドルで5日間のトライアルが用意されているため、まずは試しに利用してみると良いでしょう。
5.Catchy|100種類以上の文章を生成
Catchy(キャッチー)は国内で開発されたAI執筆ツール。2022年6月にリリースされ、わずか2カ月で会員数1万人を突破し、多くの企業に導入されています。
100種類もの文章が生成でき、以下のようなスタイルに対応しています。
- 記事作成
- キャッチコピー
- メールの返信
- SNS投稿文
- サイト作成
無料プランはクレジットカードの登録なしでも利用できますが、使えるのは月に1プロジェクトまで。制限なしに利用できるのは月9,800円のProプランです。
執筆後のファクトチェックは必要ですが、さまざまな文章を生成してくれるので、業務効率化に役に立つのは間違いないでしょう。
6.ChatPDF|PDFを一瞬で要約
PDFを読み込んで要約してくれるのがChatPDF。ログイン不要で、1日120ページを3本までなら無料で利用できます。
英語論文を読み込ませて、日本語での質問にも対応。MicrosoftのEdgeで利用すれば、論文を開いただけでサイドバーに読み込んで質問ができます。
数日にわたって同じ論文を使用して作業したい場合は、アカウントを作成しましょう。
アカウントがあれば、数日にわたってログが残せますよ。
また、スマホアプリからでも利用可能です。
7.Notion AI|Notion上で使用できるAIツール
Notion(ノーション)は、メモやタスク管理、議事録、データベース化など多機能に使えるクラウド型アプリ。新たにAI機能が搭載されました。
もともとNotionでできることに、ドキュメント作成・ホームページ作成・タスク管理・情報共有などがありますが、そこにAI補助機能が加わりました。
AI補助機能が使用できるシーンは以下の通り。
- 記事作成
- SNS投稿
- 小説執筆
- 文章の校正・要約
- 翻訳
- アイデアのブレインストーミング
- 表の作成
無料でのAI利用は、ワークスペース全体で最大500回まで。有料の場合は、メンバー1人当たり10ドル(年払いは8ドル)で無制限に利用できます。
NotionAIの利用には、Notionのアカウントが必要です。クラウド型で、メール登録・Googleアカウント・appleアカウントで簡単にサインアップできますよ。
8.ELYZA Pencil|キーワードを入力するだけで文章を生成
東京大学発のスタートアップが開発したのがELYZA Pencil(イライザペンシル)。キーワードを入力するだけで文章生成が可能です。
ブラウザからアクセスするだけで、会員登録せず誰でも無料で使えます。日本語特化の大規模言語AIイライザを使用しているため、自然な日本語でのやり取りが可能。
登録できるキーワードは2個から8個までです。できるだけ多くのキーワードを登録した方が精度の高い文章を生成可能。
文章要約に特化したELYZA DIGESTを利用すれば、どのような長文でも3行に要約してくれるので、合わせて使うと便利ですよ。
9.Rytr|選択式で文章を生成
Rytr(ライトル)は、世界中の有名企業に所属するコピーライターやマーケター、起業家が利用するライティングアシスタントツール。30以上の言語に対応し、文章の表現スタイルも20種類以上から選択できます。
月10,000字までの生成なら無料で利用でき、画像も5枚まで生成可能。ChatGPTのようにプロンプトを入力する必要がなく、プルダウンメニューからワンタッチで希望の生成スタイルを選択できます。
アイデア出し、コピー作成、コンバージョンを促すなどビジネスに役立つ文章作りが得意です。Chromeの拡張機能として使用できるので、試しに導入してみてはいかがでしょうか。
10.copy.ai|テンプレートが90種以上
Copy.aiは、日本語に対応している文章生成ツールで、世界で800万人以上が利用しています。90種類以上のテンプレートがあり、プロンプトを1から作り出す必要がありません。
ただしテンプレートが利用できるのは有料プランのみ。ワード数の上限なく、テンプレートも利用できる有料プランは月49ドル(約7,000円)です。
ファクトチェックは必要ですが、ブログ記事なら約5分で作成できます。
11.トランスコープ|SEOに強いAIライティングツール
トランスコープは、SEO記事や社内文章のライティングに最適な文章作成AIツール。言語モデルにはChatGPTの最新APIであるGPT-4を採用しており、高品質な日本語文章の作成が可能です。
Googleで上位表示されている競合サイトを分析し、よく使われている重要キーワードや見出し構成を抽出。分析結果を踏まえて文章を生成するため、ChatGPT単体では生成できないより網羅的でSEOに強い文章を作成することが可能です。
全く同じ条件で文章を生成しても異なる文章が生成されるため、インターネット上に存在する文章と似ている内容が生成される心配もありません。
1週間の無料トライアルを利用できるため、気になる方は以下のリンク先からトランスコープを利用してみてください。
12.Creative Drive|独自のSEOロジックによるAIライティングツール
Creative Drive(クリエイティブドライブ)は、SEO特化型のAI自動記事作成ツールです。GPT-4をベースにした独自のSEOロジックにより、競合分析からコンテンツ設計までのSEO対策を自動化し、ユーザーの検索意図を汲み取った高品質な記事を生成できます。
5,000〜10,000文字の記事を素早く作成できるため、執筆時間を大幅に削減できるのが特徴。従来、SEOコンサルタントやライターに依頼していたSEO分析から記事執筆までの工程を自動化することで、コスト削減にもつながります。
また、AIが生成した複数の記事アイデアを比較検討しながら最適な文章を選択・編集できるため、質の高い記事を効率的に量産することが可能です。
Creative Driveは、時間と手間をかけずに、検索上位表示を狙える記事を自動生成できる画期的なツールといえるでしょう。
無料プランも用意されているので、気になる方は以下のリンク先から登録してください。
その他のAIツール|5選
文章以外にも、AIツールを利用すればさまざまなものが制作できます。
その中から5つをピックアップしました。
- Rimo Voice|AI文字起こしツール
- SOUNDRAW|楽曲を自動生成
- Tome|プレゼン資料やスライドを生成
- Brandmark|ブロンドロゴ生成ツール
- Looka|ロゴ生成ツール
詳しく見ていきましょう。
1.Rimo Voice|AI文字起こしツール
Rimo Voice(リモボイス)は、ChatGPTを活用した文字起こしツールです。会議の録音から文字に起こしてくれるだけでなく要約も可能。
1時間の音声データなら、5分前後で文字起こしが完了します。テロップ作成もでき、面倒な動画編集の作業効率化に役立ちます。
最初に60分の無料トライアルが利用できますが、基本は有料。約1時間の文字起こしには2,640円が必要ですが、情報セキュリティ認証ISMSを取得しているため、機密情報などの議事録作成に重宝します。
2.SOUNDRAW|楽曲を自動生成
SOUNDRAW(サウンドロー)は、数回のクリックだけで簡単に楽曲を生成できるAIツール。自動生成した楽曲を商業利用できます。
生成した楽曲から収益が発生してもSOUNDRAWに手数料を払う必要はありません。ただし、生成した楽曲をそのまま販売するのはNGです。販売や配信のためには、生成した楽曲をもとに60%以上の新しい音源を追加して編曲する必要があります。
無料でお試しする場合は、アカウント登録不要でブラウザから利用可能。有料プランはBGM制作が可能なクリエイタープランで月16.99ドルから。
ボーカルを加えた楽曲を制作したい場合は、月39.99ドルのアーティストプランが必要です。
3.Tome|プレゼン資料やスライドを生成
Tome(トーム)は、AIを活用したプレゼン資料作成ツール。日本語に対応しており、iPhoneやiPadでアプリ利用も可能です。
概要を1行入力するだけで、スライドを画像つきで生成してくれます。
作成後の編集が自由にできるため、たたき台を短時間に用意できて便利ですよ。
登録時に配布される500クレジット内であれば無料で生成できます。無料の場合、個人のプロジェクト作成数に制限はありませんが、2人以上の共同作業であれば50件まで。
有料版は月10ドルで、プロジェクト数やクレジット数に制限がなくなります。
Tomeのような資料作成ツールは、beautiful.aiやCanvaなどもおすすめです。
4.Brandmark|ブロンドロゴ生成ツール
今までは専門デザイナーに発注していたブランドロゴもAIツールで生成可能です。Brandmarkは画像生成AIのなかでもロゴ生成に特化しているAIツール。
登録不要かつ無料、何度でも生成できます。ただしダウンロードには有料プランの契約が必要。
ベーシックプランは月25ドル(約3,600円)でPNG形式のみ。月65ドル(約9,500円)のデザイナープランでは以下の画像形式でダウンロードできます。
- jpg
- png
- svg
- eps
ダウンロードした画像ファイルを、illustratorなどのツールで微調整したい方は、デザイナープランがおすすめです。
Namelix(ネームリックス)というサブサービスを利用すれば、ブランド名をサービス内容から生成してくれますよ。
5.Looka|ロゴ生成ツール
Looka(ルックア)は、おしゃれなロゴを生成してくれるAIツールです。有料プランに登録するとロゴだけでなく、以下のようなものもデザイン可能。
- ブログバナー
- ポスター
- 請求書
- ビジネスカード
- プレゼン資料
無料プランはなく、PNG形式のロゴファイルを1つダウンロードするのに20ドル必要です。日本語ロゴには対応していませんが、オシャレで洗練されたロゴデザインを生成してくれると好評。
デザインを外注せずLookaでロゴを生成して、そのままブランドキットを購入すればいいと考える人も増えそうですね。
AIツールに関するQ&A
AIツールに関する、よくある質問についてまとめました。
- おすすめのAI似顔絵作成ツールはありますか?
- おすすめのAIイラスト生成ツールはありますか?
- AIツールを使用する際の注意点は?
- AIツールができることは?
- AIと人工知能の違いは?
- AIが苦手なことは?
順番に見ていきましょう。
- おすすめのAI似顔絵作成ツールはありますか?
-
AI似顔絵ツールは、数多くリリースされており、ここでは次の11種類をご紹介します。
- Meitu|無料で3回までAIアニメーションが作成可能
- GoArt|広告を視聴すると無料でAIアバターを作成可能
- ToonMe|外国風イラストが無料でダウンロード可能
- Voila AI Artist|無料で使えるカトゥーン風、スケッチ風イラスト作成アプリ
- SNOW|AIレトロ漫画が作成可能
- Beauty Plus|AIイラストレーター機能が利用可能
- PhotoDirector|AIイラストフィルターを始め10のスタイルが選択可能
- PicsArt|ペットやカップルのAIアバターを作成可能
- AI PICASSO|人と動物の似顔絵を作成可
- YouCamPerfect|盛れるAIアバターとして人気
- ばりぐっどくん|LINEと連携したAI似顔絵作成サービス
無料で作成できるものから有料のものまでさまざま。さらに作風もアニメ調からディズニー風、リアル絵画風など仕上がりの好みによって選ぶツールが変わってくるでしょう。
詳細は、こちらの記事を参考にしてください。
【無料】AIで写真から似顔絵に!2024年最新おすすめアプリ11選 | meta land SNSのプロフィールを自分の似顔絵にしたいけれど、どんなアプリを使えばよいか迷っている人向けの記事です。、本記事では、おすすめ11種類のアプリを紹介します。 - おすすめのAIイラスト生成ツールはありますか?
-
似顔絵ではなく、入力したテキスト情報から画像生成できるAIツールもあります。スマホアプリとWebブラウザ版とがあり、自由度も高いものも多数。
おすすめのAIは、次の8個です。
- Ai picasso|AI似顔絵を作成可能
- Craiyon|画像生成AIを使って絵を描くサービス
- DALL·E 2|OpenAIが提供している画像生成AIツール
- dream by WOMBO|AIでアートや絵画を自動生成できるアプリ
- Playground AI|無料で1日に画像を生成
- Vivd AI|最新のAI技術を使った画像加工機能
- Snow|AI機能がある人気写真加工アプリ
- Canva|イラストメーカーにAI機能が実装
自分の好みの作風に近いツールを使用したり、海外発のツールで英語で指示出しすることでクオリティが上がりますよ。
【無料】AIイラストメーカーおすすめ8選|PC・ブラウザ版なども併せて解説 | meta land 話題のAIイラストメーカー8選をご紹介。それぞれの特長・使い方・イラスト例などがわかります。関連記事にて各AIイラストメーカーの詳しい情報へアクセスできるので、好み… - AIツールを使用する際の注意点は?
-
AIツールを利用する際には次のようなことに注意しましょう。
- プライバシーに配慮する
- AIツールの限界を理解する
- AIツールの結果を検証する
- 利用規約を確認する
とくに個人情報や社内機密を含むデータを扱う場合には、注意が必要です。入力したデータがインターネット上でAIの学習データとなることもあります。
そのため利用規約を確認し、情報流出の恐れがあるときは使用を控えましょう。
- AIツールができることは?
-
AIが得意なことは「画像認識」「音声認識」「自然言語処理」の3つです。
- 画像認識:写真や映像から何が映っているかを判断する
- 音声認識:音声からテキストに変換する
- 自然言語処理:テキストから意味を理解し、自動翻訳・文章生成・予測分析などに利用する
このうち、どの機能が得意かはツールによって違います。GTP4やCOPILOT、Bard、Geminiなどは、すべての機能を総合したAIツールになるようアップデートされ続けており、AIツールでできることは増えていくでしょう。
- AIと人工知能の違いは?
-
AIの日本語訳が「人工知能」です。AIは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略称。
「Artificial(アーティフィシャル)」は「人工的な」、「Intelligence(インテリジェンス)」は「知性」という意味を持っています。つまり、AIは「人工知能」という意味になります。
- AIが苦手なことは?
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AIが苦手なことには次のようなものがあります。
- 合理的ではない作業
- 倫理観がともなう作業
- 元データが少ない作業
- 判断基準がないときの選択
- 言葉の意図を理解した解釈
かなり精度が上がってきていますが、大量のデータをもとに動くのがAIです。元になるデータが少ない状況や感情が優先される状況での判断などは不得意といえるでしょう。
まとめ
この記事では、おすすめAIツールを19個紹介しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- AI生成ツールには言語・画像・楽曲など多様なものがある
- 無料プランで使い勝手を体験してみるのがおすすめ
- ドル決済のものは毎月に使用額がレートにより変化する
- 日本語に対応していないものもある
今後も、より精度が高いAIツールが発表されていくでしょう。上手に利用すれば、日々の業務を効率化できるはず。
相性の良いAIツールを見つけるための参考にしてくださいね。